在宅勤務によるリモートセクハラと対策
在宅ワークにも慣れ、冗談をいう余裕ができはじめたころに陥りがちなのが「リモートセクハラ」「リモートハラスメント」です。
冗談のつもりや、セクハラのつもりがない発言でも、相手にとっては大きな問題になる可能性がありま。どのようなものが相手を不快にさせてしまうのか、しっかり覚えておく必要があります。
リモートセクハラの代表的な例
部屋へのセクハラ
直接会って話す場合には、まったく問題にならなかったのが女性の部屋についての発言です。
「もっと部屋を見せて」という発言はもちろん、「部屋可愛いね」「男を喜ばせそうな部屋だね」といった会話は、女性によっては十分リモハラに値します。
仕事に必要のない発言を避けなければ、在宅勤務がおわった後に問題化したり、リモート中でも女性たちのなかで不満がつのり、当人が知らないチャット部屋で悪口の嵐が発生しているかもしれません。
体型変化へのセクハラ
自宅にいる時間が多く、外出自粛中であれば、体型に変化があってもおかしくありません。
普段絶対NGキーワードでる「太った」という発言も、リモートワークという状況下であれば言ってしまいがちではないでしょうか。
リモートでなくても言ってはいけない言葉ではありますが、離れているからと言って軽はずみな発言をしないように気を付けましょう。
化粧へのセクハラ
在宅勤務になったぶん、普段よりも相手の顔を見る機会が逆に増えていませんか。
女性側がいつも通りの恰好をしていても、「すっぴんなの?」「今日は化粧ちゃんとしてるね!」といった会話になりがちです。
そもそも化粧は女性側が配慮の元におこなってくれているにすぎず、すっぴんだろうとも化粧をしていようとも、男性側にそれを揶揄する権利はありません。
休憩時間へのセクハラ
オンラインでは、相手の行動のすべてを見ることはできないため、レスが遅かったり、テレカンが通じないと「何やってたの?」と配慮なしに発言してしまいがちです。
また、休憩時間にはいっているということが明確になりやすいのもリモートワークの特徴であり、休憩中になにをやってたかを聞いてしまいがちですが危険です。
パソコンの向こうに私生活が垣間見えるという生々もあり、「トイレ行ってたの?」という発言もでてきてしまいがちですが、絶対にやめましょう。
不必要な個別チャットもリモハラ
グループでのオンライン会議やグループチャット以外で、個別チャットを送り、1対1の個別ミーティングすることもできるだけ避けましょう。
個別にやりとりすると気が緩んでしまい、プライベートなことに話が及んでしまい事故が起こりがちです。
オンライン飲みなどに気軽に誘ってしまうと、想像しえないセクハラの事態に発展するかもしれないので、業務上必要のないコチャはできるだけ避けましょう。
オンラインだからこそ気を付ける
zoomやSlack、ベルフェイスなどのオンライン会議ツールは非常に便利です。その便利さに甘んじて、普段の仕事生活ではありえないような行動や発言が増えて社会現象化しています。
今はまだ大きな事件になっていないだけで、半年もすればリモートセクハラ話が暴露され、多くの男性がさらされるかもしれないので、気を付けて仕事すべきです。
会議は3人以上にする・PCのカメラ画像は必要時以外はオフにする、といったルール作りをすることでリモハラにならない仕事環境をつくりましょう。
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