SMARTをつかった目標設定
目標設定を行う際に、絶対に心掛けておきたいのが、測定可能=メジャラブルであるかどうか。目標設定は「SMART」に行いましょう。
S.M.A.R.Tモデルによる目標設定法
目標設定する際に必要な要素の頭文字をとり、集約したハウツーを「SMARTモデル」と呼びます。
- ・Specific:具体的である
- ・Measurable:測定可能である
- ・Attainable:120%頑張れば達成可能である
- ・Realistic:組織のビジョンに一致させる
- ・Timely:期限が明確である
Specific(具体的・明確)
目標が具体的であればあるほど、達成するための計画や手段を考えやすくなります。
また、そこに至るまでに弊害になりそうなリスクも、予め想定できるようになるため、目標は誰にでもわかる具体的なものでなければいけません。
Measurable(測定可能)
つまり、数字で判断が付き、定量的なものを目標に据えるべきということです。
メジャラブルでなければ、KPIの設置ができず、誰が何をどのように直せばよいのかわからなくなってしまいます。
逆に数字で管理出来ていれば、進捗の具合によって打ち手を打つことができます。
Attainable(達成可能)
Achievable は 「 達成可能な 」 という意味ですが、あまりにも容易に設定すると、そもそもの目標に到達できません。
ストレッチした目標を設定し、達成しつつ成長できるような目標を設定しましょう。
Realistic(組織ビジョンとの結合)
チーム単位の目標が、より広意義な組織のビジョンと一致していることが重要です。
本質的な意味合いでは、「何のために目標達成するのか」それを説明できるような目標を設定することです。
Timely(期限)
期限の必要性。多くの組織では1か月以内の目標設定がなされているため、基本的には出来ているはずの項目。
さらに、KPI毎にTimelyな期限設定ができるようになれば、「先延ばし」を封じたり、売上進捗の確認がしやすくなります。
SMARTモデルのまとめ
もともと著名な経営学者のPeter F. Druckerが提唱したものですが、シンプルかつどの組織でも一貫して利用できる方程式のため、覚えておいて損はないです。
特に、Measurableは、目標を設定するうえで不可欠な要素です。
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