アイデアの出し方!チームで考える発想方や思考法
アイデア出しに困ったり悩んだりしたら、フレームワークを使うのがおすすめです。先人たちが編み出した、アイデア出しの思考法をご紹介します。
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アイデア出しにお勧め!6つの発想法
1.しりとり法
しりとり方は、指定したキーワードからしりとりをしていくだけのアイデア出しのフレームワークです。
例えば、「塾」というキーワードで始まった場合、塾→くちばし→歯科→かもめ→メバル→ルンバ→バリューと、前後の脈絡や関係性を一切考えずに自由にしりとりをします。
最後に出てきた単語を掛け算することで、アイデアに昇華していく
- ・塾×くちばし
- ・塾×歯科
- ・塾×かもめ
- ・塾×ルンバ
2.シックスハット法
シックスハット法は、6つの色違いの帽子を用意することから始め、帽子それぞれの意味を決めます。例えば、
・白 ・・・ 客観的思考:数字・情報・データ・事実
・赤 ・・・ 直感的思考:感情・感覚・直感
・黒 ・・・ 否定的思考:懸念・注意・否定
・黄 ・・・ 肯定的思考:評価・肯定
・緑 ・・・ 創造的思考:提案・刷新・創造
・青 ・・・ プロセス管理思考 :俯瞰・管理・結論
とします。この6つの帽子を順番にかぶることで、思考の切り替えを行うのがシックスハット法です。シックスハット法では、かぶっているハット(帽子)の色以外の発言は許されません。
例えば、最初は参加者全員で赤の帽子をかぶり、想いのままに意見を述べます。
意見が一周したら別の帽子を被り、緑の帽子をかぶり創造性をふくらませ、黒の帽子をかぶれば否定的な意見のあぶり出しを行うことで視点を切り替え、アイデアが出やすい柔らかい頭にできます。
3.等価交換法
- 対象となるテーマを決めます
- その対象と等価なモノを探します
- その等価のモノと置き換えて、そこから発想します
- 3で得たアイデアを使って、改めてテーマについて考えます
例えば、
- 1.学習塾
- 2.家庭教師
- 3.家庭教師は自分で時間が選べるうえ、自宅で利用ができて便利だ。一人で勉強に集中できる。だけど、学習塾に比べて高い。
- 4.学習塾は、切磋琢磨する環境がもとからあるうえ、家庭教師より安い。更に、自宅で講師の話しが聞けるオンライン講義も開設すれば、家庭教師業界を席巻するかもしれない。
といった使い方を行います。
4.ブレインストーミング
ブレストの略語で広く浸透していて、会議の意見だしでも良く使われています。
- 自由にポジティブに考える
- 誰かの意見に一切の否定を行わない
- 判断・結論を出さない
- 質より量を重視する
- 誰かの意見に乗っかる
- 誰かの意見を広げる、水平展開する
この6つを厳守し、意見を自由に出し合うのがブレストです。ブレストの運用には注意が必要で、自由さが逆に不自由を生み、有用な意見が見つからないまま終えてしまうことも多いです。
司会進行がちゃんとブレストの意味とコツを理解し、終点を見つけれるかが鍵になります。
ブレストの意味は「大量の意見出し」であり、その中から生産性の高いアイデアを創出するコツは「誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視して発展させる」ことです。
5.ゴードン法
ゴードン法はブレーンストーミングの派生です。
ブレーンストーミングと異なるのは2点あります。
- 2セットに分けて行うこと
- 1セット目では本来のテーマではなくもっと広いテーマでブレストを行う
ゴードン法1セット目
テーマを広げることで、アイデア出しの視点も広げるのが1セット目に重要なことです。例えば「サプリ関連のWebサービス」の新サービス企画を考えたいとします。
その際に、いきなり「サプリ関連のWebサービス」でブレストをしてしまうと、これまでの経験が思考に制限をかけて、知らず知らずのうちに固定概念に縛られたアイデアばかりが出てします。
従って、1セット目には「普段の生活であったら便利なWebサービスのアイデア」などのテーマでブレストを行い、アイデアを募ります。ちなみに本来のアイデアは司会者のみ知っていることが鉄則です。
ゴードン法2セット目
2セット目に、本来のテーマである「サプリ関連のWebサービス」でブレストします。
1セット目で出たネタも使い、ブレストを行うと視点が面白いアイデアがでてくることになります。
6.オズボーンのチェックリスト
アイデアを大量に創り出したいとき、新規事業を考えるとき、事業の横展開を考えたいとき、そんなときに便利なフレームワークが「オズボーンのチェックリスト」です。
9つのチェックリスト「①転用②応用③変更④拡大⑤縮小⑥代用⑦置換⑧逆転⑨結合」に照らし合わせて、アイデアの視点を変えていきます。「絶対これを埋める」という制約を設けて、書いてもらうだけです。
①転用
使い方は他に考えられないか、新しい利用方法はないのか、他分野に適応できないか
②応用
似たものはないか、何かの真似はできないか
③変更
変えたらどうなるのか。意味、色、動き、音、臭い、形、型、様式など
④拡大
大きくしてみたらどうだろうか。増やしてみたらどうだろうか。
〈物理的な〉大きさ、強さ、高さ、長さ、厚さ、回数〈概念的な〉時間、頻度、ターゲット、価値、空間、目的
⑤縮小
小さくしてみたらどうだろうか。何か減らせないか、シンプルにできないか
⑥代用
人、順番、もの、配置、位置、材料、素材、時間、パターン、レイアウト、やり方、結果と原因、場所
⑦置換
入れ替えを行なってみたら、どうか。顧客、配置、位置、時間、レイアウト、やり方
⑧逆転
逆さまにしてみてはどうだろうか。反転、前後、左右、上下、順番、役割
⑨結合
組み合わせを行なってみたらどうだろうか、ブレンドしたらどうだろうか、合体したらどうだろうか。
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