不動産屋は住みたいところの近くに行くべき?エリアが決まってないときは?
「不動産屋は住みたいところの近くにすべき?」
「来店できない時はどうすればいい?」
進学や就職、転勤などで遠方に引越す人は意外と多いです。知らない街で過ごすとなると、どんな生活になるか想像するだけでも楽しいものです。
しかし、遠方に引越すとなると部屋探しが大変です。住みたいところの近くの不動産屋に行くのが面倒、どうやって物件探しすべきか不安になりますよね。
そこで当記事では、住みたいところの近くにの不動産屋に行ったほうが良い理由や、住みたいエリアが決まってない・来店できない時の対処方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
目次
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
不動産屋は住みたいところの近くに行くべき?
不動産屋は住みたいところの近くが良い
- 物件ごとの情報を豊富に持っている
- 周辺環境に詳しい
- 住みたい街の雰囲気を実際に確かめられる
- 当日にそのまま内見に行ける可能性がある
- ネット上に公開できない物件が出てくる可能性がある
不動産屋は住みたいところの近くに行ったほうが良いです。他の利用客の同行で内見をしているので、物件ごとの情報を豊富に持っている可能性が高いです。
治安・買い物環境・通勤ラッシュの混雑状況など、周辺環境にも詳しいです。地元民しか知らないような情報も教えてもらえます。
また、住みたいところの近くの不動産屋に行けば、自分の目で街の雰囲気を確認できます。内見にもすぐいけるので、当日すぐに2~3件回れたりもします。
住みたいところの近くの不動産屋に行くデメリットもある
- 不動産屋に行くまでに時間やお金がかかる
- 周辺の物件しか紹介してもらえない可能性がある
- 場合によっては数日予定を空けなくてはいけない
- おとり物件だった場合は時間の無駄になる
遠方に住んでいる人は、住みたいところの近くの不動産屋に行くまでに時間・お金がかかります。移動が面倒に感じる人も多いです。
家の近くの不動産屋に行くと、引越し先のエリアに対応していないと言われる場合があります。
当日に内見出来ない場合は数日の予定を空けなければいけません。おとり物件だった場合は、内見自体出来ないので時間とお金の無駄になるリスクもあります。
不動産屋の担当エリアの範囲はどのくらい?
不動産屋の担当エリアはお店による
- 近隣の県まで紹介可
- 県内なら担当エリア
- 沿線上は全て対応
- 3駅隣までは対応エリア内
ちなみに、1店舗の不動産屋の対応エリアはお店ごとに違います。上記はあくまでも1例です。
近隣の県まで紹介可能なお店もあれば、沿線上や周辺駅しか対応していない不動産屋があります。事前に公式サイトなどで対応エリアを確認しておきましょう。
エリアや住みたい場所が決まってないときの対処方法
- 全国対応の大手不動産屋を利用する
- 「ATBB」を使っているお店にお願いする
- とりあえず勤務先や学校近くのお店に行く
全国対応の大手不動産屋を利用する
全国対応の大手不動産屋であれば、違う地域の支店の物件も紹介してもらえます。
部屋探しは家の近くのお店、内見は引越し先の支店と使い分けられます。同じ不動産屋のA支店とB支店で利用するので、情報の連携がしてもらいやすいです。
「ATBB」を使っているお店にお願いする
業者専用の有料なデータベース「ATBB」や「REINS」を使っている不動産屋なら、住みたいところのお店に行かずとも部屋探し可能です。
全国の約8割の情報が集結しているうえ、どの不動産屋でも取り扱えるからです。ホームページに「ATBB」や「REINS」の文字が無いか確認してみましょう。
とりあえず勤務先や学校近くのお店に行く
住みたい場所が決まってないときは、勤務先や学校近くのお店に行ってみるのもアリです。「〇駅まで電車で40分くらい」など、ざっくりとした範囲でも条件に合う物件を探してくれます。
来店できない時はオンラインサービスを利用すると良い
オンライン利用可能な不動産屋なら来店不要
「オンライン対応可」「オンライン店舗あり」などの記載がある不動産屋なら、住みたいところの近くまで行く必要はありません。
部屋探し~物件紹介は、基本アプリやLINEなどを通しておこないます。気軽に使える、嫌と感じたらすぐ退会できるというメリットもあります。
内見もオンラインでできる可能性が高い
オンライン対応している不動産屋は、内見も現地に行かずにできる可能性が高いです。「オンライン内見」「VR内見」「AR内見」が主です。
オンライン内見は、不動産屋のスタッフが現地に行きテレビ電話で内見します。VRやARは、仮想空間に作った物件を見学します。できれば実物を確認できるオンライン内見が良いです。
不動産屋に行く前に準備すべきこと
- 大まかな引越し予定日を決める
- 初期費用や家賃の予算を決めておく
- 希望条件を整理しておく
- 事前に来店や内見予約をする
大まかな引越し予定日を決める
不動産屋に問い合わせをする際、必ず引越し予定日を聞かれます。「月末には引越ししたい」「〇日まで」など、曖昧で良いのである程度は決めてください。
引越し予定日から逆算して、どういうスケジュールで動くべきか決めるためにも必要な情報です。
初期費用や家賃の予算を決めておく
初期費用や家賃の予算を明確に決めておかないと、思ったより高くつくケースがあります。目安は「家賃は手取りの3分の1以内」がベストです。
家賃を手取りの3分の1以下に抑えられれば、入居審査の基準である「家賃の36倍の年収」をクリアできます。初期費用自体も、家賃を基に計算するので目安以下で探すと良いです。
希望条件を整理しておく
- 敷金や礼金の有無
- 希望の間取りor専有面積の広さ
- 駅徒歩
- 築年数
- 通勤通学時間
- エアコン付き
- そのほかのこだわり条件2~3つ
部屋探しをするうえで、希望条件は大切です。事前にスマホなどに条件をメモしてください。なお、こだわり条件は多いと家賃が高くなるので、できる限り妥協しましょう。
一人暮らしなら「都市ガス・室内洗濯機置き場」くらいで良いです。同棲やファミリーは「都市ガス・室内洗濯機置き場・BT別」がおすすめです。
事前に来店や内見予約をする
事前に来店予約・内見予約をしておいた方が良いです。予約客から優先に案内されるからです。
とくに1月~3月と9月は不動産屋の繁忙期です。予約しておかないと、長時間待たされたり、本日の対応は無理と断られてしまいます。
希望エリアや住む場所を決めるコツ
- 通勤通学時間を考慮して絞る
- 家賃相場が低いエリアにする
- 治安や買い物環境が良いエリアにする
- 休日の移動のしやすさも考えると良い
- 会社から家賃手当が出る人は範囲内で探す
通勤通学時間を考慮して絞る
通勤通学時間は、必ず考慮してください。ほぼ毎日通うことになるので、長時間通勤や満員電車が厳しい区間だと後悔しやすいです。
おすすめは「電車で40分以内、乗り換え1回以内」です。ドアtoドアだと、50分以内にした方が良いです。
家賃相場が低いエリアにする
家賃相場が低いエリアなら、より安い物件が出てきやすいです。東京なら練馬区・杉並区・葛飾区あたり、大阪なら住之江区・住吉区あたりが相場が低いです。
また、東京近郊で部屋を探すなら、埼玉や千葉の各停のみの単一路線駅を狙うのも良いです。
治安や買い物環境が良いエリアにする
長く住むうえで「治安」や「買い物環境」も重要です。とくに女性の一人暮らしや子育て世帯は、繁華街や有名な観光地は避けたほうが良いです。
買い物環境は、駅前もしくは物件近くにスーパーや薬局があるかを確かめてください。帰宅ついでに買い物ができると便利です。
休日の移動のしやすさも考えると良い
休日によく出歩く人は、主要駅に出やすいかも考えましょう。例えば旅行好きな人は、新幹線が停まる駅や空港への行きやすさが重要です。
出来れば、乗り換え1回でどこにでも行けるエリアだと最高です。
会社から家賃手当が出る人は範囲内で探す
会社の福利厚生で家賃補助があるなら、利用条件に当てはまるエリアで部屋探ししてください。
条件は「会社から2キロ圏内」「各駅停車で3駅以内」など、会社ごとにことなります。あらかじめ確認しておくと良いです。
不動産屋の来店に関するよくある質問
住みたいところの近くに不動産屋が無い場合は?
1番最寄りのターミナル駅に行きましょう。
ターミナル駅周辺であれば、大手不動産屋が複数あります。対応エリアが広いので、住みたいところ含めて複数の提案をしてくれます。
お店に行くまでの交通費が高い時はどうすべき?
本当に気になる物件の内見時以外はオンラインサービスを利用しましょう。
ほとんどの不動産屋が、専用アプリ・LINE・メールでのやりとりが可能です。遠方に住んでいてすぐに来店できない事を伝えれば、先に物件紹介だけしてもらえます。
県外に引越しするときの不動産屋の選び方は?
住みたいところの近くの大手不動産屋に問い合わせると良いです。
大手不動産屋であれば、対応エリアが広いので住みたい場所が決まってなくても部屋探しできます。また、オンライン対応している店舗が多いので、何度も引越し先まで行く必要はありません。
SUUMOやHOLMESなどの物件検索サイトで部屋を探し、気になる物件があれば問い合わせしてみるのもアリです。
知らない土地でどうやって不動産屋を探すの?
ネット上の評判を見たり、知名度で不動産屋を決めると良いです。
大手不動産屋は、利用客が多いので遠方に住んでいる人の対応に慣れています。土地勘が無い、すぐに来店できないなどの事情を話しておくとスムーズに事が運びます。
良い不動産屋の特徴って?見分けられる?
良い不動産屋はある程度の特徴があるので見分けられます。
- レスポンスが早いかつ丁寧
- 問い合わせで来店を急かさない
- 広告内に使用禁止ワードがない
- 店内やお店の前の貼り紙がキレイ
- メリットもデメリットも話してくれる
- 見積もりや領収証の発行をしてくれる
上記に当てはまる不動産屋は、良いお店の可能性が高いです。自分との相性が良いかも重要なので、合わないと思ったらお店を変更しましょう。
部屋探しならアエラスがおすすめ
アエラスがおすすめな3つのポイント
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!