不動産屋さんのはしごはOK？何件くらい回ると良い？

「不動産屋をはしごしても良い？」
「お店は何件くらい回るのがベスト？」

物件探しをしていると、色々な不動産屋が目に付きますよね！対応エリアが違ったり、独自のキャンペーンを実施していたり、それぞれの不動産屋に魅力があります。

しかし、不動産屋を何件もはしごしているとトラブルが起きる場合があるんです…！はしご自体は全く問題ないのですが、いくつもお店を回るなら注意点があります。

そこで当記事では、不動産屋をはしごするメリットとデメリットを詳しく解説します。良い部屋を見つけるコツも公開するので、ぜひ参考にしてください！

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不動産屋を何件はしごしても良い

不動産屋は、何件はしごしても問題ありません。不動産屋も他の店舗（他社）と比較されることは慣れています。契約に向けて話が進んでいなければ、はしごして大丈夫です。

どこのお店に行ったのかは、系列店でもない限り不動産屋にはわかりません。視点を変えて探したいなら、お店を変えるのは有効な手段です。

不動産屋を変えても物件はほとんど同じ

前提として、どの不動産屋でも紹介できる物件はほとんど同じです。不動産屋は、業者専用の物件検索サイトで募集情報を共有しているからです。

不動産屋によっては、独自の物件情報を案内してもらえる可能性もあります。しかし、基本的には似たようなお部屋を紹介されます。不動産屋によって異なるのは、主に担当者と初期費用です。

不動産屋は2～3件回るのがベスト

不動産屋のはしごは、2～3件がベストです。いくつも回りすぎても、良い物件からどんどん埋まってしまいます。

個人情報をある程度教えないと、対応してもらえない不動産屋がほとんどです。はしごをすると、色んな会社から連絡が入るようになり大変です。

時間はかけすぎずに、不動産屋ごとの違いを見極めて判断しましょう。

不動産屋をはしごするメリット

希望エリアの家賃相場が分かる

ネットでも家賃相場は調べられますが、あくまで目安にしかなりません。周辺エリアの開発などで、家賃の見直しが入ることもあります。

不動産屋ごとに詳しいエリアは異なります。より正確な家賃相場が知りたい場合は、エリアごとに地域密着の不動産屋に行くのは有効な手段です。

比較できる物件が増える

不動産屋は、希望条件や予算をヒアリングして、最終的には候補を3つくらいに絞ります。

気に入るお部屋が無い場合は、他の不動産屋でも物件を紹介してもらいましょう。探せる幅が広がる可能性はあります。

割引を受けられる可能性がある

不動産屋が仲介手数料を請求できるのは、契約を結ぶときだけです。他社に行かれるくらいならと、値引きを提案してくれる可能性があります。

注意点として、値引きを交渉しすぎると、お部屋探しを対応してもらえなくなることもあります。ダメ元で丁寧に交渉しましょう。

担当者が良い営業マンか判断できる

親身になってくれる担当者が見つかると、お部屋探しがラクになります。自分に合った担当者を見つけるには、数件回ってみるのがおすすめです。

数件回ってみた結果、最初に行った不動産屋に行っても普通に対応してもらえるのが通常です。

不動産屋をはしごするデメリット

まとまった時間が必要

不動産屋でお部屋を探すのは時間がかかります。複数回るためには、まとまった時間が必要です。はしごするなら、1日でうまく回れるように工夫して予約をとりましょう。

気になる物件を保留にしている間に、他の人にとられてしまうこともあります。賃貸物件は早いもの勝ちなので、自分の中で決める基準は定めておくべきです。

同じような書類を何度も書く手間がかかる

営業マンには、希望条件や予算を細かくヒアリングされます。不動産屋を複数回ると、何度も同じような書類を書く必要があるので大変です。

営業マンも正確にヒアリングしないとお部屋を紹介できないので、用紙の記入や質問には根気良く対応しましょう。

似たような物件を紹介される可能性が高い

同じエリア・同じ条件で探すと、似たような物件を紹介される可能性が高いです。不動産屋が見ている募集情報は基本的に同じだからです。

他のお店に行っても、結局同じ物件を紹介されることもあります。どこに行っても良い物件が無ければ、家賃などの賃貸条件を見直せないかも検討が必要です。

希望条件が変わると最初からやり直しになる

お部屋を探す際の希望条件が変わると、お店を変える意味はあまり無くなってしまいます。不動産屋に行く前に、希望条件はしっかり固めておきましょう。

理想と完全に一致するお部屋は、なかなか見つかりません。絶対に譲れない条件1～2個と、状況によっては妥協できる希望を、事前にメモしておくと良いです。

不動産屋を1つに絞るタイムリミット

不動産屋を1つに決めるタイムリミットは「入居申し込みまで」です。物件をキープする目的でいくつも申し込むと、トラブルになるので気を付けましょう。

お部屋を決めた後に、やっぱり別のお部屋が気になる際は、必ず申し込んだ不動産屋に相談してください。

紹介された物件は気に入っているけど「担当者の対応が良くないからお店を変えたい」という事情であれば、担当者の変更をお願いしてみるのも手です。

大切なのは、気軽に何でも相談できる不動産屋を、早めに見つけておくことです。

不動産屋さんをはしごする際の3つのコツ

①はしごする不動産屋は絞る

はしごする不動産屋は、ある程度絞ったほうが良いです。はしごしすぎても、時間を無駄にしてしまいます。不動産屋は、エリアが同じならほとんど同じ物件情報を扱っているからです。

まずはネットで自分に合った物件を探して、良い物件がありそうな不動産屋を10社ほど問い合わせてみましょう。電話やメールなどの方法で大丈夫です。

電話対応の雰囲気や、返信メールの内容が丁寧かどうかで、行く不動産屋を2～3件に絞るとスムーズです。

②自社管理物件のある不動産屋も巡る

不動産屋の比較が2～3件では足りないと感じる人は、お部屋の管理もしている不動産屋を候補に入れたほうが良いです。

管理会社も兼ねている不動産屋では、管理物件をおすすめされる傾向にあります。さらに、管理会社の自社管理物件は、割引きなどの融通が利きやすいです。

また、他の不動産屋では紹介できない物件も扱っている可能性があります。仲介メインの会社1社と、管理もしている会社2社などで予約すると選択肢が増えます。

③内見は1店舗あたり1～2件までにする

1社での内見は、候補の中で希望度が高い1～2件にしましょう。いくつも内見すると、時間がかかりすぎて、候補のお部屋が埋まってしまうリスクも高くなります。

また、最初に見たお部屋ほど印象が薄れてしまい、お部屋探しが最初からやり直しになってしまう人が多いです。

不動産屋をはしごした人の口コミ

不動産屋をはしごした人の口コミを紹介します。Twitter検索してみたところ、疲れたという口コミが多かったです。

不動産屋はしごするのマジ疲れるなぁ

— ぽる@ゆるきゃん🌟🎨 (@zapzap8589) January 17, 2021

はぁ不動産屋を三軒はしごして疲れてしまった。なかなか希望通りにはならんな

— 深海(ふかみ) (@fukami1982) September 19, 2020

質問に答えて書類を記入したり、何件も移動するのは疲れます。忙しい人は、何件も回る前提で動くよりは、行く前にある程度見極めたほうが良いです。

不動産屋のインターネットの評判だけでなく、実際に電話やメールで問い合わせてみると、雰囲気が確かめられるのでおすすめです。

自分に合った担当者が見つかる

自分に合った担当者が見つかると、スムーズに話が進むこともあります。デメリットをしっかり説明して、上回るメリットを提案してくれる営業マンは信頼できます。

新居探しに一日バタバタ。
何軒か不動産屋を梯子しましたが、接客してくださった方にレベル差がありすぎて。。
最後はｱｶﾝ所もしっかり教えてくれたお兄さんの不動産屋に世話になるつもりです。
たとえ演技だとしても、接客する上で最低限の明るさとかは必要だと感じました。

— 徹也@カメラの夢実現物語🦒 (@camera_tetsuya) March 13, 2021

良い物件に出会えるケースもある

不動産屋さん2件はしごした休日。

初めにこれだ！ってなったお部屋は今朝の段階で埋まっちゃって、1番気になってるお部屋はまだ人住んでて見れないから、今日はお話しだけかなぁって思ってたのに、お隣がたまたま早期退去して、内見出来てあれよあれよと契約しちゃった_(´ ω `_)⌒)_
これも運命よね

— ちゃぁりぃ (@chaa3cookies) October 8, 2020

タイミングが合えば、不動産屋を変えてスムーズに進むこともあります。しかし、良いお部屋が見つからなければ時間の無駄になってしまいます。

まずは気軽に相談できて、親身になって対応してくれる不動産屋を見つけておくことをおすすめします。