SEOのおすすめ本
10年間で、20ジャンル40個のSEOメディアを運営し、検索順位1位を取りまくってきました。どのジャンルでも再現性高くディレクション、ライティングを行うためにはマニュアルが必携です。
マニュアルを作るにあたり参考にしてきた本をご紹介します。
SEOのおすすめ本
10年つかえるSEOの基本 SEOの本は星の数ほどありますが、本質が書かれていると感じたのはこの1冊だけです。すぐに廃れる小手先のテクニックや陳腐な被リンクの話ではなく、ずっと使えるSEOノウハウを学べます。著者はSEO系キーワードで大量に順位を獲得するメディア「SEOHACKS」を運営するナイル株式会社の取締役、土居 健太郎さんであり実績も抜群です。 |
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沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘 本が苦手な方にもおすすめのストーリー仕立ての漫画本。SEO・Webライティングの実践的教本であり、SEO全体を俯瞰して学べます。 |
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沈黙のWebマーケティングーボーンの逆襲− 本が苦手なひとにも読みやすいストーリー仕立ての漫画本その2。SEO、デザイン、サイト設計、SNS、感情論などwebマーケに必要な基礎要素を網羅的につかめます。著者の松尾さんはSEO業界なら知らないとおかしいウェブライダーの松尾さん。ネット周りって難しくとらえられがちなんですが、ネットリテラシーを日本で一番楽しく伝えてくれている会社ですウェブライダー。 |
SEOを勉強するうえで、これ一冊でマスタークラスになれる!という本は存在しません。個々人の力量差ごとに適切な本は異なりますし、本に書いてあるテクニックでどうこうできる時代ではなくなったからです。
本気でSEOを習得するのであれば、SEOが強い&たくさんのメディアを運営している会社を分析して、自社でPDCAを回すしかありません。
ライティングスキル向上のおすすめ本
最強のコピーライティングバイブル 伝説の名著3部作が1冊に凝縮 国内事例が100個まとめられているコピーライティングハウツー本です。下手に考えるのではなく、実際に売れてる言葉を使ったほうが良い理由、検証方法など実用的なことがきっちりまとまっています。 |
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Webライティングの新常識ザ・マイクロコピー 究極におすすめの一冊。WEB系に携わるのであれば100%読んでおくべき本です。サイトの細かな文言やCVポイントに配慮できるようになり、アンテナもたちやすくなります。 |
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人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGoさんの「メンタリズム文章術」書。本気で当書籍に書かれていたことを実践できたらかなり悪用できるほどのテクニックが書いてあります。アフィリエイト界隈では必携ともいえる1冊です。 |
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10倍売れるWebコピーライティング 基本だけがシンプルに詰め込まれているまとめ本。事例や論理背景などについては細かく言及されていないため、ある程度知識がある人が読まないと理解できないかもしれません。ちなみに、本を読まなくてもバズ部見てくれたら全部書いてあります。 |
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全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術 ライティング伝統の1冊。昔ながらの事例が多く、読みにくい箇所もあるためバズ部のほうが(下に紹介してます)若い方にはフィットするかもしれません。 |
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売れるコピーライティング単語帖 絶対手元におくべき本。記事のタイトルや見出し、導入文にいきづまったら、パラパラめくるだけで事例(正解)が見つかります。 |
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バカ売れキーワード1000 絶対手元におくべき本その2。記事のタイトルや見出し、導入文にいきづまったら、パラパラめくるだけで事例(正解)が見つかります。語彙力に不安をもつのであれば必ず買うべし。 |
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シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは ライティングに活かすべき心理的テクニック満載です。海外本特有の文章のノリがあるので、普段本を読まない人には読みにくいかもしれません。 |
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トリガー 現代版「影響力の武器」。CVRを高めるための26の切り口が書かれているので、何らかの施策を出したいなと思ったときに見直したい良本です。 |
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稼ぐ言葉の法則 「最強のコピーライティングバイブル」から、売上を増やすことに特化させた本。誰に何をどの順番で言うべきかといったベテランが忘れがちな基本に立ち返らせてくれます。 |
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売上を300%アップするセールスレター革命 セールスレターというのは今の若者には理解しがたいと思うんですが、販売促進のための手紙のことです。むかしはネット広告やDMなんて簡単にできなくて、手紙によって売上をあげるのがPR手段のひとつでした。手紙がない今の時代には役に立たない...と思いきや転用できるノウハウぎっしりです。売る買う2つの深層心理について深く考察が述べられ、行動させるに至るまでの感情の揺さぶりについても論理的に把握することができます。 |
文章を書くのが苦手な人向け本
書評の仕事 飄々とした文体が読み進めやすさ抜群。「書評の仕事」というタイトルとは関係なく、万人にとっての文章力のあげ方が書かれています。文章力に自信がない方は、当書籍読むと勇気付けられると思いますし、方法論がすんなり受け入れられると思います。 |
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論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 パラグラフについて体系的に学べます。パラグラフの意味は直訳すると「段落」ですが、正しくは「意味のまとまり」です。節や句の分け方はもちろん、改行すべきポイントに不安を覚える人におすすめです。パラグラフは学校で教わらない場合がほとんどなので、わからなくて当然。 |
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一瞬で心をつかむ 77の文章テクニック 文章の型や表現方法について、例と共に記載されているので小気味よく読破できます。ノウハウを学べるのはもちろんですが、困ったら眺める参考書として何度も活用できます。 |
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文章が劇的にウマくなる「接続詞」 「接続詞の使い方おかしい」と言われた経験のある人におすすめ。接続詞って言語化難しいから、教えられる人も少ない。 |
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10倍速く書ける 超スピード文章術 記事を書くのが遅いひとにおすすめ!...なだけでなく、文章に少しでも自信を欠く人類全てにおすすめ。「起承転結」や「文章のセオリー」も無視することをすすめていたり、うまい文章を書く必要がない。という普通の教本とは別角度の話が豊富。 |
SEOのルールを習得できても、文章力が高くないと品質の良いページは作れません。
最初から文章力が高い天才肌の方もいますが、基本は「昨日より良い文章を書こう」という精神の積み重ねです。文章に自信のない人、文章力が低いと言われる人は本で学べることもたくさんあるので、今すぐ購入して実践に移しましょう。
文章力上げに参考にしたい3サイト
文章が上手でないメンバーに、僕がおすすめしている優良サイトが3つあります。とくに「これでライティングスキルがアップしなければブログはあきらめてください」には、文章ベタがスキルアップする唯一の極意が書いてあります。
2024年以降のSEO
- ・強いドメインで
- ・優秀な人材がマーケティング→企画→ライティング→編集を行い
- ・独自性を担保しつつ
- ・YMYL問わずE-A-Tを意識して
- ・PDCAを回す
SEOは、主にこの5点を並行できなければ勝てないようになりました。
昔は正しい領域で正しいライティングを行えば順位獲得できたものが、いまでは戦う土俵にも乗れなくなり、一時的に順位上昇できてもすぐにふっとびます。
強いドメインについて
ドメインによる評価と順位上昇は、2019~2024年を象徴するSEOトレンドです。テクニカルなハックも目立ち、サブドメイン&サブディレクトリを活用したサイト運用も増えたのが令和元年。
ドメインが強い前提で、品質の高いコンテンツがなければ安定した勝ちを得ることはできない時代になりました。
優秀な人材について
今後ますます重要になるのは人材の質です。いままでも重要だったでしょ?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、いままではSEOスキルとライティングスキルさえあればある程度勝ちを拾うことができました。
今後はマーケティングと企画ができる会社、練り上げられた企画を記事に落とし込める編集がいるメディアだけが生き残ります。ユーザーのインサイトの先にある事実(課題解決)を発見できなければ、グーグルはもちろん読み手に選ばれることはありません。
E-A-Tについて
EATは、googleの「検索品質評価者向けガイドライン」の最重要ポイントです。
改めて内容を整理すると、
- Expertise(専門性):Webサイトやコンテンツの作成者が特定分野の専門家であること
- Authoritativeness(権威性):Webサイトやコンテンツの作成者が特定分野で広く認められていること
- Trustworthiness(信頼性):Webサイトやコンテンツの作成者、Webサイト自体が信頼されていること
なんとなく理解できる気がしますが、googleの評価ロジックやアルゴリズム反映基準がジャッジしづらい。
例えば、TVやYoutubeなどで有名な専門家が記事を書いたからといって勝っているわけではありません。俗にいう専門家に記事を書いてもらって、失敗したメディアをたくさん見てきました。
従って、ハック的にEATを意識するのではなく、本質である「検索意図を洞察して満足してもらえるコンテンツ」を監修できる人材をアテンドすることが合理的です。
user experience is kingを目指すのは変わらない
SEO界隈では「Content is King」が一般用語化されているため、検索エンジン=コンテンツ品質!!と思っている方がまだまだいます。コンテンツは大事ですが、それは大前提レベルのお話。
今後は、ユーザーの包括的な「体験レベル」が問われます。記事単位だけでなく、セキュリティや検索関連性を含めたすべてのユーザー体験が重視されます。
このことはgoogleも「ユーザーエクスペリエンス シグナル」としてランキング要因に含めると発表済みです。同じく2021年5月から順位決定に影響を与える「コアウェブバイタル」含め、user experienceへの取り組みが問われる年に移行します。
「検索セントラル」は、グーグル公式の情報が網羅的に掲載されています。ウェブマスターセントラルから名称が変更され、google検索の情報が非常に見やすくなっているマニュアルみたいなやーつなので必ず目を通しましょう。
多角的な学習なきSEOは不完全
ダイナミックススキルが鍵になる
メディアは記事をかけば良いという時代は終わりました。「SEO」「マーケティング」「企画」「コピーライティング」「セールスライティング」全部学んでいかなければ、これからSEOで生き残ることはできません。
個人としても組織としても、偏りのないようなスキルアセットを身に着けていきましょう。
ダイナミックスキル理論とは
- 能力成長のプロセスに対する回答
- 能力は様々な領域の知見が結びつくと成長する
- 言語化・持論化できると能力発揮が安定する
- 参考:成人発達理論による能力の成長
能力は、どのようにすることで開花して成長するのか。実証データや事例をもとに科学的に考察した、衝撃の1冊。個人的には能力開発系書籍の最高傑作。
おすすめ本の紹介をしたけれど
SEOを学ぶための良書をすべて紹介しましたが、「最強のコピーライティングバイブル 」「Webライティングの新常識ザ・マイクロコピー」「10倍売れるWebコピーライティング」「売れるコピーライティング単語帖」を読んでおけば間違いありません。
本なんてラーメンみたいなものであり好みは人ぞれぞれです。自分にとっていちばんわかりやすく、勉強になるなという1冊に巡りあうために色々本を読んでみましょう。
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