礼金を払いたくない人は必見!礼金を支払わずに済む方法を大公開!
礼金を払いたくない人は必見です!礼金を支払わずに済む方法を大公開します。
礼金交渉に最適な時期やタイミング、礼金の他にも交渉できる内容を紹介します。
初期費用を抑えたい人は必見です!ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
目次
礼金を払いたくない人がするべきこと
礼金を払いたくない人は、まずは不動産屋に相談してみてください。
礼金とは「入居させてくれたお礼」の意味で大家さんに支払う謝礼金です。金額に法律のルールは無く、借りる側に支払うメリットが薄いことは、不動産屋も理解しています。
入居者から礼金を払いたくないというリクエストがあった場合、不動産屋がとる手段は以下の2つです。
②礼金が無い物件に絞って探す
①大家さんや管理会社に礼金交渉する
不動産屋に依頼すれば、礼金の減額を大家さんや管理会社に交渉してくれます。自分で直接交渉するとトラブルになりやすいので、慣れている不動産屋に任せましょう。
交渉が通る可能性は、10%以下だと思ったほうが良いです。貸す側に値引く理由が無ければ、交渉には応じてもらえません。
交換条件があると、交渉を検討してもらいやすいです。「家賃を3000円上げる代わりに礼金を0円にしてほしい」などです。
②礼金が無い物件に絞って探す
不動産屋には、最初は礼金無しの条件で絞って探してもらい、物件が出なければ礼金ありも含めてもらいましょう。
国土交通省による平成27年度の統計によると、首都圏の礼金無し物件は「46.9%」でした。礼金あり物件は「47.5%」で、数だけ見れば半々です。
敷金礼金が無い「ゼロゼロ物件」や礼金が無い物件の中にも、質の良い物件が見つかる可能性はあります。
礼金交渉に適した時期やタイミング
礼金交渉に最適な時期と、タイミングを紹介します。交渉は方法を間違えると審査に落ちるので、不動産屋に相談して慎重に進めましょう。
・申し込む前に相談する
・空室の長いお部屋で交渉する
閑散期の4~8月や11~12月に交渉する
閑散期の「4~8月」と「11~12月」は、お部屋を探している人が少ないです。礼金を減らしてでも貸したい大家さんに、交渉を受けてもらえる場合があります。
逆に、繁忙期の「1~3月」や「9~10月」は交渉が通りづらいです。交渉に応じなくても、入居希望者がすぐに見つかるからです。
申し込む前に相談する
交渉するタイミングは「申し込む前」がおすすめです。「礼金が○円安かったら申し込みます」などの伝え方で相談すれば、不動産屋が大家さんに交渉しやすいです。
交渉が通った場合は、キャンセルするとトラブルになります。申し込みを交換条件にするのは、気に入った物件が少し予算オーバーだったときに限りましょう。
空室の長いお部屋で交渉する
入居者が決まらず空室期間が長いお部屋は、交渉が通りやすいです。貸す側に、料金設定を見直してもらえる可能性が高いからです。
不動産屋にいつから空室か確認して、空室が長いお部屋なら積極的に交渉しましょう。
人気がある物件ほど礼金が設定される
人気がある良い物件ほど、礼金が設定される傾向にあります。初期費用が高くても、入居希望者が集まるからです。
中には、納得して礼金が支払えるような質の良い物件もあります。礼金が設定される物件の特徴を3つ紹介します。
・更新料が無い物件
・人気エリアやグレードの高い物件
家賃が安く設定されている物件
物件の質に対して家賃が安い場合、礼金が高めに設定されているケースがあります。競争率が高いため、礼金が高くても住みたい人は多いです。
例えば、相場より家賃が3千円安いと、2年間(24ヶ月)で7万2千円が浮きます。
お得になる合計額よりも礼金のほうが安いなら、損はしていません。安い家賃を、礼金で調整しているとも言えます。
更新料が無い物件
首都圏の物件では、2年毎に家賃1ヶ月分の更新料がかかるのが相場です。更新料の無い物件では、礼金が設定されていることが多いです。
長く住むのであれば、礼金を家賃1~2ヶ月分支払ってもお得なケースがあります。
更新料が家賃1ヶ月分の物件に6年間住んだ場合、更新料無しの物件のほうが家賃3ヶ月分も安くなります。
人気エリアやグレードの高い物件
設備が充実している物件や、新築・築浅は人気があるので、家賃2~3ヶ月分の礼金が設定されている物件も珍しくありません。
グレードの高い人気物件は、初期費用がかかるものと思っておいたほうが良いです。
礼金交渉がダメなら他の部分を交渉する
礼金交渉が通らない場合は、初期費用の他の部分を相談してみてください。以下の交渉が有効なので、優先順位の高いものから紹介します。
②家賃の発生日を入居日に寄せてもらう
③礼金を敷金にできないかの相談
④仲介手数料を安くしてもらう
①フリーレントの交渉
フリーレントとは、家賃が数ヶ月分タダになる契約のことです。フリーレントが付く場合は「短期解約違約金」とセットが通常なので、交渉しやすいです。
短期解約違約金とは、早く退去すると違約金を支払う特約です。1~2年以内の退去で、フリーレント分の違約金がかかるのが一般的です。
長く住む前提での交渉になるので、大家さんに検討してもらいやすいです
②家賃の発生日を入居日に寄せてもらう
賃貸では一般的に、申し込みから2週間ほどで家賃が発生します。家賃の発生する日を交渉して、二重家賃を避ける交渉も有効です。
例えば、引越しが1ヶ月後であれば、家賃の発生日を入居日に寄せてもらうと、住まない期間の家賃を抑えられます。
家賃の発生日を半月後ろに伸ばせれば、礼金が0.5ヶ月分減らせたのと同じです。
③礼金を敷金にできないかの相談
礼金と敷金の高い物件は、大家さんが家賃滞納を心配しているケースが多いです。お金を預けて大家さんが安心できる場合、礼金と敷金を変える交渉が通ることもあります。
敷金は、家賃滞納や退去時の原状回復費用に備えて、大家さんに預けるお金です。退去時に借主が払うべき費用を清算して、余れば返金されます。
敷金なら退去費用として使えるので、支払っても損はしません。
④仲介手数料を安くしてもらう
交渉が一切通らなかった場合は、仲介手数料の値引きを相談してみてください。仲介手数料は最大で家賃の1ヶ月分+税なので、割引してもらえると大きいです。
仲介手数料は不動産屋の主な収入源です。最初に値引くと担当者のやる気に影響するので、最後に相談したほうが良いです。
初期費用は総合的に考えるべき
初期費用は礼金にこだわるよりも、入居後の生活まで総合的に考えるべきです。
家賃が5000円異なる、物件Aと物件Bの見積もりを比較して説明します。
物件A
- 家賃80000円(管理費込み)
- 礼金1ヶ月
- 敷金0ヶ月
物件B
- 家賃75000円(管理費込み)
- 礼金0ヶ月
- 敷金2ヶ月
物件A | 物件B | |
---|---|---|
礼金 | 80000円 | 0円 |
敷金 | 0円 | 150000円 |
翌月家賃+管理費 | 80000円 | 75000円 |
鍵交換費用(税込) | 16500円 | 16500円 |
保証会社利用料 | 40000円 | 37500円 |
仲介手数料(税込) | 88000円 | 82500円 |
火災保険料 | 18000円 | 18000円 |
退去時清掃費(税込) | 33000円 | 退去時に清算 |
合計 | 355500円 | 379500円 |
家賃が5000円高くて、礼金がある物件Aのほうが、初期費用を24000円抑えられています。しかし、家賃が5000円高いので、入居5ヶ月経過すると総額は逆転します。
この見積もりからわかるように、初期費用は礼金にこだわらずに、トータルで予算と照らし合わせることが大切です。
また、毎月の収入や何年住む予定かによっても、初期費用をしっかり払うべきかを判断できます。
礼金以外にも返ってこない費用はある
礼金以外にも、返ってこない費用があるので紹介します。該当する項目があるときは、不動産屋に内容をしっかり確認したほうが良いです。
・保証金という名目の費用がある
・仲介手数料の他に事務手数料などがある
敷金が償却となっている
敷金は、退去時の原状回復費用に充てて、余れば返金されるのが原則です。しかし、「償却」「敷引き」と記載がある場合は返金されません。
契約内容によって、敷金が返ってこないだけでなく、追加で請求される費用が発生する可能性もあります。
敷金が償却になっているお部屋は、敷金が退去費用にすべて充てられるか、不動産屋に確認したほうが良いです。
保証金という名目の費用がある
敷金と似た「保証金」という名目の費用があります。事務所の賃貸ではよくありますが、住まいで「保証金」を見かけた場合は要注意です。
敷金と同様、退去時に返金してもらえる内容かどうかは、契約内容によって異なります。
契約内容によっては礼金のようなものなので、何に使われるかと契約内容は、不動産屋によく確認してください。
仲介手数料の他に事務手数料などがある
不動産屋がお客さんに請求できるのは「仲介手数料」で、満額でも家賃の1ヶ月分+税です。
他に「事務手数料」や「契約手数料」などの名目があるときは、二重に請求されている可能性があります。
もし初期費用に使い道が不明な費用がある場合は、何に使うのか確認してみてください。支払う必要の無い費用であれば、値引いてもらえる可能性があります。
部屋探しならアエラスがおすすめ
アエラスがおすすめな3つのポイント
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!