30代で実家から通えるのに一人暮らしするのはあり?30歳で初めては遅いの?
「実家から通えるのに一人暮らしはどう?」
「30代で一人暮らししたことない人はいる?」
実家暮らしは、経済的な負担が少なく貯金しやすいなど様々なメリットがあります。居心地のよさから社会人になっても実家に住み続ける人は多いです。
しかし、30代になると一人暮らしの経験がないことに後ろめたい気持ちを持つ人もいます。
そこで当記事では、実家から通えるのに一人暮らしを始めた30代の体験談やきっかけを紹介しています。一人暮らしのメリット・デメリットも解説するので参考にしてください。
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
目次
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
30代で実家から通えるのに一人暮らしするのはあり?
一人暮らししてよかったと思っている人が多い
30代から一人暮らしした人の感想を見てみると「やってよかった」「自由な暮らしが楽しい」など、ポジティブな意見が多く見受けられます。
30代からでも遅くはないという人もいるように、年齢関係なく一人暮らしはおすすめです。
30代で実家から通えるのに一人暮らしを始めたきっかけは?
30代から一人暮らしした人のきっかけは様々です。「自立や婚活のため」という明確な理由がある人もいますが、ただ「なんとなく」という人もいます。
しかし、軽いノリで始めると挫折して実家に戻ってしまうかもしれません。くじけそうなときに「自立するんだ!」という目標があれば、一人暮らしを続けられる可能性が高いです。
一人暮らしの初期費用は決して安くありません。無駄にならないように1つだけでも目標を持って始めることをおすすめします。
そもそも30代まで一人暮らししたことない人はいる?
30代まで一人暮らししたことがない人は意外といます。
特に多いのが「職場が実家から通える距離にある」ケースです。20代は給料が安いため、実家から通える範囲なら一人暮らししないで貯金しようと考えるようです。
他にも「親が高齢で心配」「フリーターで金銭的な余裕がない」など理由は様々です。30代で一人暮らししたことがなくても、必要以上に焦ることはありません。
実家の近くで一人暮らしするのもアリ
丁度いい距離感が保てる
「引越しにともなう転職はしたくない」「やっぱり親が心配」という人は、実家の近くで一人暮らしするのもアリです。
別の建物に住めば嫌でも家事や金銭的負担など、一人暮らしの責務を果たす必要があるので自立の第一歩に繋がります。
万が一なにかあったときでも、すぐに駆けつけられる距離ならお互い安心できるはずです。
実家近くの一人暮らしは親を頼らない強い意志が必要
実家の近くで一人暮らしするなら、多少のことでは親を頼らないという強い意志が必要です。距離が近いとなんだかんだ頼ってしまい、実家暮らしと変わらない人もいるからです。
職場と実家の中間地点で部屋を探すのがおすすめ
実家の近くで一人暮らしするなら、職場と実家どちらにも行きやすい中間地点で部屋を探すのがおすすめです。
職場が近ければギリギリまで寝ていられるなどメリットがあります。一方で、残業を押し付けられたり、休日に会社の人と鉢合わせたりするデメリットもあるからです。
実家から通えるのに一人暮らしするメリット
- 誰にも縛られない自由な生活ができる
- 家事ができるようになる
- 金銭感覚が養われる
- 手続きや税金などに詳しくなれる
- 親のありがたみがわかる
- 恋人や友達を気軽に部屋に呼べる
- 自分好みのインテリアが選べる
誰にも縛られない自由な生活ができる
一人暮らしはなにをするのも自由です。食事や帰宅時間、お風呂の入るタイミングなどすべて自分の思うようにできます。だらしなくても誰にも文句を言われることはありません。
家事ができるようになる
一人暮らしは身の回りのことをすべて自分でやる必要があるため、自然と家事ができるようになります。
結婚する・しないに関わらず家事スキルはあったほうがいいです。最初は大変かもしれませんが、早いうちにできるようになっておきましょう。
金銭感覚が養われる
一人暮らしは家賃や水道光熱費など、今まで親が払っていた出費を自分の収入からまかなうことになります。金銭感覚が養われ、節約意識が芽生えます。
手続きや税金などに詳しくなれる
一人暮らしでは役所での手続きや、税金の支払いなどが必要です。実家暮らしではあまり体験しないことなので、社会人としての成長ができます。
親のありがたみがわかる
働きながら家事をこなすのは想像するよりも大変です。実際に体験することで親のありがたみがわかります。
実家に帰ったときに「家事を手伝おう」「たまにはなにか買ってあげよう」など、親孝行するきっかけになる人もいます。
恋人や友達を気軽に部屋に呼べる
部屋には自分1人だけなので、気兼ねなく恋人や友達を呼べます。実家だと家族がいて落ち着かないというケースも多いです。
自分好みのインテリアが選べる
家具や家電、カーテンなど自分好みのインテリアで統一できます。
「北欧インテリアが好きなのに、実家が畳の日本家屋だった…」など、好きなテイストを諦めていた人は一人暮らしして自分だけの城を作るのもアリです。
実家から通えるのに一人暮らしするデメリット
- 金銭的な負担が大きい
- 家事に時間と手間がかかる
- 生活リズムや食生活が乱れやすい
- トラブルは自分で解決する必要がある
- 防犯面が不安になる
- ホームシックになる人もいる
金銭的な負担が大きい
一人暮らしは生活にかかるすべての費用を自分で負担します。実家暮らしの頃と比べると、自由に使えるお金は確実に減ります。
総務省統計局公表の「家計調査 2022年(表番号1)」によると、一人暮らしの平均的な1ヶ月の生活費は家賃を除いて138,452円です。
家賃を加味して、無理なく支払える収入があるかシミュレーションしてみましょう。
家事に時間と手間がかかる
NHKの「国民生活時間調査」によると、結婚していない30・40代女性の家事時間の平均は1日あたり1時間36分、結婚していない30・40代男性は49分です。
人によって家事にかかる時間は変わりますが、ある程度は自分の時間を犠牲にする必要があります。疲れていても自分でやらなければならず、面倒だと感じるかもしれません。
生活リズムや食生活が乱れやすい
一人暮らしは生活リズムや食生活が乱れやすいです。寝る時間や食事内容が自由なため、自分で管理しないと健康を損なう可能性があります。
「最低でも6時間睡眠は確保する」「肉だけでなく野菜も食べる」など、健康的な生活を意識するようにしてください。
トラブルは自分で解決する必要がある
「部屋に虫が出た」「体調を崩して病院に行きたい」など、日常生活のトラブルは自分で解決しなければなりません。
トラブルが起きてもいいように、殺虫剤を置いておく、薬やかかりつけ医を準備しておくなど日頃から備えておくことも重要です。
防犯面が不安になる
実家暮らしに比べると防犯面も不安です。夜遅くなっても誰も迎えに来てくれませんし、インターホンの対応も自分でやる必要があります。
特に女性は犯罪のターゲットにされやすいので、厳重な対策をしてください。
ホームシックになる人もいる
家族と仲がいい人や、引越し先で友達がいない人はホームシックになりやすいです。孤独を感じて精神的に不安定になるかもしれません。
慣れてしまえば一人暮らしは楽しいと感じる人がほとんどです。最初のうちは家族や友達に連絡してみるなどで孤独を紛らわせましょう。
一人暮らしするまでの大まかな流れ
- 不動産屋探し
- 部屋探し~内見
- 申し込み~入居審査
- 初期費用の支払い・賃貸契約
- 引越し作業
- 役所やライフラインの手続き
-
STEP1
不動産屋探し
まずは対応してもらう不動産屋を探します。不動産屋によって対応エリアやサービスは違うので、自分に合うところを選びましょう。
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STEP2
部屋探し~内見
不動産屋と相談し、物件を紹介してもらいます。気になる物件が見つかったら内見に行き、問題がないか確認します。
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STEP3
申し込み~入居審査
物件が決まったら入居申込します。書類に不備がなければ、そのまま入居審査に進みます。
-
STEP4
初期費用の支払い・賃貸契約
審査に通ったら初期費用を支払い、賃貸契約の手続きに入ります。
-
STEP5
引越し作業・必要なものの購入
引越し業者を決めて、実家から持っていくものを梱包します。新居で必要なものがあれば用意しておきましょう。
-
STEP6
役所やライフラインの手続き
役所で転出・転入届の手続きをおこないます。水道や電気などライフラインの手続きも忘れずにおこなってください。ガスは入居日に立ち会いが必要なので、早めに連絡しておきましょう。
-
STEP7
鍵を受け取って入居開始
入居当日に不動産屋から鍵を受け取ります。荷物の搬入や荷ほどきをおこない部屋を整えれば引越し完了です。
一人暮らしに最適な部屋の選び方
- 間取りはワンルームか1K
- 家賃は手取りの3分の1以下
- 室内洗濯置き場
- エアコン付き
- 女性は防犯性も重視する
- 譲れない条件は3つまでに絞っておく
間取りはワンルームか1K
一人暮らしの間取りは「ワンルーム」か「1K」がおすすめです。部屋数が多いと家賃が高くなる、部屋を余らせてもったいないからです。
ワンルームと1Kの違いは、キッチンと居室の間にドアがあるかないかです。1Kにはドアがあるため、キッチンのニオイが居室に流れ込むのを防げます。
家賃は手取りの3分の1以下
家賃は手取りの3分の1以下に抑えましょう。高すぎると入居審査に通らない、生活が圧迫されるなど困ることが多いです。
貯金を増やしたい人は手取りの4分の1を目安にするといいです。
室内洗濯置き場
洗濯機置場は外ではなく、室内にある間取りがおすすめです。洗濯機を外置きすると、汚れが付きやすい、紫外線によって故障しやすいなどデメリットが多いです。
エアコン付き
エアコンが付いているかも確認しておきましょう。付いていない場合は自分で取り付けるか、大家さんに交渉して付けてもらう必要があります。
女性は防犯性も重視する
おすすめの防犯設備例
- 2階以上の部屋
- モニター付きインターホン
- オートロック
- 防犯カメラ
- 玄関や窓の2重ロック
- 防犯性の高い鍵(ディンプルキー)
- 鍵付きポスト
- 宅配ボックス
- ホームセキュリティシステム
犯罪に巻き込まれないためにも、防犯性の高い物件を選びましょう。特に女性は注意が必要です。
防犯設備が充実していると家賃が高くなりやすいです。予算が厳しい人は、せめて2階以上でモニター付きインターホンが採用されている物件を選ぶようにしてください。
譲れない条件は3つまでに絞っておく
譲れない希望条件は3つまでに絞っておきましょう。多すぎると家賃が高くなる、部屋が見つかるまでに時間がかかるからです。
その他の条件には優先順位を付けておくとスムーズに物件を紹介してもらえます。
一人暮らしなら妥協してもいい条件一例
- お風呂の追い焚き
- 独立洗面台
- 浴室乾燥
- 建物の外観
追い焚きは一人暮らしの場合いらない可能性が高いです。自分の後に続けてお風呂に入る人がいないからです。
実際に過ごすのは室内なので、建物の外観は重視しなくても問題ない人が多いです。
一人暮らしに必要な初期費用の目安
賃貸契約の初期費用 | 家賃4.5~5ヶ月分 |
---|---|
引越し業者の費用+ 新居までの交通費 |
約30,000~70,000円 |
家具家電の 新規購入費 |
約100,000~150,000円 |
一人暮らしには賃貸契約の初期費用が必要不可欠です。家賃6万円の場合は、27~30万円です。
引越し業者の費用は荷物の量や移動距離で大きく変わりますが、実家と同一市内でも3万円は見ておきましょう。家具家電はものによりますが、新しく買い揃えると10~15万円はかかります。
部屋探しならアエラスがおすすめ
アエラスがおすすめな3つのポイント
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
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- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!