レオパレスの審査は甘い？無職は厳しい？保証人がいなくても借りられる？

「レオパレスの審査は甘い？保証人は必要？」
「無職でも借りられる？落ちたらどうする？」

株式会社レオパレス21は、全国に管理物件がある大手不動産会社です。レオパレスの物件は審査基準が甘く、収入がまだ少ない20代前半の社会人や学生などでも借りやすいです。

しかし、レオパレスを借りるためには入居審査に通る必要があります。「誰でも借りられる」などのネットの評判を見て、基準を知らずに申し込むと審査に落ちてしまうことも…。

そこで当記事では、レオパレスの審査で見られるポイントや通過の基準、通った人の体験談、落ちた原因が何かなどを徹底解説しています！ぜひ参考にしてください。

レオパレスの審査はトップクラスに甘い

管理会社の審査さえ通ればほぼ借りられる

レオパレスの審査は、賃貸物件の中でも特に甘いです。管理会社の一次審査さえ通れば、その後の保証会社の審査にもほぼ通過できます。

一般的な賃貸の入居審査では、管理会社と保証会社は別々の基準で審査します。レオパレスの保証会社はグループ会社の「プラザ賃貸管理保証」で基準に大きな差がありません。

管理会社が「貸して大丈夫」と判断していれば、プラザ賃貸管理保証は柔軟に審査してくれます。物件の所有者は通常はレオパレスに対応を任せていて、審査には深く関わってきません。

保証会社とは、連帯保証人の役割を引き受ける会社のことです。レオパレスの物件では「保証会社に通っても大家さんの審査で落ちた」などの状況が起きにくく借りやすいです。

保証会社が独自のゆるやかな基準で審査してくれる

保証会社は審査の難易度が厳しい順に「信販系」「LICC加盟」「独立系」に分けられます。プラザ賃貸管理保証は、審査の基準がもっともゆるい「独立系」の保証会社です。

独立系の保証会社は、それぞれの会社独自の基準で審査しています。クレジットカードの事故でブラックリストの人や、他社で家賃滞納歴がある人でも審査ではバレません。

信販系の保証会社はカードなどの利用歴がわかる「信用情報」に傷があると審査にほとんど通りません。LICC加盟の保証会社は、家賃の滞納歴があると審査に落ちる場合があります。

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マンスリー契約は審査がほとんどない

レオパレスは普通の賃貸契約とは別に、短期の「マンスリー契約」もできます。マンスリー契約は保証会社の審査がなく、住む期間に応じて料金を払えば借りられます。

マンスリー契約は、1年未満で引越しする予定ならメリットが大きいです。普通の賃貸契約だと保証料が必要で、1年以内に退去すると「家賃1ヶ月分の違約金」がかかるためです。

レオパレスの審査に通過できる人の特徴

レオパレスの審査は、家賃が現実的に払える状況なら高確率で通過できます。他の物件で入居審査に落ちたり、申し込みを断られた人でも借りやすいです。

表にまとめた状況に当てはまる人は、部屋を探すときは不動産屋に紹介してもらいましょう。自分で探すと審査に通過できない物件を選んでしまう確率が高いからです。

レオパレスの審査が不安なら不動産屋に相談すべき

レオパレスの審査が心配なら不動産屋に相談してみてください。審査に通してきた実績が豊富で、人それぞれの状況に応じた最適なアドバイスをもらえます。

レオパレスの審査で見られる5つのポイントと通過の基準

1.家賃の支払い能力

月の手取り収入	審査に通りやすい家賃の目安
17万円	5.7万円
18万円	6.0万円
19万円	6.3万円
20万円	6.7万円
21万円	7.0万円
22万円	7.3万円
23万円	7.7万円
24万円	8.0万円

レオパレスの審査が甘くても、収入に対して家賃が高すぎると審査に落ちます。表のように「月の手取り3分の1」まで家賃を抑えておけば基本的に審査に通ります。

手取りとは、税金や社会保険料を差し引いて手元に残る金額のことです。手取りを基準に家賃を考えておくと、毎月の生活費に余裕が作れます。

2.過去にレオパレスで滞納や問題がないか

過去にレオパレスで家賃滞納をしていると審査に落ちる可能性が高いです。騒音トラブルなど、生活するうえでのマナーに関する問題を起こしているときも同じです。

どの管理会社や保証会社でも、要注意人物と思われた状態で審査に通るのは難しいです。滞納などのトラブルがあったときに関係していた会社の物件は避けましょう。

3.職業などの属性

支払い能力は職業などの安定性もふまえて判断されます。レオパレスの審査が甘いと言っても、無職で家賃を払える根拠がないと審査に落ちてしまいます。

収入に波がある仕事は、安定している会社員や公務員よりは厳しめに審査されます。水商売などの夜職は、収入よりも生活リズムのズレによる隣人トラブルを心配されやすいです。

▶夜職や水商売で賃貸の入居審査に通るコツはこちら

4.人柄に問題がないか

審査では支払い能力の他に人柄も見られます。審査の本人確認の電話に折り返さなかったり、態度が高圧的だと審査に落ちやすくなります。

ネットで氏名を検索したときに、犯罪歴やSNSの過激な書き込みが出てくる人も審査に落ちやすいです。入居後にトラブルが起きる可能性が高いと考えられるからです。

5.必要な書類や費用の準備ができているか

レオパレスの審査に必要な書類や、契約前に払う初期費用が用意できていないと、申し込みをキャンセル扱いにされてしまいます。

期日に遅れそうなときは、早めに相談すれば2～3日間の猶予がもらえる場合があります。しかし、スムーズに手続きが進められるように前もって準備しておくことが大切です。

レオパレスの審査に必要な情報

申込書に書く内容を間違えると、ウソを書いていると怪しまれることがあります。記憶があいまいな部分は確認してメモをとっておくと良いです。

何かあったときの緊急連絡先は、4親等以内(いとこまで)の関係が1番近い親族に事前に頼んでおきましょう。連帯保証人は原則不要ですが、審査の状況によっては必要になります。

▶賃貸の緊急連絡先について詳しくはこちら

レオパレスの審査で必要な書類

1.本人確認書類

レオパレスの審査は「本人確認書類」があれば申し込めます。本人確認書類として認めてもらえる書類は、レオパレスの公式資料に記載されています。

運転免許証とパスポートどちらもない人は代わりの書類で申し込めます。健康保険証と顔写真の提出を求められることが多いです。

本人確認書類は住む全員分が必要です。申し込み当日に用意できなかったときは、2～3日の期日を決めて画像データで提出する流れが一般的です。

2.契約者名義の通帳+銀行届出印

契約者名義の通帳と銀行届出印は、家賃を口座引き落としで払う手続きに必要です。銀行届出印と他の書類に押す印鑑を分けたいときは、インク浸透印以外の印鑑も用意しましょう。

家賃の支払い方法は口座引き落としが原則で、毎月477円+税の「事務取扱手数料」がかかります。ほとんどの金融機関に対応していますが、一部の信用組合などは使えないことがあります。

3.車検証

駐車場を借りる人のみ、申込時に車検証コピーの提出が必要です。コピーをとった後、運転時に原本の携帯を忘れないように気をつけましょう。

4.契約金

家賃6万円・共益費4千円の初期費用
家賃+共益費(翌月分)	64,000円
礼金	60,000円
環境維持費	550円
火災保険	19,890円
入居者サポート(任意)	18,975円
鍵の交換費用	16,500円
抗菌施工費(任意)	18,040円
インターネット代(任意)	2,640円～
退去時清掃費	41,800円
保証会社利用料	64,000円
合計	約306,395円

契約金として、表のような初期費用が必要です。共益費を含む総家賃が6.4万円でも30万円近くかかるので、予算に余裕が作れる家賃の物件を選びましょう。

賃貸の初期費用の相場は家賃などの4.5～5ヶ月分です。共益費を含む総家賃が6.4万円なら、28.8～32.0万円くらいです。

レオパレスの物件は敷金なしが多く、レオパレスセンターで探せば仲介手数料0円です。任意のオプション費用が外せるときは、相場より初期費用を抑えられる物件がほとんどです。

家具家電付きの物件を選べば、入居後の出費を節約できます。住む期間を1～2年と決めている社会人や、予算を抑えたい学生などに適しています。

5.連帯保証人の書類

連帯保証人が必要なときは、連帯保証人の書類も必要です。印鑑登録証明書は用意に手間がかかるので、連帯保証人が必要になったときは早めに伝えましょう。

手続きに同席できない場合、連帯保証人と郵送などで書類をやりとりします。連帯保証人を立てるかどうか、書類提出の流れは不動産屋から案内されます。

追加で書類の提出を求められることがある

用意が難しい書類があるときは早めに不動産屋に相談しておきましょう。審査の経過や職業によっては、案内に書いていない書類を追加で求められる可能性があります。

レオパレスの施工物件でも、管理会社が他の会社に変わっていることがあります。管理会社が変わると、必要書類や初期費用のルールの他、審査の基準も違うので要注意です。

レオパレスの審査日数は通常2～3日

レオパレスの審査は、申し込みに関する書類に不備がなければ2～3日で結果がわかります。1日で審査に通ることもあるので、引越しを急いでいる人には向いています。

審査では本人確認や在籍確認のための電話があります。あらかじめ緊急連絡先(または連帯保証人)と職場に対応を頼んでおきましょう。

電話の確認は省略されるケースがありますが、実施されるときは繋がるまで審査が進みません。知らない番号から着信があったときは、不動産屋に番号を確認してから折り返すと良いです。

2～3日過ぎても審査結果が出ないときは担当者に進捗を確認してみてください。一般的な入居審査の流れは以下の記事でも詳しく解説しています。

▶賃貸の入居審査について詳しくはこちら

レオパレスの保証会社の保証料はいくら？

初回保証料は総家賃の100～120%

プラザ賃貸管理保証を使うための初回保証料は、共益費などを含む総家賃の100～120%です。以降は1年毎に1万円の更新保証料がかかります。

保証料の相場は初期費用として総家賃の50%、更新が1年毎に1万円です。レオパレス物件の保証料は審査が甘い代わりに高めと言えます。

保証料は物件ごとに確認が必要

保証料は申し込む前に必ず確認してください。初回保証料には100～120%と幅があり、駐車場やオプション費用の有無でも若干変わります。

レオパレス施工の物件でも、管理会社がレオパレス以外の会社なら保証会社が違います。家賃の引き落とし手数料などの長期的なコストをふまえて、納得したうえで申し込みましょう。

▶賃貸の保証会社利用料の解説はこちら

レオパレスの審査に通った人の体験談

1.学生でも借りられた

レオパレスは審査が甘く大学生や専門学生でも借りやすいです。アルバイトをしていたり、仕送りをもらっている人は審査に落ちる心配がほとんどありません。

連帯保証人を求められる可能性が高いので、あらかじめ両親に相談しておきましょう。未成年の場合は、親権者の連帯保証人が必須です。

2.フリーターでも審査に通る

レオパレスの審査は、家賃が適切なら職業に関わらず通過できます。フリーターの他に、派遣社員や契約社員など非正規雇用であっても心配しすぎる必要はありません。

部屋を探すときは、家賃を月の手取り3分の1まで抑えましょう。収入に対して家賃が高すぎると、レオパレスの審査が甘くても落ちるリスクがあります。

3.無職で問題なく借りられた

レオパレスの物件は無職の状態でも比較的借りやすいです。審査の状況により、連帯保証人を求められたり、預貯金の残高を通帳コピーなどで示す必要があります。

生活保護受給者や年金暮らしの高齢者など、受付から断られる状況でも審査してくれます。審査に通りやすい物件は不動産屋に探してもらいましょう。

レオパレスの審査に落ちた原因は主に3つ考えられる

1.過去にレオパレスで問題を起こしている

レオパレスの審査は、基本的に通す前提で対応してもらえます。しかし、過去にレオパレスで家賃滞納などの問題があるとまた貸して大丈夫なのかと警戒されてしまいます。

使うのが初めてで審査に落ちたときは、収入面の他に原因がある可能性が高いです。無職でもない限り、レオパレスの審査には簡単に落ちないからです。

2.身なりや服装で部屋の使い方を心配される

第一印象で「乱暴そう」や「だらしない」と思われると、収入が十分でも審査に落ちます。部屋の使い方が悪くて退去費用で揉めたり、家賃滞納が起きる確率が高いと判断されてしまいます。

不動産屋の店舗や内見に行くときは、清潔で地味な服装にしておきましょう。面接ほど気を配る必要はありませんが、マナーが守れるアピールは大事です。

3.言動から隣人トラブルを心配される

言動から高圧的、神経質と思われてしまうと審査に落ちやすいです。態度が良くない人は「クレームや隣人トラブルを起こす可能性が高い」と扱われます。

電話や内見などで審査の関係者と接するときは、できるだけ物腰柔らかにしましょう。無理な交渉を重ねたり、ひどい態度をとると入居を断られてしまいます。

レオパレスの審査に落ちたときの5つの対処法

1.収入が安定している連帯保証人を立てる

契約者が審査基準に届いていなくても、連帯保証人を立てられるなら審査に通してもらえる場合があります。連帯保証人を立てるときは、連帯保証人の支払い能力も審査されます。

レオパレスの物件で連帯保証人になれるのは、原則は親権者です。親が定年退職していて高齢だったり、不仲で頼れないときは、不動産屋に早めに相談してください。

2.親族に代理契約してもらう

代理契約とは、賃貸契約を結ぶ人とは別の人が住む方法のことです。自分の名義だと審査が通らないときに有効な手段です。

代理契約者になれるのは、原則は関係が近い親族のみです。両親や兄弟姉妹に連帯保証人を頼める人は、もしかしたら代わりに契約してもらうことも相談しておきましょう。

▶賃貸の代理契約について詳しくはこちら

3.マンスリー契約の物件を選ぶ

普通の賃貸契約で審査に落ちた人は「マンスリー契約」で申し込めるかを確認してみてください。マンスリー契約なら、住む期間の初期費用を一括払いすれば借りられます。

マンスリー契約でも断られた人は、レオパレス以外の物件を探しましょう。再チャレンジしても審査に落ちる確率が高く、他で探したほうが手っ取り早いです。

4.他の独立系保証会社が使える物件を選ぶ

プラザ賃貸管理保証の他にも、審査が甘い独立系の保証会社は多いです。月の手取り3分の1までの家賃なら審査にはほとんど通過できます。

審査が不安でレオパレスを検討している人は、レオパレスにこだわらずに幅広く紹介してみてもらってください。希望の条件に合う物件を見つけられる確率が上がります。

▶審査が甘い賃貸の保証会社7選はこちら

5.家賃が安い物件を選ぶ

審査に落ちて部屋を探し直すときは、家賃を下げたほうが良いです。支払い能力が足りないと判断されていることが考えられるからです。

駅からの徒歩距離や築年数の希望条件をゆるめると、物件の質を妥協しすぎずに家賃が抑えられます。審査に落ちても、探し直して最終的には引越しできている人がほとんどです。

レオパレスの審査に関するよくあるQ&A

入居審査で大切なのは不動産屋を味方につけること

入居審査で不利な状況でも通る人は、うまく不動産屋を頼って味方につけています。自分の状況を正直に伝えて、審査に通過できる理想に近い物件を探してもらいましょう。

部屋探しならアエラスがおすすめ

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