レオパレスの壁の薄さや音漏れはどれくらい?防音性は期待できる?

レオパレスのアパート外観

「レオパレスの壁の薄さはどれくらい?」と疑問に思っている人のために、音漏れや防音性について解説します。

レオパレスで壁が薄くない物件の特徴や、内見の注意点、騒音トラブルの対策方法も合わせて紹介します。壁の薄さが気になっている人は参考にしてください。

監修 坂入 健太‌
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長

不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。


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レオパレスの壁は薄いと感じる人が多い

レオパレスは、壁が非常に薄いです。「隣の人の話し声やテレビの音が聞こえる」「くしゃみや咳が聞こえてくる」など、生活音が丸聞こえのレベルです。

以下で、実際にレオパレスに住んでいる人・住んでいた人の感想を紹介します。「壁が薄くてうるさい」「普通の話し声でも壁ドンされた」など、ネガティブな感想が多いです。

ネット上でよく「レオパレス伝説」として「ティッシュを取る音が聞こえる」「携帯の操作音が聞こえる」などの噂がありますが、これは防音性の低さが大げさに広まっただけです。

レオパレスは、他の物件と比べると防音性が明らかに低いです。レオパレスに住むなら、多少の騒音は気にしないという覚悟が必要です。

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界壁施工不備問題がある物件は騒音トラブルになりやすい

「界壁施工不備問題」が疑われる物件は、騒音トラブルになる確率がさらに上がります。

界壁とは、部屋と部屋の間を区切る壁のことです。本来は屋根裏まで界壁があるべきですが、レオパレスは手抜き工事により界壁がない物件があります。

界壁施工不備のイメージイラスト

屋根の部分が大きな空洞になっているので、音が響きやすく防音性が失われています。

以下のレオパレスの物件シリーズは、界壁施工不備問題が疑われますので注意してください。

  • ゴールドネイル
  • ニューゴールドネイル
  • ゴールドレジデンス
  • ベタースチールレジデンス
  • コングラツィア
  • ニューゴールドレジデンス
  • ニューシルバーレジデンス
  • スペシャルスチールレジデンス

界壁施工不備問題がある物件は、防音性のほか火事になった場合の燃え広がりやすさ、不審者が屋根裏から侵入しやすいなどの問題点があります。

安心して暮らせるとは言い難いので、物件を探す場合は注意しましょう。

レオパレスで壁が薄くない物件の特徴

レオパレスは、壁が薄い物件が多いですが、すべての物件の壁が薄いわけではありません。築年数や建物構造よって防音性が変わってきます。

以下で、レオパレスでも壁が薄くない物件の特徴を2つ紹介します。

2012年以降に建てられた物件

2012年以降に建てられた物件は、「ノンサウンドシステム」が採用されているため、防音性が期待できる可能性が高いです。

中でも「ノンサウンドフロア」は、床に遮音フローリングやグラスウールなどを駆使して、上階から下階に伝わる衝撃音を低減するように作られています。

壁には「高遮音界壁」が採用されています。強化石膏ボードを2枚貼りやグラスウールなどを使って厚みを出すことで、隣人の生活音が聞こえにくいです。

RC造

「RC造」とは、壁や柱など建物の基礎となる部分にコンクリートと鉄筋を使用して建てられた物件です。

木造や鉄骨造とくらべて壁に厚みが出るので、防音性が高いです。さらに、コンクリートは音を通しにくいという特性から防音性にも期待できます。

RC造の部屋は、木造や鉄骨造と比べて家賃が高いので注意してください。

また、2012年以降に建てられているから、RC造だからと言って必ずしも防音性が高いとは限りません。必ず内見に行き、納得した上で住むようにしましょう。

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内見時は必ず防音性を確かめるべき

レオパレスに内見に行く時は、必ず防音性を確かめましょう。部屋の防音性を確かめる方法をいくつか紹介するので参考にしてください。

・壁をコンコンと叩く
・壁に耳を当てる
・歩いて床に音が響くかを確認する
・スタッフに共有の廊下を歩いてもらう

壁をコンコンと軽く叩いてみましょう。ゴツゴツと中身が詰まっていて鈍い音がしたら、壁が厚い可能性があります。

反対に、音が軽くて中身がスカスカしている音がする場合は注意が必要です。実際に壁に耳を当てる方法も有効なので必ず実践してください。

スタッフに共有の廊下を歩いてもらって、部屋にどれくらい聞こえてくるかを確認しておくと安心です。

外からの防音性も確認しておくべき

物件だけでなく、道路など外からの防音性も確認しておきましょう。特に大通り沿いや繁華街の近くはうるさくなる可能性が高いです。

「2重サッシになっているか(窓の厚みはあるか)」「窓枠はしっかりしていて建て付けが悪くないか」を確認しておくと安心です。

防音性を重視する人は、小学校や工場など騒音の元になる施設の近くは避けて探すと静かに暮らせる部屋が見つかります。

壁が薄いレオパレスに住んだ時の対策方法

壁が薄いレオパレスで騒音トラブルに巻き込まれないための対策方法を紹介します。賃貸でも簡単にできるものばかりなので参考にしてください。

  • 防振マットや消音マットを敷く
  • 家電の使用時間に気をつける
  • テレビやスピーカーを使うときはイヤホンにする
  • ドアに隙間テープを貼る
  • 厚みのあるカーペットを敷く
  • かかと歩きをしないようにする
  • ひどい時はお客様相談室に相談する

防振マットや消音マットを敷く

冷蔵庫や洗濯機など、振動する家電の下には防振マットや消音マットを敷くのがおすすめです。

価格はサイズによりますが500~1,000円程度が目安です。ホームセンターで簡単に手に入ります。

家電の使用時間に気をつける

洗濯機や掃除機など音が出やすい家電は、使用時間に気をつけましょう。早朝や深夜は寝ている人が多く、あたりが静まり返っているので音が響きやすいです。

一般的には、朝7~21時までなら使用OKと考えている人が多いです。21時以降は使用しないようにするのが無難です。

テレビやスピーカーを使うときはイヤホンにする

深夜にテレビやスピーカーを使う場合は、イヤホンを使いましょう。イヤホンを使えば隣の部屋への防音対策ができます。

ドアに隙間テープを貼る

ドアは、隙間テープを貼って音が響かないようにしましょう。普段からドアは静かに開け閉めすることを心がけるとトラブルになりません。

厚みのあるカーペットを敷く

居室には、厚みのあるカーペットを敷きましょう。上階から聞こえて来る音を防ぐことはできませんが、自分が階下の人に迷惑をかける心配がなくなります。

かかと歩きをしないようにする

「かかと歩き」は、全体重をかかとに集中させて着地するため衝撃音が響きやすいです。日頃からつま先を静かに着地させて歩くように意識しましょう。

かかと付きのルームシューズを履くのも有効です。かかとがないスリッパタイプはパタパタ音がしやすいですが、かかとが付いているタイプなら静かです。

ルームシューズを履いている様子

出典:https://www.amazon.co.jp/

底面の素材は、音がしにくい「フエルト」や「ウレタン」などやわらかめのものがおすすめです。

ひどい時はお客様相談室に相談する

自分で騒音対策をしていてもトラブルが発生した場合は、レオパレスのお客様相談室に連絡しましょう。ケースによっては、注意喚起の貼り紙や連絡などの対応をしてくれるはずです。

どんなにうるさくても壁ドンしたり、直接注意しに行くのはやめましょう。逆上してさらにエスカレートしてしまう可能性があります。

お客様相談室に連絡しても改善されない場合は、引越しを検討しましょう。

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レオパレスは壁紙が自由に変えられる部屋がある

レオパレスは、入居時に自由に壁紙が変えられる「myDIY」というサービスがあります。100種類以上から選べる上に、壁紙の張替えは無料です。

myDIYの物件は、飾り棚を付けたりウォールステッカーが貼れます。自分好みのオシャレな部屋を作りたい人は検討してみましょう。

ただし、myDIYは物件が限られています。対象外の物件に棚を取り付けると、退去費用が加算されるので注意しましょう。

画鋲の使用は許可されている

レオパレスの部屋は画鋲やピンの使用がOKとされています。壁にポスターやカレンダーを貼るのは問題ないので、安心してください。

ただし、釘穴やネジ穴など下地ボードが傷つくような大きな穴はNGです。

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アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。

また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。

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