一人暮らしの部屋選び失敗談まとめ【成功するためのコツも教えます】

一人暮らしの部屋選び失敗談まとめのアイキャッチ

一人暮らしの部屋選びで失敗したくない人のために、経験者の失敗談をまとめてみました。

失敗しないために気をつけてほしいこともまとめているので、是非参考にしてください!

監修 坂入 健太‌
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長

不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。


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エリア選びでの失敗談

自由が丘駅前の様子

悲しむ女性のアイコン憧れの自由が丘に部屋を借りましたが、職場までの乗り換えが多くて大変です。乗り換えがうまくいかないと遅刻しそうになるし……。通勤は毎日のことなので、会社との距離も大切だなって思いました。(30代/女性)
悲しむ男性のアイコンどうしても座って通勤したくて始発駅に引越したけど、その分通勤にかかる時間が長くなって早起きしなければならなくなりました。次は座れるかどうかだけじゃなくて時間も考慮しようと思います。(20代/男性)
悲しむ女性のアイコン閑静な住宅街なんですが、スーパーが家の近くになくてめっちゃ不便です。1つ手前の駅でいちいち降りて買い物して、また電車に乗って家まで帰ってるんですがもう嫌です。(30代/女性)
悲しむ女性のアイコン2路線使えるって言うから契約したけど、どっちの路線からも20分くらい遠くて不便。内見のときちゃんと駅から歩いて確認すればよかった。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン車で内見したから気が付かなかったけど、マンションまでの道のりが坂になってて歩くのがしんどい。(20代/女性)

エリア選びに失敗してしまうと、通勤・通学が大変です。乗り換え回数や電車の本数、万が一電車が止まってしまったときに代わりの移動手段はあるかなども調べておきましょう!

家の近くにスーパーがあるのとないのでは生活にかなりの差が出るので、買い物環境も忘れずにチェックしてください。

また、駅徒歩は人によって違うので実際に自分の足で歩いて確認するのが1番です!思わぬところに坂があって、移動が大変ということも珍しくありません。

部屋の設備での失敗談

ユニットバスのお部屋の様子

悲しむ女性のアイコンバス・トイレ一緒の部屋にしたけど、湿気がすごくてトイレットペーパーがすぐフニャフニャになって使い物にならない。カビもすごいし、ゆっくり湯船にも浸かれない。速攻で引越ししました。(30代/女性)
悲しむ女性のアイコン家賃を節約しようと思ってワンルームを契約しました。盲点だったのはキッチンが狭くて料理しずらいこと。まな板を置くスペースもないし、コンロが1つしかないからあんまり自炊できてないです。外食とかコンビニが増えてしまって、結局節約できてない…。(20代/女性)
悲しむ男性のアイコンエレベーターなしの5階の物件に住んでます。重い荷物を持って上がるのは大変。妻が妊娠しているのですが、大きなお腹で階段の上り下りをさせて申し訳ないなって思ってます。子どもが生まれたらベビーカーとか荷物が増えるので、早いところエレベーター付きのマンションに引越しする予定です。(40代/男性)
悲しむ女性のアイコン築年数は経ってるけど、キレイにリフォームされてたので安心して契約してしまいました。実際に住んでみたら、お風呂とか水道の排水溝の劣化はそのままでニオイがすごかったんです。掃除しても効果がなかったので半年で引越ししました。(30代/女性)
悲しむ女性のアイコン念願の一人暮らし!憧れのロフト付きにしたけど、夏は暑いし冬は寒いし、階段の上り下りがめんどうくさいし、掃除はしずらいしもう散々。結局ロフトで過ごすことはほとんどなかったです。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコンオートロックなしの部屋にしたけど、オートロックはあったほうがいいと感じた。郵便物が盗まれたり、宗教の勧誘や訪問販売が来たりとなにかと面倒なトラブルが多い。(20代/女性)
悲しむ男性のアイコン変なところに柱とか、出っぱりがある間取りで家具のレイアウトに苦労した。置きたいところに家具が置けないので、生活しづらい。(30代/男性)

「気になった部屋に自分に必要な設備が整っているか?」「生活する上で不便な点はないか?」など、しっかりチェックしましょう。

内見するときに確認漏れがないように、事前にどこを見るかを決めてから行くのがおすすめです。

内見するときに見ておきたいポイントを以下の記事にまとめているので、読んでみてください!

参考記事:内見のポイント完全版【持ち物・内見の極意を大公開!】

周辺環境の失敗談

駅周辺の街の様子

悲しむ女性のアイコン内見は車で行ったので、駅から家までを見ないで契約したら駅周辺の治安が最悪でした。ラブホとか、アジア系のお店とかが多くて汚くて最悪だった。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン街灯が少なくて夜帰るときに怖いですね。お店も人通りも少ないので…。昼間だけじゃなくて夜も歩いてみたほうがいいなって思いました。(20代/女性)
悲しむ男性のアイコン学校が近くにあるので、昼間はどうしても騒がしくなります。特に運動会シーズンとかは連日声が聞こえるし、吹奏楽部の演奏もガンガン入ってきますね。夜勤や在宅勤務で昼間でも家にいる人は注意したほうがいいです。(30代/男性)
悲しむ男性のアイコン高速道路が近いせいか、車やトラックが走る音がビュンビュン聞こえます。排気ガスのせいかベランダには黒いススのようなものが溜まるので洗濯物も外に干せません。窓を掃除しても部屋の中まで黒くなります。健康のためにもやめておくべきかと。(20代/男性)
悲しむ女性のアイコン栄えている駅なので買い物や外食は便利なのですが、平日・休日問わず人が多くて騒がしいです。パトカーのサイレンも毎日鳴り響きっぱなしだし家にいてもあんまり落ち着けないです。(20代/女性)
悲しむ男性のアイコン家賃の安さにつられて線路沿いの部屋を契約。電車が通る度に部屋が揺れて音がうるさい。それが終電まで続くし、東京は始発電車も早いので休まる暇がない。(20代/男性)

内見は部屋の中ばかりを見てしまいがちですが、周辺環境もしっかり確認しておきましょう。「近くにどんな施設があるか?」「人通りはどんな感じか?」なども重要です。

費用についての失敗談

通帳とお金のイメージ写真

悲しむ女性のアイコン家賃目安よりちょっと高かったけど、おしゃれなデザイナーズマンションを契約!でも、仕事でほとんど家にいないし、休日も出かけてしまうのでこんなに高い家賃払ってまでデザイナーズマンションにする意味あったのかなと疑問に感じています。(30代/女性)
悲しむ男性のアイコン家賃も設備もよくて契約したけど、ガスがプロパンだった!都市ガスに比べてガス代が2倍くらい高くて毎月の出費がかさんでいる。シャワー生活でも毎月4000円くらいかかるので、お風呂にお湯を溜めることができない。(20代/男性)
悲しむ女性のアイコン家賃は安いけど、管理費(共益費)が高くて毎月の支払いが苦しい。部屋を探すときは、管理費込みの家賃で探すべきだと思った。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコンエアコンが古いタイプで、全然冷えない。設定温度を18℃とかまで下げないとならず、夏の電気代がとんでもないことになった。しかも古いせいで風もホコリっぽいし、ニオイも変。内見のときは、パソコンの年式も確認したほうがいい。(20代/女性)

家賃ばかりに注目するのではなく、管理費・共益費など、生活したときの水道光熱費などのトータルコストで考えましょう!

あまりにも家賃が高いと初期費用もかさみ、2年後の更新のときも困ってしまいます。

日当たり・風通しについての失敗談

窓を開けて日当たりを確認する女性

悲しむ女性のアイコン南向きの部屋を契約!最初は日当たりのよさに満足してたけど、日当たりがよすぎて真夏は部屋の温度が37℃近くまで上がって、日が暮れても全然温度が下がりません。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン日当たりがいい部屋だったけど、アパートの前に高層マンションが経って全然日が当たらなくなった。マンションが建つってわかってたら契約しなかったのに!(30代/女性)
悲しむ男性のアイコン近くにラーメン屋とか焼き鳥屋があるせいで、窓を開けると煙とかニオイが流れてくる。洗濯物も外に干せないし最悪。虫も出やすいので飲食店の近くはやめたほうがいいです。(20代/男性)
悲しむ女性のアイコンRC造なせいなのか、日当たりが悪いせいなのかわかりませんが結露がすごいです。カーテンとか壁がカビるし、換気しててもジメッとしていて気が滅入ります。早く引越したい。(20代/女性)

内見するときは部屋の窓を開けて、景色やニオイや騒音の聞こえ方も忘れずに確認してください!

南向きだからといって必ずしも日当たりがいいとも限らないので、その辺りも確認しておきましょう。

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住民同士のトラブルの失敗談

悲しむ女性のアイコン木造だったので隣の部屋の生活音が筒抜けだった。頻繁に彼女を連れ込んでいるらしく、聞きたくもない声を聞かされて気が狂うかと思った。即引越ししました。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン1LDKに住んでましたが、上の階が家族だったみたいで子どもの足音がうるさかった。上下左右にどんな人が住んでいるかも聞いておけばよかったと後悔している。(30代/女性)
悲しむ男性のアイコン住人のゴミ捨てマナーが最悪だった。ゴミは分別しないし、曜日関係なく出すから業者が回収してくれない。ゴミ捨て場とか、ポストとかそういう共有設備もちゃんと見ておかないと駄目なんだなって思った。(30代/男性)

住んでみないとわからない部分も多いですが、内見時でもある程度は把握できます。

例えば、掲示板に騒音トラブルの張り紙が貼ってある、エントランス部分にゴミが散乱してるなどがあればその物件は要注意です。

マナーを守れない住人がいてトラブルに巻き込まれるかもしれません。

不動産屋とのやりとり失敗談

キッチンを紹介する不動産屋

悲しむ男性のアイコン俗に言うおとり物件に騙されました。気に入った部屋があったので問い合わせしたら、とりあえず来店してくれたら紹介するって感じだったんですが、実際に来店したら埋まっちゃったと言われてとんだ無駄足だった。(30代/男性)
悲しむ女性のアイコン不動産屋さんの営業トークに乗せられてつい契約してしまいました。実際に住んでみたら大して良い物件じゃなくて「なんでこんな部屋にしたんだろう…」って毎日後悔してます。もっと他の物件も見ればよかった。(20代/女性)
悲しむ男性のアイコン担当スタッフが超適当な人で、スケジュール通りに引越しできなかった。やっぱり不動産屋は何件かまわって相性の良いスタッフと探したほうがいいと思う。(30代/男性)
悲しむ女性のアイコン内見は誰かと一緒に行くべきだと思った。初めての一人暮らしだったのにもかかわらず、一人で内見に行ったので不動産屋のいいように話をすすめられてしまった。(20代/女性)

内見も大切ですが、不動産屋選びに失敗してしまうと元も子もありません。不動産屋選びで失敗しないために、どうしたらいいのか紹介します。

失敗その1:おとり物件にダマされる

「引越しをしよう!」と思い立ってネットの賃貸物件や不動産屋の店頭チラシを見ると、良い部屋で立地も良く、家賃も安いといった完璧な物件がいくつか見つかると思います。

残念ではありますが、おとり物件(釣り物件)の可能性が高いです。

おとり物件を電話で不動産屋に問い合わせると「とりあえず不動産屋にお越しください」という流れになります。

実際に不動産屋へ行って目当ての部屋を内見させてもらうと、「あの部屋は埋まってしまいました」と言われます。

不動産屋からすれば、来店させれば部屋を借りる確立が上がるのでできる限りお客様に来店してほしいと思っています。

おとり物件につられて変な物件を借りてしまわないよう気をつけましょう。

失敗その2:不動産屋のトークにダマされる

不動産屋が言う「このマンションはすごく静かですよ」「このマンションに変な人はいません!」というのは、大抵根拠がありません。

適当な言葉に騙されて引越しをしてしまった後では時すでに遅しです。

筆者の失敗例は以下の通りです。

・「分譲タイプのマンションで静か」と言われたのに老朽化が激しく、色んな場所から声や子どもの鳴き声、騒ぎ声が聞こえる。

・「危ない人がいないマンションで」という条件を不動産屋に言ったのに、毎朝黒塗りの車がマンションに横付けしていて、怖い人たちが住んでいることがわかった。

・都内の物件で、駅から徒歩15分かかっても「この距離なら近い方ですよ!」と言われた。

不動産屋もノルマがあるので、なるべく早く契約を交わしたいと思っています。

筆者の主観ではありますが「人当たりは良いけど言っていることはいい加減」という場合が多いので、良い人そうだから言ってることも間違いなさそう!と思ってはいけません。

よくあるクロージングトーク

クロージングトークとは、お客に対して徹底的に営業トークをして賃貸契約を結ばせることです。

一例は以下の通りです。

物件を内見していると「この物件は人気なので、内見予約がすごい入っているんです」と言われます。「内見の予約が入っているから早くしないと先に契約される」と急かしてきます。

本当の場合もありますが、嘘の可能性も高いです。

また「どこの不動産屋に行っても同じ物件しか出てこないですよ」とも言われます。

大型の不動産屋は「レインズ」という物件管理システムを使用しているので、会社が違っても同じ物件を共有し合っているのは事実です。

しかし物件は数多くあるため、違う不動産屋に行けば別の物件を紹介されることも多々あります。

不動産屋の本音は「別の不動産屋に行かずにうちで決めてほしい」になります。

「この物件おすすめです!」といったセリフを言われることもあります。

「じゃあここにしよう」とならず、何がどうおすすめなのかをしっかり聞くようにしましょう。

失敗その3:どの不動産屋に行っても担当する営業マンが新人ばかり

どの業界でも新人というのは熱意がある分、経験が少ないのが弱点です。

物件探しを手伝ってくれるパートナーが自分と同じくらいの知識量しかないとすれば、いくつか行く不動産屋の内の1つがそうであっても良いとは思います。

しかし、何箇所も不動産屋を回ったのに「自分に付くのは新人の営業マンばかり」という人には「飛び込みで不動産屋に行っている」ことが原因です。

ネットや電話で予約をしないでフラっと入ってくるお客さんは、契約が決まりづらく面倒な人が多いというのが定説だという噂です。

物件探しをするときは、ネットや電話で予約してから行きましょう。

失敗その4:物件チラシ(資料)の書き換え

「礼金が1ヶ月分」と書いてあったのに、契約しようとしたら2ヶ月分になっていたという話もあります。

こういったことを防ぐために、必ず物件チラシのコピーはもらうようにしましょう。

失敗その5:仲介手数料がすべて安いところは、物件の数が少ない

不動産屋は「レインズ」という物件管理システムで物件を共有していると書きましたが、実は共有していても紹介してもらえない物件というのも存在します。

「仲介手数料無料」「半額」と謳っている不動産屋の場合、紹介してもらえない物件があります。

仲介手数料というのは不動産屋に丸ごと入るお金なので、不動産屋自身の利益になります。

しかし、仲介手数料無料というのは不動産屋がお金をもらえないのではなく、賃貸物件のオーナーからお金をもらっています。

仲介手数料無料というのは不動産屋が損をするのではなく、不動産屋にお金を余計に払っても借り主を探してほしいというオーナーが損をしています。

オーナーが「そんなの払わない」と言った場合、不動産屋はその物件をお客さんに紹介することはありません。それが良い物件だったとしても、お客さんに見せてはあげません。

家具・家電選びの失敗談

大きなテレビがあるお部屋

悲しむ男性のアイコンサイズをよく測らなかったので、買った家具を置いたら部屋がめっちゃ狭くなった。洗濯機は洗濯機置場とのサイズが合わなくてなくなく返品した。面倒でもサイズはしっかり測ったほうがいい。(20代/男性)
悲しむ女性のアイコン張り切って調理家電とか器具をたくさん揃えたけど、結局忙しくて全然自炊できてない。慌てて揃えるよりも、必要なものを少しずつ買い足してくほうが無駄がなくていいって思った。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン家具家電付きの部屋にしたけど、使い勝手悪いし、必要なものがなかったり、逆にいらないものを部屋に置いておかないといけなかったりして意外と不便だった。家賃も割高だし。(30代/女性)
悲しむ女性のアイコンカーテンは内見時に窓のサイズを測って早めに用意しておいたほうが良い。私は当日にカーテンがないことに気がついて絶望した。夜は外から丸見えだし、防犯的にもよくない。しかもオーダーカーテンだったので納品まで2週間くらいかかった。(20代/女性)

「サイズを測らずに買ってしまって使えなかった」「一人暮らしで張り切りすぎて必要ない物まで買って部屋が狭くなった」など、家電も安い買い物ではないのでよく考えて買いましょう。

大型家電や家具は部屋に置けるかどうかもしっかり確認してください!

その他の失敗談

悲しむ女性のアイコンインターネットが無料の部屋にしたけど、建物全体で回線が同じなので通信速度が遅くて使い物にならない。結局個人でポケットWi-Fiを契約するハメになってしまった。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン収納スペースが少なくて実家から持ってきた荷物が入り切らなかった。断捨離したけど、それでも閉まっておく場所がなくて近くのレンタル倉庫を借りました。実家から荷物を持ってくるときは収納できるかどうかもしっかり確認したほうがいい。(30代/女性)
悲しむ女性のアイコン洗濯機置場が外にある部屋はやめたほうがいいと思います。汚れるし、洗濯機の痛みも早い。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコン家賃が安かったので1階の部屋にしたんですが、下着泥棒に遭うし、通行人の視線が気になって窓も開けられません。(20代/女性)
悲しむ女性のアイコンシャワーの水圧が弱い。毎日のことなので地味にストレスです。(20代/女性)

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