引越しでいらなくなった家具をお得に処分する方法

おしゃれなタンスの写真

引越しをするとき、要らない家具をどうしようか悩みますよね。

「少しでもお金になれば」と思いリサイクルショップに持って行ったら、逆に処分にお金がかかってしまったなんてこともあります。

無駄に費用をかけないためにも、しっかりと家具の処分方法を知っていきましょう!

監修 坂入 健太‌
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長

不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。


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家具を捨てる場合は地区の自治体がお得

家具はそんなに簡単には売れないので、捨てることが多いと思います。

捨てる際、軽トラックで街中を回っているような廃品回収業者には注意をしましょう。

「無料で廃品を回収します」と言っておきながら、実際はお金を取られたというのはよくある話です。中には、廃品回収の許可証がないのに回収をやっている人たちもいます。

値段は高めな設定なので、こういった業者に頼むのはやめましょう。

1番おすすめなのは、地域の自治体に頼むことです。インターネットで「地域名+粗大ごみ回収」と検索すればすぐに出てきます。

電話で予約をして、指定された廃品回収券をコンビニなどで買ってください。家具の回収日に家の前に置いておけば、回収してもらえます。

売れない家具を譲ることでお得に

友人や知人に家具を譲るというのも良い手です。今の時代はSNSがあるので、呼びかけしやすいというメリットもあります。

しかし、ヤフオクなどで知らない人に譲るのはあまりおすすめできません。

様々な手続きがあり、引越しで忙しいときに買い手とのトラブルが発生したら面倒だからです。家具を譲る場合は、知っている人だけ限定にするほうが面倒なことになりません。

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家具を売るという選択肢もなくはない

家具をリサイクルショップで売ることもできますが、良い値段が付くことはあまりありません。

買ったときは数万円以上した棚でも、無料で引き取られたというケースもあります。

リサイクルショップまで運ぶのも面倒ですし、来てもらって見積もりをとるのも一手間です。

高級ブランドの家具など、よほど高く売れる自信があるときにだけ活用するようにしましょう。

交渉上手なら引越し業者に頼むのもおすすめ

引越し業者に見積もりを頼むときに、家具の回収をお願いすることもできます。業者によっても値段がバラバラで、お得になるときと割高になるときがあります。

引越し一括見積もりサイト」で様々な引越し業者から見積もりを出してもらい、その中かから1番安いところに電話をするのがおすすめです。

「引越しついでに家具を回収してほしいのですが、安くしてもらえたらそちらで即決します!」という感じで交渉すると、安くしてもらえることもあります。

中には無料になる業者もあるので、交渉するだけしてみても損はありません。

テーブルの処分の仕方

テーブルも高いものであれば中古業者に買い取ってもらえますが、安いテーブルは引き取ってもらえないこともあります。

少し手間はかかりますが、ネットオークション(ヤフオクやメルカリなど)で売るという手もあります。

問題点としては、テーブルの梱包や発送を自分でやらなければいけないので思った以上に手間がかかります。

もし通常のゴミとしてテーブルを捨てたい場合は、30センチメートル以下にのこぎりで切って出せばOKです。

電動のこぎりは安いものだと5000円くらいなので、不要品回収業者によっては電動のこぎりを買ったほうが安い場合もあります。

ベッドや食器棚の処分の仕方

ベッドや食器棚は大きいだけに、かなり処分費用もかかってきます。ただ、自治体に頼めば2000円くらいで済みます。

不要品回収業者に頼むと1万円くらいかかる場合もあるので、よほどのことがない限りやめておきましょう。

家具・家電で普通に処分できないものもある

通常の家具は、先ほど書いたような方法でなんとかできますが家電はそうもいきません。

「洗濯機」「冷蔵庫」「エアコン」「テレビ」家電リサイクル法が適用されるので、粗大ごみとしては出せません。

新しい家電を買うときに電気屋さんに回収してもらうか、地域の自治体に問い合わせてみましょう。

洗濯機の処分の仕方

約20万円ほどするドラム式洗濯機であっても、高いところで3万円、安いところで1万円ほどでした。

しかもどうせ高い見積もりのところでも、実物の洗濯機を見たら値引きされそうです。

処分するのにお金がかかるよりは売ったほうがいいですが、高く売れないと思っておいたほうが良いでしょう。

それでもできるだけ高く売るには

  • なるべく新しい商品である
  • 付属品はちゃんと揃っている
  • カビが生えていない
  • 屋外で使って汚くなってたりしない
  • 国内メーカーの商品

上記の条件を満たしていれば、多少は高くなります。

冷蔵庫の処分の仕方

冷蔵庫も数千円から2~3万円くらいだと思っておきましょう。冷蔵庫の場合、よほどのことがない限り壊れません。

そのため、売ろうとしている冷蔵庫は5年以上前の商品である場合が多いです。

古い商品はそれだけ安く見積もられますので、数千円いけば良いと覚悟したほうがいいかもしれません。

それでもできるだけ高く売るには

夏は冷蔵庫の中古需要が多くなると言われています。

この時期は他の時期に比べて高く買い取ってもらえますが、かなり高い価格で買い取られるというわけではありません。

引越しのために売る場合は時期を選べないので、7月に引越しだった時はラッキーぐらいに考えておいてください。

電子レンジの処分の仕方

電子レンジは洗濯機や冷蔵庫と違い、家電リサイクル法には当てはまらないので粗大ごみとして捨てることができます。

ネットオークションで売ることも可能です。

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