初めてシェアハウスに住む人が読む話【初心者必見】
「シェアハウスに住んでみたいけど、ルールや流れがわからない!」という人必見!
「シェアハウスとはそもそもなんなのか?」といった疑問や、部屋探し~入居までの流れ、部屋探しのポイントなどをわかりやすくまとめています。是非参考にしてください!
目次
そもそもシェアハウスとは?
シェアハウスとは運営会社がいて、1つの家をみんなでシェア(共有)して住む居住形態のことです。
一般的な賃貸と違って初期費用や毎月の家賃が抑えられるので、大学生や外国人留学生など若い人を中心に人気があります。
シェアハウスは入居者同士の交流があるのも特徴です。パーティーやイベントを通して仲良くなれるのもシェアハウスの醍醐味!
最近は「プログラマー限定」や「読書好き限定」など、同じ志や趣味を持つ人達が集まるシェアハウスも増えています。
友達や人脈がほしいという人にもぴったりの環境ですね!
また、物件によっては楽器が演奏できるスタジオや、映画館みたいなシアタールームなどの設備が整っています。
こういった設備が整っているマンションに住むのはお金がかかりますが、シェアハウスならリーズナブルな家賃で叶えられますよ!
シェアハウスとルームシェアの違い
似たようなもので「ルームシェア」がありますが、シェアハウスとは似て非なるものです。
ルームシェアは、友達同士で一般的な賃貸マンションを借りて一緒に住むという契約になります。
運営会社は入らないので、掃除のルールや家賃の支払い方法は友達同士で話し合って決めます。
金銭関係のトラブルが多いので、信頼できる相手じゃないとルームシェアはできません!
シェアハウスと一般的な賃貸の違い
シェアハウスと一般的な賃貸の5つの観点から違いを解説します!
・初期費用
・入居審査
・契約期間
・退去費用
共有する設備
一般的な賃貸で共有する設備は、エレベーター・エントランス・駐輪スペース・ゴミ捨て場くらいです。
シェアハウスでは上記の設備に加えて、玄関・リビング・キッチン・お風呂・トイレ・洗濯機・洗面台などを共有しながら生活します。
物件によってはそれぞれの部屋にお風呂やトイレが付いているタイプもありますが、その分家賃が高めに設定されています。
初期費用
シェアハウスの初期費用の相場は10万円前後と言われていますです。
一方、一般的な賃貸の場合は家賃の4.5~5ヶ月分が必要と言われています。家賃6万円の部屋を借りた場合、27~30万円はかかってしまうんです。
比べてみると一目瞭然ですよね。
どうしてシェアハウスの初期費用が安いのかというと「日割り家賃+共益費+契約手数料」だけで済むからです!
ほとんどのシェアハウスは、敷金・礼金・仲介手数料などのややこしい費用は必要ないので、まとまったお金が用意できなくてもシェアハウス生活が始められますよ!
入居審査
賃貸の入居審査と比べると、シェアハウスの審査はかなりゆるいです。
一般的な賃貸の入居審査で重視されるのは「家賃をきちんと支払ってもらえるかどうか」です。そのため、職業・年収・クレジットカードの滞納履歴など細かくチェックされます。
一方シェアハウスで重視されるのは「人柄」です。協調性はあるか、トラブルを起こさなさそうかなどがチェックされます。
人柄にさえ問題なければ、収入が不安定なフリーターやフリーランスでも審査に通ります。働く意思さえあれば無職でも入居できる可能性がありますよ!
契約期間
シェアハウスの契約期間は「最短1ヶ月」です。
一方、一般的な賃貸は基本的に2年契約です。契約期間中に退去すると違約金がかかることも多いです。
シェアハウスは1ヶ月単位で契約期間を決められるケースが多いので、自分の都合に合わせやすいですよ!
退去費用
シェアハウスの退去費用は、初期費用で支払った契約金から差し引かれることが多いです。よっぽどひどい使い方をしていない限り、別途費用を請求されることはほとんどありません。
請求される場合は高くても3~5万円程度で済むでしょう。
一般的な賃貸は入居時に預けておいた「敷金」から退去費用が差し引かれます。敷金を預けていない場合は、退去時に全額まとめて払わないといけないので大変なことになるかも…。
入居の理由は家賃の安さ!
平成27年に国土交通省がおこなった「シェアハウスに関する市場動向調査」によると、シェアハウスに入居した理由で1番多いのは「家賃が安いから」です!
その他の理由を多い順に紹介します!
・立地が良いから
・勤務地に近いから
・初期費用が安いから
・他の居住者と交流できるから
・外国語を学びたいから
・短期居住を予定していたから
・集まって暮らす安心感があるから
意外とパーティーやイベントが楽しそうだったからとか、家具家電が揃っているからという意見は少なかったです。
シェアハウスに住むまでの流れ
シェアハウスを探してから住むまでの流れを順番に紹介します!効率的に良いシェアハウスに住むためにも参考にしてください!
①希望条件を整理する
住みたいエリアや予算、シェアハウスでどんな生活がしたいのかを整理してみましょう!
決めておくべき条件の例を紹介します。
・住みたいエリア、路線
・男女比
・外国籍比
・年齢層
・シェアハウスの規模
・部屋のタイプ
・部屋の広さ
・掃除の頻度
・イベントの有無
・希望の設備
希望条件の中で優先順位を決めておくとスムーズに部屋探しできますよ!
②ネットで部屋探し
シェアハウスは運営会社のサイトや、専門のポータルサイトから探すのが効率的です!
街の不動産屋さんに行ってもシェアハウスはあまり紹介してもらえません。
③問い合わせ
気になるシェアハウスがあったらサイトから問い合わせしてみましょう!
最新の空室状況や内見できる日程などの連絡が来るので、担当者と相談して決めます。
内見は休日の昼間や、平日の夜など人が多く集まる時間帯にするのがおすすめです。
④内見
日程が決まったら実際に内見に行きましょう。
どんな入居者がいるのか、共有スペースや居室部分の様子を念入りにチェックしましょう!チェックリストを作ったので内見時に活用してみてください!
ちなみに、シェアハウスの内見は現地集合・現地解散が基本です。
入居者の質 | 挨拶はあるか?男女・外国人の比率は?見た目の清潔感は大丈夫? | |
---|---|---|
共有スペース | 汚れはないか?設備は古くないか?複数人で使っても大丈夫な広さか? | |
玄関 | 靴を置くスペースはあるか?何足くらい置けるか? | |
お風呂・トイレ | 男女別になってる?鍵はかけられる?掃除は行き届いている? | |
居室 | 鍵はかかる?収納スペースは十分?コンセントの位置は大丈夫? | |
防音性 | 隣の部屋との防音性は?共有スペースから近すぎないか? | |
防犯性 | 部屋に鍵はかけられる?貴重品の管理方法は? | |
電波 | スマホの電波は入る?共有Wi-Fiの速度は? | |
居室の窓 | そもそも窓はついてる?開けてみて異臭はしない?排気ガスは気にならない? | |
周辺環境 | スーパーや商店街はある?駅からの距離はどう? |
⑤入居申込
住みたいシェアハウスが決まったらさっそく申込みしましょう!申込みには身分証明書・印鑑などが必要です。
保証人は不要なケースが多いですが、緊急連絡先は必要です。両親や兄弟などにお願いできるか確認しておきましょう。
その他に必要な書類がないか運営会社に確認しておくと、審査がスムーズですよ!
⑥審査
シェアハウスによっては、電話や面談でカンタンな審査があります。
就活の面接のように堅苦しいものではないですが、最低限の挨拶や丁寧な受け答えするようにしましょう!
審査でチェックされる項目は以下が多いです。
・職業
・引越し理由
・年齢
・性別
・コンセプトに合うかどうか
⑦契約・初期費用支払い
審査に通ったら契約書を取り交わします。契約時に入居日を決めるので、引越しスケジュールを確認しておきましょう。
入居前に初期費用を支払うので、お金の準備も忘れずに!
基本的に支払いは銀行振込です。クレジットカードを使えるシェアハウスは少ないので注意してください!
⑧入居
入居日が来たら鍵を受け取ってシェアハウスに引越しです!
シェアハウスによっては入居当日に「入居説明会」があるケースもあります。入居説明会ではルールの説明や鍵の受け渡しがおこなわれます。
必ず参加しないといけないので、時間や開催場所は確認しておきましょう。
シェアハウスに到着したらまずはシェアメイトに挨拶から始めましょう!シェアハウスによっては自己紹介タイムを設けたり、歓迎会をしてくれるところもあるようですね!
シェアハウス選びで知っておきたいポイント
シェアメイトを選ぶ上で知っておいてほしいポイントを4つ紹介します。
部屋のタイプ
シェアハウスとひとことで言っても、実は部屋の種類がいくつかあるんです。
代表的な3種類を紹介しますね!
個室
1人で部屋を使う個室タイプ!鍵をしっかりかけられるので防犯性が高いです。
部屋によっては自分専用の冷蔵庫やテレビが備え付けられているので、交流もいいけど1人の時間も大切にしたいという人に向いています。
初めてのシェアハウスなら個室タイプがおすすめです!いきなり他の人と同じ部屋で生活するってのはストレス溜まりますしね。
荷物が多い人も個室のほうが住みやすいです。
ドミトリー
1部屋を数人で使うタイプ。二段ベッドが置かれていて学生の寮みたいな感じの部屋です。
申し訳程度にカーテンが付いていますが、他の人の気配や生活音は丸聞こえです。
家賃は1番安いですが、1人になれる空間がないのはちょっとしんどいかも。
セミプライベート
1部屋を数人で使うのはドミトリータイプと同じですが、セミプライベートはきちんとした仕切りがついているので人の目が気になりにくいというメリットがあります。
家賃はドミトリーと個室の間くらいに設定されています。
シェアハウスに年齢制限があるかをチェック
ほとんどのシェアハウスでは年齢制限があります。入居者同士の年齢による考えの違いや、トラブルを防ぐためです。
シェアハウスの醍醐味として「人との交流」がありますが、あまりにも年齢がかけ離れてしまうと交流が少なくなってしまうってのも理由の1つのようです。
運営会社によって変わりますが18~35歳までに設定しているケースがほとんどです。
もちろん、年齢制限がないシェアハウスもありますよ!
シェアハウスの人数で住心地が変わる
シェアハウスは住んでいる人数や建物の規模で住心地が変わります。
人数や雰囲気をまとめたので、自分に合うシェアハウス選びの参考にしてください!
規模 | 人数目安 | 特徴 |
---|---|---|
小規模 | ~10人 | 人との距離が近いので積極的にコミュニケーションを取りたい人におすすめ。ただ合わない人がいると険悪ムードになることも。 |
中規模 | 11~20人 | 交流も大切だけど、距離感もある程度取りたい人は中規模タイプがおすすめ。THEシェアハウスって感じの生活になります。 |
大規模 | 21人以上 | 初めてのシェアハウスなら大規模タイプがおすすめ。人数が多いので、交流したい人は積極的にコミュニケーションとれるし、あまり人と関わりたくなくてもまわりから浮くこともありません。 |
ハウスルールを守る必要がある
シェアハウスは他人との共同生活なので、トラブルを防ぐためにルールがあります。
あまりにルールが厳しいと自分がルールを守るのが大変ですが、逆にゆるすぎると無法地帯で生活しづらくなってしまいます。
問い合わせや内見の時点でどんなルールがあるのか確認しておくと、入居後のギャップが少なくていいと思います!
以下でシェアハウスでよくあるルールをいくつか紹介します。
・シャワーは1人○分以内
・シャワー後の抜け毛は各自で捨てる
・冷蔵庫の食べ物には名前を書く
・共有スペースに私物は置かない
・玄関に靴を出しっぱなしにしない
・炊飯器を保温でほったらかしにしない
・食器は使ったらすぐ洗う
・シェアハウス内は禁煙
・リビングで寝ない
安すぎる家賃は注意する
家賃が毎月1万円!のようなあまりにも安すぎるシェアハウスはおすすめできません。
入居者の質が低い傾向にあり、トラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
また、十分な広さがなかったり窓が付いていなかったりするいわゆる「脱法ハウス」なんてことも。こういった部屋で生活すると健康的にも不安です。
シェアハウスの家賃相場は3~5万円程度と言われていますので、それくらいの価格帯で探すようにしましょう!
シェアハウスで必要なもの
生活に必要な家具・家電は最初から備え付けられていますが、ある程度は自分で持っていく必要があります。
自分で持っていくものをリストにまとめたので、入居準備する時の参考にしてください!
洋服 | 自分が着る洋服や、靴などは持っていきましょう。ただシェアハウスは基本的に狭いのであまりにも大量に持っていくと、収納場所に困ります。個人スペースに置けるか確認はしておきましょう! |
---|---|
タオル | バスタオルとフェイスタオルはそれぞれ4~5枚は用意しておきましょう。洗濯頻度が少ない人は多めに持っていくと安心です。 |
お風呂セット | シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・洗顔料・カミソリなど、自分で使うお風呂グッズは用意しておきましょう。お風呂場に私物は置いておけないので、持ち運びできるようにカゴもあると便利です。ドライヤーがないシェアハウスもあるので、確認しておくと◎ |
歯ブラシセット | 歯ブラシ・歯磨き粉・コップは自分のものを用意しておきましょう。 |
寝具セット | 布団・マットレス・毛布・シーツなどの寝具は自分のものを持っていきます。持っていくのが面倒くさい場合は、運営会社からレンタルできるケースもあるので相談してみましょう! |
洗濯用品 | 衣類用洗剤・柔軟剤・ハンガーなど、洗濯するときに使うものも自分で用意します。洗濯カゴもあると便利です。 |
その他 | 自分の部屋で使うティッシュは用意します。あと衣装ケースなどの収納グッズも必要に合わせて準備しておきましょう! |
シェアハウスに備え付けられているもの
一般的に以下のものは予め備え付けられているので、自分で用意する必要はありません。(シェアハウスによって違うので入居前に確認はしておきましょう。)
どうしてもこだわりがある人は自分専用として持って行ってもOKです。
・食器用洗剤
・スポンジ
・ゴミ袋
・トイレットペーパー
・調理器具
・調理家電
・調味料
トラブルは運営会社に相談する
「隣の部屋がうるさくて困っている」「盗難トラブルが起きた」などシェアハウス内でトラブルが起きた場合は、まずシェアハウスの運営会社に相談しましょう。
シェアメイト同士で解決しようとすると、感情的になって事態がこじれてしまう可能性も!
一般的には、シェアハウスのLINEグループや貼り紙などで全員に注意喚起します。それでも改善されない時は個別で注意、最悪の場合退去となります。
合わない場合は転居もできる
どうしてもシェアハウスに馴染めない、騒音トラブルが絶えずストレスが溜まるという人は思い切って転居するのもありです。
運営会社によりますが、手数料5,000~30,000円の手数料を払えば物件の移動ができます。
クロスハウスという運営会社は、業界初の物件間の移動が無料です!
「なんとなくイメージと違った」とか「転職したから住む場所を変えたい」とかどんな理由でもOKです!
シェアハウスでよくある質問
シェアハウスでよくある質問をまとめました!
シェアハウスに住民票は移せる?
答え:移せます!
一般的な賃貸と同じように住民票が移せます!
住民票の移動は「住民基本台帳法」という法律で、引越し後14日以内に移動させることが義務付けられています。
忘れないように移動させておきましょうね!
2人入居はできる?
答え:部屋によってはできます!
最近では「2人入居可」のシェアハウスが増えてきています。友達と一緒にシェアハウスを始めたい!という人にもぴったりですね。
2人で入居する場合は、追加料金がかかるケースが多いです。
友達や家族は呼べる?
答え:シェアハウスによって変わる!
物件内への立ち入りを一切禁止しているところもあれば、共有ラウンジ内ならOKなどシェアハウスによってルールが全然違います。
宿泊のルールもシェアハウスによって変わるので、友達や家族を呼びたいな~と思っている人は事前に確認しておきましょう!
門限はある?
答え:ありません!
学生寮ではないので、門限に決まりはありません。一般的な賃貸と同じように自由な時間に出入りできます。
消灯時間はある?
答え:ありません!
他のシェアメイトの迷惑にならないようにすれば、何時まで起きていても問題ありません。
ただ、シェアハウスによっては「深夜○時以降は共有スペースの利用NG」などのルールがある場合があります。
物件内でたばこは吸える?
答え:吸えないケースが多い!
シェアハウスによって違いますが、全面禁煙にしているところが多いです。他のシェアメイトへの配慮や、火災のリスク・退去時のニオイトラブル防止が主な理由ですね。
部屋で吸うと強制退去や、違約金の支払いなどのトラブルになるので注意しましょう!
数は少ないですが、喫煙スペースがついているシェアハウスもあるので探してみてください。
ペットは飼える?
答え:ペット可シェアハウスなら飼える!
ペット可シェアハウスであれば犬や猫などのペットと一緒に暮らせます。
ペット不可の場合は、ハムスターや魚など鳴き声が出ないペットでもNGです。
申込み後どれくらいで入居できる?
答え:3日前後で入居できる!
シェアハウスによりますが、入居審査には3日~1週間程度かかります。
即日入居可能なシェアハウスもあるので、急いでいる人は運営会社に相談してみましょう。
申込後のキャンセルはできる?
答え:できます!
ただ、タイミングによってはキャンセル料や違約金の支払いがあるので注意しましょう。
キャンセルする場合は、すぐに運営会社に電話で連絡するようにしてください!
初期費用を抑えたいなら「クロスハウス」一択!
初期費用を抑えたいなら「クロスハウス」一択ですね!初期費用が「たったの3万円から」で、とってもリーズナブル!業界最安値だと思っていいです!
まとまったお金が用意できなくても、簡単にシェアハウス生活が始められますよ~。
業界初の「物件間の移動無料サービス」があるので、万が一シェアハウスに馴染めなくても気軽に引越しできるのも魅力です!