いい物件が見つからない!?自分に合う部屋の探し方やグレードが高い狙い目な物件を教えます!

いい物件が見つからない!と嘆く女性

賃貸物件を探してるんだけど、なかなかいい物件に巡り会えない・・・もしくは物件自体は多いんだけどなんかこれといっていい物件が見つからない。

タイミングによってはそういうこともあります。

引越ししたいのにいい物件が見つからないが見つからない焦り・・・!

わかります!

しかし、探し方を変えるだけで、いい部屋がサクッと見つかることも!

ここでは、いい物件の探し方やグレードが高いのにお値打ちで狙い目な部屋を紹介します!是非、部屋探しの参考にしてください!

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監修 坂入 健太‌
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長

不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。

そもそも「いい物件」ってどんなの?

「いい物件」と一言で言っても、世間一般的に言ういい物件と、自分にとってのいい物件は違います。

どちらを取るべきかというと、自分にとってのいい物件を探すことが大切です!

そのためには、まず自分がどういう部屋に住みたいのか、どういう条件の部屋を希望するのかを書き出してみましょう。

以下は、部屋探しの主な条件です。僕が思う優先度の高い順に上から並べています。

  • 家賃(管理費・共益費込)
  • 通勤時間
  • セキュリティ性
  • 室内の設備&内装
  • 駅徒歩の距離
  • 周辺環境&買い物環境
  • 間取り(部屋の広さ)
  • 耐震性
  • 築年数
  • 建物の外観

とくに、上の5つの希望条件を満たしている部屋であれば、住んだ後でも後悔しない自分にとってのいい物件になります。

パッと思いつかない人は、紹介した項目で自分が理想とする条件を紙に書き出してみてください!

いい物件が見つからない時の探し方

なかなかいい物件が見つからないな~って悩んでいる人に、物件の探し方を紹介します!

以下で紹介する5つのことを実行すれば、絶対にいい物件が見つかります!

10回以上引越しして、毎回自分好みの部屋を見つけている僕が言うんだから間違いないです!

住む場所は通勤時間を第一優先に!

住む場所(エリア・最寄り駅)が決まってないって人は、通勤・通学時間を第一優先で決めましょう!

理想は通勤時間30分ですが、ぶっちゃけ家賃が高かったりするので、乗り換え1回以内で電車の乗車時間30分くらいがいいです。

家から会社までのドアtoドアだと、約40~50分ですね。

なんでこのくらいが良いかというと、通勤時の満員電車のストレスや、睡眠時間、業後の自分の時間を総合的に考えた結果です。

通勤時間が長すぎると、通勤だけで体力が削られて仕事中もずっとしんどいです…。

しかも、通勤時間が長いと朝早く出ないといけないから、その分睡眠時間も削られるし、帰るのが遅くなって自分の時間がなくなるのでオススメしません。

自分の希望条件に優先順位をつける

最初に紹介した部屋探しの希望条件に優先順位を付けましょう!

そして、その中で絶対に譲れない条件を2~3つに絞り、そのほか優先度が低い条件はいい物件が見つからなければ妥協してください。

優先度の低い条件を妥協することで、不動産屋さんから紹介される物件数が増えるので、より多い選択肢から吟味できるんです!

多少条件を緩和しても、住めば都っていう言葉があるくらいなので、自分にとってのいい物件になりますよ~!

先入観を捨てるべし!

木造は虫が出る!とか築年数が古い=ボロい!っていう先入観は捨ててください!

木造でも虫が出ない部屋はいっぱいあるし、築年数が古くても部屋の中はリフォームされていてキレイになっていることがあります。

とくに、築年数が古いのに5年以内にリフォームされている部屋は狙い目です!

内装がめちゃくちゃキレイなのに、築浅の物件より家賃が安いんですよ。

なので先入観は捨てて、気になる物件があれば内見で直接確かめることをオススメします。

最初に決めた予算は絶対にオーバーしないこと!

家賃6万円までとか、最初に決めた予算は絶対にオーバーしないほうがいいです!

何故なら、家賃は毎月払う固定費なので5千円くらい大丈夫と思ってもかなりキツく、食費や娯楽費などで調整しないといけなくなるからです。

あと、契約時の初期費用は家賃を元に計算されるので、少しでもオーバーするとその分初期費用も高くなるので要注意です。

ちなみに予算は、管理費・共益費を含めた「総家賃」で考えてください。

管理費・共益費も、家賃と一緒に毎月引き落としされます。

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ちなみにグレードがちょっと高くていい部屋も探せる

ちなみに、普通の賃貸物件よりもグレードが高い、いい物件に住んでみたいと考えている人に、オススメの物件を3種類紹介します!

こっちは、自分にとっての良い物件っていうより、世間一般的に見たいい物件タイプです。

いい部屋その1:賃貸で分譲タイプの物件

分譲マンションとは、もともとマンションの1部屋を購入して住むことを前提に造られた部屋なので、普通の賃貸物件よりグレードが高いんです。

例えば、ファミリーが住むこと前提なので、壁・床・天井に厚みがあり防音性に優れている。

とか、バス・トイレ別なうえに、浴室乾燥機がついていたり、システムキッチンだったりと部屋の設備が充実している物件が多いんです!

こういう分譲マンションもときどき賃貸として出ています。これが狙い目なんです!!

なぜ賃貸として出しているかというと…

・購入者が不動産投資のために購入して賃貸にしている
・分譲マンションで売りに出しているが埋まらず、仕方なく賃貸にしている
・最初っから賃貸向けの分譲タイプとして建設されている

などの理由があります。

いいコトずくめなのでほかのマンションよりも若干、費用が高めに設定されていることが多いですが、探すと意外と安めなものもあります。

狙い目は築年数が20年~25年の間の物件です。

これくらいの築年数だと、あまり家賃を高く設定することもできず、かと言って老朽化がひどくなるのは築年数30年を過ぎたあたりからなので、借りる方にとってはちょうどよい物件ということです。

あと、賃貸と分譲で同じ広さ(○○㎡)だった場合、分譲のほうが床面積は若干広い場合があるのでオトク感があります。

いい部屋その2:リロケーション物件

リロケーション物件とは、分譲マンションを買った人が単身赴任や転勤などで部屋に住めなくなったために、一時的に賃貸として貸し出してる物件です。

つまり、建物自体は分譲マンション!

ただ何が違うかというと、リロケーション物件は「定期借家契約」なんです。

家主がお部屋に帰ってくるまでの期間しか住めないので、契約期間を過ぎると退去しなきゃいけないんです…。

そのかわり、分譲タイプの物件なのに家賃が安めに設定されていることが多いです。

1~4年の短期間だけでも、グレードの高いいい部屋に安く住みたい!って人にオススメです。

いい部屋その3:UR都市機構の物件(団地)

UR都市機構の物件は、日本住宅公団(今は都市再生機構)が供給している住宅で、いわゆる「団地」のことです。

礼金不要、手数料不要、更新料不要、保証人不要と、初期費用がかなり抑えられるのが最大のメリットです。

そして、団地なのでファミリーが住むことを前提に造られているため、やや設備が良かったり間取りが広めだったりするんですよ。

ただし、入居は一応基本的に抽選ということなので、入居できる確立はかなり低いのが難点でもあります。

あと、保証人不要・更新料不要なので、外国籍の入居者が多かったりするので、住む場所によっては入居者の質が…ってことがあります。

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うまい話には要注意…それって「おとり物件」かも

たまに「え!めっちゃいい条件でしかも家賃が安い!」って感じるような物件をネットで見かけるんですよね~。

でも、ちょっと待ってください。

そういういい物件が何日もネット上に掲載されてるのって、おかしくないですか?

だって僕ならそういういい物件があると、すぐに問い合わせて申込しちゃいますもん。

つまり何が言いたいかというと、そういう誰もがイイ!って感じる物件は、客を呼び込むための「おとり物件」の可能性があるんです…。

不動産屋に問い合わせても、先に申込入ったので別の物件を紹介しますね!その代わり来店してください!って言われちゃいます。

どうやって見抜けばいいかは、↓の別記事を参考にしてください~。

参考:おとり物件を見抜くためのポイント

いい物件が見つからないときの対処方法まとめ

対処法まとめ

  • 世間ではなく自分にとってのいい物件にする
  • 住む場所は通勤時間を考慮する
  • 希望条件に優先度をつけて妥協する
  • 最初に決めた予算はオーバーしない
  • 直接不動産屋さんに聞いたほうが物件が出てくる

ってことを覚えておけば、いい物件が見つかります!!

あとは、実際に内見して自分の目でしっかり確かめることが重要です。

引越ししたあとに、こんなはずじゃなかった!失敗した!って感じないためにも、必ず内見しておきましょう。

いい物件を見つけて、快適な生活をするためにも面倒だと思わないでくださいね!


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