新築・中古物件の注意点:3階建て住宅の恐怖【引越し豆知識】
3階建ての建売住宅は、欠陥住宅の数が非常に多いという話し、ご存知でしたか?
雨漏りがあるどころか、耐震設計にも不安がある場合があります。
特に最近は大きな地震が多いですので、耐震設計に不安がある家には住みたくないですよね。
なぜ2階までは法的に問題ないものが多くて3階建てに違反建築が多いのでしょう?
3階建て住宅の恐怖を調べてみました。
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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新築・中古住宅で3階建ては気をつけて!
3階建てに違反建築が多い理由
2階建ての木造住宅はわりと法的に細かくありません。
しかし3階建てとなると構造的にも耐震、耐火など様々な法的制約があります。
ちょっと前までは、2階建てで申請して、実際に作るときは3階建てにしてしまうなんてこともあったそうです。
こうやって作られた建物が欠陥住宅であるのは当たり前ですよね。
作り方も、2階建てにそのままぽこっと1階つけたした、なんてお粗末なものもあるようです。
1階部分をカーポートにしている家は要注意
3階建て物件に多いのが、1階部分をカーポートにしている物件です。
車が停めれるようになっているものですね。
このカーポートは、構造上とても重要な壁なので、通常は木材をXにしていれるといった、耐力壁にしなければなりません。
この耐力壁は、1階部分の場合、外壁だけではなく、内部の間仕切り壁にも必要です。
しかし、ローコストで作ろうとするとこういった見えない部分で手を抜かれてしまうこともあります。
ほかにも、耐火ボードが薄かったりといろいろな部分でコストカットされている場合は、なにかあったときに大変なことになってしまいます。
木造3階建ては揺れやすい
建物は高い建物ほど揺れやすいです。
タワーマンションの最上階などは、常に身体に感じない程度には揺れています。
3階建てと言っても、木造の場合は結構揺れることがあります。
1階の揺れを1とすると、3階部分の揺れはなんと1.6倍にもなるのです。
3階建ての木造住宅で、強い風が多い地域に住まれる方は、ある程度の揺れは覚悟しなくてはなりません。
古い建物ほど、構造的にも老朽化と言った意味でも揺れはひどくなります。
新築の住宅を購入するときにチェックすべきこと
ポイントは、住宅瑕疵(かし)保険に加入しているかどうか。
建築確認済証(建築確認通知書)と検査済証があるかどうかです。
中古物件の場合は検査済がもともと存在しない場合も少なくありませんが、あったほうが安心できます。
新築であれば、あるべきものなので、逆にないものは欠陥住宅の可能性が非常に高いとも言えます。
高い買い物ですので、購入して引っ越す前に、しっかりとチェックすることをオススメします。
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