1LDKとはどんな間取り?1DKとの違いや1LDKに住むメリット・デメリットは?
部屋を探していると、必ずと言っていいほど出てくる「1LDK」ってなに?そもそも、「D」とか「K」ってなんのこと!?という人も多いはずです。
今回は「1LDK」の間取りについて徹底的に解説します。
1LDKと1DKの違いや、どんな間取りがあるのか、1LDKの部屋に住むメリット・デメリット、1LDKの平均的な広さなどを解説しているので、是非参考にしてください!
不動産屋「家AGENT」所属
営業課長
不動産屋の経験は5年以上。契約業務と営業に従事し、賃貸業務の幅広い専門知識がある。管理職になる前は年間の接客件数が300~350件と経験豊富。部屋探しから契約までの幅広い知識に的確にアドバイスできるのが強み。
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目次
1LDKってそもそもなに?
1LDKとは、「1つの居室+8畳以上のリビングダイニングキッチン」がある間取りのことです!
L(リビング)+D(ダイビング)+K(キッチン)です。
これは、リビングスペースの中に、ダイニングやキッチン機能が付いた8畳以上の広い部屋だと思ったほうが良いです。
寝室兼生活スペースである居室と、食事をしてくつろぐスペースがある広めの部屋です。
1DKの間取りと何が違うの?
1DKと1LDKの間取りの違いは、ダイニング(リビング)の広さだけです。
⇑は1DKの間取りですが、DK7畳と書いてあるのがわかりますか?
1LDKはLDK部分が8畳以上なのに対して、1DKはDK部分が4.5畳~8畳未満しかないです。
お風呂やトイレ、キッチンの設備の違いはないです。違いがあったとしても、建設時に頼んだ業者や表記などの違いなので、間取りは関係ないです。
1LDKっていろんな形の間取りがある
1LDKと言っても、いろんな形の間取りがあります。
長方形や、正方形、1LDKの中でも意外と見かけるちょっと変わった形の間取りを紹介します。
僕がパワーポイントで作ったので、雑!とか言わないでください。
⇓リビングがL字型になっているタイプの1LDKの間取りです。
間取りで見ると狭そうに感じますが、奥行きがあるので若干広めに見えます。
ただ、このタイプはキッチンから死角ができるので、赤ちゃんがいる家庭には不向きです。
⇓メゾネットタイプの1LDKです。こちらはとてもレアケースです。
1階がリビング、1階が居室になっているので一軒家みたいに住めます。
居室で多少騒いでも、下の別の住民の部屋に音が響かないのがメリットです。
⇓意外にあるのが「S」が付いた、なぞの1LDKです。
このSは、納戸のことです。居室ほどの広さがないので、オマケのスペースです。
1LDK+Sって書いてあると、ラッキー!収納スペース多い部屋じゃん!って思って良いです。
とりあえず3種類紹介しましたが、まだまだいろんな間取りがあるので、実際に物件探しでどんな間取りの1LDKがあるか見たほうが早いです。
1LDKで暮らすメリット
1LDKで暮らすメリットは、だいたい4つほどあります!
キッチンと寝室を分けられる
キッチンと寝室を分けられるのが、1LDK最大のメリットです。
寝室が完全に別なので、ベッドに料理のニオイがつくのを防げます。
喫煙者の人もタバコを吸う部屋を分ければ、タバコのにおいを付けなくて済むのでおすすめです。
友達を部屋に呼べる
1LDKなら、寝室を分けられるので、友達を呼んでも窮屈に感じません。
ワンルームとか1Kだと単身向けなので、大人が2人いるとぎゅうぎゅうな感じで寝るのも一苦労なんです。
ちなみに、1LDKなら同棲でも狭すぎる!って感じることはないです。
ちょっとしたパーティーが開ける
リビングダイニングキッチンが8畳以上あるので、お料理好きな人は重宝するかもしれません。
ダイニングテーブルや食器棚など、いろいろ置けるので料理の幅も広がりそうです。
友人をまねいて、誕生日やパーティー・たこ焼きパーティーも開けます。
インテリアにこだわれる
ワンルームだとなかなか置けないソファや、パソコンデスク、大きな本棚などいろいろな家具が置けます。
あと、リビングに大きいテレビを置けば、居室が圧迫されないのもいいです。
そして何より、居室とリビングそれそれで好きなレイアウトが楽しめます!
築年数が浅めの物件が多い
1LDKって、2000年ころに流行り始めた間取りらしいので、比較的築年数が浅い物件が多いんです。
2020年現在も、1DKの新築は少ないけど1LDKの新築が多いです。
あと、オートロックとかモニター付きインターホンとかの防犯設備が充実している部屋が多いもの魅力的です。
1LDKで暮らすデメリット
1LDKで暮らすデメリットは、どっちかというとお金に関してが多いです。
家賃が高め
1LDKは築年数が浅い物件が多く、オートロックとかモニター付きインターホンとかの設備が充実しています。
なので、その分家賃が高めに設定されています。
そしてリビングスペースって8畳以上としか決まりがないので、11畳とか15畳とか広めの部屋もあります。
つまり、部屋が広くなればなるほど家賃が高くなってしまいます。
光熱費が高くなりがち
居室が2あるので、間取りによっては1つのエアコンだけでは足りず、エアコンを買い足さないとならない場合もあります。
ドアや仕切りを開けて、1つの部屋のようにすればエアコンは1台で済みます。
パワー不足で全然冷えないという事態も考えられます。
予想以上に光熱費がかかる場合もあるので注意が必要です。
掃除に手間がかかる
1Kなどと比べると広いので、当たり前ですが掃除の手間が増えます。
一人暮らしの場合、部屋を持て余してしまう人も居るようです。
仕事が忙しくて帰って寝るだけという忙しい現代社会人は1LDKじゃなくてもよさそうです。
平均的な1LDKの広さはどれくらい?
1LDKの平均的な広さは「1LDKの広さの平均は40平米」といわれています。40平米を畳数で表すと約26畳です。
1LDKで40平米あれば、6畳の部屋と11畳程度のLDKがあることが多いです。数字で言われても、約26畳といわれてもピンと来ないと思うので実際1LDKの部屋を見てみましょう。
こちらは1LDKで、LDK部分が10畳の部屋です。
テーブル、2人掛けのソファ、パソコンデスク、AVボードを置いてもゆとりがあります。
写真の右側が寝室なのですが、引き戸で完全に分けられるので食べる・寝るの区別がしっかりつけられそうです。
1LDKくらいの広さが欲しいけど予算が合わない人へ
1LDKくらいの広さが欲しいけど、家賃が高くて予算オーバーしてしまう人は、2DKの間取りがオススメです!
2DKと1LDKの部屋って、専有面積の平均がほぼ一緒です。だいたい35平米~40平米です。
使い方も、ほぼ同じにできるんですよ。1つの居室を寝室に、もう1つの居室をリビングにしダイニングはそのまま従来の食事スペースにできます。
DKの間取りは、ちょっと昔に流行っていたせいもあり、今は人気がないです。
築年数もやや古めの部屋が多いですけど、その分家賃が凄い安いです!
なので、1LDKくらいの広さが欲しいが予算的に厳しい人にオススメです。
どちらがいいか迷った場合は、不動産屋さんに行ってみてプロの視点でどうしたらいいか聞いてみてください。
間取り図の記号の意味を解説
間取り図を見てると出てくる、言葉の意味を解説します。
一番始めの数字は「居住用の部屋の数」で、後ろのアルファベットは「キッチンスペースの広さ」を表します。
「3LDK」なら3つの居室+LDK、「1LDK」なら1つの居室+LDKという意味です。
以下で、よく出てくる言葉の意味をまとめましたので参考にしてください。
間取り図の用語 | 意味 |
K 【Kitchen】 |
キッチンのことです。 |
DK 【DiningKitchen】 |
ダイニングキッチンのことです。料理する・食べる空間があるという意味です。 |
DK 【Living Dining Kitchen】 |
リビングダイニングキッチンのことです。くつろぐ・料理する・食べる空間があるという意味です。 |
CL 【Closet】 |
クローゼット(収納スペース)のことです。 |
SIC/SCL/SB 【Shoes in closet/Shoes box】 |
玄関にある靴を収納するスペースのことです。 |
UT 【Utility】 |
脱衣所のことです。 洗濯機置場や独立洗面台があります。 |
WC/T 【Water closet / Toilet】 |
トイレのことです。 |
AC 【Air-conditioner】 |
エアコンのことです。 |
RF 【Roof floor】 |
ロフトのことです。 |
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