「審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社ってある?」
「お金を借りるのに審査がいるのはなぜ?」
審査がどこも通らなくて、貸してくれるローン会社がないか探している人は多いと思います。もしも、審査がないローン会社があれば利用したいですよね。
結論から言うと、審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は存在しません。全てのローン会社は貸金業法より、審査で返済能力がないと判断した人には融資をしません。
この記事では、審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社が存在しない理由を徹底解説していきます。おすすめのローン会社や審査がどこも通らない時の解決方法も紹介しているので、参考にしてください。
目次
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社
結論から言うと、審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は存在しません。全てのローン会社は貸金業法より、返済能力を審査して基準を通らなければ融資ができないためです。
加えて、年収の1/3以上の借入を希望している人やブラックリスト入りしている人も、ローン会社の審査に通りません。
しかし「絶対に審査に通る!」といった広告や宣伝を出しているローン会社を見かけることがありますよね。その理由を解説していきます。
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は違法な闇金業者
こんな宣伝をしている業者は要注意!
- どんな人でも絶対に審査に通ります!
- ブラックな人でも融資します!
- 他社よりも審査が甘いです!
ネットやSNS上では、上記のような広告を出しているローン会社を見かけますが確実に違法な闇金業者です。絶対に利用してはいけません。
「ヤミ金融対策法|金融庁」により「誇大広告」「低利貸しで宣伝しているが実際は高利で貸付ける」「返済能力のない者の勧誘」などを禁止しているためです。
もし「このローン会社怪しいな…」と思ったら、登録番号を金融庁で検索してみましょう。登録番号が確認できない場合は、違法な闇金業者の可能性が高いです。
ブラックリストにさえ載っていなければ審査に通るローン会社はある
ブラックリストに載る原因(金融事故)の一例
- ローンやカードの支払いを61日以上滞納した
- 自己破産や個人再生などの債務整理をした
- 保証会社や保証人が代弁返済をした
- ローンやクレジットカードを強制解約された
審査にどこも通らなくても貸してくれるローン会社はありませんが、諦めるのは早いです。ブラックリストにさえ載っていなければ審査に通るローン会社があるかもしれません。
金融事故を起こして信用情報に傷がついてしまい、いわゆるブラックリストに載っている人は正規のローン会社からの借り入れはほとんど断られます。
しかし、言い換えれば金融事故を起こしていない人なら、ローン会社から借入できる可能性があります。審査がどこも通らないなら、自分の信用情報を確認してみましょう。
審査に通らない場合は自分の信用情報を確認するのがおすすめ
信用情報機関 | 開示手数料 | 加盟している企業 |
---|---|---|
▶JICC | ・ネット:1,000円 ・郵送:1,300円 (速達+300円) |
消費者金融、信販会社 |
▶CIC | ・ネット:500円 ・郵送:1,500円 |
クレジットカード会社 |
▶KSC | ・ネット:1,000円 ・郵送:1,679~1,800円 |
銀行、信金、農協 |
自分の信用情報は、上記の3社から確認できます。消費者金融で滞納の経験があるなら「JICC」、家賃滞納をしたことがある人は「KSC」から情報開示を申し込みましょう。
ただし、情報開示には手数料がかかります。郵送は割高で届くのも時間がかかるので、ネットからの申し込みがおすすめです。
自分の信用情報を確認して、金融事故を起こしてなければローン会社に申し込んでみましょう。
大手ローン会社の審査に落ちた人におすすめのローン会社
公式サイト | 借入限度額 | 融資時間 | 無利息期間 | 金利 | 申込み条件 |
---|---|---|---|---|---|
アロー | 1~200万円 | 最短即日 ※最短45分 |
なし | 15.00%~19.94% | ・21歳以上71歳未満の人 ・勤続6ヶ月以上の人 ・年収証明が提出できる人 |
フタバ | 1~50万円 | 最短即日 ※平日16時までの申込 |
30日間 ※初回利用のみ |
14.959%~19.945% | ・20歳以上73歳以下の人 ・安定した収入と返済能力がある人 |
SMBCモビット | 1~800万円 | 最短15分 ※申込時間によっては翌日 |
なし | 3.0%~18.0% | ・満20歳~74歳の人 ・安定した収入がある人 |
いつも | 1~500万円 | 最短30分 ※Web申込のみ |
最大60日間 ※初回利用のみ |
4.8%~20.0% | ・20歳以上64歳以下の人 ・安定した収入がある人 |
ダイレクトワン | 1~300万円 | 最短当日 ※店頭窓口の申込 |
55日間 ※Web限定初回利用のみ |
4.9%~18.0% | ・20歳以上69歳以下の人 ・安定した収入がある人 |
アムザ | 5~100円 | 最短30分 ※Web申込のみ |
なし | 15.0%~20.0% | ・20歳以上70歳までの人 ・安定した収入がある人 |
アスト | 1~100万円 ※5万円単位 |
最短当日 ※16時までの申込 |
なし | 14.9285%~17.9215% | ・満18歳以上の人 ・安定した収入がある人 |
ニチデン | 1~50万円 | 最短即日 ※14時までのWeb申込 |
最大100日間 ※初回利用のみ |
7.3%~17.52% | ・満20歳以上の人 ・定期的な収入がある人 |
ベルーナ ノーティス |
1~300万円 | 最短即日 ※振込による融資 |
14日間 ※初回と完済後再度の利用 |
4.5%~18.0% | ・20~80歳までの人 ・安定した収入がある人 |
フクホー | 5~200万円 | 最短即日 ※申込時間によっては翌日 |
なし | 7.30%~18.00% | ・20~65歳までの人 ・定期的な収入と返済能力がある人 |
キャネット | 5~300万円 | 最短即日 ※18時までの申込 |
なし | 15.0%~20.0% | ・満20歳以上の人 ・安定した収入と返済能力がある人 |
アコムやプロミスといった大手の審査に落ちた人は、上記のようなローン会社に申し込んでみるのがおすすめです。銀行系カードローンは、消費者金融より金利が低い分、審査が厳しいので除きました。
見慣れない中小の消費者金融を多くピックアップしていますが、どれも貸金業者を守って営業している正規のローン会社です。
大手と違って審査に人の判断が入るケースが多いので、アコムやプロミスで機械的に落とされた人でも審査に通る可能性があります。
アロー|最短45分で審査が終わる
利用限度額 | 1~200万円 |
---|---|
無利息期間 | なし |
金利 | 15.00%~19.94% |
融資に かかる時間 |
最短即日(最短45分) |
来店 | 来店不要(Web完結) |
在籍確認 | なし |
融資対象 |
|
返済方式 |
|
保証人 | 100万円未満は原則不要(要審査) 100万円以上は連帯保証人が原則必要 |
担保 | 100万円未満は原則不要(要審査) 100万円以上は連帯保証人が原則必要 |
公式サイト | アロー公式サイト |
アローは借入の審査が最短45分で終わる中小消費者金融会社です。原則として在籍確認が不要で、Webから申し込めば家に郵送物が届きません。誰かに借入がバレたくない人におすすめです。
返済日は5の倍数日や月末などから選択できます。自分の給料日や都合に合わせて返済日を決められるので、滞納するリスクを減らせます。
また、アローでは複数の借入を1つにまとめられる「借換ローン」が利用できます。審査に通れば、毎月の返済額や利息の負担が軽減できる可能性が高いです。
フタバ|複数社からの借入があっても融資してくれる
利用限度額 | 1~50万円 |
---|---|
無利息期間 | 30日間 ※初回利用のみ |
金利 | 14.959%~19.945% |
融資に かかる時間 |
最短即日 ※平日16時までの申込 |
来店 | 来店不要(Web完結) |
在籍確認 | あり |
融資対象 |
|
返済方式 |
|
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
公式サイト | フタバ公式サイト |
フタバは他社からの借入が4社以内であれば融資をしてくれるので、複数のローン会社を利用している人におすすめです。平日16時までに申し込めば、当日に融資してくれます。
また、初回の借入なら30日間の利息はゼロです。1ヶ月以内で返済の目処が立っている人なら、お得にフタバを利用できます。
利用限度額が50万円までなので他社のローン会社より少額ですが、借りすぎによる返済の負担を減らせるメリットとも言えます。
SMBCモビット|返済毎にVポイントが貯まる
利用限度額 | 1~800万円 |
---|---|
金利 | 3.0%~18.0% |
無利息期間 | なし |
融資に かかる時間 |
最短15分 ※申込時間によっては翌日 |
来店 | 来店不要(Web完結) |
在籍確認 | WEB完結なら電話連絡なし |
融資対象 |
|
返済方式 |
|
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
公式サイト | SMBCモビット公式サイト |
SMBCモビットは、申し込みから最短15分で融資可能なローン会社です。公式アプリを利用すれば、セブン銀行やローソン銀行のATMから24時間カードレスで借入と返済ができます。
審査に通るか不安なら申し込みの前に「お借入診断」を使ってみましょう。「年齢」「年収」「他社からの借入額」を入力するだけで、すぐに確認できます。
また、SMBCモビットでは返済額の利息分200円毎にVポイントが1ポイント貯まります。1ポイントは1円相当として返済に利用できるので、Vポイントカードを普段使いしている人ほどお得です。
審査がどこも通らない人向けの解決方法
- クレジットカードのキャッシングで借入をする
- 質屋やフリマアプリで不用品を現金化する
- 日雇いのバイトでお金を稼ぐ
- 公的融資制度を利用する
- 親族や知人からお金を借りる
- 借金返済が目的なら債務整理を検討する
クレジットカードのキャッシング枠で借入をする
多くのクレジットカードには買い物に使える「ショッピング枠」と現金を借りられる「キャッシング枠」が設けられています。キャッシング枠の限度額内であれば、現金の借入が可能です。
なお、キャッシング枠は申込が必要で、ローン会社と同様に審査も実施されます。もし、クレジットカードの発行時にキャッシング枠も申し込んでいれば、審査は不要です。
ただし、キャッシング枠とショッピング枠は限度額が共有されています。限度額が50万円のクレジットカードで20万円の買い物をした場合、キャッシング枠で借入できるのは30万円までです。
質屋やフリマアプリで不用品を現金化する
ローン会社の審査にどこも通らない人は、質屋やフリマアプリで不用品を現金化しましょう。ローン会社と違って返済が不要なのが、一番のメリットです。
また、質屋なら質入れする不用品と身分証明書があれば誰でも現金化できます。カードローンのように収入証明書や在籍確認がいらないので、面倒な手続きや書類の用意も不要です。
ただし、質屋やフリマアプリでの現金化は、品物の品質によって金額が大きく左右します。高価なブランドバックでも、状態が悪いと希望した金額を下回るケースが多いです。
日雇いバイトでお金を稼ぐ
ローン会社の審査にどこも通らないなら、日雇いバイトでお金を稼ぎましょう。審査に通るローン会社をひたすら探すよりも、自分で稼ぐほうが効率よく現金を入手できます。
日雇いバイトは軽作業の仕事がメインなので、特別な知識やスキルは不要です。クラウドソーシングを利用すれば在宅勤務で日給を稼げます。
ただし、SNS上で募集している日雇いバイトへの申し込みは避けましょう。「荷物を運ぶだけ」「日給10万円」などの文言で求人をしているのは、危険な闇バイトの可能性が高いです。
公的融資制度を利用する
公的融資制度の一例
- 生活福祉資金貸付制度
- 緊急小口資金
- 求職者支援資金融資制度
- 勤労者生活支援特別融資制度
- 教育一般貸付 など
公的融資制度とは低所得者や失業者など、生活に困窮した世帯を保護する目的で国や自治体が融資をしてくれる制度です。銀行や消費者金融などの民間金融機関で断わられた人でも利用できます。
最寄りの役所から申込をして、審査を受ければお金を借りられる仕組みです。融資の多くが無利子か低金利なので、返済時の負担を大きく軽減できます。
ただし、公的融資制度は資金使途に制限があり、借りたお金を自由に使えません。加えて、融資は役所がおこなっているので、年末年始や土日祝日などを挟むと時間がかかるのもデメリットです。
親族や知人からお金を借りる
ローン会社の審査に通らずお金に困っているなら、親族や知人に相談をしてみましょう。場合によっては、無利息・返済期限なしでお金を借りられるかもしれません。
特に、お金に困っていることを両親に相談すれば、工面してくれる可能性が高いです。消費者金融で借金させるよりも、身内で貸したほうが安全だからと考える傾向があるためです。
ただし、相談をしても絶対にお金を貸してくれるとは限りません。親に甘えてお金の返済が遅れると、関係性が壊れてしまう可能性もあります。
借金返済が目的なら債務整理を検討してみる
借金返済が目的でローン会社を探しており、審査に通らないなら債務整理を検討してみましょう。債務整理とは、借金の減額や支払いに猶予を持たせられる手続きです。
弁護士や司法書士の事務所に連絡をして相談をすれば手続きを進めてくれます。債務整理は「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類あるので、しっかり相談をして適切な手続きを選びましょう。
なお、弁護士や司法書士を通さず、自分で手続きを進める「特定調停」もあります。着手金や成功報酬などの費用がかかりませんが、時間がかかり面倒な手続きも多いのでおすすめしません。
債務整理の種類一覧
詳細 | |
---|---|
任意整理 | ・利息をカットして返済の総額を減らせる ・長期分割払いをして毎月の負担を減らす ・キャンブルや浪費でも手続きができる ・元本の総額は支払いが必要 |
個人再生 | ・借金の総額の約80%を減額できる ・住宅を手放さずに手続きできる(条件あり) ・家族に内緒で手続きができない ・裁判所へ手続きをするので時間がかかる |
自己破産 | ・借金のほぼ全額が免除になる(※) ※滞納している税金や養育費などの非免責債権を除く ・無職や生活保護受給者でも手続きできる ・住宅や車などの財産を手放す必要がある ・職業や資格に制限がかかる |
特定調停 | ・弁護士を通さず自分で手続きを進められる ・着手金や成功報酬が不要 ・平日に裁判所への出頭が必要 ・申立から書類作成まで自分でおこなう |
債務整理の種類と各手続きの詳細をまとめました。それぞれにメリット・デメリットがあるので自分の経済状況に合った手続きを進めましょう。
債務整理をすれば借金の返済が有利になりますが、どの手続きをしてもブラックリストに載ります。
最低でも5年は信用情報機関に記録が残り、クレジットカードの発行やローンが組めなくなるので、よく考えて手続きをしてください。
ローン会社の審査にどこも通らない原因は?
- 金融事故の情報が残っている
- 年収の1/3以上を借りようとしている
- 複数のローン会社を同時に申し込んだ
- 返済能力がないと判断された
- 申込で虚偽申告をした
金融事故の情報が残っている
- 家賃やカードの支払いを61日以上滞納した
- 債務整理をした(自己破産、個人再生など)
- ローンやクレジットカードを強制解約された
- 保証会社や保証人が代弁返済をした
ローン会社では金融事故の情報が残っている人を審査に通しません。俗に言う「ブラックリスト」に載っているため、返済能力がないと判断しています。
金融事故の情報は、信用情報機関に最低でも5年は保管されます。情報が残っていると、ローンの申請や新規のクレジットカードの発行が難しくなります。
ブラックリストの情報は自分で削除できません。「ブラックリストの情報消します!」と宣伝している業者を見かけますが、確実に詐欺なので利用しないでください。
他社の借入と合わせて年収の1/3以上を借りようとしている
ローン会社で年収の1/3以上を借りようとすると審査に落ちます。消費者金融では総量規制という法律により、年収の1/3を超える融資を禁止されているためです。
年収の1/3は、全てのローン会社から借入をしている総額です。例として、年収300万円の人がすでに50万円借金をしているのに、もう1社で100万の借入を希望しても審査に通りません。
50万円までなら借入が可能ですが、限度額ギリギリよりも15~30万円ほどに抑えると審査に通る可能性が上がります。
- 総量規制とは
- 貸金業者による過剰貸付を規制することと、多重債務の返済に苦しむ人たちの救済を目的に定められた法律です。改正された貸金業法によって2010年6月に完全施行されました。
短期間で複数のローン会社に申し込みをした
短期間で複数のローン会社に申し込むと、審査に通る可能性が下がります。同時に何社も申し込むとローン会社は「多重債務になりそう」「借金で首が回らない人」と判断しているためです。
ちなみに、ローン会社の申込は信用情報機関に記録が半年間残るので、隠していても絶対にバレます。
ローン会社の審査を通すなら、複数のローン会社への申し込みは避けましょう。
返済能力がないと判断された
返済能力がないと判断される例
- 借入に対して年収が低すぎる
- 毎月の収入にバラツキがある
- 勤続年数が短い
- 短期や日雇いのバイトで働いている
- 休職している正社員
ローン会社から返済能力がないと判断されると、審査に通りません。返済能力がない人に融資をしても回収できないので、ローン会社が負債を抱えてしまうためです。
返済能力は「安定した収入があるか」で判断しています。毎月の収入が10~30万円とバラツキがあったり、日雇いのバイトをしている人は返済能力がないと見られやすいです。
加えて、正社員で毎月の収入が安定していても、勤続年数が短い場合や休職をしていると審査に通らないケースがあります。
申込で虚偽申告をした
ローン会社の申込で虚偽申告をすると審査に通りません。審査に通りたいがために年収や他社からの借入額で嘘をついても、ローン会社には絶対にバレます。
虚偽申告のデメリットは、申込をしたローン会社に落ちるだけはありません。改めて、正しい情報で申込をしてもローン会社は「この人は信用できない」と判断して審査を落とします。
さらに、虚偽申告の情報は信用情報機関に記録されるので、他社の審査にも通らなくなる可能性が高まります。虚偽申告は絶対にやめましょう。
ローン会社の審査に通るコツ
- 他社からの借入を先に返済する
- 希望の借入額は必要最低限にする
- ローン会社の借入診断ツールを使ってみる
- ブラックリストの掲載期間は申し込まない
他社からの借入を先に返済する
他社からの借入がある人は先に返済すると、ローン会社の審査に通りやすいです。借金を返済した実績があり、総量規制までの融資額の幅も広がるためです。
もしも、他社からの借入が高額で全額の返済が厳しい場合は、おまとめローンを利用できないか確認してみましょう。
- おまとめローンとは
- おまとめローンは、複数の借入をひとつにまとめられローンです。返済日や返済額をまとめられるだけでなく、月々の返済負担を軽減できる可能性があります。
希望の借入額は必要最低限にする
ローン会社に申し込む際に、希望の借入額を必要最低限にすると審査に通る可能性が上がります。融資が少額なほど毎月の返済に期待できるので、ローン会社が負うリスクを軽減できます。
たとえ、自分の年収が450万円でも150万円まで借りようと申請するは避けるべきです。総量規制の額まで近いほど審査に通る可能性が下がり、毎月の返済にも苦しむことになります。
ローン会社の借入診断ツールを使ってみる
引用:アロー公式
ローン会社の審査を申し込む前に、自分が借入できるのか確認できる「借入診断ツール」を使ってみましょう。借入の可否がわかれば、余計な申込が信用情報機関に残りません。
借入の判断は「年齢」「年収」「他社からの借入額」などです。「名前」や「連絡先」といった個人情報は不要なので、気軽に診断ツールを利用できます。
もし、結果で借入ができないと診断されたら、他のローン会社でも申込の前に診断ツールを使ってみましょう。他のローン会社なら、融資可能と診断されるかもしれません。
ブラックリストに載っている期間はローン会社に申し込まない
ブラックリストに載っている期間は、ローン会社への申し込みを避けましょう。ほとんどのローン会社ではブラックリストに載っている人を「返済能力がない」と判断して審査を通しません。
「支払いの滞納」「自己破産」などの情報は、最低でも5年間は保存されます。なお、ブラックリストの情報は自分で消去できません。消えるまで、大人しく待つのが無難です。
自分のブラックリストの情報は各信用情報機関で確認できるので、ローン会社を申し込む前に確認しておきましょう。
信用情報機関 | 開示手数料 | 加盟している企業 |
---|---|---|
▶JICC | ・ネット:1,000円 ・郵送:1,300円 (速達+300円) |
消費者金融、信販会社 |
▶CIC | ・ネット:500円 ・郵送:1,500円 |
クレジットカード会社 |
▶KSC | ・ネット:1,000円 ・郵送:1,679~1,800円 |
銀行、信金、農協 |
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社に関する質問
必ず審査に通るローン会社はある?
必ず審査に通るローン会社は存在しません。審査で返済能力がないと判断されたら落とされます。
必ず審査に通ると宣伝しているローン会社は、違法な闇金なので絶対に使わないでください。
審査なしで10万円借りられるローン会社はないの?
審査なしで10万円借りられるローン会社は存在しません。
正規のローン会社であれば、金額の大小に関係なく必ず審査をします。
総量規制を超えても貸してくれるローン会社はある?
総量規制の対象になる年収の1/3を超えても貸してくれるローン会社はあります。
ただし「おまとめローン」「銀行系カードローン」など、総量規制対象外の借入に限ります。
まとめ|審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は存在しない
この記事の結論
- 審査に通らないが貸してくれるのは違法な闇金
- 大手の審査に落ちたら中小に申し込んでみる
- ローン会社以外の方法でお金を工面してみる
審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社は存在しません。「誰でも借りられる」「審査なしで融資」などの宣伝をしているのは、違法な闇金なので絶対に使わないでください。
アコムやプロミスなど大手の審査に落ちた人は、中小のローン会社に申し込んでみましょう。審査に人の判断が入るケースが多いので、アコムやプロミスで機械的に落とされた人でも審査に通る可能性があります。
おすすめの中小ローン会社は、審査が最短45分で終わる「アロー」です。返済日を5の倍数日や月末などから選択できるので、自分の給料日や都合に合わせれば滞納のリスクを減らせます。