「いきなりデートにサクラっているの?」
「デート相手が業者だったら怖いなぁ」
マッチングアプリ「いきなりデート」の名前だけ聞いたことあるけど、実態をよく知らないという人もいるでしょう。
いきなりデートとは、普通のマッチングアプリとはちょっと違い、マッチングをしたらメッセージのやり取りを飛ばしてすぐデートをするのがコンセプトの恋活・婚活アプリです。
マッチング後すぐにデート、というプロセスに不安になる人も少なくないはず。
そこで今回は、いきなりデートにサクラや業者はいるのかを解説します。
サービス終了のお知らせ
いきなりデートはサービス終了しました。出会いを求めている人は、以下のおすすめマッチングアプリを利用してみましょう。
目次
結論:いきなりデートは仕組み上サクラはありえない
サクラとは?
・運営側に雇われた偽物の会員
・サクラとは絶対に出会えない
・会員の課金を促す
・会員数を多く見せるために雇われる
結論、いきなりデートにはサクラはいません!実際に筆者がいきなりデートを使っていても、特にサクラとは出会いませんでした。
しかしいきなりデートには「サクラに騙された」というような口コミが多いのも事実。そこでまずは、サクラがいない理由を解説します!
いきなり1回目から京大卒の人とマッチングした件。もはやサクラ疑うw #いきなりデート
— ちぃら (@xxtilaxx) March 15, 2018
入会には厳しい審査の通過が必要
いきなりデートの審査基準
- ・学歴「国立大卒以上」及びそれに準ずる最終学歴(男性)
・職業「一流企業の社員」「経営者」「国家公務員」など(男性)
・デートに相応しい容姿の方 - ・真剣にパートナーを探している方
・学生不可
いきなりデートでは、入会審査を通過した方のみ入会可能です。特に男性の審査は厳しく、審査通過率は5%とも言われています。
女性の審査は、男性の審査ほど厳しくありませんが、女性も入会基準を満たしていないと審査を通過できません。
そのため、「審査制」を起用しているいきなりデートは、サクラを用意する必要がないアプリです。
マッチング後すぐにデート日が決まるためサクラはいない
いきなりデートの仕様
- ・メッセージ不要で即デート日程を調整
- ・レストランも自動予約が可能
マッチング後メッセージのやり取りなしで、すぐにデート日が決まるとなると、「相手がサクラや業者など変な人だったらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。
ですが、サクラはむしろメッセージのやり取りを長引かせ、いつか会えそうな感じを漂わせつつ実際には会えない、という偽ユーザー。
「デート日がしっかり決まっており、デートをキャンセルするとキャンセル料が発生する」いきなりデートにはサクラはいないといっていいでしょう。
ドタキャンが増えて提携店舗とのトラブルに繋がる
いきなりデートと提携している飲食店もあります。もし仮に、運営側が新規ユーザー獲得のためサクラを雇ったとしても、毎回デート直前でドタキャンをしては、提携店舗に多大な迷惑がかかるんです。
キャンセルが度重なれば提携店との信頼関係も壊れ、手を引かれてしまい、ドタキャンされたユーザーからは悪い口コミが増えるでしょう。
そうなると退会をする人も増えるし、新規ユーザー数も伸び悩み、運営側的にはかなりの痛手。全くもってサクラを雇うメリットがないんです。
アプリの仕様上、業者も少ない
業者の手口とは
・好意を利用し個人情報を盗む
・理由をこじつけて金銭を要求
・マルチ商法などのビジネスに勧誘
メッセージのやり取りなしで出会うので勧誘しづらい
マッチングアプリに潜り込んでいる業者は、だいたいメッセージのやり取りの時に個人情報を聞き出したり、URLを送りつけたりします。
ですが、基本メッセージのやり取りがない「いきなりデート」では、マッチング後すぐデートの流れになってしまうので、個人情報を聞き出せないし、URLが送れません。
業者からしたら、「実際にデートする」というだけで、結構手間に感じます。食事デートをして仲良くなりLINEを交換して、では時間がかかるので、わざわざいきなりデートで勧誘しようとは思わないでしょう。
マッチングしたお相手とデート日程や場所を決めるためにメッセージ機能はありますが、24時間365日運営スタッフが監視をしているため、悪質ユーザーはなかなか入り込めない仕組みになっています。
出会う可能性もあるので注意は必要
とはいえ、業者がいる可能性はゼロではありません。
結婚詐欺やマルチ商法、風俗勧誘など、恋活・婚活目的以外の危険な人たちは、実際にマッチングした相手に会い、巧みな話術で相手を自分に惹きつけ、自分の利益を生み出していきます。
なので、「会ったばかりなのにやたら結婚を匂わせてくる」「簡単な仕事で儲かっている話をする」「本名や生年月日、電話番号などパーソナル情報をしつこく聞いてくる」といった人には要注意です。
注意するべきユーザーは存在する
ドタキャンするユーザーはいるので注意
今まででドタキャンされたことが2回あります。#いきなりデート
— のぎま (@nogima12) September 29, 2020
まさかのドタキャンでした( ⊙᎑⊙ )#いきなりデート
— ゆうてぃ (@mekumee_) November 11, 2017
高確率でサクラや業者がいなくても、ドタキャンをするユーザーはいます。
「気分が乗らないから、今日のデートはいいや」という自己中な理由でドタキャンをする人もいますが、中にはドタキャンをするつもりはなかったけどドタキャンせざるをえない人もいます。
例えば、運悪く前日から高熱を出しているとか、ぎっくり腰で動けないとか、身内に不幸があったとか。
やむを得ずドタキャンになった場合、誠実な人ならきっと埋め合わせをしてくれると思うので、次のデートを期待しましょう。
女性は身体目的のユーザーに注意
正直、マッチング後すぐデートの流れになるのは体目的の男性ユーザーからしたらありがたいシステムです。
体目的の場合、文字通り目的は体。相手の中身などどうでもよく、メッセージのやり取りは、ただただ煩わしいだけ。
一般的なマッチングアプリの場合、マッチング後メッセージですぐデートに誘えば、相手女性に体目的と勘づかれ警戒されるし、かといってやり取りを頑張っても、そもそも相手に興味がなし。
そう考えると、マッチング後すぐデートをするのが当たり前なアプリは便利なんです。
男性は飯モクの女性に注意
女性が体目当ての男性が嫌いなように、男性もお金目当ての女性は嫌いです。
女性の中には真剣に恋活・婚活をしている風を装って、ご飯だけを奢ってもらう飯モクの女性もいます。
正直、そういう人に当たったら時間とお金の無駄。とはいえ、飯活に慣れている女性は、だいたい男性の扱いにも慣れているので、初デートで見抜くのは難しいもの。
なのでもし、3回デートをしてもちっとも進展しない、アプローチをしても、のらりくらりかわされる、という状態ならその女性は切って次に行った方がいいでしょう。
業者・危険ユーザーの特徴・見分け方
アプリ外のSNSでやり取りしたがる
マッチング後メッセージのやり取りなしで、いきなりデートをするのがコンセプトですが、お相手とデートの日程や希望場所をやり取りするためメッセージ機能はあります。
その時にもし、アプリ外のSNSでやり取りをしたがるような言動があるのなら警戒をした方がいいです。お相手の目的は純粋な出会いではないかもしれません。
プロフィール写真が1枚で自己紹介文が薄い
業者や危険ユーザーの目的は、真剣な出会いではなく、いかに効率よくたくさんの人を引っ掛けるかです。
そうなると、おのずとプロフィールも薄くなります。
業者の場合、プロフィール写真がネットで拾った他人の写真1枚だったり、危険ユーザーの場合、顔がよくわからない写真で自己紹介文も一文しかなかったりと雑。
もし相手が雑なプロフィールなら会わない方が身のためです。
業者に騙されないための対策方法
写真を画像検索してみる
怪しいプロフィール写真の特徴
・露出度が高すぎ、セレブ感あふれる写真
・プロが撮影したと思われる写真
・写真が1枚しか登録されていない
今はグーグルで簡単に写真検索もできます。直感的に「怪しいな」と感じた写真は一旦スクショで保存し、画像検索してみるのも手です。
そうすると、似た写真がズラーっと出てくるので、同じ写真がないかチェックしてみましょう。
業者や危険ユーザーの場合、インスタグラマーや有名人、著名人の写真を勝手に使っていることが多いので、ヒットしたら運営側に通報するのも手です。
連絡先を安易に交換しない
身の安全のためにも、安易に連絡先を交換しないことです。相手の顔やスペックが自分好みだと、つい舞い上がってしまい連絡先を教えてしまう人もいますが、業者や危険ユーザーからしたらしめたもの。
出会いの場であまりに警戒しすぎるもよくないですが、ガードがゆるすぎるのもよくありません。
もし初デートができても、相手があまり自分に興味なさそうな感じがしたり、自分のビジネスの話ばかりするのなら、個人情報は教えない方がいいでしょう。
まとめ:いきなりデートにサクラはいない!
いきなりデートまとめ
- ・アプリの仕様上サクラはいない
- ・業者は少ないがいるので注意
- ・身体やメシ目的のユーザーにも注意
いきなりデートには基本的にサクラはいないと思っていいでしょう。とはいえ、稀に業者や危険ユーザーが潜んでいる可能性もあるので、絶対に安全とは言い切れません。
いきなりデートに限らず、マッチングアプリは使い方次第で危険にもなります。危機管理能力を高め、自分で自分の身を守りつつ素敵な出会いを探しましょう!