自信がないのに自信を捨てるってどういうこと!?
そう思ってこの記事を開いてくれたあなたへ、いきなりで恐縮ですが、この記事を読むと
「自信」というものへの概念がひっくり返ります。
あなたはきっと今まで「自信は成功体験の積み重ねの先に培われるもの」だと思ってきたのではないですか?
成功体験の後に自信がつく、であれば成功体験を積めないわたしは一向に自信なんてつけられないのではないか?そう思ってきたのではありませんか?
ハッキリ言いましょう。それは誤解です。
成功体験がなければ自信がつかない?そんなものは嘘っぱちです。成功しても自信なんかつきません。
本物の自信とは、成功していようといまいと「今、わたしがここにいること」を最大限に認められていることです。
今日この瞬間から、「自信」についての認識をアップデートしましょう。
▼恋愛と自信の「本当の」関係がわかる3か条
②自信が持てないのではなく、自信を持つ気がないのだ!
③自信がなくても恋愛はうまくいく!
「そんなバカな!」そう思ったのなら、この記事はあなたにとって世界の見方を180度変える事になるかも、しれませんよ?
目次
自信がない女性が思い込みがちなことは全て誤解である
あなたの普段考えていることを当ててみましょうか。
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「こんなこと言うと嫌われるんじゃないか」
「こんなことしたら迷惑がられるだろうな」
「自分さえ我慢すれば全て丸く収まるんだ」
そんな風に思って、自分の言いたいこと・自分のしたいことを押し殺してきた。これまでもそうだったし、きっとこれからもそう。
自分のことを好きだと言ってくれる人はいたけど、どうして自分のことを好きになってくれるのかもわからないし、無理して付き合ってくれていたんだろうな。
なぜって、わたしは可愛くもないし、スリムでもない、こんな女のどこがいいのかさっぱりわからないから。
私なんかと付き合わなくてももっといい女性がいるはずなのに。こんな女に声をかけてくるなんて何か裏があるに違いない。。。
あぁ、またこんな風に自分を卑下して。だからわたしは恋愛に向かないんだ。こんな卑屈な女だからみんな離れていくんだ。
恋愛なんてもうこりごり。自信のないわたしにはそもそも向いてないんだよ。
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そんなところでしょうか。耳を塞ぎたくなった人もいるかもしれないですね。
でも実はこれらの思考は全て、「自信があればうまくいくのに」という誤解からくるものなんです。
そして同時に「今までうまくいったことが無いから自信が持てないんだ」という誤解からくるものでもあるんです。
自信がない一番の原因は「自分に自信がない」と思っていることだ!
あなたが自分に自信が持てないのは、過去一度もうまくいったことが無いからでも、自分の容姿にコンプレックスを抱えているからでも、親に愛されたことが無いからでもありません。
今、この瞬間に「自分に自信がないと思っていること」そのものが原因になっているのです。
自分に自信がないと思っているから、いろんな事に怖気づいてしまい、新しい事にトライできなくなり、コミュニケーションスキルの上達もなく、容姿を磨く努力もできなくなってしまうんです。
結果を出すのに自信は必要はない
多くの人が、自信と結果の関係を勘違いしています。
結果が出るから自信が持てるようになるんじゃないんです。自信があるから結果が出るようになるんじゃないんです。
結果は常に「挑戦と改善」によってのみ生まれます。そこに自信なんて要らないんですね。
自信は行動しない言い訳を作らないために必要なもの
では自信の重要性がこれだけ叫ばれているのはなぜなのか?
それは自信を無くしてしまうと、「行動しない言い訳を見つけるのが上手になってしまうから」です。
挑戦も改善も「行動しない言い訳」によって阻まれるものなんです。
「だってわたしには、能力もないし、容姿も悪いし、お金も時間もないし、自信だってないし」とできない理由を並べるだけで、行動しない言い訳を簡単に作ることができてしまう。
これが一番怖いことなんです。
子どものときは自信がなくても行動したのに…どうして?
思い出してもみてください。あなたが初めて自転車に乗れるようになった時、そこに「自信」という概念はありましたか?
ただ「そうしたい!」という思いのみで行動し、何回も転んで、何箇所も擦りむいて、ようやくできるようになったのではありませんか?
でもいつからか、大人になるにつれて「自信がないと結果が出ない」と勘違いするようになってしまったんです。
どうして私たちは「自信がないと行動もできないし、結果も出せない」と思うようになってしまったのでしょうか。
知らない間にあなたの自信を奪ってきたものTOP3
あなたが今自信を持てないのは、あなたのせいではありません。
あなたが生きてきた過程の中で、知らず知らずのうちに自信を奪われてきたからなんです。
人が自信を無くすキッカケはいくつもありますが、そのほとんどが
・他人からの心無い言葉
・学力テスト・偏差値教育
・人に迷惑をかけるなという呪い
に集約されます。
この3大勢力によって、あなたが生まれながらに持っていた自信を削られてきてしまったんです。
他人からの心無い言葉
「バカ・ブス・ドジ・マヌケ・キモい・ウザい・ムカつく…etc」人の心を傷つける恐ろしい言葉です。
この記事を読んでいる人の中には、信頼していた友達に言われたことがある人も、親に言われたことがある人もいるでしょう。(辛い記憶を蘇らせてしまったらごめんなさい)
これらの言葉は、あなたの存在を否定してきました。「自分はここにいる価値がある」その大前提がこれらの言葉によって覆されてしまったのです。
そしてこれらの言葉を吐く人もまた、これらの言葉によって傷つけられてしまった人たちです。
そういう人たちは、他人を傷つけて自分よりも劣っている人を作り出すことでしか、「自分がここにいる価値」を見出せなくなった人たちなのです。
学力テスト・偏差値教育
これまでの日本の教育は「企業戦士として働き続ける優秀なロボット」を生み出すために行われてきました。(そして実際に戦後からバブルまではその作戦が功を奏しました。)
結果、私たちは「言われたことを言われた通りにきっちりこなす」人間が評価されるシステムで育ってきてしまったのです。
このシステムの中では「みんながそうしているから」という理由だけで、あなたの個性もあなたの意見も全て抹消されてしまいます。
夢を掲げるようもんなら、「馬鹿げたことを言うな」「無理に決まっている」「お前なんかにできるわけがない」って全力で否定するシステムです。
そんなシステムで20年以上生きてきたのに、どうして自信なんか持つことができるでしょうか。
人に迷惑をかけるなという呪い
そしてこのシステムが生み出したのが、「人に迷惑をかけるな」と言う呪いです。
他の人が横一列で並んでいるときに、一人だけその列からはみ出せば、その他全員から袋叩きにあう。Twitterやネットの炎上はほとんどがこの構図ですよね。
人と違う行動を取る人を叩く人は、「俺は我慢して並んでいるのに、お前ばっかりズルするな」と言う本音を隠すために、「人様に迷惑をかけるな」という都合のいい言葉を選びます。
本当は自分が一番そうしたいにも関わらず、です。
でも正直なあなたはその言葉を真に受けて、「人と違うことはしちゃいけないんだ」「自分らしさを出してはいけないんだ」と学習してしまったんです。
その結果、
「こんなこと言うと嫌われるんじゃないか」
「こんなことしたら迷惑がられるだろうな」
「自分さえ我慢すれば全て丸く収まるんだ」
って自動的に思うようになってしまったんです。
これは断じてあなたのせいではありません。全てはこの社会の評価システムのせいなんです。
自信が持てないのではなく、自信を持つことを恐れているのだ!
この評価システムの中で生きてきたあなたは、自信を持って新しいことに挑戦することが怖くなってしまいました。
新しい恋人を作ることも、より良い条件の企業に転職することも、難関と言われる学校や資格に挑戦することも、「自分らしく生きようとすると叩かれるから」という理由でしなくなってしまったのです。
言い換えれば、あなたは自信を持てなくなったのと同時に、自信を持てないのを言い訳にして行動しない理由を探すのが上手になってしまったということです。
「だって、今まで自分を押し殺して、人と違わないように、周囲からはみ出さないように生きてきたのに、恋人ができたらその押し殺してきた自分を見せなきゃいけないじゃない!
あの人もきっと、これまでの人たちみたいに、私らしさをバカにしたり、否定したりするんだ!きっとそうだ!そんなの今更怖くて無理だよ!」
そう思ってしまっているんです。
だから自分のことを好きになってくれた人がいても、「こんな女を選ぶ理由がない」と相手の好意を勝手にシャットアウトして、「自分らしくあることへの恐れ」と向き合わないようにしているのです。
つまりあなたは自信を持てないから恋愛できないのではなく、そもそも恋愛することが怖くて、自信を持つ気が失せてしまっているのです。
だからと言ってあなたを責めたいわけではありません。繰り返しになりますが、あなたをそうさせたのは、この社会の「自信を奪いまくる」評価システムです。
ですからあなたに必要なのは、「小さな成功体験を積み重ねて自信をつけること」ではなく、この「自信を奪いまくる」評価システムからの自信を守る術を知ることなのです。
奪われた自信を取り戻すためにすべきこと
冒頭にも申し上げましたが、何かを成すために自信は必要ありません。重要なのは挑戦と改善です。
しかし、社会の評価システムがあなたの挑戦と改善を邪魔します。
であれば、この評価システムから身を守る術を身に付けることができれば、自ずとあなたの自信は回復してくるということです。
ここからはその防衛法をお伝えしていきますね。
評価システムから外れた人と会話する
あなたが自信を取り返すのにもっとも効果的な方法は、すでに自信を取り返した人たち(あるいは昔から奪われない防衛法を知って育った人たち)と会話することです。
そんな人どこにいるの?と思うかもしれませんが、実際にこの記事を書いている僕がその一人です。
僕の周りにはそんな人がうじゃうじゃいるので、いるところにはいる、ということです。僕もその人たちのおかげで自信を取り戻すことができました。
今では、オンラインサロンなるものもありますので、地方に住んでいる人ならそういったコミュニティに飛び込んでみることもおすすめですが、やはりリアルなコミュニケーション・会話に勝るものはありません。
ここでどんなに自信をつける方法を述べたとしても、どれだけ恋愛指南書を読み込んだとしても、一朝一夕で理解できるものはないのです。
会話を通してでしか、評価システムの中にいる自分と外にいる人の違いがわからないのです。
日本で見つけるのが難しければ、海外に旅行に行くこともおすすめです。個人的な経験ですと、オーストラリアやデンマークには割とそういう人が多いなと感じます。
プロセスを承認する癖をつける
そういった人たちとの交流が難しい、と感じる人にはぜひ「プロセスを承認する癖」をつけてもらいたいと思います。
こんなバカげたことできない思わずに、騙されたと思って次のこと3ヶ月続けてみてください。
・朝起きたら「朝きちんと起きた私すごい」と声に出して褒める
・歯を磨いたら「歯を磨いた私すごい」と声に出して褒める
・会社に遅刻しなかったら「遅刻しなかった私すごい」と声に出して褒める
・化粧して出かけたら「化粧した私すごい」と声に出して褒める
・すっぴんで出かけても「すっぴんで出かけた私すごい」と声に出して褒める
・寝るときに「今日も1日生き延びた私すごい」と声に出して褒める
要するに、行動一個一個をなんでもいいので「声に出して」褒めるわけです。
世の中には朝起きれない人も歯を磨かない人もいるわけですから、あなたはそれだけでその人たちよりも素晴らしいのです。
なんなら歯を磨かなくても「1日くらい歯を磨かなくても息が臭くならない私すごい」と褒めてもいいくらいです。
これは心理学の世界で「アファメーション」と呼ばれている、あの本田圭佑も取り入れていたメンタルの育成法の一つです。
本田選手は、自分がものすごく下手くそだった時から「俺のドリブルは世界一」とブツブツ言いながらトレーニングしていたと言います。
脳は「短い期間に何度も入ってきた情報に騙される」という特徴を持っていますので、日常生活のありとあらゆるシーンで「私すごい」とインプットすることで、そのうちに脳が「私すごいのか…」と錯覚し始めます。
最初は、やっていて馬鹿らしいと思うはずですが、続けて行くとだんだんその意味が理解できるようになります。(これはマジです)
『でも、だって、どうせ』の3Dに気をつけて!
ただこういうことを書くと、あなたの頭には「でも、だって、どうせ」というDから始まる悪魔の囁きが飛び交うはずです。
これがあなたが20年間生きてきたこの社会システムの怖いところです。無意識にこの3Dが脳内に響かせて、あなたが行動しない言い訳を瞬時に作り出してしまうのです。
「そんなことやったって無駄でしょ」
「そんなことして意味あるの?」
「うまくいくわけないじゃん」
そう口にしたくなったかもしれません。でもその言葉、あなたが他人から言われてきた言葉ではありませんか?
あなたがあなたの味方でなくなったら、誰があなたの味方になってくれるんですか?あなただけは、あなたの味方でいなくてはなりません。
「〇〇がない」と思ったら「だからこそやる」と変換しよう
もし3Dの言葉が脳内に飛び交いそうになったら「だからこそ」の言葉に置き換えましょう。
「だって能力もないし。でも容姿も悪いし。だけどお金も時間もないし、、、」そう言いそうになった時こそ「だからこそやるんじゃなかったっけ?」と問いかけてあげてください。
だからこそ、新しい出会いを作りに行き
だからこそ、可愛いメイクの方法を学び
だからこそ、彼の好意を正面から受け止め
だからこそ、自分の本性をさらけ出す
必要があるんじゃなかったっけ?
そうやって何度も何度も鼓舞してあげてください。
自分で鼓舞する自信がなければ、この記事をブックマークして読み返すだけでも構いません。あるいはこの言葉書き留めたものを待ち受けにしたり、トイレに貼ったりするのもいいでしょう。
できるだけ「自動的にやる理由を思い出す」仕組みを自分の周りに配置することがコツです。
やらない自分を責めないこと
そして同時に忘れないで欲しいことは、「やらない自分を責めない」ということです。
もしあなたがこの記事に書かれていることを「やってみよう!」と思ってくれたとして、でもそれを実際にやらなかった、あるいは継続できなかったとして、それを責めないで欲しいのです。
何度も言いますが、それはあなたのせいではないのです。あなたの育ってきた環境のせいなのです。
本当かどうかはわかりませんが、かのアルバート・アインシュタインはこう言ったそうです。
どうして自分を責めるんですか?
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。
名言ですよね。行動できないときは自分を責めるのではなく、行動できなくさせたこの世の中を責めましょう。
そして「大丈夫、そのうち行動するから」と一言勇気付けるのを忘れないでくださいね。これもアファメーションの一つですから。
自信なんてなくてもうまくいく、その考え方が自信をつけてくれる
この記事を通じて僕があなたにお伝えしたかったことを集約すると、「自信なんてなくてもうまくいく」という一言に尽きます。
自転車の話を思い出してください。あなたが自転車を乗れるようになったのは、乗れる自信があったからではなく、自転車に乗ろうとしたからです。
恋愛下手を克服したいなら「自信をつけなければいけない」という思い込みを捨てましょう。
「自信がある人」というのは、何かで成功したことがある人のことを指すのではありません。
やったことがないことでも、できそうにないことでも、子どものように「したい!」という感情のみで行動に移せる人のことを指すのです。
そしてそれは第三者から見て「自信がある人」に見えるだけで、本人は「え、自信なんかないですけど、やってみなきゃわかんなくないですか?」と思っているものです。
「こんなこと言うと嫌われるんじゃないか」
「こんなことしたら迷惑がられるだろうな」
「自分さえ我慢すれば全て丸く収まるんだ」
そうやって「やらない理由」を探すのはもうやめにしましょう。
自信は自ら生み出すものではなく、行動しているうちに勝手に付いてくるものです。
大事なことは、あなたの自信を奪うこの社会からの批判や否定に耳を貸さず、あなたの行動を邪魔する3Dによる悪魔の囁きに屈しないことです。
そしてそれが「今、わたしがここにいること」を最大限認められる本物の自信を取り戻すことにつながります。
そうすれば、あなたは自ずと
「嫌われてもいいから自分の思ったことを口にしよう!」
「人には迷惑かけてナンボっしょ!お互い様、お互い様☆」
「私はもう二度と私らしく生きることを我慢はしない!」
って思えるようになるはずですよ。
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