これから付き合う前のデートを成功させるための「黄金の型」について書こうと思います。
これは僕が一人の男性として何人かの女性とデートをして検証を重ねてきたことと、恋愛関係の本を100冊以上読んだ知見と、そして日々誰かしらの恋愛のプロたちの情報発信を見てきたことから導き出した方程式です。
その型とは、
- 1回目のデートで相手を安心させ
- 2回目のデートで距離を詰め
- 3回目のデートで男を魅せる
というもの。
言葉にするとものすごく陳腐に聞こえるかもしれませんが、その中身は「女性に選ばれるためにありとあらゆる伏線を張り巡らした緻密な計画書」です。
僕が妻と付き合った時もこのステップを忠実に踏んでいますので、決して机上の空論ではありません。
主に男性に向けて書きますが、女性が読んでも本質は同じです。
あくまで誠実に口説きたい人に向かって使ってくださいね。悪用厳禁です。
目次
ところで、「付き合う前 デート」で検索しようと思ったのはなぜですか?
このページにたどり着いたあなたは、きっと今のお相手に対して真剣なのだと思います。
失敗したくない、恥ずかしい思いをしたくない、そして何よりその人と付き合いたいと思っている。そうですよね?
僕もなんども同じ経験をしてきましたから、その「恐い」気持ちは痛いほどわかります。
女性に対して真剣じゃない人は「付き合う前 デート」なんかで調べたりしません。あなたはその点とても真面目で誠実な人なのだと思います。
でも真剣だからこそ「怖い」んですよね。
だからこそ、これからお話しすること耳を傾けて欲しいのです。あなたが今気になっている人と付き合いたいと思うなら、その「誠実さ」だけでは足りないのです。
男性は女性に対して紳士なハンターであれ
ものすごく大雑把にいうと、女性は「強くて優しい男」が好きです。当たり前のことすぎて拍子抜けするかもしれませんが、実はこれはとても大事なことです。
人間は極めて「本能的でかつ社会的な」生き物です。他の動物とは違い、本能のままにセックスアピールをしたところで付き合えるわけではありません。
男性(オス)としての魅力があるのは当然、パートナーとしての安心感も同時に与えなくては、女性は心を許してくれないのです。
もう少し噛み砕くと、筋骨たくましくグイグイと引っ張っていってくれる力強さと、気遣いと配慮にあふれた優しさの両方を欲しているということ。
つまり紳士なハンターでなくてはならないのです。それが「強くて優しい男」の意味するところです。
強いだけでも、優しいだけでもダメ
女性は次のような男性を恋人には選びません。
- オスとしての魅力はあるんだけど、優しく接してくれない男性
- ものすごく優しいんだけど、オスとしての魅力がない男性
あなたもこんなフラれ方をしたことはないでしょうか?
これは優しい「だけ」で男性としての魅力を発揮できない時のフラれかたです。あるいはこんなフラれ方をした人もいるかもしれません。
これは付き合うことができたものの、そのあとの「優しさ」が欠けた時のフラれ方です。
女性は特に付き合う前には「強さ」を、付き合った後に「優しさ」をより求める傾向にはありますが、付き合う前からも「優しさ」を見せていかないと、付き合ったあとのことを予想されてやはり失敗します。
つまり付き合う前のデートにおいては、女性から
- 「この人はわたしのことを口説いてくれている」と思われるような積極性と
- 「この人はわたしのことを大事にしてくれている」と思われる気遣い
の2つが重要になるということです。
ここからご紹介する黄金の型は、この「積極性」を全体のデート設計の中に組み込み、「気遣い」をデートにおける行動の一つ一つに見せていく型になっています。
どういうことか、具体的に解説していきましょう。
なぜデートの黄金の型が付き合う前に有効なのか?
もう一度黄金の型を思い出してください。
- 1回目のデートで相手を安心させ
- 2回目のデートで距離を詰め
- 3回目のデートで男を魅せる
なぜこの順番になっているのか、そこにはちゃんとした理由があります。
初めてのデートは「警戒心を解く」のが目的
インターネットが発達したことも影響し「ヤリチン」の手口が可視化され、女性の多くが「身体目的の男」に警戒できるようになりました。
それゆえに初デートにおける女性の意識は「目の前の男が変な男じゃないか?危ない男じゃないか?」を見極めることに向けられています。
これは出会ってからの日が経っており、ある程度顔見知りになっている関係でも同じことです。
女性はむしろ「これまで友達と思っていた人が恋人候補になる」時にこそ、「これまで知らなかった男の素顔が見えたら嫌だな」と警戒するものです。
具体的なデートの場所や内容については後述しますが、まず初回のデートでは「僕はあなたに危害を与える人間ではないよ」ということを相手に知らしめなくてはならないのです。
2回目のデートは距離を詰めるのが目的
次に2回目のデートですが、ここでは精神的にも肉体的にも「距離を詰める」のが目的となります。
1回目のデートで相手の警戒心を解いた上で、このフェーズで「仲良くなる」ことで精神的な距離を縮めます。
そして3回目のデートに向けて相手の気持ちを盛り上げていくために、肉体的な距離を縮めます。とはいえいきなり腰に手を回したり手を繋いだりするのはNGです。
ボウリングでストライクを取った時のハイタッチや、相手のボケに突っ込む時に軽くどつく、飲み屋で対面で座らずに横向きで座るなど、ちょっとした体の接触を起こすぐらいのイメージです。
これによって女性側に「ちょっとしたボディタッチでも嫌悪感を覚えない相手」であるというイメージを持たせることができます。
さらに相手によっては「異性」を意識してもらえることもあり、3回目のデートへの布石として有効に働きます。
もちろん相手がこちらのことをいいなぁと思っている時には、もう少し積極的に攻めてもいいですが、相手の気持ちに自信がないときはそれぐらいにとどめておくのが無難でしょう。
逆に「仲良くなっても不用心には手を出してこない」ことに誠実さを見いだすこともあるので慎重になることはメリットも大きいのです。
3回目のデートは男を見せるとき!
あなたに心を開き、距離も縮まった。そして3回目のデートの誘いに乗る、ということはそれ自体が女性からの脈ありサイン。あとはもうこちら側が「決める」のみです。
ここで決めきれなくて4回目、5回目と告白のタイミングを逃し、女性に呆れられてしまう男性は意外にも多いもの。
1回目、2回目のデートで「優しさ」を十分に伝えたなら、ここで「男としての強さ」を見せなくてはならないのです。
その強さはセクシャルな意味の他にも「決断力」や「勇気」といったメンタル的な強さも含まれます。
稀に告白できない男性にしびれを切らし「もう!焦れったいからわたしから告るわ!」となる女性もいることはいますが、ものすごく数が少ないので向こうからの提案には期待しないことです。
これが黄金の型の全体像です。全体像が見えたところで、次は具体的な中身の話に入っていきましょう。
デートに自信が無いなら練習してみるのもアリ
もしあなたが女性経験が少ない場合「コツはわかったけど実際にできるか不安…」と考えるかと思います。
そんな方は、マッチングアプリでデートの練習をしてみるのもアリです!
マッチングアプリなら最速当日にデートできるので、本命女性のデートにも間に合います。
初めてのデートはお茶デートが最高なワケ
さて、初回のデートは相手の警戒心を解くことでしたね?この時にもっとも効率よく相手の警戒心を解くことができるのが、「お茶デート」です。
オススメする理由は次の3つです。
- デートを了解するハードルが低い
- 相手の話をじっくり聞くことで情報収集ができる
- お茶だけで終わりにすることで相手を安心させる
お茶デートは男性側からしても「誘いやすい」という点でも優秀です。
女性のほとんどは甘いものが好きですから、「ケーキが美味しいお店があるんだけど一緒に行きませんか?」と誘えば、よっぽど嫌われていない限り断られることはありません。(むしろそれを断られたら手前の関係構築から見直した方が良いでしょう)
そして初回のデートのミッションは、「相手の話を聴いて聴いて聴きまくること」です。
なぜ相手の話を聴きまくらなくてはならないのか?
先日ツイッターでこんな記事を見つけました。
なぜわたしたちは自分のことを話すのが好きなのか?:研究結果 @wired_jp https://t.co/zEPz9AwJCC
相手の話を聞くことで”快楽の感覚、セックス、コカイン、おいしい食事のような刺激にかかわる動機の状態と関係している脳の領域”が活性化する。
聞くことがいかに大事か良くわかりますね。
— 恋愛プロフェッショナル 川口美樹 (@kawaguchi_AAA) 2018年11月30日
人間にとって誰かに話を聞いてもらう、ということはセックスやコカインのような快楽に値する行為なのです。
それを初回のお茶デートでお相手にギフトすることで、「美味しいスイーツを食べられた幸せ」と「話をいっぱい聞いてもらった幸せ」のダブルパンチをお見舞いするワケです。
これでお相手からの好感度をグッと引き上げることが可能になるのです。ではどのように聴くのが良いのでしょう?
お茶デートで相手の話を聞くときのコツ
勘の良い方は先ほどから「聞く」という漢字ではなく「聴く」という漢字を使っていることを不思議に思われたでしょう。
これはただ機械的に話を「聞く」のではなく、相手に関心を持って興味深く耳を傾けて「聴く」ことが大事だからです。
傾聴の細かいスキルに関してはここでは割愛しますが、コツは「5W1H」を使いながら相手の話をどんどん広げていくことです。
特に「何を:WHAT」「なぜ:WHY」「どのようにして:HOW」は話題がどんどん広がる質問です。積極的に使ってみてください。
傾聴する時に使える質問例 「〇〇さんはどうしてそう思う(った)んですか?」(WHY) |
加えてちょいちょい名前を呼ぶこと(できれば下の名前で)も効果的です。
名前を呼ぶことによって「私はあなたのことを興味を持って聴いていますよ」という印象を強めますし、単純にたくさん名前を呼ばれた方が親近感が湧きやすいという心理的な効果もあります。
初回デートは「仕事について聴く」のがベスト
これは僕が過去に1000人以上の人の話を聴いて確信していることなのですが、初めましての時は「仕事の話を聴く」ことが重要です。
一方で「趣味の話で盛り上がる」ことはよっぽど好きなものが被らない限り難しいです。(その代わりドンピシャでハマった時は、大いに盛り上がってください)
例えば同じ「映画鑑賞」が趣味でも、サスペンス好きとラブストーリー好きでは話が全く噛み合いません。
しかし仕事の話であれば、仕事の種類に関わらず抱える悩み事はだいたい同じですし、共感できることが多くなるので、あなた自身も興味を持って相手の話を聴きやすくなるのです。
仕事は人生の3分の1の時間を捧げるものですから、「仕事を選んだ理由」や「要所要所の対応の仕方」にその人なりの価値観が色濃く出ます。
その価値観について触れられることで、話を聞いて貰った人は「こんなに深い話をできる人なんだ」とこちら側に安心感を抱いてくれるのです。
またそれによって相手の性格もよくわかるので一石二鳥です。
女性は特に、普段仕事についての話を深掘りされる機会は少ないですから、「こんなに仕事のことについて真剣に聴いてくれた人は初めてです」と言われ感謝されることさえあるのです。
会話のボリュームは相手8割、自分2割
仮に1時間半のデート時間だとしたら、話している時間は相手が70分、自分が20分ぐらいの配分ぐらいになるように心がけましょう。
この「自分のことをあまり喋らない」ことが2回目のデートの了承率を上げます。
時間のほとんどを喋り倒した女性は「なんだかたくさん話を聞いてもらっちゃった」という幸福感と同時に、「こんなに真剣に私の話を聞いてくれるこの人のことをもっと知りたい」という好奇心が湧いてきます。
そこであなたは二軒目に行かずにサッと帰るわけです。女性が「あなたのことを知りたい!」と思ったタイミングで次回に引っ張る、というわけですね。
「今日はたくさん私の話を聞いてくれてありがとうございました。今度は〇〇さんの話を聞かせてくださいね」
これは実際に僕が言われたことがあるセリフなのですが、このセリフが出た人に2回目のデートを断られたことはありません。(告白が成功したわけではありませんけどね)
2回目のデートは「場所選び」が超重要
初回のデートでは気遣い力を全開にして優しさを見せたあなたは、3回目のクロージングに向けて2回目は「少し男を意識させる」必要があります。(2回目も優しいだけで終わると、ただの”いい人”になりますのでご注意を!)
そのためには、二人の物理的かつ精神的な距離が縮まるような場所を選ぶことが重要です。
例えばご飯を食べに行くなら、対面ではなく隣に座って会話ができるお店を選ぶ、といった具合です。
デートの中身は二人が楽しめるものであればなんでもよく、実はそんなに重要ではありません。
トークテーマは「恋バナ」に絞ろう
1回目のデートでは仕事についての話を聞きましたが、2回目のデートではトークテーマを「恋バナ」に絞りましょう。
仕事の話はあくまでも「オフィシャルな話」ですが、恋愛の話になれば「プライベートな話」です。
このように段階を踏んで、着実に二人の距離が縮まっているという実感を持たせていくことが重要です。
2回目も1回目同様に、相手の話をメインで聴くことが重要になります。ここでもあくまで「自分語り」は封印してくださいね。
恋バナにおいても先ほどご紹介した5W1Hが有効です。
「どんな恋愛を」「誰と」「いつ」して、「何を感じ」「なぜ別れたのか(付き合ったのか)」を聞きだすと相手の恋愛観がよくわかります。
加えて「一番良かった思い出」と「一番最悪だった思い出」についても聴いておきましょう。これによって相手の喜ぶことや、絶対に踏んではいけない地雷などいろんなことがわかります。
ただこの時は、あなたも少しはあなたの恋愛観について話しましょう。
ここでは彼女に無駄に好かれようとカッコつけようと思わないほうが吉です。モテたエピソードを盛って話すよりも、ドジって失敗した話をしたほうが距離が縮まりやすいですよ。
二人の体が物理的に近くなる場所を選ぼう
個人的には「chano-ma」という座敷席があるカフェがオススメです。ここは主に子育てママさんたちが使うカフェですが、くつろぎながら座って会話ができるのでカップルにもオススメなんです。
参考サイト:https://commercial-art.net/shop-brand/chanoma
他にも食べログで「カップルシート」と検索して引っかかる場所(できれば個室)を、可能なら予約してしまうと良いでしょう。
こうやって物理的に体の距離が縮まる場所をデートスポットに選ぶことで、冒頭にお伝えしたような「ツッコミのていで相手を小突く」といった軽いボディタッチが自然になるのです。
また横に座ることで、時折肩が触れ合ったりするので、ちょっとしたドキドキ感も演出することが可能になります。
相手のタイプにもよりますが、
- アクティブ系ならボウリングやビリヤード(ダーツ)
- 歌好きであればカラオケ
- 漫画好き・アニメ好きなら漫画喫茶、
- バリキャリ系ならロマンチックなバー
などでも、物理的な距離が縮まりやすい場所です。
ちなみにカラオケや漫画喫茶は店舗によって全然イメージが違うので、やっすい汚いところは選ばずに、女性ウケの良い綺麗なところを選んでくださいね。
実際に行ってみてデートに向きだと思った場所(東京)
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3回目のデートではきっちり男を魅せよう
3回目のデートでは、異性をはっきり感じさせ、積極的にこちらから攻めていく必要があります。いわゆる「男気を見せろ」ということですね。
さて、ここで一つ疑問になるのは「付き合う前のセックス」についてです。
ここは3回目のデートを設計する上で無視できない要素なので、先にそちらの解説から始めましょう。
付き合う前のセックスについて女性はどう感じているか?
少し前までだと女性も「付き合う前のセックスを許すな」という意見が圧倒的に多かったのですが、今では「別にどっちでもいい」という考え方が広まってきています。
考え方の多様化により、パートナーとの身体の相性を付き合う前に知っておきたい、と考える女性は実際に増えてきています。
ただそれは「好きな人なら」付き合う前のセックスをしてもいいと考える人が増えただけであって、決して女性の警戒心が弱まった、ということではありません。
むしろ付き合う前に身体の相性を確かめるなら、警戒心はなおさら強まっていると考えるべきです。それぐらい異性に体を許すということは女性にとっては大きな問題です。
そこで3回目のデートを設計するときに心得ておくべきことは以下の3つです。
- 最終的にホテルに行くことも視野に入れておく
- 同時にセックスを断られてもいい覚悟もしておく
- デートの最中から前戯が始まっている
告白をセックスの前におくか後におくかは、ケースバイケースとしか言いようがありません。
デートを重ね相手の話を聴いていく中で、相手の嗜好性をよく見極めておきましょう。
3回目のデートはロマンチックさを重要視して
3回目のデートでは、クロージング(告白)に向けた雰囲気づくりが重要になります。
大方の場合、映画館や遊園地などのレジャーを楽しみ、その後夕食を一緒にして、場所を移動してから告白という流れになりますが、大事なのは「夕食後の導線」です。
夕食の場所も、大衆居酒屋などのガヤガヤした場所よりも、個室があってムーディーな演出がされている場所を選ぶようにしましょう。
お酒の勢いを借りて多少イチャつくのも、女性側の感情を高めてこの後の展開への期待感を煽ることにつながります。
食事が済んだら二軒目はいかず、「酔いを冷ますために少し歩こうよ」とでも言って告白場所にさりげなく誘導していきましょう。できれば10分以内場所にたどり着ける距離感が良いです。
あまりに移動距離が長いと酔いだけじゃなく、女性の気持ちも冷めてしまうので注意してください。
近くに人通りの少ない公園があるなら、ベンチに座って告白しても良いでしょうし、車があるなら夜景の見える展望台のような場所に行くのも良いでしょう。
そこまで行けているなら女性も「告白される覚悟」を持ってついて行っているわけですから、自信を持って欲しいなと思います。
ここで、なんて言おうかなんて悩まないように。告白において言葉は大事ではありません。
YES or NOの返事は、それまで築いてきた関係性によってすでに決まっているのですから。
付き合う前のデートの頻度はどのくらいが理想?
大事なことを言い忘れていました。この3回のデートは、できれば1ヶ月以内、どんなに長くても2ヶ月の間に終わらせましょう。
頻度で言えば、デートの回数は一週間〜二週間に一回のペースになります。
なぜこのペースで進めるかというと「単純接触効果」の影響力があまりにも大きいからです。
初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。(中略)
図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。(Wikipediaより引用)
この単純接触効果は、その「情報に触れる」期間が短ければ短いほど効果を発揮します。
とは言え流石に、次のデートを翌日とかに約束するのは相手の都合を考えない提案なので、相手の仕事の忙しさなどを鑑みながら1週間〜2週間後に設定するのが良いでしょう。(もちろん相手が翌日でもいいというなら、翌日でも構いません。)
このデートの期間をできるだけ空けないようにするのにはもう一つ理由があります。それは「まだ見ぬライバルの出現を防ぐ」という理由です。
リサーチの段階で恋人がいないことがわかっていたとしも、相手がいつ「魅力的な男性に会うか」は完全に予測が不能です。
あなたがジタバタしている間に、ライバルが現れてさっとかっさらって行くことは割とよくあることです。
冒頭でも「ハンターであれ」と言ったのは「他のハンターに獲物を譲るな」という意味でもあるのです。
女性の脈ありサインを見極めよう
最後に、あなたの告白までの勇気を加速させるために、女性から発せられる脈ありサインをお伝えします。
女性の脈ありサインを男の僕が解説するのも信ぴょう性に欠けると思いますので、ここからは女性の意見を参考にしましょう。
女性官能小説家の大泉りかさんは著書『もっとセックスしたいあなたに』(イーストプレス社)のなかで、女性の出す「今日はお持ち帰りされてもいい」OKサインを次のように説明しています。
- ボディタッチ(二人きりの空間での)
- いつもと違った呼び方をする
- 夕食時にスマホや携帯を出さず終電を気にしない
- 終電時間になってもお酒をオーダーする
- じっと見つめてくる
僕は「いつもと違った呼び方をする」女性には会ったことはありませんが、それ以外のサインは全て経験したことがあるので、これは本当にその通りだと思います。
そのほかにも「手を繋いで少し強めに握った時に握り返してくる」と言ったサインや、本来ならお別れする時間に「もっと一緒にいたいな」というと「私もだよ」と返してくれることも、見極めのサインとしてはかなり有力です。
付き合う前のデートの「黄金の型」まとめ
- 1回目のデートで相手を安心させ
- 2回目のデートで距離を詰め
- 3回目のデートで男を魅せる
この黄金の型に、実に様々な要素が張り巡らされているのがご理解いただけたでしょうか。
最後に重要なことをお伝えしておきます。
この黄金の型はあくまで「戦略・戦術」の話です。あくまでも道具の一つに過ぎず、その道具の使い方を間違えればやはり良い結果を出すことはできません。
これを「女性をうまくたぶらかして気持ちよくさせれば落とせるんだな」と思いながら読んだ人は、残念ながらうまくいきません。
この黄金の型は、「相手の人間性をよく理解し、不快感を与えることのないように、おもてなしの心で持って、自分の誠意を相手に届きやすい形で伝える」ために使わないとうまく機能しないのです。
大事なのはテクニックではなく、あなた自身のあり方です。
女性は男性が思っているよりも危機察知能力が高く、勘が鋭いです。小手先のテクニックなんてすぐに見破られてしまいます。
ぜひ、誠心誠意、相手のことを思いやってデートを設計し、提案するようにしてくださいね。
それが一番のデート術だと僕は思います。
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