心理学者のフロイトは人間が何かを意思決定をする理由は2つしかない、と説明しました。
それは「快楽を求めるか、不快を避けるか」の2つです。これを快不快原則、といいます。
つまり気になるお相手にデートのお誘いのOKをもらうためには、「不快感を与えず、快楽を期待させればいい」ということになります。
そしてもう一つ知っておくべきことは、デートのお誘いを成功させるための方程式です。その方程式とは、
デートのお誘いの成功確率=見た目×(リサーチ+誘い方)
です。この方程式を忘れた誘い方をすると大抵の場合、失敗してしまうのです。
目次
成功率を決定づける要因は誘い方、ではない
「絶対にOKが出るデートの誘い方」と銘打っておいてなんですが、デートのOKをもらうためには、誘い方ははっきり言ってそんなに重要ではありません。
お相手からのOKが出るかどうかは、実はデートの誘い方ではなく、デートにお誘いする前の関係性が大きく影響しているのです。
つまり「この人にならデートを誘われてもいいなぁ」と思われているかどうか、がものすごく重要だ、ということです。
当たり前のことすぎて無視している人が多いのですが、「なんて言われるか」ではなく「誰に言われるか」の方が圧倒的に影響力が大きい、ということを絶対に忘れてはいけません。
相手から「デートに誘われてもいい」と思われる見た目ですか?
先ほどの快不快原則を思い出してください。人は「不快を避ける」生き物です。
女性が男性からのお誘いを断る理由として一番多いのは「見た目に清潔感がない」ことであり、男性が女性からのお誘いを断る理由として一番多いのは「見た目がキレイじゃない」ことです。
ぶっちゃけ女性はおしゃれなイケメンからのデートを断る理由がないですし、男性はスタイルのいい美女からのデートを断る理由がないのです。
それぐらい「見た目」というのはものすごく大事で、ここをすっ飛ばしてどれだけアプローチをしてものれんに腕押し状態になってしまいます。もちろん美女・イケメンじゃないとデートに誘ってもうまくいかない、ということではありません。
ここでいう見た目とは、その人から発せられる雰囲気のようなものをいいます。そのあなたから発せられる雰囲気が、相手が少しの時間でも一緒にいたいと思えるものであるか、が大事だということです。
人によってはアゲアゲのパリピが好きです、という人もいれば、内気で静かな人が好きです、という人もいて、それは本当に千差万別です。
一般的にだいたいどの人にも好かれやすい雰囲気を持っている人は、普段から「見られている」意識を持っている人です。もちろんこの中にはいわゆる「清潔感」も含まれます。
逆に「人間は見た目じゃない」と言って見た目を磨く努力をサボっている人ほど、その雰囲気は多くの人にとって魅力的ではなく、「できればご遠慮願いたい」ものであることが多いのが現実です。
デートのお誘いを考える前に、自分の見た目は「相手を誘っても失礼のないものかどうか」を今一度チェックしてみてください。
マッチングアプリでの成功は「写真」で決まっている
特にマッチングアプリにおいては、多くの人がこの「見た目」の威力を過小評価していると言わざるを得ません。
マッチングアプリは「出会うための」アプリですから、マッチングした時点でほぼ「会いたい」と思っているのです。つまりマッチングしてから、ではなくマッチングする前、が重要なのです。
ですからマッチングアプリのプロフィール写真には、「過去最高の出来」の写真を配置しなくてはいけません。その写真はできれば自撮りではなく、他の人に撮ってもらった「笑顔が素敵な」写真である方が好ましいです。
本人は良かれと思っていても、男性のキメ顔・女性の上目遣い顔は、「この人ナルシストだな」と思われて逆効果ですので、ご注意ください。
なかなかデートに誘われない、お誘いのOKがもらえない、そもそもマッチしない、と思っている人はまず、写真です。
自分の写真に自信がない人は、恋活用の写真をプロに撮ってもらった方がいいです。それだけで「いいな」と思った人とデートに行ける確率がグン、と上がります。騙されたと思ってやってみてください。
デートのお誘いの成功率は普段の見た目への意識が決める
それがオフラインの出会いであれ、オンラインの出会いであれ、自分の見た目を整えていることはデートのお誘いの成功率に大きく影響します。
なぜなら、見た目を整えるという行為は、それがそのままお相手へのおもてなしになるからです。
見た目で不快感を与えてしまうと、それがその人の印象を引っ張ってしまうので、どんなに魅力的なコミュニケーションを取れたとしても、お誘いへのOKの返事をもらうことはかなり難しくなってしまいます。
「誘い方」を磨くよりも、まず「見た目」を整えること。そのほうが時間もかからず即効性があるのでコスパが高いです。
普段からパッと自分が見られた時に、相手に不快感を与えていない見た目であること、それがいざデートにお誘いしたい相手に出会った時の明暗をすでに分けているのです。
デートに誘う前に!お相手のリサーチはお済みですか?
さて、見た目がクリアできたところで、次にしなくてはならないのが情報収集です。
具体的には相手が「デートに誘ってもいい相手なのかどうか」という点と、「どんなデートに誘われたら喜ばれそうか?」という点について情報収集する必要があります。
リサーチその1:デートに誘ってもいい相手なのかどうか
あなたがどんなに魅力的な人であっても、デートに誘いたい相手にすでに恋人がいる状態であれば、OKをもらえる可能性はものすごく低くなります。
当たり前のことのようですが、恋は盲目とはよく言ったもので、恋をすると「お近づきになること」ばかりに気を取られて、その人に恋人がいるのかどうかの確認をしないまま突っ走ってしまうことがよくあるのです。
あなたのお誘いしたい相手は、いま恋人がいない状態ですか?あるいはいる状態であっても、「うまくいっていない状態」ですか?
ちなみにですが、恋人や配偶者がいるにも関わらずそのことを隠してマッチングアプリを利用している人もいるので、そういう人とのデートを避けるためにも、情報収集はきちんと行いましょう。
では、実際にどのように情報収集するのか?ということですが、それはもう「直接聞く」のが一番いいでしょう。
こちらの好意を隠して恋人の有無を確認する方法
とはいえ、ど直球に「彼女(彼氏)いるの?」と聞いてしまうとこちらに気がある事がバレてしまう、という事を懸念する人もいるでしょう。そんな時は以下のように恋人がいる前提で会話を進めると遠巻きにリサーチすることができます。
パターン①
パターン②
いかがでしょう。こういった「恋人がいる前提での聞き方」であれば、相手に好意があるかどうかは、あなたのセリフから漏れることはありません。(もしここで普通に「恋人がいる」と返ってきたら、潔く身を引いて、お相手がフリーになるまで待つしかありません)
なお失恋直後など「恋人はいないけど、今は求めていない」人も結構な割合でいますので、「恋人がいないんですよ」と返ってきたら「作ろうとは思わないんですか?」と聞いておけば、恋人の有無と恋人を作る意思も一緒に確認できるので、一石二鳥です。
リサーチその2:どんなデートのお誘いだったら喜びそうか?
相手がいま恋人がおらず、恋人を作る意思がある事を確認できたなら、今度は「相手が自分と二人で会う理由」を探す工程に移ります。
ここでのポイントは二人でしか共有できなさそうな、そして二人だったら盛り上がりそうな話題を探ることです。そこが見つかるとデートに誘うまではほぼ自動的に流れます。早速実例を見てみましょう。
以下にご紹介するスクリーンショットは、筆者の知人男性が女性をデートに誘った時のチャットを筆者の方で再現したものです。
この男性は僕の知る中では、割とやり手な男性のお一人です。「デートへのお誘いは基本的に断られたことがない」という恋愛強者でもあります。(実際はLINEで行ったやりとりですが。カカオトークの画面で再現しております)
アッサリデートの約束を取り付ける自然なライン術
彼は漫画喫茶という、女性にとって初デートに行くにはハードルの高い場所を、むしろ向こうから行きたいと言わせることに成功しています。その滑らかな会話術を覗かせてもらいましょう。
まず最初の導入部分。お互い漫画が好き、という共通点が見つかった事で話題が盛り上がります。漫画や映画、本などは個人によってかなり趣味が異なりますので、『同じ作品が好きである事』はお互いの距離をグッと縮める要因となります。
さらに好きな作品が多くあるということがわかり、彼はここぞとばかりに「漫画の趣味が合いそうですね!」という言葉を投げかけることによって、向こうのYESをとっています。
このYESを取る、という行為は実はすごく大事で、あとでデートのお誘いをするときに「漫画の趣味があったんだから会う理由になるだろう」という口実がお互いに作れることに繋がります。
そして彼はここで「漫喫に行きませんか?」ではなく「漫喫に行きたい」と書いています。そう書いた理由を彼に聞くと
だから誘うことと100%イコールではないから、「デートにお誘いしている感」が出なくて自然に会う約束が取りやすくなるんだよね。
ということなのだそうです。これもポイントで、「デートに行きませんか?」と誘ってしまうと、相手が身構えてしまうことがあるのです。
彼の上手なところは、「デートに行こうよ」提案しているのではなく、「あなたが楽しいと思えるような時間を一緒に共有したいと思っています」と意思表示しているところにあります。
これによってお誘いをされた相手は、「この人は自分とデートに行きたがっている」という印象を抱くのではなく、「この人は自分の喜びそうな提案をしてくれている」という印象を抱くのです。この差はものすごく大きいと言えるでしょう。
デートに誘う際の基本スタンスまとめ
以上をまとめると、リサーチを経てデートにお誘いをするときは
- 話題が盛り上がる共通点を見つけ出すこと
- さらに話題を膨らまして、この楽しさは二人だからこそ共有できるのだ、という雰囲気を出すこと
- デートに誘うのではなく、楽しい時間を共有するために会う、という印象を抱かせること
の3つが重要である、ということになります。
これによって自分と会うことが「二人だからこそ楽しめそうな時間になる」という印象を与えることができ、「友達も一緒に行っていい?」と行った野暮ったい提案を防ぐこともできますし、デートのキャンセル率もかなり下がります。
ただここでもう一度、冒頭の方程式(デートのお誘いの成功確率=見た目×(リサーチ+誘い方))と快不快の原則を思い出して欲しいのです。
この誘い方はあくまでも、「見た目」がクリアしている時に威力を発揮するものです。上で紹介した彼は見た目で「不快ではない」と感じさせ、相手にとって魅力的な時間を提供することで「快」を感じさせたから、相手から「行きたい」と言ってきたのです。
彼は上記のやりとりを見せてくれたとき
漫喫はあくまでも『会ったら楽しく過ごせそう』という期待感を持って、お互いが安心して会えるようにするための口実みたいなものだから。
別に漫喫じゃなくてもいいんだけど、たまたま今回はそれが話題としてハマったんだよね。
と解説してくれました。
このように見た目がクリアされた状態で、さらに二人が合う理由が作れれば、ファーストデートまでは絶対に行くことができます。
初デートに誘う上でハズレのない場所
先ほどの彼みたいに大胆な提案ができない人にファーストデートの場所としておすすめしたいのが、「お茶」か「ランチ」です。
お茶かランチであれば、昼間の休憩時間にサクッと会うことができ、一時間ちょっとで解散できるので、二人で会うことへのハードルが下がります。
また相手にとっても、こちらの雰囲気を感じたり会話に違和感がないかを確かめる上での安心材料にもなるので、「まぁお茶ぐらいなら」という気持ちになりやすいのです。
人によっては「飲みがいい」という人もいますので、それはその人に合わせてと言った感じです。飲むこと自体が好きな人は、ランチよりも飲みの方が喜ばれやすいです。
長時間拘束をイメージさせる場所は避けた方がいい
逆に、いきなり遊園地や水族館などの、長時間一緒にいることを連想させる場所を提案するのは、ファーストデートではやめておいた方が無難です。
仮にお互いにディズニーランドが大好きだとわかってかなり盛り上がったとしても、やはり初回から行くのはおすすめできません。
というのも「もし仮につまらなかったらものすごい苦痛になること」が簡単に想定ができるからです。
あなたは過去に「メッセージでは盛りあがったけど、実際に会ってみたら会話が全然弾まなかった」という経験をしたことはないでしょうか。
もし相手がその経験をした人ならその最悪のケース(=不快)を避けようとする心理が働くため、初回の長めのデートは断られる可能性があるのです。
デートでは段階を踏むことが大事
人間関係は段階を経て深まっていくものです。いきなりの急転換を迎えると相手もびっくりして身構えてしまいます。
個人的な経験上、以下のようなステップを踏むようにしてデートを設計すると、自然と距離が縮まりやすいです。
- ファーストデートでは食事やお茶をすることで「会話に違和感がないことを確認する」(所要時間1〜2時間程度)
- セカンドデートではカラオケやボウリングなどの「共通のアクティビティを通じて心理的な距離を縮める」(所要時間2時間〜3時間程度)
- サードデートでは、1日のデートスケジュールをとって「長時間一緒にいても退屈しない相手であることを確かめる」
ここまで確認が取れていたらあとは、もうあなたの決めの問題。思い切って「お付き合いしませんか?」と提案してみましょう。
【男女別】デートにお誘いするときのちょっとしたコツ
ここまでは、男女ともに共通するデートの誘い方について解説してきましたが、ここからは男女別のちょっとしたコツをご紹介しましょう。
一応、男女別にはデートにお誘いするときのちょっとしたコツがあります。とはいえその人のキャラによっては効く効かないがありますので、そこまで万能ではありませんが、知っておいて損はないでしょう。
男性から女性をお誘いする場合
男性から女性にお誘いする場合は、「不快にしないこと」に強く意識を向けたほうがうまく行きやすいです。
特にマッチングアプリでのお誘いをする時には、他の男性が知らずの知らずのうちに不快にさせているおかげで、こちらが「不快にさせない」だけで株が上がります。(それだけ世の男はマナーが悪く、失礼な輩が多いのです)
加えてノリの高さを相手のテンションと合わせるようにしましょう。女性は「共感してくれる人」に気を許しやすいので、女性の感情に同調するとたわいのない話でもグッと盛り上がります。
オススメは「相手の言ったフレーズをそのまま繰り返す」こと。
と言った具合に、こちらの話はあまりせずに、向こうの話をどんどん広げていきましょう。
逆に間を埋めようとして「俺語り」を始めてしまうと女性側に不快感を与えてしまうリスクが高いです。俺語りは向こうから「〇〇さんはどうですか?」と聞かれない限りしないほうがいいでしょう。(聞かれても最小限にとどめて相手に話題を振ってしまいましょう)
女性は男性以上に話を聞いて欲しいし、共感してもらいたいのです。まずはその欲求を満たしてあげてください。これはオンラインでもオフラインでも使える会話術です。
これを徹底できていれば前述の盛り上がる共通の話題は勝手に出てきますし、デートのお誘いをするのは比較的簡単です。
女性から男性をお誘いする場合
一方女性が男性をお誘いするときは、「快」を意識したコミュニケーションを取るといいでしょう。
中でも男性の「快」をピンポイントでつくのが「教えて欲しい」という言葉です。
相手の趣味でも仕事でも、自分が関心を持てる話題がありそうだったら「教えてください」というと、男性は嬉々として語ってくれます。
どこから勉強したらいいかわからないんです。よかったら今度教えてくれませんか?
といった具合ですね。
ベタではありますが、露骨すぎなければ「すごいですね!」「さすがです!」など、男性を持ち上げる言葉はとても有効です。どんどん使って男性を「気持ちよく」させてあげてください。
デートに誘う時に使う心理学は本当に有効なのか?
最後に、デートの誘い方でよく引き合いに出される心理学について触れておきましょう。有名なのは
- フット・イン・ザ・ドア
- ドア・イン・ザ・フェイス
- 二者択一法
あたりでしょうか。この3つのうち、効果があるのは最後の「二者択一法」だけです。上の二つはほぼ使えないので、覚えなくてもいいです。
フット・イン・ザ・ドアテクニックについての誤解
段階的要請法ともよばれる。依頼や交渉の際、相手が承諾しやすい要求から始めて、徐々に要求を大きくしていく話法のことで、小さな要求への承諾をステップとしながら、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。(コトバンクより引用)
これはセールスマンが、ドアに足を入れて閉まらないようにして、徐々に商談を拒否できないようにしていくことに由来する、セールステクニックです。
恋愛では、このテクニックを応用して、小さな頼みごとから始めて大きなお願い事を受け入れさせるようにデートに導く方法がよく紹介されています。
例えば、「仕事の相談したいから食事に付き合って欲しい」という軽めの要求から始め、それが成功したら今度はデートのお誘いをしよう、といったような事例が紹介されます。
ハッキリ言ってやめたほうがいいです。普通に考えて仕事の相談を受けに行って、そのあとデートのお誘い受けたらムカつきませんか?「本来の目的はそっちだったの?」って確実に思われます。
これは僕自身に営業の経験があるので言えるのですが、トップセールスマンはこんな卑怯な手は使いません。あくまでお客様のニーズに応えることに集中しているだけで、徐々に信用してもらえる度合いが増していき、結果的に受注金額が大きくなっていくだけのことです。
そもそも「ドアに足を入れて閉まらないようにして」くるセールスマンがいたらムカつきますよね?そういうことです。真似する必要がありません。
ドア・イン・ザ・フェイステクニックについての誤解
要求水準の落差を利用した交渉術。譲歩的要請法ともよばれる。依頼や交渉の際、最初に難度の高い要求を出して相手に一旦拒否させておき、それから徐々に要求水準を下げていく話法のことで、先立つ要求を目くらましにして、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。(コトバンクより引用)
要するに、最初に「絶対に断られる要求」を出しておき、一度断らせておいてから、その「断った申し訳なさ」を利用して、本来出したい要求を呑ませやすくしよう、ということですね。
デートの誘い方で引用されるときは、最初に「一緒に旅行に行かない?」と提案して断られておいてから、「うそうそ、冗談(笑)。でもご飯でも一緒にどう?」みたいな会話例が紹介されます。
これもフット・イン・ザ・ドア同様、そこまで親しくない人から冗談でも「旅行行かない?」と聞かれたら、普通はドン引きされておしまいです。
こういったテクニックは巷に溢れすぎてしまっているので、安易に真似しようとすると「この人、あの心理学のやつ使おうとしてるな」と思われ余計に警戒されてしまいます。
こういった「セールステクニック」を好きな人に使う、という発想がもうモテない人の発想だと筆者は思います。
二者択一法が使えるのは日程調整をするときぐらい
「二者択一法」はデートの誘い方に印象される心理学としてとてもメジャーです。どのメディアを見ても「デートの選択肢は2つに絞ろう」みたいなことが書かれています。
具体的には「中華とイタリアンならどっちにいきたい?」とか「カラオケと映画館ならどっちがいい?」といったような誘い方をすると、その選択肢のどちらかを選ぶことが前提になり(誤前提提示とも言います)、デートに行かないという選択肢が自然に消える、というロジックで説明されることが多いです。
これも多くの人が誤解しており、そもそも「見た目」がクリアして、かつリサーチが徹底されていないと、「どちらもあなたとは行きたくないのですが、なぜに行く前提になっているのですか?」と思われるのです。
二者択一法が有効なのは、日程調整をする時です。
特に相手が忙しい人の場合「いつがいいですか?」と聞くよりも「平日がいいですか?それとも休日がいいですか?」「平日なら昼間と夜はどちらがいいですか?」と聞いた方が、相手の予定を抑えやすくなります。
それ以外の時で使うことはハッキリ言ってほとんどありません。
心理学に頼ろうとするとろくなことにならない
僕が冒頭で「誘い方は重要ではない」と強めにお伝えしたのは、こう言った心理学を使った「誘い方テクニック」に依存して、その手前の関係性構築をすっ飛ばさないで欲しいと考えるからです。
むしろ、こういったとっつきやすいテクニックに惑わされると、相手を不快させることで成功率を下げてしまうのです。
お相手を本当にデートに誘いたいなら、誠心誠意おもてなしの心を持って接していく方が、よほど成功率を上げてくれます。
心理学を学ぶことは決して無駄なことではありませんが、そこだけは忘れないでくださいね。
絶対にOKが出るデートの誘い方まとめ
以上、相手が男性だろうと女性だろうと絶対にOKが出るデートの誘い方について解説してきました。
長くなりましたので、もう一度振り返りましょう。まず考え方として重要なのは2つありました。
- デートのお誘いの成功確率=見た目×(リサーチ+誘い方)
- 不快感を与えず、快楽を想像させること
そして、具体的な行動のSTEPとして
- 相手に不快感を与えないよう見た目を整えること(アプリならTOP写真が超重要)
- デートにお誘いしてもいい相手なのか情報収集をすること
- 相手の喜びそうな話題を探し、盛り上げること
- その時間を一緒に共有したいと意思表示して(間接的に)デートに誘うこと
- 最初は、お茶やランチなどのデートと思われないようなデートにすること
が大事です。
繰り返しになりますが、誘い方は重要ではありません。
「デートのお誘いは誘う前に決まっている」、それだけでも覚えてもらえたら嬉しいです。
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デートに誘う相手がいないならマッチングアプリで探そう
この記事の誘い方を試してみたくても「誘う相手がいない…」という人もいますよね
そんな人は、マッチングアプリを使うのがおすすめです。
マッチングアプリなら性格や趣味の相性が良い相手を簡単に探せます。
マッチングアプリで新たな恋を探してみませんか?
新たな恋を探すにはマッチングアプリが最適です。マッチングアプリなら普段出会えないような異性との出会いも望めます。下記はおすすめのアプリを紹介した記事なので、ぜひ参考にしてください!