なぜだかわからないけれど、いつも恋愛でダメ男ばかりにはまってしまう女子っていますよね。当人たちは自覚がないままに、俺様系やヒモ体質の男性につかまりやすく、男性側の身勝手さに振り回されてばかりの、いわゆる不幸体質の女子。
彼女たちがいつもダメ男ばかりと恋愛してしまうのは、実は、自己評価(Selfesteem)の低さに原因があるようです。くわしく解説していくので、ぜひ御覧ください。
自己評価の低さが、ダメ男を引き寄せている?
ニューヨークの心理学教授Suzanne Lachmann(スザンヌ・ラックマン)によると、女性の自己評価の低さが、恋愛関係に多大な影響を与えているのだそう。
自己評価が低い=自分に自信がない、という図式が成り立つため、相手が本当に自分のことを愛してくれているのか不安になったり、嫌われるのが怖くて、理不尽な要求や言動を許してしまうのだそう。
知らない間に、相手が有利になるような立ち位置を作ってしまうことも。
こんなサインを感じたら要注意!
とは言うものの、恋は盲目。付き合っている最中は、彼との関係を客観的に見るのが難しいですよね。でも少し冷静になって、以下の項目をチェックしてみましょう。
一つでも当てはまったら、一度、彼との関係を見直す必要があるかも。
チェック項目
1. 自分の好みじゃないのに、いつも彼好みのファッション・ヘアスタイル
2. LINEやメールをわざと既読無視して、彼の反応をチェックしがち
3. デートではいつも彼の好きな店に行くことがお決まりのパターン
4. 喧嘩では、いつも自分が折れて「ゴメンナサイ」を連発
5. 彼は束縛すると怒るのに、自分は束縛されていると感じる
ダメ男から抜け出せない・・・F美の場合
自己評価が低く、いつも「私が悪い」が口癖のF美と、ニュージーランド人の彼氏J。付き合って一年になるカップルですが、ワガママで王様のような性格のJに、大人しく仕えるF美は、傍から見れば恋人というより、メイドさんのようです。
ネイティブではないF美の英語を馬鹿にするような発言をしても、彼に言い返すどころか「(完璧な英語を話せない)自分が悪い」で済ませてしまいます。
周りの友人が見かねて助言をしても、彼と別れる気は一切なし。逆に「彼を本当に理解できるのは自分だけ」と、ますます彼にのめり込んでいます。
日本にいた時から、俺様系のぐいぐい引っ張っていってくれる男性にはまりがちだったF美。どんなに相手が理不尽でも、一人になることが怖く、いつも相手に合わせる恋愛をしてしまうのだそう。
ハッピーな恋愛をするために必要なこと
F美のように、いつもダメ男にはまってしまう女性が、本当にハッピーで健康的な恋愛をするためには、自己評価を上げることが必要です。
過去のトラウマが原因で、自己評価が低くなってしまっている女性は多いもの。まずは、自分の過去をしっかり整理し、ポジティブな未来につなげられるよう理解することが大切。過去に起こったネガティブな出来事を、紙に書き出してみると自分のことがよくわかり、スッキリしますよ。
さらに「自分が本当は嫌いなこと」を書き出し、とことん止めてみると、抑圧的な環境から抜け出せ、前向きな自分になれそうです。
その上で、自分を労わる練習も取り入れましょう。お腹がすいた、眠たい、などと同様に、彼との関係において、自分の正直な欲求に従うことが大切です。デート中、彼がイタリアンを食べたいと言い出した時、もし自分は日本食が食べたいのであれば、自分の欲求を我慢せず彼に伝えてみるべきです。
また、気がつかないだけで、いつの間にか彼に振り回される悲劇のヒロインになりきり、可哀想な自分に酔っているだけの場合もありますよ。
どんな男性とどんな恋愛をするかは人それぞれ自由。でも、今付き合っている彼に愛されている自信がなく、不安でハッピーと感じられないなら、もしかして原因は彼ではなく、自分の自己評価の低さにある……? と疑ってみてもいいかもしれません。
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