彼氏と喧嘩をしても、カップルにおける主導権は女性である私が握っていたい(握るべきだ)と思っている女性もいるかと思います。
カップルにおける主導権を男性が握ってしまうと、お財布も男性が握ることになってしまい、パチンコ、競馬、お酒などに散財してしまう……という事例はたくさんあるわけですから、喧嘩をしてでも彼氏に主導権を握らせないという女性の考え方は正解なのかもしれません。
さて、彼氏とケンカをして、彼が「ゴメンネ」と言う。でも、なんとなく腑に落ちない……こんな経験をしたこと、ありますよね。なにが気に食わないというわけでもないのに、どうにもスッキリしない……。
この「言いようのない心のモヤモヤ」について、2013年7月にアメリカ・ベイラー大学の神経科学・心理学部のキース・サンフォード准教授率いる研究チームが興味深い研究結果を発表しています。
既婚者455名の回答結果を受けて、研究チームは「口論の際に相手に主導権を譲ることが、心の自由と平静を促す手段であると共に、主導権を譲った側の相手を尊重する気持ちも理解させる効果がある」と結論付けています。
なるほど。女性として彼氏に主導権を譲れば、「お前が謝れよ/お前こそ謝れよ」と、火に油を注ぐことにならず、彼に「オレ、どのタイミングで土下座をすればいいのかな?」と、半沢氏並みに切迫した気持ちを抱かせずに済むということですよね。
でも、主導権を譲りたくない(あるいは譲ったことがない)という女性もきっと多いでしょうから、以下に「主導権をしれっと彼氏に譲る方法」についてご紹介したいと思います。
さっそく見ていきましょう。
彼氏にしれっと主導権を譲る方法とは?
(1)彼の主張を一部だけ肯定してみる
同大学の実験における被験者たちが、口論となった伴侶との関係を後に引きずらなかった際の共通点のほとんどが、「相手が強く主張する要望の“一部を”受け入れてみせる」というものでした。
また、被験者が口論の際にパートナーに対して求めていたこととは、主導権の譲渡だったということです。
実生活においては、彼に主導権を譲るフリをしておいて、翌日には譲ったことなど忘れたことにしてもいいかもしれません。フリをしてカップルが(夫婦が)円満になるのであれば、どんどんフリをしてみてはいかがでしょうか。
(2)男性に逃げ道を用意する
男性が女性に暴力を振るう理由のひとつに、女性が言葉で執拗に男性を追い詰めるから……ということが言われています。男性は、女性ほど言葉がポンポン出てこないんだそうです。
彼にとって決定的な打撃になるであろう言葉を口にせず、ほどよく彼を「のしたら」彼に逃げ道を用意してあげるといいといえます。
たとえば「あなたにはいいところもあるよね」という言葉のひとつでも掛けておけば、すんなり収まるということです。
(3)過去の「楽しかったふたりの時間」をイメージする
口論とはいわゆる喧嘩なので、喧嘩腰になるなというのも難しいものです。これまで培ってきたパートナーとの有意義な時間をイメージし、彼にもそれを促すよう言葉で誘導することが重要です。
口論の原因は数あれど、大抵の場合、彼氏だって修復不可能なところにまで発展させたくはないと考えているものです。
以上、参考になりましたでしょうか?
カップルで喧嘩したときに、「ゴメンネ」と言ったり言われたりするより、「あなたの言い分もわかるわ」としれっと言ってのけたほうが、お互いにスッキリするということです。
カップルで喧嘩をして「謝るくらいならケーサツはいらねぇんだよ!」と、幼稚な言葉を吐く前に「うん、**君の言っていることもわかるよ」と、譲歩するフリを見せつつ、翌日にはかかあ天下に戻っている……というのが、わりと平和なカップルのケンカの仕方なのかもしれませんね。
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