「これは秘密ね」「内緒だよ」なんて言われると、なんだかウキウキしませんか？
内緒だからこそ、無性に誰かに言ってしまいたくなる……という体験をしたことがある人も多いと思います。
とくに恋愛に関する秘密を破ると、背徳感も相まって盛り上がりは加速するばかりです。
ときめいたりドキドキすると、女らしさをアップさせるホルモンであるエストロゲンの分泌が増えるそうです。
そしてやっかいなことに、エストロゲンの分泌量が増えると「話す能力に拍車がかかる」という現象も引き起こすのだとか。
せめて言うなら、絶対に無関係な人に!!
「ちょっとなら言ってもいいよね？」という気持ち、わかります。でも、言うなら相手は無関係の友人にしておきましょう。
噂の対象である両者が関係しているコミュニティ内の人に話すのは、間違いなくNGです！
必要以上に盛り上がり、話が広まってしまいがちだからです。
人がその話を内緒にするのは、それぞれ理由や事情があるから。それがないなら、秘密にする意味がないですもんね。
たとえば、彼がみんなの憧れの的だったり、恋人がいたり、社内恋愛が禁止だったり。または、彼の仕事的に大事な時期だったのに……というケースもあります。
そんな場合、彼は「あいつ、陰で何やってるんだ」と同僚の評価が下がったり「いい加減な人ね」と思われてしまうことも。
そして最悪の場合、彼にとって命取りになってしまうこともあり得ます。気をつけましょう！
「既成事実を作っちゃう」のはNG？
「私たち、本当は付き合ってるの。仲がいいの！」
「知らなかった、付き合ってるのね！」
「そうなんだ！おめでとう」
こんなやりとり、女性なら一度は思い当たるかもしれません。しかし、秘密の仲を「暴露して周りから固める」のはオススメしません。
たとえ成就しても、男性側は「彼女に引っかかってしまった」と考えてしまう可能性があるからです。
暴露系でめでたしめでたしになるのは、奇跡的に料理上手なスーパーウーマン、みんなの人気者やとびきりの美人だったなど、男性側にものすごくメリットがある場合のみです。
なんでこんなに言いたくなるの？
女性は、入手した「私の楽しいヒミツ」を「新しい情報としてみんなで共有しよう」と考えます。
太古の時代、狩りに出ている男を待っているときに、女同士のネットワークで「あそこで木の実がたくさん取れる」などの情報を交換していた、その名残りなのかもしれません。
しかし、男性は付き合っている女性のことや、ましてや昨日のデートの内容を事細かに人に話すということはまずありません。
「秘密（プライベート）をばらす＝自分の首が絞まる」という思考なのです。仕事にしてもプライベートにしても、男性はライバルが多いものです。
だから、たとえ公然の彼女でも、デートの内容をみんなに話すとなると「自分の余計な情報が流出してしまう……」と考えてしまいます。
いろいろやっかいなことを招いてしまうことを考えると、どうしても秘密を言いたいときは最小限に収めるのがいいでしょう。
大勢に言ってしまうと、彼の評価が下がる確率が跳ね上がってしまいます。
私も楽しい秘密を言いたい人間なのですが、言う相手は「無関係」と「たったひとり」を守っています。
どうしても言いたい場合は、匿名性のあるブログなどに書くのもいいかもしれませんね。「非公開」にしておけば万全ですし、書くことで満足してスッキリしますよ。
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