マッチライフ編集部から「なぜ結婚したいと思うのか、あるいは思わないのか」について書きませんか? とライトなオファーを受け、15秒くらい考えました。
「結婚しなくてもいいかな」と。今回は結婚したくない派の私が考える結婚観をお伝えしたいと思います。
目次
「結婚しなきゃ」のプレッシャーから解放
私が結婚しなくてもいいと思う理由は、一度結婚したから。結婚歴があることにより「結婚しなくちゃ」というプレッシャーから解放されたので、法律婚をするかしないかは「まあどっちでもいいか」状態です。
前の旦那さんとの間に子どもはいないし、家は賃貸で夫婦別会計のカップルだったので、3年間の結婚生活を辞めて別れるときも紙一枚の円満離婚。
そういえば結婚届けを出したのが地方の区役所だったのですが、住んでいた都内の区との連携ミスで2年半も結婚していないことになっていて「結婚って何なのだろう」と感じました。
「結婚しないの?」と攻撃されなくなる
男女問わず20代後半から食らうのが「結婚はいつ?」「なんで結婚しないの?」という質問攻撃。こういった悪気のない興味関心から生まれる猛攻撃に、心身ともにぐったりしている独身の友人はたくさんいます。
一度結婚して感じるバツイチの最大のメリットは「結婚しないの?」の質問攻撃から解放されて放っておいてもらえること。質問に対してごく自然に「うん、一度したの」と答えると、誰もそれ以上は聞いてきません。これがとてもありがたいことです。
最近突然の結婚を発表した30代半ばの超絶美人な友人は「なぜ結婚しようと思ったのか」という問いに、
「“結婚しないの?”“そんなに美人なのに結婚しないなんて彼氏も何か言わないの?”などという周りのコメントが、“結婚しないなんて(君に)何か欠陥があるのではないか”というニュアンスを帯びてきてめんどくさいから」
と言っていました。結婚にあたり「彼と一緒にいたい」という想いが前提にあるにせよ、そのめんどくささはなんとなく分かるぞ、と思ったのでした。
結婚すると人間として成熟した印象になる
結婚は、人の社会的信用度を上げる判断基準のひとつだなぁと、よく思います。
「結婚してるの?」と聞かれて「している」と答えるとなんだか安心した表情になる人、逆に「していない」と言うとそわそわと落ち着かない表情を一瞬でも浮かべる人がいます。
そんな微妙な変化を何度か感じ取ってきちゃうと、結婚することで「結婚できた=人間関係形成上の問題を最低限クリアした」みたいなスタンプをもらっている気がするんです。それはとくに30代に入ると顕著になります。
一度結婚したことでそのスタンプがもらえると、社会的なプレッシャーはぐっと少なくなります。さらに「離婚にはいろいろあったのでしょうから」と、なぜか先回りして励まされたり理解を示されたりして、想像していたよりも離婚による「人間としてダメ」の烙印を押されることがなかったのです。
離婚経験者に関していろいろ言うのは不躾だという配慮は働くのでしょうけれど、なぜか未婚者に関していろいろ言うのは不躾だという配慮が足りないのが現状。その「結婚しなければ人として未成熟」的なプレッシャーが、多くの独身者を追い詰めていると思えてならないのです。
好きな人とは、一緒にいるだけでいい
結婚に関するさまざまな名言のなかで、けっこう好きなのが次の言葉です。
「人間は判断力の欠如によって結婚し、 忍耐力の欠如によって離婚し、 記憶力の欠如によって再婚する」(フランス人劇作家 アルマン・カミーユ・サラクル)
結婚に夢も希望もない言葉ですけど、結婚における「判断力の欠如」があるとするならば、その要因のひとつに「なんで結婚しないの?」攻撃がある気がするんですよね。
好きな人と一緒にいたいという思いが「結婚」につながらなくてもいいのではと思います。
結婚、事実婚、パートナーシップなど、いろんな形が許容される社会にはまだまだなりそうもありませんけど、そんな世の中をちょっぴり望んでいます。
マッチングアプリはじっくり再婚を考えられる
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