女性の結婚にいちばん重要なことは？結婚相手と家族・親の問題を解説

結婚して5年。ときたま、独身女性に「結婚とは？」という質問をされることがあります。

こんな答えのないことをいつも人に聞いているからいつまでたっても結婚できないんじゃないの？　と思いつつ、「信頼ですかねぇ……」なんて適当な事を答えたりします。

しかし、何気ないときにふと、正解のないこの問いの答えについて考えるときがあります。

実は、結婚に一番大切なのは「お互いが愛し合っているかどうか」以外にあるような気がするのです。

結婚相手の探し方は、2パターン

私たち女性が結婚するときには、2種類の考えに分かれるのではないでしょうか。あなたはどちらでしょうか？

• ・好きだから結婚する人
• ・結婚相手としてふさわしい人と結婚する人

好きだから結婚する人

もちろん相手を思う気持ちは大切です。しかし、「好きだから結婚するに決まってるじゃない！」という答えが返ってきたら、個人的には「脳内お花畑女子なのかな？」という印象を受けます。

なぜなら、本当に「好きだから」という理由だけでしかないのなら、考えが甘いと思うからです。

ハタチそこらで結婚するのであれば、好きだけで結婚するのもいいでしょう。しかし、30近くになって、あるいは30を超えて「好き」だけで結婚するには、あまりにも年齢的に遅すぎるように感じます。

結婚相手としてふさわしい人と結婚する人

「結婚相手としてふさわしい人と結婚する人」と表現すると、少し打算的に聞こえるかもしれませんね。でも、単純な「好き」以外の要素を考えることは大切です。

ただし、「この人はきっと自分にふさわしいんだ」と自分の「好き」という気持ちをごまかして結婚しても幸せにはなれません。

自分の気持ちに正直に、結婚相手としてふさわしいかどうかを考えてみてほしいと思います。

結婚と家族のこと

「結婚する」ということは、自分と彼の親や兄弟みんなが親戚関係になるということ。

つまり、家族同士がつながるということです。自分にとって彼は好きな人だからいいけれど、自分の家族はある日突然知らない人たちと親戚同士にならなければならない。

「好きだから結婚する」と答えた人は、「自分が好きになったんだから親とか関係ない！　結婚は本人同士の気持ちが大切でしょ？」と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸しません。

いくら自分が彼を好きであっても、親は彼や彼の家族を好きでもなんでも無いのだから、「仲良くしてね」というのはなかなか難しいもの。これが気の合わない相手や常識が通用しない相手であれば、それはもう不快以外の何物でもないのです。

結婚相手にふさわしい人とは？

では、結婚相手にふさわしい人とは何でしょう。

こう言ってしまうと、「お金？　地位？　名誉？」なんてゲスい考えを思い浮かべてしまう人もいそうですが、そうではありません。

「自分も周りも幸せになれる相手と結婚すること」が本当の幸せなのではないかと思うんです。

しかし、いろいろなもの・こと・人の要素が絡んでくるのが結婚。全てがハッピーなんてことはないでしょう。

だったら、せめて自分に正直に。自分が本当に納得のいく結婚をすることが、自分もまわりの家族をも幸せにするのではないかと思います。