「結婚相手の条件は、私を幸せにしてくれる人」と、確固たる理想を描いている独女の方、多いのではないでしょうか。しかしこれは、重い女だと認定される発言なんだそうです。
とはいえ、私も「男性が幸せにしてくれるのが当たり前でしょ?」と思っていました。しかし、イマドキそんな考えは時代遅れ。
もしかしたらその思いが、現在の未婚率上昇を招き、結婚できない女性がパーティー会場の地を這っているのかもしれません。
どうして婚活女子は「幸せにしてくれる男」を探すのか
結婚願望がある30代女性たちの言葉を拾ってみると、こうです。
「結婚するなら、私を幸せにしてくれる人がいい。それ普通でしょ」
なぜ、このように考えているのでしょうか。それは彼女たちの育ってきた環境が一つの要因だと感じます。
アラサーの親世代は専業主婦が多数派でした。「女は男に養ってもらうもの」が、母親から教え込まれた常識なのです。私たちが「幸せにしてくれる男」を探すのは無理もありません。
また母親が幸せを感じていない場合、娘に特殊なプレッシャーがかけられると言います。「お父さんみたいな人じゃなく、あなたをちゃんと幸せにしてくれる男を探しなさい」といわれたこと、ありませんか。
理想を叶えたいのですが、今の時代だとちょっと難しくもあるようです。
芸能界一のソロ男!「SMAP中居発言」に映し出される現代
ある日、SMAP中居君がテレビで衝撃の発言をしていました。
「幸せにしてほしいと寄ってくる女は重い」
中居君といえば、40歳過ぎてなお独身。ここ最近は「結婚に向いてない男」としてのキャラも確立しつつあります。そんな彼の言葉を聞いて、2度見、いや5度見しました。
私自身も、「男子たるもの女子を幸せにする義務がある」(少々、傲慢ですが)と思っていたので、「重い」とは衝撃です。なんたること。これは、中居君が特異なのでしょうか。それとも一般男子の考え方……?
現代男子、中居君に共感!?
そこで周りの独身男性に、中居君の発言が共感できるか聞いてみました。
「まあ分かるかな。幸せにしてあげたいけど、自分の収入では養っていけない。一緒に家計を支えてほしい」(33歳・広告)
「共感。万が一幸せにできなかったときの嫁の反応が怖い。どうするの? 離婚するの?」(27歳・SE)
「極端だけど一部共感。男に依存している感じは、たしかに重い」(30歳・出版)
こう見ると、あながち中居君は素っ頓狂な発言をしているのではないようです。ネットをのぞいてみても、「共感しまくり」「いってること超分かる」「中居君の考えは最近では普通」との声もありました。
もちろん、すべての独身男性がこの考えを持っているわけではないでしょう。しかし昨今の、草食男子やジェンダーレス男子の流行や、共働きの家庭が主流になりつつある時代を鑑みると、納得できます。
奥さんを荷馬車に乗せて引っ張るよりも、二人三脚で歩むパートナーシップを、現代の男性は望んでいるのでしょう。
現代男子が求める結婚相手とは
先の中居君はこう続けました。
「不幸な結婚生活でもいいといってくれる人と結婚したい」
なるほど! 衝撃を受けるとともに、私は結婚の本質を見た気がするのです。
結婚は幸せなときばかりではない、これは独身の私でも知っています。人生とは、どんなに努力していても、不幸な出来事も起こります。
幸せになるつもりで結婚したら、「どうして私を不幸にするの」と旦那を責めるかもしれません。それは、あまりにも理不尽な話。しかも、自分の幸せが旦那次第というのも、なんだか無責任です。
そうではなく「あなたと一緒に不幸のどん底から這い上がりたい」という気持ちこそが結婚に必要な「愛」だと、独身ながら思ったわけです。
それを聞いてから、私のお相手選びは「一緒に不幸になってもいいか」という基準にシフトチェンジ。しかし、どうすればそんな男性に出会えるのだろう……。そもそも、不幸になりたくない。
なんか、ますます相手が見つからなそうだなあ。
マッチングアプリで新たな恋を探してみませんか?
新たな恋を探すにはマッチングアプリが最適です。マッチングアプリなら普段出会えないような異性との出会いも望めます。下記はおすすめのアプリを紹介した記事なので、ぜひ参考にしてください!