恋愛が上手くいかず、悩んでいる方。「父親との関係が、上手くいかない原因の一つかもしれない」といわれたら、思い当たることはあるでしょうか?
今回は、有名な精神分析学者の「初恋の相手は異性の親である」という説をもとに、恋愛に影響を与える父親との関係と、過去に影響されず恋愛を楽しむ心の持ち方をご紹介します。
初恋の相手は父親説
精神分析学者のジークムント・フロイトは3〜7歳頃、性の区別に目覚めるときに異性の親への性的愛着を持つと説いています。つまり、女性にとって初恋の相手は、父親であるということです。
フロイトの心理学は哲学や宗教の影響を受けており、現代の主流である科学的要素の強い心理学とは少し異なるのですが、考え方の一つとして知っておくことで、恋愛が上手くいかない意外な原因が見つかるかもしれません。
初恋が実ると…
父親から褒められたり可愛がられることが多く、一緒に遊んだり勉強を教えてもらったりとたくさん父親にかまってもらった経験を持つ女性。また、父親と仲がいいと感じたことのある女性は、初恋が実った方だといえるでしょう。
初恋が実ると潜在的に自分は男性から愛されると思うので、恋愛に関して不安感がなく積極的になれることが多いです。そのため、実際に恋愛が上手くいったり、もし上手くいかないことがあっても悲観的になることが少なく、総合的に見て幸せな恋愛をしやすいそう。
初恋が失恋に終わると…
初恋が失恋に終わる状態とは、大きく分けて二通りあります。一つ目は父親が愛情表現が苦手であったり、一緒に過ごす時間が少なく、父親からの愛をあまり感じられず育ったケースです。
そして二つ目は、両親が恋人のように仲がよかった場合。父親が母親を女性として大切に扱う様子を見て、失恋したような気持ちになることがあります。フロイトによると、「異性の親に性的愛着を持つのと同時期に、同性の親へ敵意を持つ」のだとか。
初恋が失恋に終わると潜在的に自分は男性から愛されないと思い込んでしまうケースが多く、恋愛に対して臆病になりがちです。もし思い当たる節がある方は、それに気付いたことが幸せな恋愛への第一歩です。
そして環境やご自身の気持ちが許すなら、父親との関係を見直してみてはいかがでしょう? 父親が不器用であったり仕事が忙しくてコミュニケーションが不足していただけなのであれば、こちらから歩み寄ることで距離が縮まることもあります。そうすることで、男性に対して受容的になれたり、恋愛を楽しめるようになる可能性も!
もし環境や気持ちが許さない場合は「カレはお父さんじゃない。私は愛されていい。愛されるべき存在なのだ」と何度も何度も、唱えてみてください。すぐには難しいかもしれませんが、恋愛が上手くいかない原因に気付き思考を変えようと努めることで、少しずつ恋愛を楽しめるようになるはずです。
父親がいない場合…
父親がいない場合は、母親や周りの大人から父親がいない原因をどのように聞かされて育ったかによって大きく分かれます。もし「お父さんはあなたを捨てて出て行ったのよ」などと聞かされていたなら、男性に対する不信感や憎しみが芽生え、愛される自信を失う可能性は高いです。
でも、例えば「お父さんは病気で亡くなってしまったけど、あなたをとっても愛していたのよ」と聞かされていればどうでしょう? 母親や周りの大人を通して父親の愛を感じとることもあるのではないでしょうか。
父親がいないことで深く傷つき恋愛が上手くいかない方は、上記の初恋の話を用いると大失恋をしたということになります。恋愛に臆病になったり依存心が高まるのも無理はありません。「自分の価値と父親がいないことは無関係」なのだと心から思うことができれば、男性に対するマイナスの感情が薄れ、きっと恋愛を楽しめるようになるはずです。どうか諦めずに「自分は愛されるべき存在」なのだと何度も自分にいってあげてください。
いかがでしたか?
「初恋の相手は父親説」をもとに考えると上記のようになりますが、どんな方だって自分次第でいくらでも、過去を乗り越え恋愛を楽しむことができるはず!小さい頃の気持ちを振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
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