ちょっとしたやりとりなら、メールやLINEで済ませることができる時代になりました。手間もかからないし忙しいときには大助かりですが、相手の感情が読み取れず心のすれ違いが起こってしまうときもありますよね。
そんなときはゆったり手紙を書いてみるのはいかがでしょうか。少しの時間を割いて、相手のことを考えながら書き進めていけば、思いがじんわり染み込んでいくはずです。
大人になって初めてできた友人からのメッセージ
私がした体験をご紹介させてください。私には息子がいます。その息子が幼稚園に通っていたころ、1人のお母さんと知り合いになりました。とても気が合い、学生のころに戻ったようにおしゃべりが楽しく、話が尽きることはありません。そんな風に感じられた相手は大人になってから初めてで、すぐに2人で遊びに行く仲になりました。
しかし、わが家は急に引っ越し・転園することになってしまいます。するとそのお母さんから手紙をもらいました。そこには息子へのエールとともに「○○ちゃんと友だちになれてうれしかった」と、私へのメッセージがつづられていました。
「ママ友=子育てに役立つ情報を交換し合うだけの相手」という私の思い込みを捨てさせてくれた「友だち」。そして彼女が私と同じように感じていてくれたことが手紙の文面から伝わってきて、心が温かくなりました。
直筆の手紙はこんなところが良い!
手紙にはメールやLINEにはない良さがたくさんあります。実際にもらってみて良いなと感じたのは「ずっと手元に残しておける」点です。読み返したいとき、あのときの気持ちを思いだしたいとき、その手にのせて目にできるのはうれしい!
また「筆跡、字体が分かる」のも良いところ。「こういう字を書く人なんだ」と相手の新たな一面を知ることができます。
そして手紙を書いてくれたということは「自分のために時間を割いてくれた」ということ。その人の温かさが直に伝わってくるのが、手紙の最大の魅力なのだと思います。
手紙を出す相手は自分でもOK
誰かに向けて手紙を書くことをおすすめしてきましたが、中には書きたい相手がすぐに思い浮かばないこともあります。そんなときは自分に手紙を書いてみてはいかがでしょうか。
書く内容は「書きたいこと」で大丈夫。自分がこれまでやってきたことや、これからどうしていきたいか、今悩んでいることなど何でも書いてみましょう。書くことで自分が今置かれている状況がハッキリしたり、無意識に生じていた心の澱が吐きだされスッキリするかもしれません。
瀬戸内海に浮かぶ栗島には届け先の分からない手紙が届く「漂流郵便局」があります。ここには過去、現在、未来のものや、こと、人に向けた手紙がいつかどこかに届くまで、漂流郵便局留めという形で預けられています。もし自分宛に手紙を出したいときは、ここに送ってみるのも良いかもしれませんね。
漂流郵便局はプロジェクト型アート作品のひとつであり「返事がなくとも語りかけ続ける」という価値を発信しています。営業時間内に訪れば、留められた手紙を読ませてもらうこともできますよ。
思いを一枚の紙にのせて届ける。考えて、迷って、書きつづる手紙の良さに、ぜひふれてみてくださいね。
参照:漂流郵便局
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