一世を風靡したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』。毎週放送を楽しみにしていたという人も少なくありませんよね。
ドラマのなかで印象深かったのが「ハグの日」の導入! ドラマのなかの2人も距離が縮まったように、ハグには関係を親密にさせる何かがあるようです。
でもひと口にハグといっても、さまざまなシチュエーションがあるものではないでしょうか。先日おこなわれたある調査では「みんなが求めているハグ」の実態が明らかに。その調査結果をもとに、ハグの魅力について深く考えてみました!
求めているのは刺激より「優しさ」と「愛情」を感じるハグ
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エキサイト株式会社が20~50代の男女を対象におこなった「ハグ」事情調査によると、「してみたいハグのシチュエーションは?」という質問で、男性陣の最も多かった回答は「帰り際に別れを惜しんでハグ」、女性陣は「嫌なことがあったときのなぐさめハグ」であることがわかりました。
2位、3位をそれぞれみてみると順位は前後しながらも男女それぞれ同じようなシチュエーションでのハグを求めていることが判明しています。「エレベーターのなかで突然引き寄せハグ」といったドラマティックなシチュエーションは意外にも少ないようです。
男女ともに愛情表現のひとつ、相手を思いやってのハグを求めていることがうかがえます。
日本人のハグは、特別な人への特別な愛情表現!?
ハグは愛情を示す行動としてとらえられるのが一般的で、世界的にみても「私はあなたを好意的にみています」という気持ちを言葉なくして伝えられるコミュニケーションとなっているようです(一部でNGな地域もあるかもしれませんが)。
ただ日本人で恋人以外とも日常的にハグをしている、という人は少ない様子。自分からハグをするのは極度に緊張するという人もいますし、反対にお酒がはいると誰からかまわずハグしてしまうという女子は男性陣に「気がある」と勘違いさせてしまうことも。
ハグ文化が希薄な日本では、ハグは恋人同士だけの特別なコミュニケーションという意識が色濃くあるといえそうです。
シチュエーションを制限せず、ハグを活用!
ハグが特別な相手への特別な愛情表現なのだとしたら、恋愛のシーンでもっともっと活用してもいいのではないでしょうか。前述したように、私たちが求めているのは刺激たっぷりのドラマティックなハグではなく、日常のなかでのちょっとした優しさや深い愛情を感じられるハグなのです。
嫌なことがあったときや別れが寂しいときだけじゃなく、うれしいとき、ケンカしたとき、体調がよくないとき、お願いごとがあるときなど、さまざまなシーンでハグをとりいれていきたいもの。
日ごろから愛情表現が苦手という人も、思い切ってトライするだけの価値が「ハグ」にはあります! ぜひ日常に潤いを与えてみてくださいね。
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