わたしの方が絶対に可愛いのに、なんであの人はあの子を選んでるの?
自分の方がオシャレ頑張っているし、ネイルだってキレイにしてる。世間的にはわたしの方が断然モテ女なのに……と、心底、不思議に思ったことはありませんか?
しかも、自分はただ遊ばれただけだとなると、余計にオンナとしてのプライドが許さない! わたしの周りでも遊び人系のおメンズたちが結婚していきましたが、その全員が遊び人ゆえの審美眼にのっとって、誰もがうらやむ美女と結婚しているかと言えば、全くもってそうではないのです。
どんなオンナが最終的に選ばれるのか?
そういう遊び人系のメンズたちの隣にとどまることができたオンナの共通点は、まさに「隣にとどまり続けたオンナ」なんです。彼氏がどんな人であろうと、泰然自若と「彼女椅子」に座っている。
オンナはオトコの気を確かめたがる生き物です。別のオトコと遊んで、彼にヤキモチを焼いてもらいたい。もう別れる! と泣き叫んで、彼に必死になって止めてもらいたい。わかります、わかります。
でも、オトコにとってこういう行動は、ただただメンドクサイだけなんですよね。彼からすると、このオンナは自分の元を去ろうとするオンナ、という意識が生まれるのです。オンナ側にしてみれば、本当は別のオトコと遊びたいわけじゃないし、ましてや別れないなんて微塵も考えてない、オトコが自分を愛してくれているか確かめたいだけなのに……。しかし、オトコはオンナの側の、その深層心理を理解しているわけではない。
だから、こういった行動を繰り返していると彼はげんなりしてしまい、終焉を迎えてしまうわけです(だいたい、こういう行動をとらせるメンズ側にも原因があるにもかかわらず)。
最終的に選ばれ、愛され続けるオンナとは?
彼が遊び人であっても、遊び人でなくても、最終的に選ばれる「愛され続けるオンナ」は、オシャレなオンナでもなく、ネイルがキレイなオンナでもなく、要するにどこにもいく心配がないオンナ。
いつでもドンと構えてあげていればいいんです。そうすれば、やっぱりこのオンナしかいない、と彼に愛され続けるんです。
でも、いつまでオンナが菩薩になって我慢しなくちゃいけないの? と思いますよね……。いろんなことに、オンナが耐えている。それでも、結婚する時期を決めるのはたいていオトコ側。なんでやねん!
そんな女史たちには、黒川伊保子さんの『恋愛脳』という本をオススメします。
これは脳科学の見地から男女の脳の仕組みが違い、よって恋愛スタイルがお互い理解しえないことが筆者のエピソードを交えながら楽しく書かれています。
これを読むと、オトコが考えていることが多少なりとも理解できるようになり、彼の気持ちを確かめないと気が済まないオンナの性質を客観的に見ることができるので、彼にちょこっと優しくなれるんです(メンズたちにもこの本を読んで、オンナの深層心理を理解してもらいたいところ!)。
結局、強くて賢い女史たちがオトコを理解してあげて、うまく転がしてあげればいいってことですよ! それが「愛され続ける」という形で自分に返ってくるのですから。
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