スイスで使えるeSIMおすすめ7選！日本で事前に購入できる商品や無制限プランについても紹介

「スイスでeSIMを使いたいけど、どのサービスがおすすめか分からない」と困っていませんか？

スイスで使えるeSIMは、商品ごとに使えるデータ容量や機能が違います。この記事ではスイスでおすすめのeSIMを7つに厳選して解説します！

また、日本で事前に購入できる商品やデータ無制限で使えるサービスも紹介しています。スイスで快適にネットを利用したい人は、ぜひ参考にしてください。

スイスでおすすめのeSIM比較表

スイスで使えるおすすめのeSIMは7つあります！どの商品も信頼性が高く、多くの観光客に利用されています。

ただし、商品によって使える日数やデータ容量が異なります。滞在日数やネットの使い道に応じて、自分にあったeSIMを選びましょう。

eSIMの個別解説を今すぐに見たい人は「スイスでおすすめのeSIMランキング7選」をタップしましょう。該当箇所にジャンプできます。

スイスで使えるeSIMとは

eSIMとはデータをダウンロードして現地回線に接続する通信サービス

eSIMとはスマホにデータをダウンロードして、現地のモバイル回線に接続する仕組みです。

データ商品なので、カードを交換する必要がないです。スマホ1台あればネットが使えるので、旅行中の荷物を減らせます。

使える日数やデータ容量の選択肢も多いので、渡航目的に合わせてサービスを購入可能です。料金も安く、通信費を抑えたい人におすすめです。

eSIMとSIMカードを比較

	eSIM	SIMカード
SIMの差し替え	不要	必要
申し込みから 利用開始	最短当日	3～5日
対応機種	一部機種では 使えない	多い
申し込み後の キャンセル	できない	できる

eSIMはSIMカードと違い物理SIMの入れ替えが不要です。カードはサイズが小さいので、スイス旅行中に破損や紛失するリスクがあります。

また、eSIMなら申し込んだ当日から使えるようになります。旅行中に急きょ必要になったときも、Webサイトやアプリから追加注文できるので便利です。

ただし、eSIMは一部のスマホで利用できません。2018年9月以前に発売された機種は、使えない場合が多いです。近年発表された商品でも、販売キャリアによって非対応のケースがあります。

スイスでeSIMを利用するメリット

事前購入できるのでスイスに到着後すぐにネットが使える

eSIMは出発前に事前購入と設定ができます。スイスに到着後、回線を切り替えるだけでネット接続できて便利です。

SIMカードだと、通販やショップでの注文手続きやカードの入れ替え作業が必要です。ネットが使えるまでに手間と時間が掛かります。

また、eSIMは追加購入も手軽です。Webサイトやアプリから注文したら即日で使えるので、現地で容量がなくなってもすぐに対応できます。

持ち運ぶ荷物を減らせる

eSIMはスマホ1つでネットに繋がるので、旅行中の荷物を減らせます。

レンタルWiFiの場合、WiFiルーターとUSBケーブルを常に携帯しないと、ネットが使えません。また、端末のバッテリーがなくなると充電が必要です。

スイス旅行中の荷物を減らして、ストレスフリーに過ごしたいならeSIMを選びましょう。

ほかの通信サービスより料金が安い

	プラン名	7日間の利用料金
eSIM	holafly 無制限プラン	3,400円
WiFiレンタル	イモトのWiFi 無制限プラン	16,520円
海外ローミング	au海外放題	8,400円

eSIMはWiFiレンタルや海外ローミングと比較して料金が安いです！7日間利用した場合、5,000円以上の差があります。

また、eSIMは前払い制で延滞料金は掛かりません。利用料がシンプルなので、旅費の計算も簡単です。

スイス旅行中の通信費用を安く抑えるなら、eSIMを選びましょう。

紛失や破損のリスクがない

eSIMはスマホにデータをダウンロードして使う仕組みなので、紛失や破損のリスクがないです。

SIMカードはチップが小さいので、入れ替える際に破損する恐れがあります。また、WiFiレンタルは紛失すると賠償金が発生するケースが多いです。

また、海外だと盗難される恐れもあります。安心して旅行したい人はeSIMがおすすめです。

日本語サポートが充実している

チャットで日本人スタッフが対応！設定方法や心配な点があれば、渡航前から安心してサポートに相談できます。

引用：trifa

eSIMはほかの通信サービスより日本語サポートが充実しています。24時間、問い合わせを受け付けているサービスも多いです。

海外旅行はトラブルが多いので、サポート体制が整っている商品を選べば、安心してスイス旅行を楽しめます。

商品選びに迷った際は、実際に問い合わせて返答の早さや質を見極めるのもおすすめです。

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	24時間有人チャットサポート データ容量の管理ができる アプリから簡単に申し込みできる trifaアプリはこちら

スイスでeSIMを利用するデメリット

一部の機種で利用できない

eSIMは一部のスマホで利用できません。申し込みする前に自分の機種が対応しているか確認しましょう。

Apple製品の場合、2018年9月に発売されたXR/XSシリーズからeSIMに対応しています。ただし、中国本土で購入した機種は対象外です。

Androidの場合は、同時期に発売された機種でもメーカーによって非対応のケースがあります。

おもなeSIM対応機種の例

	おもなeSIM対応機種
iPhone	iPhone15シリーズ iPhone14シリーズ iPhone13シリーズ iPhone12シリーズ iPhoneSE(第2・3世代) iPhone11シリーズ iPhoneXSシリーズ iPhoneXR iPad(第7世代～) iPad mini(第5世代～) iPad Air(第3世代～) 11インチ iPad pro(第1世代～) 12.9インチ iPad pro(第3世代～) ※中国本土の全機種、マカオ/香港の一部機種は除く
Android	GooglePixel8シリーズ GooglePixel7シリーズ GooglePixel6シリーズ GooglePixel5シリーズ GooglePixel4シリーズ AQUOS R9 AQUOS R8シリーズ AQUOS R7 AQUOS wish/wish2/wish3 AQUOS wish4/4 lite AQUOS sense7 AQUOS sense8 AQUOS zero6 AQUOS sense6※ドコモ版は除く AQUOS sense6s AQUOS sense4 lite AQUOS sense Simple Sumaho 6 Simple Sumaho 7 BASIO active2 Xperia 10 IV Xperia 10 Ⅴ Xperia 10 Ⅵ Xperia 10Ⅲ Lite Xperia 5 Ⅳ/1Ⅴ Xperia Ace Ⅲ Xperia 1Ⅳ/1Ⅴ OPPO A55s 5G OPPO Find X3 Pro OPPO Reno9 A OPPO Reno5 A※ワイモバイル版は除く OPPO A73 OPPO A79 5G※ワイモバイル版は除く Galaxy A23 5G Galaxy A54 5G Galaxy A55 5G Galaxy S23シリーズ Galaxy S24シリーズ Galaxy Z Flip4/5 Galaxy Z Fold4/5 Xiaomi 12T Pro Xiaomi 13T Xiaomi 13T Pro Redmi Note 10T Redmi Note 11 Pro 5G Redmi Note 13 Pro 5G Redmi Note 12 5G HUAWEI P40 HUAWEI P40 Pro5G HUAWEI Mate 40 Pro Razr 5G※ソフトバンク版は除く Razr 40 Razr 40 ultra Edge 40 G52J 5Gシリーズ G53J 5G G53S 5G TORQUE® G06 かんたんスマホ３ かんたんスマホ２＋ かんたんスマホ２ キッズケータイ Android One S10 Android One S9 DIGNO® SANGA DIGNO® SX3 DIGNO® WX DIGNO® BX2 DuraForce EX DuraForce EX KC-S703 DuraForce EX KY-51D Libero Flip Libero 5G IV Libero 5G III Libero 5G II あんしんファミリースマホ

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参考：Holaflyの対応機種一覧

販売キャリアによってAndroidの一部機種はeSIM非対応

Androidの一部機種は、購入したキャリアによって対応可否が異なります。上記に該当の製品をまとめました。

例えば、OPPO Find X3はauで販売された端末だと、eSIMに対応していません。ドコモのAQUOS sense６やワイモバイルのOPPO Reno5 Aも同様に使えないです。

自分のスマホがeSIMに対応しているか分からない人は、各キャリアの公式サイトか本体の設定画面で情報をチェックしましょう。

SIMロックの解除が必要

eSIMはSIMロックが掛かったスマホでは利用できません。制限されている場合は渡航前にロックの解除が必要です。

SIMロックとは、スマホキャリアが他社のSIMカードを挿入できないよう制限することです。かつてドコモなどの大手キャリアが実施していました。現在は禁止されています。

2021年9月より前に契約したスマホは、制限が掛かっている可能性が高いです。ロックされていたら、出発の1週間前には各キャリアに問い合わせて解除の手続きをしましょう。

現地の電話番号が付いている商品は少ない

eSIMは現地の電話番号が付いている商品が少ないです。データ通信専用のサービスが多く、音声通話ができません。

ホテルやレストランの予約などで電話を利用したい場合は、普段の電話番号で連絡するか、電話番号が付いているeSIMを購入しましょう。

ちなみに、Instagramの通話やLINE電話などのネット回線を使った通話はeSIMでも利用できます。友人や家族への連絡で活用しましょう。

申し込み後は返品とキャンセルができない

即日発行のため、お申込み後のキャンセルは出来かねますのでご注意ください。

引用：Glocal eSIM

eSIMは購入後に注文のキャンセルができません。データをダウンロードして使うので、商品の実物がなく返品・返金も対応していないです。

購入するプランを間違えた場合は、再購入が必要です。申し込む前に対応国・データ容量・利用日数を確認してから注文しましょう。

スイスでおすすめのeSIMランキング7選

※eSIMの料金は為替レートで変動します。
この記事では2024年10月時点の料金を掲載しています。

1位：Holafly｜データ容量が無制限のeSIM！利用日数を1～90日間で選べる

運営会社	Holafly
利用料金	1日間：700円 3日間：1,400円 5日間：2,300円 7日間：3,400円 15日間：5,700円 20日間：6,900円 ※1～90日間から選べる
データ容量	無制限
事務手数料	無料
データ容量超過後	–
テザリング	可能
日本語サポート	チャット/LINE：24時間対応
当日購入	可能
申し込み窓口	▶Holafly公式サイトクーポン：HIKARIKU(5%OFF)
関連記事	▶Holaflyの口コミ・評判

Holafly(オラフライ)はアイルランドの通信事業者で2017年に創業しました。世界190ヶ所以上の国と地域で利用できます。

最大の特徴はデータ無制限プランを格安に使える点です。利用日数の種類も多く、1～90日間まで1日単位で選択できます。

短期旅行やワーキングホリデーなど、幅広い用途で利用できて便利です。容量を気にせず、インターネットを使いたい人はHolaflyを申し込みましょう。

当サイトからの申し込みで5%OFFで購入できる

Holaflyを当サイトから注文するとスイス向けeSIMが5%割引されます。

以下のリンクから申し込むか、注文画面でクーポンコード「HIKARIKU」を入力すると、割引が適用されます。Holaflyを少しでも安く申し込みたい人はぜひ活用しましょう。

2位：World eSIM｜WiFiレンタルの大手が提供するeSIM！初心者でも扱いやすい

運営会社	株式会社ビジョン
利用料金	3日間(1GB)：592円 30日間(5GB)：1,998円 30日間(10GB)：2,886円 30日間(15GB)：4,366円 30日間(30GB)：7,326円 30日間(50GB)：11,766円
データ容量	3日間：1GB 30日間：5GB/10GB/15GB/30GB/50GB
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	サイトフォーム：9:00～18:00
当日購入	可能
申し込み窓口	▶World eSIM公式サイト
関連記事	▶World eSIMの口コミ・評判

World eSIMは東証プライム上場の株式会社ビジョンが販売するeSIMサービスです。世界で180以上の国と地域に対応しています。

ビジョンは累計利用者数1,900万人越えの海外用WiFiレンタル「グローバルWiFi」を提供している会社です。20年以上、海外通信業を営んでいて業界でも評判が高いです。

スイス向けプランでは、3日間プランと5種類の30日間プランがあります。短期留学など、スイスでの滞在日数が多い人におすすめです。

アプリからの設定で簡単にネット接続できる

World eSIMは初期設定が簡単です。「かんたんアプリ設定」を使えば、専用アプリ内でプランの申し込みから初期設定まで完結します。

通常、eSIMは注文後に届いたQRコードをスキャンして設定します。別の端末に表示したり印刷する手間が掛かり、少し面倒です。

しかし、World eSIMならコードを読み取らずに設定できます。eSIMを初めて使う人でも、最短5分でネットに繋がります。

3位：trifa｜アプリでかんたんに容量管理！追加チャージができるeSIM

運営会社	株式会社トリファ
利用料金	1GB：690円 3GB：1,650円 5GB：2,610円 10GB：5,000円 30GB：14,570円 無制限(3日間)：2,970円 無制限(15日間)：11,990円
データ容量	3日間：1GB/3GB/無制限 7日間：1GB/3GB/無制限 15日間：3GB/5GB/無制限 31日間：5GB/10GB/30GB ※1～60日間から選べる
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	チャットサポート：24時間 (年中無休)
当日購入	可能
申し込み窓口	▶trifaダウンロードページ
関連記事	▶trifaの口コミ・評判

trifa(トリファ)は、東京の五反田に本社を置く株式会社トリファが提供しているeSIMアプリです。1～60日の間から必要な日数分だけ自由に購入できます。

trifaの特徴はアプリ内で質問に答えると、最適なプランを提示してくれる点です。自分で商品を選択する必要がないので、eSIM初心者に向いています。

海外旅行やeSIMの設定に自信がない人はtrifaが最もおすすめです。

24時間有人チャットサポートが受けられる

trifaのチャットサポートは24時間年中無休で受け付けています。日本時間を気にする必要がなく、いつでも問い合わせできて便利です。

また、AIによる自動返信ではなく、日本人スタッフが丁寧に返答してくれます。ほかのeSIMサービスだと、翻訳機を使っている場合も多いです。サポートを重視したい人はtrifaを選びましょう。

4位：VOYAGEESIM｜1枚でヨーロッパ42ヶ国を周遊できる

運営会社	株式会社ティーガイア
利用料金	10日間：2,800円 15日間：4,800円 30日間：7,900円 60日間：17,800円
データ容量	10日間：5GB 15日間：10GB 30日間：20GB 60日間：50GB
事務手数料	無料
データ容量超過後	低速で通信できる
テザリング	可能
日本語サポート	チャット：9:00～18:00
当日購入	可能
申し込み窓口	▶VOYAGEESIM公式サイト

VOYAGEESIM(ヴォヤージーシム)は株式会社ティーガイアが提供しているeSIMです。1枚あればヨーロッパ42ヶ国で利用できます。

支払い方法が豊富で、クレジットカード以外にAmazon PayやGoogle payなどの5種類の決済サービスが利用可能です。他社のeSIMはカード払いしか対応していない場合があります。

また、はじめての利用かつ購入から1ヶ月以内なら返金が可能です。eSIMは購入後のキャンセルができない商品も多いので、柔軟に対応してもらえます。

5位：eSIM Mart | 商品・対応国数が日本最多！電話番号が付いてくるeSIM

運営会社	株式会社テレコムスクエア
利用料金	7日間(1GB)：1,350円 14日間(12GB)：5,050円 14日間(30GB)：8,450円 15日間(3GB)：2,190円 15日間(5GB)：3,190円 28日間(50GB)：10,150円 30日間(30GB)：15,190円
データ容量	7日間：1GB 14日間：12/30GB 15日間：3/5GB 28日間：50GB 30日間：30GB
事務手数料	無料
データ容量超過後	再購入が必要
テザリング	可能
日本語サポート	チャット/フォーム：7:00～22:00
当日購入	可能
申し込み窓口	▶eSIM Mart公式サイト
関連記事	▶eSIM Martの評判口コミ

eSIM Martは、2023年12月にリリースされた新しいeSIMサービスです。商品と対応国数は国内最多で、自分にあったプランが見つかります。

運営会社の株式会社テレコムスクエアは、海外向けWiFiサービスで評判が高い「WiFiBOX」を提供しています。多くの旅行客に使われており、信用できる企業です。

また、スイス向けプランはヨーロッパ圏内で通話ができます。レストランやホテルへの予約で電話を使いたい人はおすすめです。

6位：airalo(エラロ)｜世界中で高評価のeSIM！30日間プランの選択肢が豊富

運営会社	Airalo
利用料金	7日間：695円 15日間：1,230円 30日間(3GB)：1,540円 30日間(5GB)：2,230円 30日間(10GB)：3,690円 30日間(20GB)：5,850円
データ容量	7日間：1GB 15日間：2GB 30日間：3GB/5GB/10GB/20GB
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	フォーム/チャット：24時間受付 ※英語からの翻訳
当日購入	可能
申し込み窓口	▶airalo公式サイト

airalo(エラロ)は2019年に提供をスタートした、世界中で評価が高いeSIMアプリです。200ヶ所以上の国と地域に対応しています。

とにかく格安で購入したい人におすすめのeSIMです！7日間プランを700円以下で利用できます。また、30日間プランが4つあり、選択肢が多いです。

ただし、チャットサポートはすべて英語からの翻訳です。日本人スタッフがいないので、質問内容が細かいと意図が伝わらないケースがあります。

7位：Ubigi｜NTTの子会社が運営のeSIM！WiFiなしで追加チャージできる

運営会社	Transatel(NTT株式会社の子会社)
利用料金	7日間(10GB)：1,300円 30日間(3GB)：1,000円 30日間(10GB)：1,700円 30日間(50GB)：5,500円
データ容量	1GB/3GB/10GB
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	サイトフォーム：9:00～17:00 (平日のみ)
当日購入	可能
申し込み窓口	▶Ubigi公式サイト

Ubigi(ユービージー)はフランスの通信事業者が提供しているeSIMです。NTTの子会社なので、カスタマーサポートが日本語に対応しています。

特徴はアプリを事前にインストールしておけばWiFiに接続しなくても、eSIMを追加購入できる点です。チャージしたいときにフリーWiFiに繋ぐ手間がなく便利です。

ただし、ほかのeSIMに比べると設定方法が少し難しいです。公式サイトに解説動画が掲載されているので、利用する場合は参考にしましょう。

スイス向けeSIMを選ぶポイントは3つ

スイス向けプランの利用料金を比べる

eSIMを選ぶ際は複数の商品で利用料金を比べましょう。同じ利用日数やデータ容量でも商品によって、料金に差があります。

例えば、3日間データ無制限プランの場合ではHolaflyのほうがtrifaより1,590円安いです。

旅費を少しでも減らしたい人は複数のサービスを比べて、お得にスイス旅行を楽しみましょう。

ネットの用途にあったデータ容量を選ぶ

	ネットの用途
無制限	・YouTubeを頻繁に視聴する ・リモート会議をする ・テザリング機能を長時間使う
30～50GB	・LINE通話を使う ・マップを頻繁に利用する
10～20GB	・音楽をよく聞く ・SNSの閲覧をする
1GB	・メールやLINE利用が中心 ・Web検索をする

eSIMを申し込む際はネットの用途でデータ容量を選びましょう。表に用途と消費データ量の目安をまとめました。

メールやLINEなど、メッセージの送受信でしかスマホを利用しない人は、1GBあれば充分です。一方、リモート会議やYouTubeなどの動画を視聴をする人は無制限プランが向いています。

スイスでデータ容量が超過した場合、追加購入もしくはチャージが必要です。無駄な出費を出さないためにも自分に最適な商品を選びましょう。

サポート体制が整っているかチェックする

	問い合わせ方法
Holafly	チャット/LINE：24時間対応 ※英語からの翻訳
World eSIM	サイトフォーム：9:00～18:00
trifa	チャット：24時間対応
eSIM Mart	チャット/フォーム：7:00～22:00
VOYAGEESIM	チャット：9:00～18:00
airalo	フォーム/チャット：24時間対応 ※英語からの翻訳
Ubigi	サイトフォーム：9:00～17:00 (平日のみ)

eSIMを購入するときはサポート体制が整っているかもチェックしましょう。

とくにeSIMの利用が初めての人は、日本語サポートに対応しているeSIMがおすすめです。eSIMは海外企業が多いので、英語しか対応してない場合もあります。

また、サポートの受付時間についても確認しましょう。不安な人はHolaflyやtrifaなど、24時間対応の商品を選ぶと安心です。

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スイス旅行で使えるeSIMの設定方法・使い方

申し込んでから利用するまでの流れ

• STEP1

  スマホがeSIM対応機種か確認する

  購入前に現在使っているスマホが、eSIMに対応しているか確認しましょう。

  端末の種類だけでなく、販売していたキャリアによって非対応になる場合もあります。例えば、AQUOS sense6はドコモで販売された機種のみ対応していません。

  また、SIMロックが掛かっている端末はeSIMを使えません。制限されていた場合は、契約しているスマホキャリアに連絡して解除してください。

  eSIM対応端末の確認方法

  iPhoneの場合

  1. 1.設定を開く
  2. 2.モバイル通信を選択する
  3. 3.eSIMを追加の表示があるか確認

  Androidの場合

  1. 1.設定を開く
  2. 2.ネットワークとインターネットを選択
  3. 3.SIMを選ぶ
  4. 4.QRコード読み取り画面が開けるか確認

  Androidの場合は機種によって確認方法が少し異なります。詳しくは各端末の説明書に従ってください。

  SIMロックの確認方法

  iPhoneの場合

  1. 1.設定を開く
  2. 2.一般を選択して情報を開く
  3. 3.画面下部のSIMロックの項目を確認

  Androidの場合

  1. 1.設定を開く
  2. 2.デバイス情報を選択する
  3. 3.SIMカードステータスをタップする

• STEP2

  WebサイトからeSIMを購入する

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  スイスで使いたいeSIMをWebページから購入します。

  以下の内容を入力して、申し込み手続きを進めてください。細かな質問は商品ごとに違いますが、ほとんど同じです。

  ちなみに、サイトによっては購入時に会員登録が必要です。前もって入会しておくとスムーズに注文できます。

  申し込み時に入力・選択する項目

  • ・渡航先の国や地域
  • ・利用する日数
  • ・利用するデータ容量
  • ・購入する枚数
  • ・名前や国籍などの個人情報
  • ・メールアドレス
  • ・電話番号
  • ・カード情報などの支払い方法
• STEP3

  スマホにeSIMをダウンロードする

  注文後、設定用のQRコードがメールやアプリ経由で届きます。

  QRコードを印刷または別の端末に表示して、スマホで読み込むと登録できます。ネット環境が必要なので、日本国内で設定しておくのがおすすめです。

  コードを読み込んでから現地で利用を開始するまでの詳しい設定手順は「iPhoneの場合」と「Androidの場合」にまとめています。

• STEP4

  到着後に現地の回線に切り替える

  到着したら日本で使っていた回線をオフにして、eSIMの回線に切り替えます。

  機内モードを解除した段階で、スイスのモバイル回線に接続できます。

• STEP5

  帰国後に日本の回線に戻す

  スイスからの帰国後、設定画面から日本の回線に戻します。切り替えが終わったら、eSIMを削除してください。

  eSIMは返却や解約の手続きがいりません。また、料金は前払いなので延長料金を請求される心配もないです。

iPhoneの場合

①設定からeSIMを追加を選択する

まず、iPhoneの設定を開きます。「モバイル通信」を選んだら「eSIMを追加」をタップしてください。

eSIMの追加作業はスマホがネットに繋がっていないとできません。ネット環境が整備されている日本国内での設定がおすすめです。

もしスイス滞在中に登録するなら、フリーWiFiに接続してから設定しましょう。

②QRコードを読み取る

「eSIMを追加」の画面を開いたら次に「QRコードを使用」を選びます。表示されたスキャン画面で、届いた登録用のQRコードを読み込みます。

QRコードの受け取りはメールまたはアプリから届く場合が多いです。印刷するか別の端末で表示してください。ただし、iOS17以降ならスマホ1台あれば、読み取れます。

なお、ほとんどのeSIMは一度読み取ると別の端末では使えなくなります。設定しなおす場合は再購入が必要なので、登録前に確認しましょう。

③eSIMをアクティベートする

QRコードが読み込めたら「eSIMをアクティベート」をタップしてください。「続ける」を選択すると、副回線として追加されます。

アクティベートしても、日本国内ではインターネットに接続できません。不具合ではないので、削除しないでください。

なお、ほとんどのeSIMはアクティベート開始と同時に日数のカウントが始まります。設定は渡航直前に自宅で設定するのがおすすめです。

④スイス到着後eSIMを設定する

スイスに到着したら、設定画面を開いて「モバイル通信」を選びます。SIMの選択欄で、日本で使っていた主回線をオフ、副回線(eSIM)をオンにしましょう。

機内モードを解除してしばらく経つと、現地のキャリア回線が利用可能になります。

⑤日本帰国後にeSIMを消去する

帰国したら、設定画面から「モバイル通信」を開きます。SIM選択画面で日本で使っていたモバイル回線をオンにしてください。

回線の切り替えが完了したら、スイスで利用していたeSIMをタップします。「モバイル通信プランを削除」を選べば、データが削除されます。

Androidの場合

①設定からSIMの追加を選択する

まず設定メニューから「ネットワークとインターネット」を選びます。「SIM」の横にある青色のプラスマークをタップしてください。

ちなみにeSIMの追加作業は、ネットに接続しているのが前提です。WiFi環境が整っている日本国内での手続きがスムーズです。

もしスイス到着後に登録する場合は、空港や飲食店に設置されたフリーWiFiに接続しながら設定しましょう。

②QRコードを読み取る

「モバイルネットワークへの接続」という画面を開いて「SIMをダウンロードしますか？」を選択します。

ダウンロード画面が表示されたら「次へ」をタップして、QRコードを読み込みます。

コード読み込み後、回線を選択する画面が開きます。日本で設定した場合は、普段利用している回線を選択してください。スイス到着後に読み込んだ場合は、eSIMの回線を選択しましょう。

③スイス到着後にeSIMを有効化する

スイスに到着したら、設定画面から「ネットワークとインターネット」を選択します。このとき「ローミング」がオフになっているのを確認してください。

「モバイルネットワーク」の横にある青色のプラスマークを押して「SIMを使用」をオンに切り替えます。利用するeSIMが有効化されます。

「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにすると設定完了です。

④日本帰国後にeSIMを消去する

帰国後、設定画面から「ネットワークとインターネット」を選択します。スイスで使っていた回線を選び「SIMを使用」をオフにしてください。

eSIMの利用が終わったら「SIMを消去」を選択しましょう。一度削除すると使えなくなるので、帰国前の削除は厳禁です。

スイスでeSIMを利用せずネットを使う方法【比較】

スイスのプリペイド式SIMカードを使う

スイスで使えるSIMカードは利用料金が安価です。事前にAmazonや楽天などの通販サイトで購入できます。

カードはスイスの空港でも購入可能です。Swisscom SIMやSalt SIMなどがありますが、円安の影響で料金は高くなっています。

さらに、SIMカードは入れ替えるのに手間がかかります。また、現地で購入すると日本語での説明書がない場合がほとんどです。設定が不安な人はeSIMを選びましょう。

レンタルWiFiを利用する

複数人や複数の端末で利用したい人は、レンタルWiFiがおすすめです！IDやパスワードをスマホに入力するだけで簡単にネットに繋がります。

また、Webで事前予約しておけば、空港や無人貸出機で商品の受け取りや返却ができます！事前に受け取りたい人は郵送やコンビニ受け取りも選択可能です。

ただし、持ち運ぶ荷物が増えるというデメリットがあります。また返却期限を超えると延滞料が掛かります。日付や返却できる場所をあらかじめ確認しておきましょう。

スイスでレンタルWiFiを使うならWiFiBOXがおすすめ

スイスでレンタルWiFiを利用するならWiFiBOX(ワイファイボックス)がおすすめです。

申し込みから受け取り・返却までが非接触で完結します。Webからの予約後、空港や駅にある専用ボックスから端末を取り出して使います。返却時も差し込むだけなので手軽です。

また、WiFiBOXはモバイルバッテリー機能も内蔵しています。充電ケーブルも本体に付いているので、荷物をコンパクトにできます！

WiFiBOXの公式サイトはこちら

海外ローミングができるスマホキャリアを契約する

海外ローミングとは日本のスマホキャリアや格安SIMが提供する海外プランです。スマホのローミング機能をオンにすれば、そのままスイスでネットが使えます。

一方で、ほかの方法より料金が割高になりやすいです。高額なプランだと、eSIMと比べて2～3倍の費用が掛かります。

また、事前申し込みが必要な場合が多いです。楽天モバイルやahamoなら、予約なしでそのまま使えます。

ahamoなら追加料金・事前申し込みなしで海外ローミングが使える

海外ローミングを利用するなら「ahamo」がおすすめです。追加料金なしで利用できるので、通常の月額料金2,970円しかかかりません。

また、事前申し込みも不要です。現地に到着したら「データローミング」をオンにするだけでネット接続できます。

ただし、利用できるのは海外で最初にデータ通信をした日から15日間です。ahamoは基本料金が安いので、月々の通信費を節約したい人におすすめです。

ahamoの公式サイトはこちら

スイスのフリーWiFiを使う

スイスのフリーWiFiの良い点は、無料でインターネットが使えることです。スイスでは観光客がよく訪れるスポットのWiFiが充実しています。

しかし、提供エリア外では使えません。また、データ通信が不安定になったり途切れる可能性があります。

また、個人情報が第三者に漏洩するリスクがあります。不特定多数の人と同じWiFiを使って接続するので、悪意のある他者にデータを覗き見られる可能性があります。

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スイスでeSIMを設定する時の注意点は3つ

①ダウンロードしたeSIMは削除すると復元できない

eSIMは間違えて削除すると復元できません。サイトからの再購入が必要です。

ちなみに、一度インストールに使ったQRコードも無効化されます。

設定中にトラブルが起きたら、eSIMは削除せずに購入したサイトのカスタマーセンターへ問い合わせてください。

②登録したeSIMは他の端末に移行できない

登録したeSIMはほかの端末には移せません。スマホを2台以上持っている人は、設定する前によく確認しましょう。

間違えて別の端末にeSIMを登録してしまうと、再購入が必要になり出費がかさみます。

③複数人でのシェアは向いていない

eSIMは複数人でのシェアに向いていません。スマホのテザリング機能を使えば共有してネットを使えますが、接続端末が多いと通信が不安定になります。

また、eSIMは1枚につき1台の端末しか登録できません。一度設定すると、2台目以降は再度購入が必要です。

家族や友人とスイスに行く場合は、1人1枚ずつ申し込むのがおすすめです。単独でもネットが使えるので、行動範囲が広がり、より旅行を楽しめます。

スイスでおすすめのeSIMに関するよくある質問

スイスでネットを使うならeSIMがおすすめ！【まとめ】

スイスでネットを使うなら、eSIMがおすすめです。利用料金が安く、申し込みからインストールまでWebサイトやアプリで完結します。

また、スマホ1台で使えるので、WiFiルーターのように持ち歩く必要がないです。紛失や破損のリスクもないので、安心して旅行を楽しめます。

スイスで使うネットサービスを迷っているなら、以下からスイスでおすすめのeSIMサービスを選びましょう！

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