海外旅行でのeSIMの使い方・設定方法は？切り替えタイミングも徹底解説！

eSIMはスマホ1台でネットが使える新しい通信サービスです。SIMカードより利便性が高いので、海外旅行者からの人気が高まっています。

しかし「はじめて申し込むから使い方が分からない」「どうやって設定すれば良いの？」と不安に感じる人も多いと思います。

そこで、この記事では海外旅行用eSIMの使い方や設定方法を徹底解説しています。おすすめのサービスやeSIM利用時の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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eSIMとはダウンロードするだけで現地の回線が使えるサービス

eSIMとはスマホ本体にダウンロードするだけで現地のモバイル回線が使えるようになるサービスです。

日本で事前に設定できるので、現地に到着してからすぐにネットが使えます。実物がないので、帰国後の返却手続きも不要です。

また、データの容量や利用日数の種類も豊富で、自分の予定にあったプランが選べます。料金も安いので、滞在中の通信費を抑えたい人におすすめです。

eSIMの使い方と設定方法

iPhoneでのeSIM設定手順

1.スマホがeSIM対応機種か確認する

申し込み前に利用中のスマホがeSIM対応の機種か確認しましょう。非対応の機種では登録できません。

スマホの設定アプリから端末情報を確認して「EID」という32桁の識別番号があれば使えます。

またSIMロックが解除されているかも確認してください。解除手続きは各携帯会社のショップかマイページでできます。

2.WebサイトからeSIMを購入する

海外で使いたいeSIMのWebページを開いて購入します。返品できないケースが多いので、容量や日数に間違いがないか注文時によく確認してください。

氏名などの個人情報を入力して申し込み手続きをすすめましょう。細かい項目はサービスごとに異なりますがほとんど同じです。

ちなみに一部サイトでは、購入時にサイトへの会員登録が必要です。事前に登録しておくとスムーズに手続きできます。

3.設定からeSIMを追加を選択する

まずiPhoneの設定を開き「モバイル通信」を選びます。次に「eSIMを追加」をタップしてください。

eSIMの追加はスマホがネットに繋がっていないとできません。ネット環境が整っている日本国内での手続きがおすすめです。

もし海外で登録する場合は、フリーWiFiに接続してから設定しましょう。

4.QRコードを読み取る

「eSIMを追加」画面を開いたら「QRコードを使用」を選択します。スキャン画面が表示されたら、購入サイトから届いたQRコードを読み込みます。

QRコードが届く方法は購入したサイトによって違います。メールや専用アプリで届くので、印刷するか別の端末に表示してください。

なお、ほとんどのeSIMは一度読み取るとほかの端末では利用できません。端末を間違えると再購入が必要なので、登録前に確認しましょう。

5.eSIMを副回線に設定する

QRコードを読み込んだら「eSIMをアクティベート」をタップしてください。「続ける」を選ぶと、副回線として追加されます。

なお、ほとんどのeSIMは現地のネットワークに繋がると使用日数のカウントが始まります。日本国内にいる間は現地の回線に繋がりません。

ネットに繋がらなくても不具合ではないので、削除しないようにしましょう。

6.現地到着後eSIMを主回線にする

現地に到着したら、eSIMを主回線に設定します。

設定画面を開き「モバイル通信」を選択して、副回線をタップします。開いたら「この回線をオンにする」と「データローミング」をオンにしてください。

機内モードを解除してしばらく待つと、現地のモバイル回線が使えるようになります。ちなみに、普段使っているSIMの「データローミング」はオフにしましょう。

7.日本帰国後にeSIMを消去する

帰国したら、設定画面からモバイル通信を選択します。SIM選択欄で日本で使っていたモバイル回線をオンにしてください。

回線が切り替わったら海外で利用していたeSIMをタップします。「モバイル通信プランを削除」を選べばデータが削除されます。

AndroidでのeSIM設定手順

1.スマホがeSIM対応機種か確認する

申し込み前に利用中のスマホがeSIM対応の機種か確認しましょう。非対応の機種では登録できません。

またSIMロックが解除されているかも確認してください。解除手続きは各携帯会社のショップかマイページでできます。

2.WebサイトからeSIMを購入する

海外で使うeSIMのWebページやアプリを開いて購入します。返品できないケースが多いので、容量や日数に間違いがないか、慎重に確認してください。

氏名やメールアドレスなどの個人情報を入力して申し込み手続きをすすめましょう。細かい項目はサービスごとに異なりますがほとんど同じです。

ちなみに一部サイトでは、購入時にサイトへの会員登録が必要です。事前に登録しておくとスムーズに手続きできます。

3.設定からSIMの追加を選択する

まず設定メニューを開き「ネットワークとインターネット」を選びます。「SIM」の横にある青いプラスマークをタップしてください。

ちなみにeSIMの追加はスマホがネットに繋がっていないとできません。ネット環境が整っている日本国内での手続きがおすすめです。

もし旅行中に登録する場合は、空港などのフリーWiFiに接続しながら設定しましょう。

4.QRコードを読み取る

「モバイルネットワークへの接続」という画面を開いたら「SIMをダウンロードしますか？」を選択します。

ダウンロード画面が開いたら「次へ」をタップしてQRコードを読み込みます。

QRコード読み込み後、回線の選択画面が表示されます。日本国内で設定した場合は、普段利用している回線を選択してください。到着後に読み込んだ場合は、eSIMの回線を選択しましょう。

5.海外到着後にeSIMを有効化する

旅行先に到着したら、設定画面を開き「ネットワークとインターネット」を選択します。このとき「ローミング」がオフになっているのを確認してください。

「モバイルネットワーク」の横にある青いプラスマークを押して「SIMを使用」をオンにします。利用するeSIMを有効化してください。

「モバイルデータ」と「ローミング」をオンにすると設定完了です。

6.日本帰国後にeSIMを消去する

帰国後、設定画面から「ネットワークとインターネット」を選択します。海外で利用していた回線を選び「SIMを使用」をオフにしてください。

eSIMの利用が終わったら「SIMを消去」を選択してください。ちなみに一度削除すると使えなくなるので、帰国前に削除してはいけません。

QRコードが読み取れないときの設定手順

1.読み取り画面でコードを手動入力する

まず、申し込み後に届くメールに記載されている「アクティベーションコード」をコピーします。

次に、スマホの設定画面からiPhoneなら「モバイル通信」、Androidなら「ネットワークとインターネット」を開いてください。

SIMの追加ボタンをタップすると、QRコードを読み込む画面に遷移します。画面下部にある「手動で入力」を選んで、コードを貼り付けましょう。

2.eSIMをアクティベートする

コードの入力後「続ける」をタップして、しばらく待ちましょう。画面が切り替わるので完了をタップすれば、eSIMが副回線として登録されます。

ちなみに、ほとんどのeSIMは現地のネット回線に繋がるまでは日数カウントが開始されません。ネットに繋がらなくても不具合ではないです。

3.現地到着後にeSIMを設定する

現地に到着したら、設定画面を開き「モバイル通信」を選択します。SIMの選択欄で、日本で使っていた主回線をオフにして、副回線(eSIM)をオンにします。

機内モードを解除してしばらく待つと、現地のモバイル回線が使えるようになります。

4.日本帰国後にeSIMを消去する

帰国したら設定画面からモバイル通信を選択します。SIM選択欄で日本で使っていたモバイル回線をオンにしてください。

回線が切り替わったら海外で利用していたeSIMをタップします。「モバイル通信プランを削除」を選べばデータが削除されます。

eSIMの切り替えタイミング

	実施する手順
出国前	・eSIMを購入する ・スマホにeSIMをインストールする
現地到着後	・スマホの主回線をeSIMに切り替える ・データローミングをオンにする
帰国後	・主回線を元に戻す ・eSIMをスマホから削除する

eSIMを切り替えるタイミングは、目的地に到着したあとです。データローミングをオンにして、機内モードを解除すればネットが使えます。

一方、eSIMのインストールは日本でしておくのがおすすめです。安定したネット環境が必須なので、国内のほうがスムーズに設定できます。

ちなみに、普段使っている回線のデータローミングはオフにしておきましょう。高額な通信料が発生するケースがあります。

海外旅行におすすめのeSIMサービス3選

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Holafly｜当サイト限定の5%OFFクーポン配布中！無制限プランが使える

運営会社	Holafly
料金プラン	【韓国】 3日間(無制限)：1,400円 7日間(無制限)：3,400円 【台湾】 3日間(無制限)：1,400円 7日間(無制限)：3,400円 【ハワイ】 5日間(無制限)：2,400円 7日間(無制限)：3,400円
事務手数料	無料
電話番号の付与	なし
テザリング	可能
日本語サポート	チャット/LINE：24時間対応
当日購入	可能
おすすめな人	・容量上限を気にせずに使いたい ・選べる利用日数が多い商品が良い ・LINEで気軽に問い合わせしたい
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関連記事	▶Holaflyの口コミ・評判

Holafly(オラフライ)はアイルランドに本社をおく世界的に有名なeSIMです。チャットサポートが24時間受付で、はじめて使う人でも安心できます。

データ容量の上限は無制限です。旅行中に動画を再生したりSNSを頻繁に見る人も残量を気にせず使えます。日数も1日単位で最大90日まで購入できて使い勝手が良いです。

さらに当サイトから購入すると、全商品が5%OFFになります！通常価格よりも安く購入できるので、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。

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World eSIM｜海外向けWiFiの大手企業が提供するeSIM！設定が簡単

運営会社	株式会社ビジョン
料金プラン	【韓国】 3日間(無制限)：2,960円 3日間(1GB/日)：980円 10日間(5GB)：1,480円 【台湾】 3日間(無制限)：2,950円 3日間(1GB/日)：1,184円 15日間(10GB)：2,980円 【ハワイ】 7日間(無制限)：5,950円 15日間(10GB)：3,552円
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	フォーム：9:00～18:00
当日購入	可能
おすすめな人	・信頼できる企業の商品を使いたい ・豊富なプランから選んで購入したい ・設定が簡単なほうが良い
申し込み窓口	▶World eSIM公式サイト
関連記事	▶World eSIMの口コミ・評判

World eSIMは株式会社ビジョンが提供するeSIMサービスです。180以上の国と地域に対応しており、豊富なプランから選べます。

累計利用者数1,900万人越えの「グローバルWiFi」と同じ会社が運営してます。海外通信事業を20年以上営んでいて、信頼感があります。

また、アプリがあれば、QRコードを読み込まずに端末1台で設定できます。

trifa｜アプリでかんたんに容量管理！追加チャージができるeSIM

運営会社	株式会社トリファ
料金プラン	【韓国】 3日間(無制限)：2,970円 7日間(3GB)：1,780円 15日間(5GB)：2,820円 【台湾】 3日間(無制限)：2,970円 7日間(1GB)：590円 15日間(5GB)：2,100円 【ハワイ】 3日間(無制限)：2,970円 7日間(1GB)：690円 15日間(5GB)：2,610円
事務手数料	無料
データ容量超過後	チャージが必要
テザリング	可能
日本語サポート	チャットサポート：24時間 (年中無休)
当日購入	可能
おすすめな人	・サポートの手厚さを重視する ・アプリで容量を管理したい ・eSIMをはじめて購入する
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trifa(トリファ)は、株式会社トリファが提供している日本発のeSIMアプリです。世界200ヶ国で利用できます。

trifaのアプリはとても使いやすいです。商品の購入やデータ容量の管理が簡単にできます。設定方法も分かりやすいので、eSIMに不慣れでも安心です。

また、年中無休でチャットサポートが受けられます！日本人スタッフが、24時間いつでも丁寧に対応してくれるので安心です。

海外旅行にeSIMがおすすめな理由は5つ

①日本で事前購入できて現地ですぐにネット接続できる

eSIMは国内で事前購入して現地ですぐにネット接続できます。申し込みから設定までスマホ1台で済むので、商品を受取る手間がありません。

例えばWiFiレンタルの場合、数日前に予約して空港で受け取る必要があります。SIMカードは到着後に物理チップの入れ替えが必要で面倒です。

eSIMなら、急きょ海外渡航の予定が入った場合も対応できます。海外に到着してからすぐにネットを使いたい人はeSIMを選びましょう。

②紛失や破損のリスクがない

eSIMは、スマホにデータをダウンロードするだけなので紛失や破損の心配がありません。例えば、WiFiレンタルは端末を持ち歩いていると破損する可能性があります。

また、SIMカードの場合も、チップのサイズが小さいので紛失する恐れがあります。無くすと、再発行の手続きが必要なので面倒です。

eSIMならデータ商品なので紛失や破損のリスクがありません。スマホだけ管理すればよいので、身軽に旅行を楽しめます。

③利用料金が安く選べるプランが多い

	プラン名	韓国7日間の利用料金
eSIM	Holafly (無制限プラン)	3,400円
レンタルWiFi	海外WiFi レンタルショップ (無制限プラン)	7,760円
海外ローミング	ドコモ 世界そのままギガ	5,280円

eSIMは海外のネット通信手段の中で料金が安いです。WiFiレンタルや海外ローミングといった方法と比較してもお得に利用できます。

選べるプランの選択肢も多く、データ無制限で使える商品や1日ごとに利用できる容量が決まっているeSIMがあります。サービスによっては、容量超過後の追加注文も可能です。

また、eSIMは購入した分だけ使えるので、あとから高額請求される心配もありません。海外旅行での通信費を抑えたいならeSIMを選びましょう。

④セキュリティの安全性が高い

eSIMはほかの通信方法と比較しても、セキュリティの安全性が高いです。

例えば、現地にあるフリーWiFiに繋いだ場合、通信内容が暗号化されておらず第三者に情報が筒抜けになる可能性があります。eSIMのような個人専用のネットワークを使うほうが安全です。

また、海外ではスマホからSIMカードを盗む犯罪も発生しています。eSIMなら、データ商品なので抜き取られる心配がありません。

⑤サポート体制が整っている

eSIMはサポート体制が整っているので、はじめて使う人でも安心して使えます。

チャットやLINEで問い合わせできるので、気軽に相談できて便利です。一方で現地のショップで購入できるSIMカードは日本語での問い合わせに対応していないケースが多いです。

トラブルが心配な人は、サポートが充実しているeSIMを購入しましょう。

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海外用eSIMをスムーズに設定するためのポイント

①スマホがeSIMに対応しているか確認する

eSIMは対象スマホ以外では使えません。購入する前に自分の端末が対応しているか確認してください。

最新スマホならほとんど問題なく利用可能です。iPhoneの場合、2018年9月以降に発売された機種はすべて対応しています。

ただし、一部の海外モデルやAndroid端末はeSIM機能が搭載されていない場合があります。スマホの設定や各eSIMの商品サイトでチェックしましょう。

おもなeSIM対応機種一覧

もっと見る

参考：Holaflyの対応機種一覧

おもなeSIM対応機種をまとめました。

ただし、eSIMサービスによっては上記のスマホでも動作保証外の可能性があります。不安な人は、購入前に各サイトの対象機種を確認してください。

②SIMロックは設定する前に解除しておく

スマホのSIMロックはeSIMを設定する前に解除しておきましょう。ロックが掛かっているとエラーメッセージが表示されます。

SIMロックとは、携帯会社が他社のSIMカードを登録できないように制限をかけることです。かつてドコモやauといった大手キャリアが実施していました。

現在は原則禁止されていますが、2021年9月以前に契約した端末は制限されている可能性があります。SIMロックされている場合は、携帯会社に問い合わせて解除しましょう。

③現地でデータローミングをオンにする

現地に着いて機内モードをオフにしてもネットに繋がらない場合は、データローミングをオンにしてください。

iPhoneなら「モバイルデータ」、Androidなら「SIMマネージャー」からeSIM回線をタップして、ローミングが有効化されているのを確認しましょう。

ちなみに、日本で使っていた回線のデータローミングはオフにしたほうがいいです。高額な国際通信料が請求される可能性があります。

テザリング機能でパソコンやタブレットでもネットを使う方法

旅先でスマホ以外の端末でもネットを使いたい人は、テザリングを利用しましょう。多くのeSIMに標準搭載されている機能です。

テザリングとは、スマホを中継機代わりにしてパソコンやタブレットでもネット接続できる仕組みです。設定アプリから切り替えるだけで簡単に使えます。

ただし、スマホのバッテリー消費が早くなるデメリットがあります。充電ができる環境で使ったり、必要がなければこまめにオフにしておくのがおすすめです。

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海外用eSIMの使い方に関するよくある質問

海外用eSIMの設定方法は初心者でも簡単！【まとめ】

海外で使うeSIMは、初心者でも簡単に設定可能です。公式サイトから注文して、QRコードを読み込むだけでインストールできます。

あとは現地で普段使っている回線からeSIMに切り替えるだけです！従来のSIMカードのように、チップを取り出して入れ替える必要がありません。

以下におすすめのeSIMサービスをまとめたので、eSIM選びに迷った人はぜひ参考にしてください。

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