- 中国旅行でスマホを使う方法は?
- 一番安くスマホが使える通信手段はどれ?
- 中国旅行中に電話番号を利用するには?
中国に旅行するならスマホは欠かせないアイテムです。お店の場所を調べたりSNSへ写真を投稿したりなど、さまざまな場面で活躍します。
しかし「中国で日本と同じようにスマホは使えるの?」「一番料金が安い方法はどれ?」と疑問に感じている人も多いです。
この記事では中国でスマホを使う4つの方法をわかりやすく解説しています。それぞれの特徴や設定方法も紹介しているので、中国旅行に行く前にぜひチェックしてみてください。
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元浪費家。10年使っていたドコモから楽天モバイルに乗り換えたのをきっかけに節約家となった。旅行好きで海外のネット事情にも詳しい。
目次
中国で日本と同じようにスマホを使うには検閲回避が必要
- ・金盾で国外のサイトにアクセスできない
- ・中国以外のサーバーを経由すれば回避可能
グレートファイアウォール(金盾)の影響で中国国外のサイトにはアクセスできない
中国ではグレートファイアウォール(金盾)という施策で国内のインターネット利用に規制が掛けられています。
LINEやTwitterなどの中国国外の企業が提供しているアプリやサイトにアクセスができません。YouTubeやGmailなどのGoogle関連サービスも利用不可です。
また、中国政府にとって不都合なワードは検索もできません。SNSに投稿した場合も削除される可能性があります。
中国で利用できないおもなサービス
- ・LINE
- ・X(旧Twitter)
- ・Google検索
- ・Yahoo検索
- ・Gmail
- ・YouTube
- ・ニコニコ動画
- ・Netflix
- ・Hulu
中国以外のサーバーを経由すれば検閲を回避できる
中国以外のサーバーを経由すればネット検閲を回避できます。対策すれば、日本と同じアプリやサイトにアクセス可能です。
現地の通信設備だけを利用して近隣国のモバイル回線を使う「ローミング通信」や、専用通信技術で規制を回避する「VPN接続」が代表的な技術です。
中国でもいつも通りネットを使いたい人は、ローミングかVPNの機能が搭載されたネットサービスを契約しましょう。
中国でインターネットを使う3つの方法
- ①中国用のeSIM・SIMカード
- ②レンタルWiFi
- ③海外ローミング
①中国用のeSIM・SIMカード|価格が安くてWebから注文できる
中国用eSIM・SIMカードの特徴
- ・インターネットの通信料金が安い
- ・プランの種類が豊富で無制限プランもある
- ・Webからいつでも簡単に注文できる
- ・eSIMなら設定までオンラインで完結する
- ・SIMフリー端末以外では使えない
- ・ほとんどの商品でネット検閲を回避できる
中国用のeSIMやSIMカードなら、安くネット環境を用意できます。プランの種類も豊富で、旅行のスケジュールに合わせて商品を購入可能です。
Webからいつでも簡単に注文できます。なかでもeSIMなら購入から初期設定までがすべてオンラインで完結するので、出発直前でもすぐに準備可能です。
日本で購入できるほとんどの商品は、ローミング通信やVPN機能を搭載しています。LINEやGoogleも問題なく利用できて安心です。
eSIMとSIMカードの違い
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
SIMの形態 | データ | 物理チップ |
SIMの挿し替え | 不要 | 必要 |
申し込みから 利用開始 |
最短当日 | 3~5日 ※通販の場合 |
対応機種 | 一部機種で 使えない |
多くの機種で 使える |
申し込み後の キャンセル |
できない | できる |
SIM(Subscriber Identity Module)とは
SIMとは、スマホでデータ通信や音声通話をするのに必要な情報が書き込まれたICチップのことです。
eSIMとSIMカードの最大の違いは入れ替え作業の有無です。eSIMはスマホにデータをダウンロードするだけで使えますが、SIMカードは物理チップを手動で差し替えます。
また、eSIMは注文すると即時発行されるので、申し込み日から利用できます。SIMカードは通販で頼むと受け取りに3~5日掛かるので、時間に余裕が必要です。
ただしeSIMはSIMカードに比べて対応している機種が少ないです。最新の機種ならほとんど利用できますが、不安な人はeSIMの商品サイトで対応端末を調べてください。
②レンタルWiFi|設定方法が簡単でグループ旅行に最適
レンタルWiFiの特徴
- ・設定が簡単で複数人でシェアできる
- ・空港で受け取り/返却できる
- ・旅行中に持ち運ぶ荷物が増える
- ・返却期限を超えると延滞料がかかる
- ・VPN搭載商品なら検閲を回避できる
グループ旅行や複数のスマホ・PCで利用したい人は、モバイルWiFiのレンタルがおすすめです!端末に書かれたIDやパスワードを入力するだけで簡単に接続できます。
また、Webで事前に申し込んでおけば空港で商品の受け取りや返却ができるので便利です。事前に受け取りたい人は自宅やコンビニへも配送できます。
デメリットは観光中に持ち歩く手荷物が増える点です。また返却期限を過ぎると延滞料金を取られるので、利用日数や手順は事前に確認しておきましょう。
③海外ローミング|スマホの設定を切り替えるだけですぐ使える
海外ローミングの特徴
- ・スマホでSIM交換せずに利用できる
- ・ほかの利用方法より高額になりやすい
- ・利用申し込みが必須なプランがある
- ・容量は契約しているスマホプランによる
- ・中国政府のネット検閲の対象外
海外ローミングとは、日本の通信キャリアが提供している海外プランです。スマホのSIMカードを交換せず、そのまま中国で利用できます。ほかの機器は不要なので荷物も少なくできます。
ただし、ほとんどのサービスは事前申し込みが必要です。申請しなかった場合、使った分だけ費用が掛かる従量課金制になるケースが多く、帰国後に高額請求されます。
また、容量は日本で契約しているスマホプランと共用のケースが多いです。普段、容量が少ないプランを利用している人は、WiFiに繋がないとすぐに上限に達する可能性があります。
各スマホプランの海外ローミングサービス
サービス名 | 事前申し込み | 中国での料金 | データ容量の使用 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 世界そのままギガ | 必要 | 1日:980円 3日間:2,480円 |
普段のプランと共用 |
世界ギガし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
ahamo | 海外データ通信 | 不要 | 追加料金なし | 普段のプランと共用 ※最大20GB/15日 |
au | au海外放題 | 必要 | 1日:1,200円 3日間:3,600円 ※事前予約で1日800円 |
無制限 |
UQモバイル | 世界データ定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 ※事前予約で1日800円 |
普段のプランと共用 |
海外ダブル定額 | 必要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
povo2.0 | 海外ローミング | 必要 | 3日間:680円 7日間:1,980円 |
3日間:1GB 7日間:3GB |
ソフトバンク ワイモバイル |
海外あんしん定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 |
1日:3GB 3日間:9GB |
海外パケットし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
LINEMO | 海外あんしん定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 |
1日:3GB 3日間:9GB |
海外パケットし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
楽天モバイル | 海外ローミング | 不要 | 追加料金なし | 2GB/月 |
サービス名 | 事前申し込み | 中国での料金 | データ容量の使用 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | 世界そのままギガ | 必要 | 1日:980円 3日間:2,480円 |
普段のプランと共用 |
世界ギガし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
ahamo | 海外データ通信 | 不要 | 追加料金なし | 普段のプランと共用 ※最大20GB/15日 |
au | au海外放題 | 必要 | 1日:1,200円 3日間:3,600円 ※事前予約で1日800円 |
無制限 |
UQモバイル | 世界データ定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 ※事前予約で1日800円 |
普段のプランと共用 |
海外ダブル定額 | 必要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
povo2.0 | 海外ローミング | 必要 | 3日間:680円 7日間:1,980円 |
3日間:1GB 7日間:3GB |
ソフトバンク ワイモバイル |
海外あんしん定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 |
1日:3GB 3日間:9GB |
海外パケットし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
LINEMO | 海外あんしん定額 | 必要 | 1日:980円 3日間:2,940円 |
1日:3GB 3日間:9GB |
海外パケットし放題 | 不要 | 1日:最大2,980円 ※日本時間23:59まで |
無制限 | |
楽天モバイル | 海外ローミング | 不要 | 追加料金なし | 2GB/月 |
各スマホプランの海外ローミングサービスをまとめました。申し込まずに利用すると50,000円以上請求されるサービスもあるので、使い方は事前に確認しておきましょう。
事前申し込みさえすれば、どのスマホプランも1日あたり500~1,000円で利用できます。また、容量を大量に使っても最大2,980円以上は掛かりません。
一番おすすめなのは事前申し込みと追加料金なしで使えるahamoと楽天モバイルです。現地で設定を切り替えるだけなので、よく海外旅行に行く人に向いています。
中国旅行中にネットに接続する手順・設定方法
eSIMの場合
- 1.スマホがeSIM対応機種か確認する
- 2.WebサイトからeSIMを購入する
- 3.スマホにeSIMをダウンロードする
- 4.到着後に現地の回線に切り替える
-
STEP1スマホがeSIM対応機種か確認する
申し込み前に利用中のスマホがeSIM対応している機種か確認しましょう。非対応の機種では登録できません。
またSIMロックが解除されているかも確認してください。解除手続きは各携帯会社のショップかマイページでできます。
- eSIM対応端末の確認方法
-
iPhoneの場合
- 1.設定を開く
- 2.モバイル通信を選択する
- 3.eSIMを追加の表示があるか確認
Androidの場合
- 1.設定を開く
- 2.ネットワークとインターネットを選択
- 3.SIMを選ぶ
- 4.QRコード読み取り画面が開けるか確認
Androidの場合は機種によって確認方法が少し異なります。詳しくは各端末の説明書に従ってください。
- SIMロックの確認方法
-
iPhoneの場合
- 1.設定を開く
- 2.一般を選択して情報を開く
- 3.画面下部のSIMロックの項目を確認
Androidの場合
- 1.設定を開く
- 2.デバイス情報を選択する
- 3.SIMカードステータスをタップする
-
STEP2WebサイトからeSIMを購入する
中国で使いたいeSIMのWebページを開いて購入します。返品できないので、容量や日数に間違いがないか注文時によく確認してください。
氏名などの個人情報を入力して申し込み手続きをすすめましょう。細かい項目はサービスごとに異なりますがほとんど同じです。
ちなみに一部サイトでは、購入時にサイトへの会員登録が必要です。事前に登録しておくとスムーズに手続きできます。
申し込み時に入力・選択する項目
- ・渡航先の国や地域
- ・利用する日数または出発日
- ・利用するデータ容量
- ・購入する枚数
- ・名前や国籍などの個人情報
- ・メールアドレス
- ・電話番号
- ・カード情報などの支払い方法
-
STEP3スマホにeSIMをダウンロードする
注文後にメールやアプリで設定用のQRコードが届きます。eSIMを登録したいスマホでコードを読み込んで、ダウンロードしましょう。
ちなみに、eSIMのダウンロードはネットに繋がっていないとできません。ネット環境が整っている日本国内での手続きしておくのがおすすめです。
詳しい設定方法はサービスごとに違います。メールや公式サイトに記載されているので、参考にしてください。
-
STEP4到着後に現地の回線に切り替える
中国到着後、設定アプリから日本で利用していた回線をオフにして、eSIMに切り替えます。
iPhoneなら「モバイル通信」、Androidなら「ネットワークとインターネット」から変更可能です。機内モードを解除すれば、中国のモバイル回線に繋がります。
SIMカードの場合
- 1.SIMロックが解除されているか確認
- 2.中国用SIMカードを購入する
- 3.SIMカードを挿入する
- 4.APNを設定する(一部機種のみ)
-
STEP1SIMロックが解除されているか確認
SIMカードの購入前に、スマホのSIMロックが解除されているか確認します。現在は原則解除されていますが、2021年9月以前に購入した端末はかかっている可能性があります。
SIMロックは各携帯会社のマイページやショップで解除手続きできます。ほとんどの場合は即日解除できますが、不測の事態に備えて早めに申請しましょう。
iPhoneでSIMロックを確認する手順
- 1.設定を開く
- 2.一般を選択して情報を開く
- 3.画面下部のSIMロックの項目を確認
AndroidでSIMロックを確認する手順
- 1.設定を開く
- 2.デバイス情報を選択する
- 3.SIMカードステータスをタップする
-
STEP2中国用SIMカードを購入する
中国用のSIMカードを購入します。日本でWebサイトから注文するのがおすすめです。現地でも購入できますが、中国の言語がわからないと買い間違えるリスクがあります。
事前に予約しておけば、現地空港内にある専用カウンターでスムーズに受け取れます。また、商品によっては宅配でも受け取り可能です。
ちなみに、購入には各販売サイトへの会員登録が必要です。現地受け取りの場合は、購入者氏名はパスポートと同じ表記で入力しましょう。
-
STEP3SIMカードを挿入する
SIMカードを入手したら端末に挿入します。取り出す前にかならずスマホの電源をオフにしましょう。
スマホの側面に開いた小さな穴にSIMピンという針のような器具を差し込みます。トレイが開くので、SIMカードをセットします。再びトレイを端末に戻せば完了です。
SIMカードは傷つけたり汚さないよう、丁寧に取り扱いましょう。また、カードを入れ替えた場合は紛失しないように保管してください。
-
STEP4APNを設定する(一部機種のみ)
Androidのスマホユーザーは、APN(アクセスポイント名)設定が必要な場合があります。
細かな設定方法は付属の説明書を参考にしてください。現地受け取りの場合、店頭スタッフが設定してくれるケースもあります。
レンタルWiFiの場合
- 1.Webサイトから予約する
- 2.WiFiルーターを受け取る
- 3.中国でWiFiを利用する
- 4.WiFiルーターを返却する
-
STEP1Webサイトから予約する
中国で使いたいレンタルWiFiのWebページを開いて、申し込みボタンを押します。
以下の内容を入力・選択して、手続きを済ませましょう。案内画面に沿って進めば、迷わず申し込めます。選んだサービスによって項目は多少異なりますが、ほとんど同じです。
申し込み時に入力・選択する項目
- ・出発日と帰国日
- ・受取と返却する場所
- ・渡航先の国や地域
- ・利用する容量
- ・レンタルする台数
- ・オプション
- ・メールアドレス
- ・名前や住所などの個人情報
- ・カード情報などの支払方法
-
STEP2WiFiルーターを受け取る
Webで予約したあと、希望した方法でWiFiルーターを受け取ります。
受け取り方法は、出発前に時間に余裕があるかで決めましょう。搭乗まで余裕がある場合は、空港のカウンターや専用BOXが向いています。
空港到着から搭乗・出発までの時間が短いなら、事前に受け取れる宅配・コンビニ・郵便局がおすすめです。
-
STEP3中国でWiFiを利用する
中国に到着したらレンタルしたWiFi端末の電源を入れて接続しましょう。
スマホの設定アプリから「Wi-Fi」を開き、端末側面のシールに書かれているのと同じSSIDを探します。
IDを選んだらパスワードを入力して、接続をタップすればネットに繋がります。
-
STEP4WiFiルーターを返却する
中国から帰国したら、借りていたWiFiルーターを返却します。Web申し込み時に指定した方法で返しましょう。
おすすめの返却方法は、空港内の回収BOXか返送パッケージの利用です。飛行機の到着時間によっては、受付カウンターが営業時間外で返せない可能性があるからです。
ちなみに、WiFiレンタルは返却期限を超えると延滞料金を請求されます。どの方法でも、忘れず早めに返しましょう。
海外ローミングの場合
- 1.アプリをダウンロードして利用予約
- 2.到着後にローミングをオンにする
- 3.帰国後にローミングをオフにする
-
STEP1アプリをダウンロードして利用予約
海外ローミングの利用には、ほとんどのサービスで事前申し込みが必要です。各通信キャリアの説明に沿って予約しましょう。
多くのサービスは専用のアプリが必要です。ダウンロードして、スマホの契約に紐づいたアカウントでログインしてください。
旅行先の国や利用日時を入力して送信すれば予約完了です。ちなみに、ahamoや楽天モバイルなどの一部スマホプランは申し込み不要で利用できます。
-
STEP2到着後にローミングをオンにする
中国に到着したら、スマホの設定アプリを開いて機内モードとWiFiをオフにします。
iPhoneなら「モバイル通信」、Androidは「ネットワークとインターネット」をタップしてデータローミングをオンにしてください。
予約した時間になると、自動的に通信が開始します。
-
STEP3帰国後にローミングをオフにする
中国から帰国したら、設定からデータローミングをオフにしてください。今までと同じように利用できます。
ちなみに、ほとんどのサービスは事前に設定した利用期間を過ぎると自動で停止します。
中国旅行でスマホを使うならeSIMがおすすめ
中国旅行でeSIMがおすすめな理由
- ・利用料金がほかの通信方法より安い
- ・注文から設定までオンラインで完結
- ・SIMカードを入れ替える手間がない
- ・中国政府のネット検閲を回避できる
- ・旅行中に持ち運ぶ荷物を減らせる
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事務手数料 | 無料 |
データ容量超過後 | – |
電話番号の付与 | なし |
テザリング | 可能 |
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事務手数料 | 無料 |
データ容量超過後 | チャージが必要 |
テザリング | 可能 |
日本語サポート | フォーム:9:00~18:00 |
当日購入 | 可能 |
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データ容量 | 3日間:無制限 7日間:1GB/3GB/無制限 15日間:3GB/5GB/無制限 31日間:5GB/10GB/30GB ※1~60日間から選べる |
事務手数料 | 無料 |
データ容量超過後 | チャージが必要 |
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中国のフリーWiFiはネット検閲の対象なので一部サイトが見られない
フリーWiFiは中国のネット検閲の対象なので、LINEやGoogleなどの一部サービスが使えません。アクセスが遮断されます。
本来、検閲対象は国民なので観光客に対して厳しい制限はありません。しかし、公共のWiFiは自国民が使うのを前提に設置されているので、他国の人も同様にアクセスできなくなります。
VPNアプリをインストールして使う方法もありますが、ほとんどの場合は有料プランへの加入が必要です。また、サービスや政府の移行によって利用できなくなる場合もあります。
中国でスマホが使える方法を一斉比較
eSIM | SIMカード | レンタルWiFi | 海外 ローミング |
フリーWiFi | |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 安い | やや安い | やや高い | 高い | 無料 |
受け取り方法 | メールで届く | 郵送または店舗 | 郵送または店舗 | 設定を 切り替える |
スポットを探す |
設定方法 | 簡単 | やや複雑 | 簡単 | 簡単 | やや複雑 |
セキュリティ | 安全 | 安全 | 安全 | 安全 | 危険 |
eSIM | SIMカード | レンタルWiFi | 海外 ローミング |
フリーWiFi | |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 安い | やや安い | やや高い | 高い | 無料 |
受け取り方法 | メールで届く | 郵送または店舗 | 郵送または店舗 | 設定を切り替える | スポットを探す |
設定方法 | 簡単 | やや複雑 | 簡単 | 簡単 | やや複雑 |
セキュリティ | 安全 | 安全 | 安全 | 安全 | 危険 |
利用料金の安さ
サービス名 | 利用料金 | |
---|---|---|
eSIM | Holafly (8日間無制限) |
3,600円 |
SIMカード | 楽天 中国聯通 (8日間7GB) |
1,270円 |
レンタルWiFi | グローバルWiFi (8日間無制限) |
7,040円 |
海外ローミング | ドコモ世界ギガし放題 | 最大8,940円 |
フリーWiFi | Airport WIFI Free | 無料 |
中国旅行で使えるネットサービスの料金を比較しました。コストパフォーマンスが優れているのはeSIMとSIMカードです。
レンタルWiFiは割高なので、複数人で割り勘するのがおすすめです。海外ローミングはデータ消費量によって金額が変わり、ほとんどのキャリアでは1日2,980円が上限になっています。
フリーWiFiは無料で使えますが、長時間繋いでいると再接続が必要です。再設定すればもう一度利用できます。
受け取り方法
受け取り方法 | |
---|---|
eSIM | メール(アプリ)でQRコードが届く |
SIMカード | 通販サイトで購入 |
レンタルWiFi | 空港や店頭で受け取り・宅配 |
海外ローミング | 申し込んで設定を切り替える |
フリーWiFi | WiFiスポットを探して接続 |
受け取り方法で比較するとeSIMと海外ローミングが一番手軽です。Web手続きだけで完結するので、商品を受け取ったり店舗で購入する手間がありません。
SIMカードとレンタルWiFiは、Webで事前に予約してから宅配や店舗で受け取ります。利用開始までに1~3日掛かるので、前もって申し込んでおきましょう。
フリーWiFiは街中でWiFiスポットを探す必要があります。観光地にはたくさん設置されていますが、沿岸部や山間部では整備されていない可能性が高いです。
設定方法の簡単さ
設定方法 | |
---|---|
eSIM | ①メールで届くQRコードを読み込む ②スマホの設定アプリから登録 ③現地到着後に回線を切り替える |
SIMカード | ①端末側面のスロットを外す ②SIMカードを入れ替える ③スロットを元に戻して設定する |
レンタルWiFi | ①端末の電源を入れる ②スマホにIDとパスワードを入力 |
海外ローミング | ①スマホキャリアに事前申し込みする ②現地到着後に回線を切り替える |
フリーWiFi | ①WiFiスポットを探す ②スマホにパスワードを入力 ③必要に応じてメールアドレスを登録 |
設定方法はレンタルWiFiが一番簡単です。WiFiルーターの電源を入れて、端末に書かれたIDとパスワードをスマホに入力するだけで使えます。
eSIMや海外ローミングは、スマホの設定を切り替えるだけで利用可能です。SIMカードは10mm程度しかないチップを交換するので、慎重な作業が必要になります。
フリーWiFiは、スポットの近くでパスワードを入力すれば使えます。ただし、中国の電話番号やパスポートの登録が必要なケースもあり、現地の言葉が読めないと設定が難しいです。
セキュリティの安全性
通信内容の 暗号化 |
利用上の注意 | |
---|---|---|
eSIM | される | とくになし |
SIMカード | SIMカードを紛失しない | |
レンタルWiFi | IDやパスワードは隠す | |
海外ローミング | とくになし | |
フリーWiFi | されない | 個人情報は入力しない |
セキュリティの安全性を重視するなら、フリーWiFiは利用しないほうがいいです。通信内容が暗号化されないケースが多く、検索結果やサイトに入力した内容が筒抜けになるリスクがあります。
フリーWiFiを使うのは最小限にしましょう。また、クレジットカードの番号など重要な個人情報は極力入力しないでください。
ほかの通信方法は、第三者に情報漏えいする可能性は低く安全です。ただし、レンタルWiFiは端末にIDとパスワードが書いてあるので、悪用されないように隠しておきましょう。
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中国で電話したい場合の対処法
- ・ネット回線を使う電話サービスを利用する
- ・海外ローミングで普段の電話番号を使う
- ・電話番号付きのeSIMやSIMカードを購入する
LINEやSkypeなどのネット回線を使う電話サービスを利用する
中国旅行中も友人や家族と連絡を取りたいなら、ネット回線を使う音声通話サービスを活用しましょう。代表例はLINEやSkypeなどです。
ネット環境さえあればどこでも使えて、料金も無料です。ただし、データ容量は消費します。LINE通話の場合、10分間で3MB使います。
固定電話に掛けたい人はIP電話アプリを用意しておくのもおすすめです。国内通話とほとんど同じ料金で使えるので、気になる人はぜひ調べてみましょう。
データ通信専用でも使える通話サービス
- ・LINE
- ・Skype
- ・カカオトーク
- ・Face Time
- ・Zoom
- ・Google Meet
- ・IP電話アプリ
海外ローミングで普段の電話番号を使う
海外ローミングなら、普段の電話番号がそのまま使えます。ただし、普段より高額な通話料金が掛かるので、長時間の利用はおすすめしないです。
また、携帯キャリアによってはオプション加入が必要なケースもあるので、電話を掛けたい人は事前に確認しておきましょう。
発信方法は、電話番号の前に「+86」を付けるだけです。+マークは電話用キーパッドで「0」か「*」を長押しすれば表示されます。
中国滞在中に掛かる通話料金の例
発信(円/分) | 着信(円/分) | ||
---|---|---|---|
中国→中国 | 中国→日本 | ||
ドコモ | 75円 | 175円 | 145円 |
au | 70円 | ||
ソフトバンク | 195円 | 165円 |
通話料金はどこの国に電話を掛けるかによって変わります。
中国滞在中にドコモスマホで中国内の携帯や固定電話に掛けた場合、1分間で75円の料金が請求されます。
一方、中国から日本に掛けた場合は1分あたり175円が発生します。キャリアごとに料金は変わるので、気になる人はチェックしてください。
電話番号付きのeSIMやSIMカードを購入する
現地の電話番号が付いたeSIM・SIMカードを購入する方法もあります。飲食店やホテルへの連絡に利用可能です。
ただし、現地の電話番号が付いているSIMだと、検閲の対象になる可能性があります。別途VPNアプリの契約が必要です。
中国旅行に電話番号は必須ではないので、理由が無ければ電話番号付きの商品でなくても問題ないです。
中国でスマホを使う方法に関するよくある質問
中国国内でのスマホ回線の通信速度はどれくらい?
A.
世界中のインターネット速度を集計している「Speedtest」によると中国のスマホ回線の速度は平均122.79Mbpsです。
日本の速度が46.56Mbpsなので、約3倍の速さです。eSIMは現地のモバイル回線を使って通信するので、快適にネットが使える可能性が高いです。
中国の3大通信キャリアはどこ?
A.
- ・中国移動通信(チャイナモバイル)
- ・中国聯合通信(チャイナユニコム)
- ・中国電信(チャイナテレコム)
中国の3大通信キャリアは中国移動通信・中国聯合通信・中国電信です。
サービス内容はどのキャリアも大きな差はありません。ただし、会社ごとに拠点にしている地域が違います。
中国聯合通信は中国の北部、中国電信は南部と西部地方を中心にサービス提供しています。中国移動は基地局の数が国内最多で、幅広い地域で利用可能です。
日本の携帯は中国でも問題なく使える?
A.
自分のスマホが中国の周波数帯(バンド)に対応していれば使えます。
周波数帯とはネット通信に使う電波を分類したもので、キャリアごとに違う帯域が割り当てられています。スマホが周波数に対応していないと、電波がキャッチできません。
日本と中国の周波数帯は似ているので、ほとんどの場合は気にしなくても大丈夫です。ただし、アメリカなど他国で購入したスマホだと使えない可能性があります。
eSIMやSIMカードを使うときの注意点は?
A.
eSIMやSIMカードを使うときは、SIMロックの解除が必要です。制限されていた場合は、各通信会社に問い合わせて解除してください。
また、中国用SIMの利用中は日本で普段使っている回線の「データローミング」はオフにしておきましょう。オンにしていると、携帯会社の海外ローミング利用料が発生します。
海外ローミングを使うときに気をつける点は?
A.
海外ローミングを使うときは各携帯会社が用意している定額プランにあらかじめ加入しましょう。
申し込みをしないと従量課金制のプランになり、高額な利用料金を請求されます。
中国で使えるおすすめのSIMカードは?
A.
中国でSIMカードを使うなら、楽天市場やamazonで販売している「中国/マカオ データ通信SIMカード」がおすすめです。
LINEなどの中国で制限されているSNSアプリも問題なく使えます。8日間で7GBまで利用できて超過したあとも512kbpsで通信可能です。
おすすめの海外用WiFiレンタルはどれ?
出張などで長期滞在するときにおすすめの通信方法は?
A.
出張などで長期滞在をするなら、現地のキャリアを利用するのがおすすめです。入国直後はほかのネットサービスを使って、落ち着いた頃に契約しましょう。
おすすめはeSIMの「Holafly」です。当サイト限定クーポンを使うと30日間無制限で使えるプランが7,980円という低価格で購入できます。
中国旅行でスマホを使うならeSIMがおすすめ【まとめ】
中国旅行でスマホを使う4つの方法
- ・中国用のeSIMやSIMカードを使う
- ・モバイルWiFiをレンタルする
- ・海外ローミングを利用する
- ・中国現地のフリーWiFiに接続
中国旅行でスマホや携帯電話を使う方法はおもに4つあります。なかでも中国用のeSIMを使うのが一番おすすめです。
ネット環境さえあればどこでも購入できて、最短5分で利用開始できます。スマホ1台で中国現地のモバイル回線に接続できるので、荷物も少なくできます。
料金もほかの通信方法より安く、中国政府のネット検閲も回避可能です。中国でスマホを使う手段を迷っているならeSIMにしましょう!
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