NordVPNの評判・口コミを徹底解説！おすすめな人や危険性についても紹介

NordVPNはリトアニアのサイバーセキュリティ企業「Nord Security」が開発したVPNです。利用者数は1,500万人超えで世界中で人気が高いです。

しかし「実際の評判や口コミは？」「危険性は本当にないの？」と疑問に感じている人も多いと思います。

そこでこの記事では、NordVPNの口コミ、おすすめな人の特徴について解説していきます！契約に迷っている人はぜひ参考にしてください。

NordVPNとは

月額料金	1ヶ月プラン:2,070円/月～ 1年プラン:730円/月～ 2年プラン:570円/月～
対応環境	Windows Mac Linux iOS Android Edge Google Chrome FireFox 他多数
同時接続数	10台
ノーログポリシー	あり
サーバー	111ヶ国6,700台以上
支払い方法	VISA Mastercard AMEX DISCOVER JCB ApplePay PayPay Paypal Google Pay Bitcoin イーサリアム リップル
運営会社	Nord Security
申し込み窓口	▶公式サイト

NordVPNはパナマに拠点がある大手のVPNサービスです。通信品質・セキュリティレベルの高さが特徴で日本でも多くの人が利用しています。

世界111ヶ国に6,700台以上のサーバーを保有していて、対応地域数は業界トップクラスです。

また、セキュリティレベルが高く、デバイスに悪質な動作を促すマルウェアの対策にも力を入れています。知名度が高く安全なサービスを使いたい人におすすめです。

NordVPNの悪い評判や口コミ

中国では利用できないケースが多い

中国ではNordVPNが使えない事例が多いです。ネット検閲を回避する手段でVPNサービスが有効ですが、NordVPNは既に対策されています。

高度な技術を使いVPNトラフィックを検出して、ブロックしているのでNordVPNに限らず多くのVPNサービスが規制の対象になっています。

中国でGoogleやYouTubeを見たい場合は「VyprVPN」がおすすめです。検閲を避けられる独自技術の「カメレオンプロトコル」を搭載していて、中国でもストレスなくネットを楽しめます。

一部のコンテンツと相性が悪い

NordVPNは一部のコンテンツと相性が悪いです。具体的には「AbemaTVがうまく接続できない」という声がありました。

動画配信サービスは、特定の地域内でのみ視聴可能にするための地域制限技術を使っています。VPNなら地域外からも接続できますが、知名度の高いサービスは対策されている場合が多いです。

見たいコンテンツが決まっている場合は、公式サイトに利用可能と記載されているVPNを契約してください。例えば「MillenVPN」はAbemaTVが視聴可能と自社サイトで明言しています。

解約と返金手続きに時間がかかる

解約と返金手続きに関するネガティブな口コミがありました。NordVPNは30日間の返金保証期間がありますが、適用するには解約だけでなく、返金手続きも必要です。

GooglePlayやAppStoreでサブスクリプションの解約をした後、サポートにチャットかメールで返金希望の旨を伝えます。

メールだと1日1通しか、返信されないケースが多いので、チャットで返金手続きを実施しましょう。VPNサービスはやり取りに時間がかかる場合が多いので、早めに連絡するのがおすすめです。

自動更新後の料金が高い

NordVPNは自動更新されると、月額料金が高くなります。更新後の値上げに不満を抱くユーザーが多いです。

セールの割引価格で契約しているケースが多く、契約更新後は割引が適用されないので利用料が高くなります。

契約するときは、更新日をカレンダーにメモするか、自動更新をオフに設定しておきましょう。

NordVPNの良い評判や口コミ

通信速度が速い

NordVPNの通信速度に関してポジティブな口コミがありました。NordVPNはほかのVPNに比べて速度が速いです。

独立系のサイバーセキュリティ機関「AV-Test」の調査では、アップロードとダウンロードともに1,000Mbpsを超えています。

とくにアジアやアメリカのサーバーに繋いだ時が速いので、2つのエリアの限定コンテンツを見たい人は、NordVPNを申し込みましょう。

広告ブロック機能が便利

NordVPNはWeb広告ブロック機能が付いていて、ユーザーからの評価が高いです。無駄な広告が表示されなくなるので、Webサイトが見やすくなります。

また、画像を読み込む必要がなくなるので、クリックしてからの表示速度も速いです。

ただし、NetflixやYouTubeの広告はブロックできません。動画配信サービスの広告をスキップしたいなら、有料プランを契約しましょう。

アプリが使いやすい

「ほかのVPNに比べてアプリが使いやすい」という口コミが書かれていました。NordVPNのアプリは直感的で分かりやすいデザインなので初心者でも簡単に扱えます。

サーバーを選択する際に地図が表示されるので、どのエリアに接続しているか一目で分かります。難しい設定をする必要がなくワンタップでアクセスできるので便利です。

日本語に対応しているので、英語が苦手な人やVPNの利用に慣れていない場合に向いています。

サポートの対応が丁寧

NordVPNのサポートは丁寧で対応が早いです。メールは返答に時間がかかりますが、チャットで問い合わせればすぐに返信してくれます。

チャットを開くと最初は英語での会話が始まりますが「Japanese」と入力すれば日本語に切り替わります。緊急の場合は「ライブチャットで質問」と送信してください。有人対応になります。

また、24時間365日問い合わせを受け付けているので、曜日や時間を気にする必要がないです。サポート体制を重視する人はNordVPNを選びましょう。

NordVPNを使うメリット

①サーバーの設置台数が多い

	サーバーの設置台数
NordVPN	6,700台以上
Surfshark	3,200台以上
ExpressVPN	3,000台以上
MillenVPN	1,300台以上
VyprVPN	700台以上

NordVPNは他社のサービスよりサーバーの設置台数が多いです。1,000～3000台のVPNが多いですが、NordVPNは倍以上設置されています。

台数が多いとアクセスが特定のサーバーに集中せず、快適にネットが使えます。また、接続するサーバーの選択肢が豊富なので、マイナーな国のコンテンツを見たい人にもおすすめです。

安定したネット環境を整えたい場合やサーバーが設置されている国が多いほうが良い人に向いています。

②選べるプランが多い

	1ヶ月	1年	2年
ベーシック	2,070円	730円	570円
プラス	2,230円	870円	720円
コンプリート	2,390円	1,030円	880円

NordVPNは選べるプランが多く、3種類からそれぞれ1ヶ月・1年・2年と利用期間を選べます。期間が長いほど月額料金が安いです。

3種類の中で一番人気なのは、プラスプランです。デバイスに不具合を起こすマルウェアやサイトに表示される広告をブロックする機能が備わっています。ベーシックプランにはないです。

また、1TBのクラウドストレージが付いているコンプリートプランは、大容量のデータを扱うユーザーにおすすめです。迷った場合は、プラスプランを選びましょう。

③ノーログポリシーを謳っている

NordVPNはあなたのオンライン活動のログを保持しません。保存しているデータ自体もないため、確認する情報も、第三者と共有できる情報もありません。

引用：NordVPN

NordVPNはノーログポリシーを謳っているので自分の活動履歴やIPアドレスが第三者に知られる心配がないです。

ノーログポリシーとは、VPNを提供している会社がユーザーの閲覧履歴や通信履歴を記録しないという方針のことです。

NordVPNは独立監査法人から定期的に監査を受けていて、本当にノーログであることを証明しています。プライバシーを保護したい人にぴったりのサービスです。

④セキュリティレベルが高い

NordVPNはセキュリティレベルが高いです。具体的には、デバイスとサーバーの接続時の通信を「AES-256」という技術で暗号化しています。AES-256は未だに破られた事例がないです。

また、通常のブラウザではアクセスできない「ダークウェブ」に自分の個人情報が漏れていないか、監視するダークウェブモニタリングも付いています。

機密情報を扱う人はNordVPNの申し込みがおすすめです。

⑤24時間365日サポートが受けられる

	問い合わせ方法
NordVPN	チャット/メール：24時間
Surfshark	チャット：24時間
ExpressVPN	チャット：24時間
MillenVPN	メール：10:00～18:00(平日のみ)
VyprVPN	チャット：24時間

NordVPNは24時間365日サポートが受けられます。問い合わせ方法はチャットとメールの2種類です。

他社の中には受付時間帯が短かったり、日本語に対応していないサービスもあります。

トラブルが心配な人や初めてVPNを契約する場合は、NordVPNがおすすめです。

NordVPNを使うデメリット

①料金は他社のほうが安い

	2年プラン	1年プラン	1ヶ月プラン
NordVPN	570円/月～	730円/月～	2,070円/月～
PIA	–	363円/月	1,304円/月
Cyber Ghost	320円/月	–	1,790円/月
Surfshark	288円/月～	428円/月～	2,238円/月～
MillenVPN	360円/月	540円/月	1,180円/月

NordVPNより他社サービスのほうが安く申し込めます。例えば「PIA」の1年プランを契約する場合、費用はNordVPNの半分以下です。

1ヶ月プランもほかのVPNサービスだと1,000円台が多いですが、NordVPNは月に2,070円の費用が掛かります。

料金の安さを重要視する人は、別のVPNを契約しましょう。

②7日間の無料トライアルはAndroidユーザー限定

NordVPNはAndroid向けに7日間の無料トライアルを提供しています。

引用：NordVPN

NordVPNはAndroidユーザー限定で7日間の無料トライアルを提供しています。iPhoneユーザーは利用できません。

iPhoneユーザーでお試し利用したい人は、30日間の返金保証制度を利用しましょう。ただし、解約と返金手続きが必要なので手間がかかります。

また、無料トライアルの期間が長いVPNを使いたいなら「セカイVPN」を申し込みましょう。最大2ヶ月無料体験ができます。

③PC版アプリが使いにくい

PC版アプリが使いにくいこともNordVPNのデメリットです。サーバーを検索するときに日本語で入力しても検索結果が表示されません。

英語で国名を入力する必要があるので、慣れていない人は少し面倒です。また、設定の項目が少し複雑なので、理由がなければスマホやタブレット版のアプリをインストールしましょう。

NordVPNがおすすめな人の特徴

①多少料金が高くても大手のサービスを利用したい人

多少料金が高くても知名度の高いサービスを利用したい人はNordVPNがおすすめです。

1ヶ月プランは890～280円、1年プランだと360～190円月額料が他社より高いですが、セキュリティレベルが高く安全にネットが使えます。信頼性が高く利用者が最も多いVPNの一つです。

VPN選びで失敗したくない人は、NordVPNを契約しておけば間違いありません。

②アメリカやマイナーな国のサーバーに接続したい人

NordVPNはアメリカやマイナーな国のサーバーに接続したい人にもおすすめです。

アメリカはどの国よりもサーバーの設置台数が多く、17都市に1,970台あります。台数が多いと、障害が発生しても、簡単に他のサーバーに切り替えて利用を継続できます。

また、世界111ヶ国にサーバーが設置されているので、南米やアフリカなどのマイナーなコンテンツを見たい人にもぴったりのサービスです。

③重要なデータを扱う人

NordVPNは重要なデータを扱う人に適したVPNサービスです。ノーログポリシーを掲げていて、やり取りに使ったデータ内容などが記録されないので、情報漏洩のリスクがありません。

さらに通信が「AES-256」という方式で暗号化されています。AES-256は、世界中の政府機関やセキュリティ専門家が採用するほどの高いセキュリティ水準なので安心です。

データプライバシーとセキュリティを最優先に考える人はNordVPNを申し込みましょう。

NordVPNに危険性はない

①ダークウェブモニタリングで情報漏洩を監視

NordVPNは多様なセキュリティ機能があるので危険性はないです。例を挙げると、ダークウェブに自分の情報が流出するとアラートで知らせてくれる「ダークウェブモニタリング」があります。

登録したアドレスに関する情報漏洩が検知された際には、すぐにパスワードの変更をしましょう。アカウント乗っ取りによる不正利用を未然に防げます。

有効にするには、アプリの画面左にある二重丸アイコンをタップして「ダークウェブモニタリング」をオンにするだけです。

②脅威対策機能でマルウェアから保護

プラスプランとコンプリートプランには「脅威対策Pro」と呼ばれるウイルス対策機能が付いています。

フィッシングサイトや詐欺サイトにアクセスしたときにアラート通知が届くので、未然にウイルス感染を防ぐことが可能です。

また、不正ファイルのダウンロードを自動でブロックしてくれるので、デバイスをクリーンな状態に保てます。重要情報を扱う人にぴったりの機能です。

③多要素認証機能で不正ログインを防止

NordVPNは多要素認証機能で不正ログインを防止できます。多要素認証とは、通常のログインのほかにワンタイムパスワードなど一時的に使えるコードを入力して認証する仕組みです。

認証機能をオンにすれば、アカウント乗っ取りによるなりすましなどの被害を回避できます。

Nordアカウントの「アカウント設定」→「多要素認証」から簡単に設定できるので、セキュリティを強化したい人はぜひ活用しましょう。

NordVPNのキャンペーン情報

開催時期	キャンペーン名	内容
1月	新春セール	72%OFF＋4ヶ月延長
2/3月	設立記念セール	72%OFF＋4ヶ月延長
4月	イースター祭	70%OFF＋4ヶ月延長
6/7月	Sailyコラボ キャンペーン	76%OFF＋4ヶ月延長
8/9月	割引＆延長 キャンペーン	75%OFF＋4ヶ月延長
11月	ブラックフライデー	74%OFF＋4ヶ月延長
12月	クリスマス キャンペーン	71%OFF＋4ヶ月延長

※表は2023年12月～2024年11月のキャンペーン情報です。

NordVPNはほぼ毎月、キャンペーンを実施しています。最もお得なのは6・7月のSailyコラボキャンペーンです。

2024年度では、2年契約だと最大76%割引されて、4ヶ月の延長期間が付いていました。次にお得だったのは、8・9月に開催されていたキャンペーンでした。

ただし、キャンペーン内容は、年度によって変わる可能性があります。詳しく知りたい人は、NordVPNの公式SNSをフォローしましょう。

NordVPNの申し込み手順

• STEP1

  公式サイトかアプリを開く

  

  始めに公式サイトやアプリからNordVPNを開きましょう。動画配信サービスを見る人はスマホ版アプリから契約するのがおすすめです。

  PC版アプリよりセットアップが簡単で、初心者でも分かりやすい画面設計になっています。

• STEP2

  アカウントを作成する

  

  次にNordVPNのアカウント登録をします。アプリを開くと「アカウントを作成する」の画面が表示されるので、メールアドレスを入力してください。

  ちなみにGoogleのアカウントもしくは、Appleアカウントでもサインインできます。

• STEP3

  プランを選択する

  

  アカウントを作成した後プロフィール画面に戻り画面上部の「今すぐ加入する」をタップしてください。

  購入画面に遷移するので、自分の好きなプランを選びましょう。

• STEP4

  支払い方法を選択する

  

  プランを選択したら支払い方法を選んでください。ApplePay・GooglePay・PayPay・クレジットカード・PayPalなどがあります。

  決済してNordVPNのホーム画面に戻ると、地図上から好きなサーバーに接続できるようになります。

NordVPNが接続できないときの対処法

①一時的にVPNをオフにする

VPNで視聴したいコンテンツに接続できない場合は、一時的にVPNをオフにしてください。

スマホやタブレットは設定アプリから切り替え可能です。オフにしたあと、再度VPNに繋ぎ直すと、改善される場合があります。

②プロトコルを変更する

VPNをオフにしても改善しないときはプロトコルを変更してみましょう。プロトコルとは、ネットワーク機器が通信する際に使用する規約や手順のことです。

NordVPNでは、デフォルトで設定されている「OpenVPN」とスマホでの接続が安定している「IKEv2/IPSec」、セキュリティレベルが高い「NordLynx」があります。

プロトコルは設定画面から簡単に切り替え可能です。変更後にもう一度サーバーに接続してみましょう。

③接続先のサーバーをチェックする

VPNを一時的にオフに切り替えたり、プロトコルを変更しても接続できない場合はサーバーをチェックしましょう。

例えば、韓国版Netflixを契約しているのに、接続しているVPNサーバーがほかの国だとアクセスできません。

VPNのアプリを起動して確かめてみてください。

④ファイアウォールの設定を確認する

ファイアウォールがVPN経由のアクセスをブロックしていないか確認しましょう。

利用しているルーターやUTMにファイアウォール機能が付いているとうまく接続できません。

また、PC版のNordVPNを使っている人は「Windows Defender ファイアウォール」がブロックしている可能性もあります。PCのコントロールパネルから設定を解除してください。

NordVPNに関するよくある質問

通信品質や安全性を重視するならNordVPNがおすすめ【まとめ】

通信品質や安全性を重視するならNordVPNがおすすめです。サーバーの設置台数が多いので、ほかのサービスより通信が安定します。

また、選べるプランが多いので、自分の都合に合わせられて便利です。ノーログポリシーを謳っているため、情報漏洩の危険性もありません。

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