中国で使えるVPNおすすめ10選！ 無料で使える？違法性や規制強化についても解説【2024年最新】

中国には厳しいインターネット規制があり、日本で利用者が多いサイトやアプリがほとんど使えません。しかし、VPNを使えばアクセス可能です。

しかし、すべてのVPNが中国で使えるわけではなく「どのサービスを選べばいいの？」と悩んでいる人もいると思います。

そこで、この記事では中国滞在中におすすめのVPN10選を紹介しています。選ぶポイントや違法性についても紹介しているので、日本と同じようにネットを使いたい人は参考にしてください。

中国で使えるおすすめのVPN10選

※1USドル=150円で計算

1位 ExpressVPN｜中国でも快適に使える人気のVPNサービス

運営会社	Express VPN
利用料金	1ヶ月プラン：1,942円/月 6ヶ月プラン：1,498円/月 1年プラン：1,000円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	8台
サーバー台数	105ヶ所3,000台以上
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	チャット：24時間 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶Express VPN公式サイト

ExpressVPNは、中国で快適なネット環境を整えたい人におすすめのサービスです。

3,000以上のサーバーを保有しているため、接続に安定感があり高速通信が可能です。通常、VPNを使うと通信速度が遅くなる傾向があります。

また、日本語で24時間チャットサポートが受けられます。30日間の返金保証もあるので、迷ったらExpressVPNを選びましょう。

Express VPNの公式サイトはこちら

Express VPNを中国で使った人の口コミ

最近の口コミを調べてみると中国で使えない・繋がりにくいという声がありました。ネット規制は年々強くなっており、大手の有名なサービスほどブロックされる可能性が高いです。

ただし、30日間の返金保証があるので、万が一使えなくても代金を全額返金してもらえます。実際に返金申請をしている人もいました。

2位 MillienVPN｜買い切り型プランで短期旅行でも無駄がない

運営会社	アズポケット株式会社
利用料金	7日プラン：580円 15日プラン：980円 30日プラン：1,580円 1年プラン：540円/月～ 2年プラン：396円/月～
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	10台
サーバー台数	72ヶ所1,300台以上
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	メール：平日10:00～18:00 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶MillenVPN公式サイト

MillenVPNは日本企業のアズポケット株式会社が提供しているサービスです。日本人による丁寧なサポートを受けられます。

最大の特徴は買い切り型プランを取り扱っている点です。7日間580円から利用できるので、短期間旅行する人に向いています。

また、1つのプランで端末を最大10台まで保護できるのも魅力です。料金の安さを重視する人はぜひ検討してください。

3位 Nord VPN｜6600台のサーバーを保有する大手VPNサービス

運営会社 (日本法人)	株式会社Nord SecurityJP
利用料金	1ヶ月プラン：2,070円/月～ 1年プラン：730円/月～ 2年プラン：570円/月～
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	10台
サーバー台数	111ヶ所6600台以上
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	チャット：24時間 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶Nord VPN公式サイト

NordVPNは業界トップクラスのサーバー数を誇るVPNサービスです。大手の信頼できる製品を使いたい人に向いています。

サポートも日本語で24時間受け付けており、チャットでいつでも相談できます。他社はメールでしか問い合わせできないケースも多いです。

ただし、SNS上で「中国で使えなかった」という口コミも見つかりました。不安な人は30日間の返金保証を利用しましょう。

Nord VPNを中国で使った人の口コミ

「Nord VPNは中国でまったく使えない」「登録したけど画面がずっと表示されなかった」という口コミがありました。

実際に公式サイトの「よくある質問」ページでは「現在、中国の地域で接続に関するいくつかの問題が発生しています」と記載されており、現在修正対応中です。

改善されるまでには時間がかかる可能性があるので、契約前に直近の口コミを調べておくのをおすすめします。

4位 Surfshark｜業界トップクラスの安さで使えるVPN

運営会社	Surfshark B.V.
利用料金	1ヶ月：2,238円/月～ 1年プラン：428円/月～ 2年プラン：288円/月～
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	無制限
サーバー台数	100ヶ所3,200台以上
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	チャット：24時間(日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶Surfshark公式サイト
関連記事	▶Surfsharkの評判口コミ

Surfsharkは業界でもトップクラスに料金が安いです。2年プランなら月額288円から利用できます。

安価ですが、暗号方式は最も安全性が高い「AES-256」を採用しており、セキュリティ対策も高水準です。サポートも日本語に対応しています。

また、接続できる端末の台数が無制限です。スマホ以外にパソコンやタブレットも保護したい人に向いています。

Surfsharkを中国で使った人の口コミ

「遅さをほぼ感じなかった」「他国のサーバーにもすぐ切り替えられて便利」という口コミが見つかりました。

一方で、スムーズに返金対応を受けられなかったという声もあります。解約手順が多いので、使えなかったときはすぐに申請をしましょう。

5位 かべネコVPN｜使わなかった日は料金の繰り越しができる

運営会社	株式会社エフネット
利用料金	2週間プラン：0円 1ヶ月プラン：880円 3ヶ月プラン：780円/月 6ヶ月プラン：580円/月 1年プラン：480円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	なし(日本の法律に準拠)
接続可能台数	4台
サーバー台数	–
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	Webフォーム：順次返信 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：なし 無料体験期間：14日間
申し込み窓口	かべネコVPN公式サイト

かべネコVPNは日本の株式会社エネフィットが運営しているサービスです。料金が他社より安く、1ヶ月880円から利用できます。

使わなかった・使えなかった日は翌日以降に繰り越しができるのが特徴です。帰国中など一定期間VPNを使わない人に向いています。

はじめての人は2週間のお試しプランが利用できます。無料で使えるので、気になる人はぜひ申し込んでみましょう！

かべネコVPNの公式サイトはこちら

かべネコVPNを中国で使った人の口コミ

かべネコVPNの公式サイトでは、実際のユーザーが投稿したレビューを確認できます。

「日本と同じくらいスムーズに使用できた」「YouTubeもサクサク動く」という口コミがありました。中国各所で問題なく利用可能です。

また、かべネコVPNは中国政府から規制を受けてもすぐに対応してくれます。公式Xでは定期的にサーバー生存率をアナウンスをしており、最新情報が分かりやすいです。

6位 セカイVPN｜最大2ヶ月無料で体験できるVPN

運営会社	株式会社インターリンク
利用料金	1ヶ月プラン：1,100円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	なし
接続可能台数	3台
サーバー台数	10ヶ所(台数不明)
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	Webフォーム：順次返信 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：なし 無料体験期間：最大2ヶ月間
申し込み窓口	▶セカイVPN公式サイト

セカイVPNは株式会社インターリンクが提供するサービスです。1ヶ月あたり1,100円で利用できます。

最大の魅力として無料体験期間が最大2ヶ月間あります。サービスをじっくりと吟味したい人にぴったりです。

ただし、1ヶ月プランしか取り扱っていません。長期間使っても割引がないので、利用期間が半年未満の人に向いています。

セカイVPNを中国で使った人の口コミ

セカイVPNの口コミを探したところ「半年以上問題なく使えてる」という声がありました。

プラン契約が1ヶ月単位なのでほかのVPNサービスのサブとして利用している人が多いです。

7位 スイカVPN｜日本語サポートを受けたい人におすすめのVPN

運営会社	株式会社MAJ Tech
利用料金	1ヶ月プラン：1,097円/月 3ヶ月プラン：1,048円/月 6ヶ月プラン：988円/月 1年プラン：938円/月 2年プラン：878円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	なし (日本の法律に準拠)
接続可能台数	–
サーバー台数	45ヶ所50台
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	チャット：平日10:00～18:00 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶スイカVPN公式サイト

スイカVPNは株式会社MAJ Techが運営しているVPNです。他社には少ない3ヶ月や6ヶ月のプランも取り扱っています。

国内企業が提供しており、日本語でサポートを受けたい人におすすめのサービスです。設定方法も分かりやすく、公式サイトには動画での解説もあります。

また、紹介キャンペーンも実施しており、条件を満たせば紹介者と友人に1ヶ月の無料ボーナスが付与されます。

スイカVPNの公式サイトはこちら

スイカVPNを中国で使った人の口コミ

「中国で性能を試してみたが良かった」という口コミがありました。

また、1ヶ月プランが1,000円程度と比較的安いので、SNS上でおすすめしている人も多いです。

8位 UCSS｜中国でも高速回線を使いたい人におすすめ

運営会社	アズポケット株式会社
利用料金	1ヶ月プラン：4,350円 3ヶ月プラン：5,400円 12ヶ月プラン：16,200円
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	3台
サーバー台数	–
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	Webフォーム：順次返信 (日本語対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：あり(日数制限なし) 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶UCSS公式サイト

UCSSは中国のインターネット検閲回避に特化したサービスです。

通信速度が速いのが特徴で、オンラインゲームも快適にプレイできます。SNSでは「一度UCSSの速度を体験すると、ほかのVPNに戻れない」という口コミも多いです。

ただし、他社に比べて利用料金が高額です。ストレスのないネット環境を実現したい人に向いています。

UCSSを中国で使った人の口コミ

UCSSは通信速度が速く快適という口コミが多いです。「お金払う価値があるし、信頼感もすごい」という声もありました。

ただし、使いすぎると制限がかかる点に不満を感じている人もいます。UCSSは月間のデータ量上限が決まっていて、制限解除には容量のアップグレードが必要です。

9位 VyprVPN｜セキュリティレベルが高いVPNサービス

運営会社	Golden Frog
利用料金	1ヶ月プラン：1,500円/月 1年プラン：750円/月 2年プラン：450円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	10台
サーバー台数	70ヶ所700台以上
対応OS	Windows / macOS / iOS / Android / Linux
サポート体制	チャット：24時間 (日本語非対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：30日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶VyrpVPN公式サイト

VyprVPNはスイスに拠点をおくGolden Frogが運営しているVPNです。

セキュリティレベルがとても高いのが特徴です。700台以上あるサーバーはすべて自社で保有していて、関係者以外はユーザーの個人情報にアクセスできません。

ただし、公式サイトやサポートが日本語に対応していないです。英語に不慣れな人は翻訳機を通して契約・設定する必要があります。

VyprVPNを中国で使った人の口コミ

VyprVPNに関する直近の口コミは見つかりませんでした。

今後集まり次第、追加していきます。

10位 12VPX｜中国での検閲回避に定評があるVPN

運営会社	Wanwire LLC
利用料金	1ヶ月プラン：3,748円 6ヶ月プラン：1,999円/月 12ヶ月プラン：1,750円/月
暗号化方式	AES-256
ノーログポリシー	あり
接続可能台数	最大6台
サーバー台数	不明
対応OS	Windows/macOS/iOS/Android
サポート体制	メール：順次返信(日本語非対応)
返金保証/ 無料体験期間	返金保証：14日間 無料体験期間：なし
申し込み窓口	▶12VPX公式サイト

12VPXはアメリカに拠点をおくWanwireが提供するVPNです。

インターネット規制に対する対応が迅速で中国でも快適に繋がるVPNとして知名度があります。

ただしサポートが日本語に非対応です。また、返金保証が14日間と他社より短いので、VPNの利用に慣れている人に向いています。

12VPXを中国で使った人の口コミ

12VPXに関する評判を調べました。「初期設定が楽で、接続が安定している」という口コミがあります。

一方「サーバーリストがよく変わる」という声もありました。今まで繋いでいたサーバーが使えなくなるケースがあるので、定期的に再設定が必要です。

中国で使うVPNを選ぶときのポイント6選

①セキュリティ性が高い信頼できるサービスか

VPNを使うときはセキュリティ性が高い信頼できるサービスを選びましょう。

質の悪いVPNを選ぶと、通信内容が暗号化されません。ネットの利用履歴や書き込み内容を、第三者から盗み見られる可能性があります。

安心して使いたいなら「AES-256」搭載の製品がおすすめです。世界各国で利用されている最先端の暗号化プロトコルで、強固なセキュリティで守られます。

②通信速度が速く接続が安定しているか

快適にネットを使いたいなら、通信速度の速さと接続の安定性も重視しましょう。

VPNは海外サーバーを経由してネットにアクセスするので、通信距離が長く速度が遅くなるというデメリットがあります。少しでも性能が優れたサービスを選んだほうがいいです。

おすすめは保有しているサーバー数が多いVPNサービスです。1台あたりのサーバーにかかる負荷が少なくなるので、速度が低下しません。

③使いたいサイト・アプリに対応しているか

中国に対応したVPNでも、一部のサイトやアプリは使えない可能性があります。サイト側がVPNサーバーをブロックしている場合です。

どうしても使いたいサービスある人は、各VPNの対応状況をサイトや口コミからチェックしましょう。

④日本語のサポートがあるか

中国でVPNを使うならサポートが日本語に対応しているか確認しておきましょう。VPNは専門的な用語も多いので、外国語だとスムーズにトラブルを解決できない可能性が高いです。

また、はじめて使う人は24時間いつでも相談できるVPNもおすすめです。現地で使えなかった場合や設定に手間取ったときも、時差を気にせずに問い合わせできます。

⑤返金保証が用意されているか

VPNが実際に使えるか不安な人は、返金保証制度があるサービスを選ぶのがおすすめです。

中国のインターネット規制は年々厳しくなっており、ある日突然サービスが使えなくなる可能性があります。

返金保証があれば全額戻ってくるので、万が一ネットに接続できなくても金銭的な損をしません。

⑥ノーログポリシーと記載されているか

VPNを選ぶときはノーログポリシーと記載されているかに注目しましょう。公式サイトを確認してください。

ノーログポリシーとは、企業がユーザーの閲覧履歴やIPアドレスを収集・保存しないという方針のことです。

ユーザーのプライバシーを守るために欠かせない規約で、ノーログポリシーの記載がないサービスは情報漏えいのリスクが高いです。

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中国滞在中にVPNが必要な理由

VPN接続の仕組みと機能

VPN(Virtual Private Network)とは、インターネットに専用通信網を作って通信する仕組みのことです。公共道路に自分だけが通れるトンネルを置いているようなイメージで例えられます。

トンネル内で通信した内容は外部からは閲覧できません。不正アクセスを遮断するセキュリティ対策として利用されています。

副次的な用途として、通信サーバーを別の国や地域に設定できます。この機能を利用することで、中国にいても他国のサーバーからアクセスしているように見せられます。

VPNを使えば中国からアクセスできないサイトが閲覧できる

中国では一部サイトへのアクセスが規制されています。日本でも利用者が多いGoogleやLINEなども対象です。

しかしVPNを使えば日本のサーバーを経由して通信ができるため、規制の影響を受けません。日本と同じようにネットが利用できます。

アクセス制限はグレートファイアウォール(金盾)というネット検閲の影響

アクセス制限されているのは、政府が実施しているグレートファイアウォール(金盾)というネット検閲の影響です。香港やマカオなどの特別自治区を除く、中国全土が対象になっています。

検閲の最大の理由は、国民の情報統制です。政府に不利益な情報を流すサイトやWeb上の批判的な発言をブロックしています。

また、国内IT産業の育成も目的の1つです。GoogleやFacebookなどの海外企業が提供するサイトを排除している分、中国独自のWebサービスが発展しています。

中国で使えないアプリやWebサイト

	中国で使えないWebサービス(例)
検索エンジン	・Google検索 ・Yahoo!検索
SNS	・LINE ・Instagram ・X(旧Twitter) ・Facebook ・BeReal
動画サイト	・YouTube ・ニコニコ動画 ・中国国外のVODサービス (NetflixやU-NEXTなど)
通販サイト	・Amazon ・楽天市場 ・Yahooショッピング ・メルカリ
その他	・Gmail ・Google翻訳 ・Google Meet ・Googleマップ ・Googleドライブ ・Wikipedia ・Pixiv ・BBC ・ロイター ・NYタイムズ

InstagramやYouTubeなどの日本人利用者が多いサービスが、中国では使えません。

とくにGoogleはメールやマップなどの関連サービスもすべて利用不可です。以前は中国でもサービス展開していましたが、規制強化やサーバー攻撃の影響で2010年に撤退しました。

上記のサービスがないと困る人は、VPNを契約するか中国で普及している代替サービスを利用しましょう。

中国で普及している代替アプリやサービス

	代替アプリ・サービス
Google検索 Yahoo検索	百度(Baidu)
LINE	微信(WeChat)
Instagram	小紅書(RED)
X(旧Twitter)	微博(Weibo)
YouTube ニコニコ動画	bilibili動画
Googleマップ	百度地図 高徳地図
Google翻訳	百度翻訳

中国で利用されているおもなWebサイト・アプリをまとめました。

VPNを使う場合も地図アプリの百度地図・高徳地図はインストールしておくのがおすすめです。

中国は外国へ地理情報データを持ち出すのを厳しく制限しています。他国製の地図アプリでは詳細な地形が分からない可能性が高いです。

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中国でVPNを使うのは違法行為なのか徹底調査

VPNの使用は違法だがすぐに罰則を受けるわけではない

VPNを使用するのは、中国の法律で違法と定められており、罰金刑があります。

しかし、2024年11月現在、外国人が罰則を受けたという例はありません。検閲のおもな対象は中国の国民なので、海外からの観光客が摘発される可能性は低いです。

ただし、VPN事業者に対する規制は厳しくなっており、利用できるVPNは年々減っています。ほとんどのサービスはブロックされています。

ネットに書き込んだ内容によっては罰則を受ける

VPNを使っていてもネットで政府に不利益な内容を書き込むと、罰則を受ける可能性があります。とくに小紅書や微博などの中国SNSでの発言は慎重にしましょう。

とくに中国政府への批判や集会の呼びかけは摘発される可能性が高いです。また、VPNなどの検閲回避に繋がるIT用語も取り締まられる可能性があります。

中国で認可されているVPNはあるが一般公開されていない

すべてのVPNが中国で禁止されているわけではありません。政府に認可されているサービスも存在します。

ただし、提供しているのはおもに中国現地の通信キャリアで、利用料が非常に高額です。また、個人では契約できません。

また、国家への協力を条件に認められているので、プライバシーが十分に保護されていない可能性があります。

VPN規制に関する中国の法律

第6条　海外のインターネットにアクセスするときは国が認可したVPNを使用しなければなりません。いかなる団体や個人も自らVPNを用意したり、ほかのVPNを使用することはできません。

原文：Baidu百科「法律百科」

VPNの規制は「中华人民共和国计算机信息网络国际联网管理暂行规定」の第6条に記載されています。上記は分かりやすく翻訳した内容です。

また、第14条では第6条に違反すると「ネットワークが停止されて15,000元以下の罰金が課せられる」とも書かれています。

実際に中国でVPNサービスを使っている人の口コミ

実際に中国でVPNを使っている人の口コミをX(Twitter)で集めました。

通常、中国からはXへの投稿ができないので、VPNを無事に利用できているのがわかります。「FacebookやYouTubeも快適に使えている」という声もありました。

しかし、今まで使っていたVPNが急に接続不良になったという人もいます。いつ規制されるかは不明なので、不安な人はSNSで最新情報を調べてみてください。

無料で使える中国用のVPNはある？

無料のVPNは規制強化ですぐに使えなくなる可能性が高い

結論中国で使える無料のVPNはありません。もし利用できるサービスがあっても、すぐにブロックされる可能性が高いです。

また、有料のVPNに比べてセキュリティが脆弱です。中国当局にバレる可能性が高まり、悪意を持った業者に個人情報を収集・売却されるリスクもあります。

通信速度も遅く接続も不安定な可能性が高いので、無料のVPNは利用しないようにしましょう。

費用を抑えたいなら無料体験期間があるVPNがおすすめ

費用を抑えたいなら、無料体験期間があるVPNがおすすめです！

無料で有料版と同じサービスを使えます。プライバシーを保護する「ノーログポリシー」も掲げているので、安心して利用可能です。

ただし、無料で使える期間はサービスごとに差があります。契約する前に各VPNの詳細を確認しましょう。

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VPNが中国で使えない・繋がらなかった場合の対処法

①サポート窓口に問い合わせする

VPNが中国で使えなかった場合、サポート窓口に問い合わせましょう。

日本語で24時間サポートが受けられるサービスを選んでおくのがおすすめです。スムーズにやり取りができて、すぐに対応してもらえます。

②VPNを一度切断して再接続する

急に繋がらなくなった場合は、VPNを切断して再接続してみましょう。

端末も再起動するとより効果的です。また、日本以外のサーバーに接続すると改善するケースもあります。

③日本を出発する前に複数のVPNを契約しておく

VPNが使えない事態に備えて複数のVPNを契約しておけば、別のサービスで代用できます。

費用をできるだけかけたくない人は、返金保証や無料体験期間があるVPNを選びましょう。使わなかった場合も損をしません。

⑤中国で新しくVPNを契約する

現地で新しくVPNを契約するという方法もあります。加速器(アクセラレーター)という名称がついた製品が多いです。

中国国内では回線速度の遅延解消を目的として提供されていますが、サービスによっては検閲の回避も可能です。

ただし、規制強化の影響で使えなくなる可能性もあるので、事前に複数のサービスを調査しておきましょう。

中国から申し込みできるVPNサービス

上記におもな中国から申し込めるVPNサービスをまとめました。

X上で最近利用されているのが確認できた製品を掲載していますが、今後政府にブロックされる可能性もあります。

⑤返金保証があるサービスなら返金申請をする

契約したサービスに返金保証があるなら、解約時に返金申請をしましょう。

期間内に申し込まないと無効になるので、使えないのが分かったらすぐに手続きするのがおすすめです。

中国のVPNに関するよくある質問

VPNを使えば中国でも日本と同じようにネットが使える【まとめ】

VPNを導入すれば、中国でも日本と同じようにネットが利用可能です。GoogleやLINEなど中国からアクセス制限されているサービスも問題なく使えます。

ただし、中国のネット規制は年々強化されており、急に使えなくなる可能性があります。複数のVPNを用意しておくのがおすすめです。

また、無料の製品はセキュリティ上のリスクが高く、すぐにブロックされます。必ず有料のVPNを契約しましょう。以下におすすめのサービスをまとめました。

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