ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える手順を徹底解説！固定電話やルーターはそのまま使える？

｢ドコモ光を使っているけれどソフトバンクに乗り換えたい！｣「事業者変更って何？どうやるの？」という人に向けて、必要な手順をわかりやすく解説します！

乗り換え時に解約の手続きをするのか、それとも別のやり方が必要なのか、公式サイトを見てもいまひとつ分かりづらいですよね。

この記事では、ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるために必要な情報を、分かりやすさ重視でまとめています！

ドコモ光からソフトバンク光へ事業者変更で乗り換えが可能

ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換える場合は、事業者変更が利用できます。事業者変更とは、光コラボの利用者が別の光コラボに工事不要で乗り換える方法のことです。

乗り換え時の工事が不要なので、費用や時間をかけずに乗り換えられます。また、契約中の光コラボを解約する必要がないので、ネットが使えない期間が発生しません。

今回の場合、ソフトバンク光に切り替わるまで、ドコモ光の回線が利用可能ということになります。

ドコモ光からソフトバンク光へ事業者変更するメリット

電話番号がそのまま使える

事業者変更なら、光電話で利用している電話番号を変えずに引き継げます。通常の乗り換えなら、光電話を一度解約する必要があるので、番号も同時に使えなくなってしまいます。

しかし、事業者変更であれば、解約を挟まずに次の光回線へ移行できるので、利用中の電話番号をそのまま引き継げます。

光電話を利用している人で、電話番号をそのまま使いたいという人にとっては大きなメリットと言えます。

工事が不要で乗り換えられる

事業者変更は、工事不要で光回線を乗り換えが可能です。

通常、光回線の乗り換えには開通工事が必要です。日程を決めたり、高額な工事費を支払うことになるので、手間も費用もかかります。

しかし、光コラボから光コラボの乗り換えである事業者変更なら、時間や費用をかける必要がないのがメリットです。

回線が途切れる期間がない

事業者変更を利用すれば、回線が途切れる期間が発生しません。乗り換え前の光回線を解約する必要がないからです。

通常であればまず、契約中の光回線を解約する必要があります。解約すれば回線が接続できないので、乗り換え先の開通までネットを利用できない期間が発生します。

しかし、事業者変更なら解約する必要がありません。そのため、乗り換え先の回線の開通日まで元の光回線を利用できます。

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える手順

1.事業者変更承諾番号を発行する

ソフトバンク光へ乗り換える際は、ドコモ光で発行できる事業者変更承諾番号が必要です。

事業者変更承諾番号は、ドコモショップ店頭に出向くか、ドコモインフォメーションセンターに電話するか、Webから発行できます。

特別な理由がない限りはドコモインフォメーションセンターに電話するのがおすすめです。発行までの時間が最短なうえに、余計な手間がかからないためです。

ちなみにWebで手続きした場合、承諾番号の発行は翌日以降になります。

ドコモインフォメーションセンターの窓口

ドコモ インフォメーションセンター	0120-800-000 (ドコモからは151)
受付時間	9時～20時

電話が繋がったら｢⑦→①→③｣の順にダイヤルすると、事業者変更の窓口に繋がります。

ドコモのスマホから電話する場合、契約確認のために4桁のネットワーク暗証番号が必要になるので準備しておきましょう。

Webで発行する場合の窓口

発行窓口	ドコモ光 公式サイト

上表のリンクから案内に沿って進めると、承諾番号を発行できます。手続きが終わると受付の翌日以降にSMSかメールで届くので、見逃さないように気を付けましょう。

ただし、承諾番号がいつ届くかは明確になっていないです。時間がかかる場合もあり得るので、よほどの理由がない限りは電話で発行したほうが良いです。

事業者変更承諾番号の有効期限は15日間

事業者変更承諾番号の有効期限は15日間です。発行した日も含むので承諾番号は乗り換える直前に発行したほうが良いです。

ちなみに、乗り換え前に有効期限が切れた場合は再発行が必要です。

2.ソフトバンク光に申し込む

事業者変更承諾番号を受け取ったら、ソフトバンク光に申し込みましょう。

お申し込み区分は、必ず事業者変更を選択してください。工事なしで乗り換えられるうえに、キャッシュバックなどのお得なキャンペーンを適用できるためです。

また、ソフトバンク光の申し込みはネットの代理店から申し込むのがおすすめです。公式サイトや店頭よりお得に契約できるためです。

ソフトバンク光のお得な代理店窓口

上記では、お得なソフトバンク光の申し込み窓口をまとめました。

ソフトバンク光を申し込むならGMOとくとくBBがおすすめです。キャッシュバック額が34,000円と最も高く、メールでの手続きで簡単に受け取れます。

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3.電話による契約内容の確認

事業者変更の申し込みが完了すると、契約内容を確認するために電話がかかってきます。

代理店から申し込んだ場合、キャッシュバックの受け取り口座を聞かれるので、日常的に利用している口座情報を伝えましょう。

また、サービス内容について疑問点があれば、このタイミングでオペレーターに聞いておきましょう。

4.回線切り替え後に機器設定をする

回線の切り替え日になると、自動的にソフトバンク光へ切り替わります。切り替え作業は遠隔でしてもらえるので、立ち合いは不要です。

事業者変更に伴って、ドコモ光で利用していたプロバイダから｢Yahoo!BB｣に変わっているため、インターネットの接続設定が必要です。

ソフトバンク光から接続用のIDとPWが送付されているはずなので、手元に用意して以下の手順に沿って設定を済ませましょう。

5.ドコモ光のレンタル機器を返却する

最後に、ドコモ光のプロバイダからレンタルしたWiFiルーターがあれば、付属品も含めて返却しましょう。

返却し忘れると損害金として1万円を請求される可能性があります。返却期限はプロバイダによって違いますがたいていは30日以内に返送すれば大丈夫です。

NTTからのレンタル機器は返却不要

ドコモ光で利用していた機器のうち、NTTのロゴがついた機器は返却不要です。ドコモ光からのレンタル品ではなく、NTTからの貸し出し品だからです。

NTTのレンタル品は、ソフトバンク光に切り替えても引き続き同じものを使います。

一部のプロバイダは使用期間によって返却が不要になる場合がある

	返却不要になる使用期間
GMOとくとくBB	38ヶ月以降
hi-ho	36ヶ月以降
BBエキサイト	24ヶ月以降
スピーディア インターネット	13ヶ月以降

ドコモ光で利用していたプロバイダによっては、一定期間以上利用したレンタルルーターを返却しなくていい場合があります。

以下に該当する場合は、そのまま手元に置いておくか、破棄しても問題ありません。

上記に該当しないケースは返却が必要なので、レンタル品一式を返送してください。

返送方法はプロバイダによって違う

ドコモ光のプロバイダが、BIGLOBEやぷらら、OCNの場合、返却キットが送られてきます。送付先の住所は返却キットに記載済みなので、レンタル品を梱包して発送するだけです。

そのほかのプロバイダは、指定の住所まで元払い(送料自己負担)で発送する必要があります。

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ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリット

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるメリットは上記の4点です。

以下より、各メリットについて詳しく解説していきます。乗り換えを検討しているかたは必見です。

マンションなら月額料金が安くなる

	戸建て 月額料金	マンション 月額料金
ソフトバンク光	5,720円	4,180円
ドコモ光	5,720円	4,400円

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えると、月額料金が安くなります。上表では2社の実際の料金を比較しています。

戸建ての金額に違いはありませんが、マンションであれば200円ほどの差があります。年間なら約2,400円もの差が出るため、より安い光回線を契約したい人におすすめです。

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーのセット割に対応

ソフトバンク光は、ソフトバンクとワイモバイルのスマホセット割に対応しています。毎月最大1,000円以上の割引があるため、月々の通信費を抑えられます。

セット割が使えるソフトバンクとワイモバイルユーザーであれば、トップクラスにお得な光回線です。

ドコモ光の違約金を最大100,000円負担してくれる

ソフトバンク光は公式キャンペーンで、ドコモ光の解約時にかかった違約金を最大100,000円まで負担してくれます。

ドコモ光の違約金は戸建てだと5,500円、マンションなら4,180円です。しかし、本キャンペーンを活用すれば、ドコモ光の違約金0円で乗り換えできます。

ドコモ光は更新月であれば違約金がかかりませんが、時期を気にせずに乗り換えをしたい人に違約金負担は大きなメリットとなるでしょう。

高額キャッシュバックが貰える

	キャッシュバック
GMOとくとくBB	34,000円
STORY	19,000円
エヌズカンパニー	15,000円

ソフトバンク光へ乗り換えると、利用する窓口によって高額なキャッシュバックが貰えるのがメリットです。

特に利用するのにおすすめな窓口は「GMOとくとくBB」です。窓口の中でも最高額34,000円キャッシュバックが貰えます。

キャッシュバックを受けるのに必要なオプション追加や条件もなく、誰でも簡単に受け取れるのが魅力です。

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ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるデメリット

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えると、上記の3点のようなデメリットが存在します。

下記ではそれぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

ドコモスマホのセット割がなくなる

ソフトバンク光に乗り換える場合、ドコモ光で利用していたセット割は適用外になります。

自身のスマホキャリアがドコモのままソフトバンク光に乗り換えると、今までよりも料金が高くなってしまいます。

光回線と合わせて、ソフトバンクやワイモバイルへの乗り換えを検討してみましょう。

プロバイダが変わる

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えると、プロバイダも変わります。

ドコモ光はプロバイダを自由に選べるのに対して、ソフトバンク光は「Yahoo!BB」と決まっています。

プロバイダにこだわりがある人は、ドコモ光からソフトバンク光の乗り換えはデメリットに感じるでしょう。

電話番号を引き継げない可能性もある

	引き継げるか
NTT加入電話で 番号取得	引き継げる
ドコモ光電話で 番号取得	引き継げない 場合がある

ソフトバンクに乗り換えると、使っていた電話番号を引き継げない可能性があります。

NTT加入電話で取得した番号なら引き継ぎ可能ですが、ドコモ光で取得した電話番号は引き継げないことがあります。詳細は各事業者に問い合わせましょう。

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換える際の注意点

①乗換月のネット料金は2回線分かかる

ドコモ光は、解約月の料金が日割り計算されないので、1ヶ月分の料金が発生します。一方で、ソフトバンク光は契約月の料金が日割り計算されます。

つまり、月初に乗り換えると約2ヶ月分の料金が発生します。乗換月のネット料金を抑えたい人は、できるだけ月末に乗り換えましょう。

②光BBユニットを使わないと速度が遅い

ソフトバンク光は｢光BBユニット｣という専用ルーターをレンタルしないと回線速度が遅いです。光BBユニットを利用しないと、IPv6という最新の接続方式が使えないためです。

回線速度に約6倍の差が出る時間帯もあるので、必ずレンタルしたほうが良いです。

光BBユニットのレンタルは、月額513円かかります。ただし、ソフトバンクのスマホユーザーは｢おうち割光セット｣を適用させることで、実質無料でレンタルできます。

③光電話や光テレビは工事が必要

ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換えるタイミングで光電話や光テレビを申し込むと工事が必要です。また、乗り換えのタイミングで解約する場合でも撤去工事が発生します。

ネット回線とはまったく別物なので、オプションに関する工事は必ず発生します。

④メールアドレスは引き継げない

ドコモ光で利用していたメールアドレスは、ソフトバンク光へ引き継げません。ドコモ光のアドレスを様々なサービスに紐づけている場合は、変更が必要です。

日常的なメールの利用には、Gmailやヤフーメールなどのサービスがおすすめです。光回線やプロバイダを乗り換えても、登録変更の必要がないためです。

⑤IPv6が利用できるまでに時間がかかる

ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えるとIPv6通信が出来るまでに時間がかかる可能性があります。

ドコモ光のIPv6通信を解約してから、ソフトバンク光のIPv6高速ハイブリッドを接続するまでにタイムラグがあるためです。

スムーズに切り替えるためにも、ドコモ光側のIPv6を切り替え日に解約できるようプロバイダに連絡しておいたほうが良いです。

IPv6通信の切り替えに時間がかかった人の口コミ

光回線の事業者変更をしたのだけど、ipv6の引継ぎだけ時間差があって久しぶりにipv4で接続してるのだけど、久々に遅さを感じている。

— 乾いた大地のねこ (@nekorimujr) June 3, 2022

光コラボの事業者変更するときにIPv6の解約手続きしてから事業者変更承諾番号もらって新しいプロバイダと契約しないと回線開通日にIPv6使えないから注意した方が良い

— Daisuke Kobayashi (@fen_e3) December 31, 2020

⑥10ギガプランは事業者変更できない

事業者変更は、最大速度が1Gbpsのプランのみ対象です。最大速度が10Gbpsある｢10ギガプラン｣は事業者変更の対象外です。

1ギガから10ギガに変更する場合はもちろん、10ギガ同士で乗り換えたい場合も、事業者変更は利用できません。

10ギガプランを契約したい場合は、ドコモ光の契約を解約してから新規契約をする必要があります。

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ドコモ光からソフトバンク光に乗り換えたら速度は速くなるの？

最大速度は変わらない

	最大通信速度 (下り)	最大通信速度 (上り)
ソフトバンク光	1Gbps	1Gbps
ドコモ光	1Gbps	1Gbps

ソフトバンク光とフレッツ光の最大通信速度は、どちらも1Gbpsです。下り・上りでも違いはありません。

ただし、光回線業者が公表している「最大通信速度」は、あくまでも理論上の数値です。

実際に利用しているときの回線速度はもっと下がります。プロバイダやルーターを経由することが、データ通信に影響を与えるからです。

平均速度はソフトバンク光のほうが速い

	平均速度 (下り)	平均速度 (上り)	応答速度
ソフトバンク光	318Mbps	211Mbps	19.9ms
ドコモ光	272Mbps	229Mbps	20.4ms

上表は「みんなのネット回線速度」というユーザーの実際の回線速度を収集しているサイトを参考に、回線業者ごとの平均速度・応答速度を比べたものです。

実際に利用している人が計測した速度の平均値(平均速度)では、ソフトバンク光のほうがドコモ光よりも速いです。

ドコモ光からソフトバンク光へ乗り換える際に必要な費用

ソフトバンク光に乗り換える際に必要な費用は、主に上記の4つです。

ソフトバンク光の事務手数料は3,300円です。ドコモ光の違約金は、ソフトバンク光の還元キャンペーンを活用すれば0円にできます。

ドコモ光の工事費残債

ドコモ光の開通工事費を分割払いしている場合、残っている分を一括払いする必要があります。分割払いなら12回･24回･36回･48回･60回払いのどれかになっています。

例えば、24回払いを選択して12ヶ月で乗り換える場合、残り12回分の残債を一括払いする必要があります。

ドコモ光とソフトバンク光の利用料金

ドコモ光の利用料金は日割りにならないので、必ず1ヶ月分の料金が請求されます。例えば、月の1日に乗り換えた場合、ドコモ光からは1ヶ月分の利用料金を請求されます。

さらに、ソフトバンク光からも月末までの日割り料金が請求されるので、月初に乗り換えると約2ヶ月分の利用料金が発生する仕組みです。

料金を抑えるためにも、できるだけ月末に乗り換えましょう。

ソフトバンク光はGMOとくとくBBからの申し込みが一番おすすめ

ソフトバンク光は、34,000円の高額キャッシュバックが貰えるGMOとくとくBBから申し込むのがおすすめです。

事業者変更で乗り換えても他の代理店よりも高額な還元を受けられます。また、キャッシュバックを受け取るのに余計なオプション加入は必要ありません。

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