一人暮らしのWi-Fi全知識|無制限でお得なおすすめ回線を徹底解説!

PR
  • ツイート
  • LINEで送る
ビジネスウーマン

「一人暮らしでどのWi-Fiを選べばいい?」「安くて快適なWi-Fiは?」など、インターネット環境の選び方について気になっていませんか?

結論、一人暮らしのネット環境は以下のフローチャートに沿って選びましょう。

ネット環境の選び方

このページでは、通信回線の営業をしてきた筆者が、一人暮らしでネット環境を選ぶ際のポイントや、おすすめの光回線・テザリングでコスパの良い格安SIMについて以下の流れで紹介していきます。

  1. 一人暮らしでWi-Fiを利用する3つの方法
  2. 一人暮らしに最適なWi-Fiの選び方
  3. 【一人暮らしにおすすめ】回線種類別の一番お得なサービス
  4. 一人暮らしのWi-Fiに関するQ&A

このページを読めば、あなたのライフスタイルに合わせた、最適なWi-Fiの選び方が分かるでしょう。

1. 一人暮らしでWi-Fiを利用する3つの方法

一人暮らしでWi-Fiを使う方法は、「光回線」「テザリング」「モバイル回線」の3種類です。

  • 光回線:自宅で容量や速度を気にせず、快適にWi-Fiを使いたい人向け
  • テザリング:手軽に安くWi-Fiを使いたい人向け
  • モバイル回線:光回線・テザリングと比較してメリットがない

それぞれのメリット・デメリットを整理すると、以下の表になります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
テザリング
モバイル回線
通常プラン※1大容量プラン※2
月額料金

3,000~4,000円程度

0~500円程度※3

1,500円程度

3,000~4,000円程度
通信速度
(実測値)※5

平均200Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
回線工事×
回線工事が必要

回線工事不要

回線工事不要

回線工事不要
データ容量

無制限
×
スマホの容量まで

実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)
持ち運び×
自宅だけ

外出先でも

外出先でも

外出先でも利用可
(ポケット型WiFiの場合)

※1 容量が20GB以下を「通常プラン」としています。
※2 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」としています。
※3 現在のスマホが通常プランであることを想定(スマホキャリアによっては500円程度のオプション料金が必要)
※4 平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

※5 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』より

以降で、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

1-1. 光回線|自宅で容量や速度を気にせず、快適にWi-Fiを使いたい人向け

光回線とは、自宅まで光ファイバーを配線で引き込むインターネット回線のことです。

光回線とは

光回線は部屋まで配線でつなげるため、回線速度や安定性に優れている特徴があります。また、通信容量が無制限で使用できることも大きなポイントです。

ただし注意点としては、光回線を利用するには回線工事が必要であることや、賃貸物件の場合はオーナーの許可が下りずに工事ができない可能性があります。

光回線のメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

光回線
メリット
  • 回線速度や安定性に優れている
  • 通信容量を気にせず使い放題
デメリット
  • 自宅でしか使えない
  • 回線工事が必要
  • 初期費用がかかる
  • 賃貸の場合は工事できない可能性がある

以上のメリット・デメリットを踏まえると、光回線は次のような人におすすめと言えます。

一人暮らしで光回線がおすすめな人

  • YoutubeやNetflix、Amazonプライムなどの配信動画を高画質で楽しみたい
  • リモートワークでストレスなくビデオ会議をしたい
  • 対戦型オンラインゲームをサクサク楽しみたい

なお、一人暮らしにおすすめの光回線は、3章『【一人暮らしにおすすめ】回線種類別の一番お得なサービス』で紹介します。

1-2. テザリング|手軽に安くWi-Fiを使いたい人向け

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターの代わりとして、インターネットに接続する機能のことです。

テザリングは既にお持ちのスマホで手軽に利用できますし、使いたい容量に応じたプランを選ぶことで月々の料金を抑えられます

また、テザリングは外出先でパソコンやタブレットをネットに接続することが可能です。

ただし注意点として、通信性能(速度・安定性・容量)は光回線に比べてかなり劣ることや、スマホのバッテリー消費が激しいことが挙げられます。

テザリングのメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

テザリング
メリット
  • 工事不要で手軽にはじめられる
  • スマホ一台あればWi-Fiが使える
  • 月々の料金を安く抑えられる
  • 外出先でもパソコンをWi-Fiでつなげられる
デメリット
  • 回線速度や安定性は光回線よりも大きく劣る
    (標準画質の動画視聴なら問題ないレベル)
  • 通信を行うたびにスマホの通信容量を消費する
  • 無制限プランの場合でも、利用状況に応じて通信制限がかかる
  • スマホのバッテリー消費が激しい

以上のメリット・デメリットを踏まえると、テザリングは次のような人におすすめと言えます。

一人暮らしでテザリングがおすすめな人

  • 気軽にWi-Fiを始めたい
  • できるだけ月々の支払料金を抑えたい
  • SNSやYoutube(標準画質程度)を楽しめれば十分
  • 外出先でもパソコン・タブレットとWi-Fiをつなげたい

なお、この記事では20GB以内のスマホプランを「通常プラン」、20GBより多い容量のものを「大容量プラン」としています。

それぞれについておすすめのサービスを3章『【一人暮らしにおすすめ】回線種類別の一番お得なサービス』で紹介していますので、参考にしてみてください。

1-3. モバイル回線|光回線・テザリングと比較してメリットがない

モバイル回線とは、インターネット回線を電波で受信するインターネット回線のことです。

ポケット型WiFiの仕組み

モバイル回線では「ポケット型WiFi」「ホームルーター」の2種類があります。

  • ポケット型WiFi:バッテリーで稼働して持ち運べるタイプ
  • ホームルーター:コンセントに差し込んで自宅のみで使うタイプ

ただし、どちらの製品も光回線・テザリングと比較するとメリットが存在しないため、おすすめできません。

  • 理由1. 通信速度・容量で光回線に劣る
  • 理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る

それぞれの理由について、以降で詳しく見ていきましょう。

理由1. モバイル回線は通信速度・容量で光回線に劣る

モバイル回線光回線
通信速度(実測値)
平均20Mbpsほど

平均200Mbpsほど
データ容量
速度制限あり

無制限
月額料金

3,000~4,000円程度

3,000~4,000円程度
モバイル回線の通信速度

モバイル回線は、ルーターまでの通信を無線で行うため、有線で通信を行う光回線と比べて通信速度がかなり劣っています。

そのため、モバイル回線の平均的な通信速度(20Mbps)では、標準画質程度の動画視聴までは問題ありませんが、ビデオ会議や高画質の動画視聴、オンラインゲームを利用される方にとってはストレスがかかる回線となる可能性が高いです。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps
モバイル回線の通信容量

通信容量の面を見ても、月々のデータ量が完全無制限で使い放題の光回線に比べて、モバイル回線は容量に制限があります。

モバイル回線のプランによっては、「実質無制限」としているものもありますが、その場合でも「3日間○○GB以上利用した場合には速度制限」という条件ですので、光回線のように使い放題という訳ではありません。

例えば、モバイル回線のWiMAX公式HPでは、実質無制限プランの速度制限について以下のように記載されています。

より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、短期間に多くのデータ通信をご利用の場合、ネットワークの混雑回避のため通信速度を制限させていただきます。

出典:UQ WiMAX公式

理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る

次の特徴に当てはまる場合でも、安くて手軽に使えるテザリングの方がおすすめです。

  • 光回線工事ができずにモバイル回線を検討している
  • 外出先で作業するためにモバイル回線を検討している

以下の表は、モバイル回線とテザリング(大容量プラン)の比較となっています。

モバイル回線テザリング(大容量プラン)
月額料金
3,000~4,000円程度

1,500円程度
手軽さ
新たな契約・デバイスの持ち運びが必要

普段使っているスマホのみで使える
通信速度(実測値)
平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
データ容量
実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)

このように、通信速度やデータ容量に違いがないにもかかわらず、テザリングの方が安くて手軽なことが分かります。

そのため、モバイル回線には全くメリットがないと言えるでしょう。

1-4. まとめ

ここまで、一人暮らしでWi-Fiを使う3つの方法「光回線」「テザリング」「モバイル回線」のメリットとデメリットについて解説してきました。

  • 光回線:自宅で容量や速度を気にせず、快適にWi-Fiを使いたい人向け
  • テザリング:手軽にWi-Fiを使いたい人向け
  • モバイル回線:光回線・テザリングと比較してメリットがない

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
テザリング
モバイル回線
通常プラン※1大容量プラン※2
月額料金

3,000~4,000円程度

0~500円程度※3

1,500円程度

3,000~4,000円程度
通信速度
(実測値)※5

平均200Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
回線工事×
回線工事が必要

回線工事不要

回線工事不要

回線工事不要
データ容量

無制限
×
スマホの容量まで

実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)
持ち運び×
自宅だけ

外出先でも

外出先でも

外出先でも利用可
(ポケット型WiFiの場合)

※1 容量が20GB以下を「通常プラン」としています。
※2 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」としています。
※3 現在のスマホが通常プランであることを想定(スマホキャリアによっては500円程度のオプション料金が必要)
※4 平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

※5 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』より

次の章では、これらの組み合わせの中から、あなたに合ったネット環境を選ぶ方法について解説していきます。

2. 一人暮らしに最適なWi-Fiの選び方

結論、一人暮らしのWi-Fiは以下のフローチャートに沿って選ぶと、最適な環境を手に入れることができます。

ネット環境の選び方

このようなフローチャートに至ったのは、以下のように「光回線」「テザリング(大容量プラン)」「モバイル回線」を、料金・容量・速度の観点で比較した結果に基づいています。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

月額料金自宅外出先
容量速度容量速度
光回線のみ
(スマホは通常プラン)
3,000~4,000円程度
無制限

平均200Mbpsほど
×
PC・タブレットは
使用できない
×
PC・タブレットは
使用できない
テザリングのみ
(通常プラン)
0~500円程度×
スマホプランの
容量まで

平均20Mbpsほど

スマホプランの
容量まで

平均20Mbpsほど
テザリングのみ
(大容量プラン)
1,500円程度
実質無制限
速度制限あり)

平均20Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

平均20Mbpsほど
光回線 + テザリング
(スマホは大容量プラン)
4,500~5,500円程度
無制限

平均200Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

平均20Mbpsほど
モバイル回線のみ3,000~4,000円程度
実質無制限
(速度制限あり)

平均20Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

平均20Mbpsほど
光回線 + モバイル回線6,000~8,000円程度
無制限

平均200Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

平均20Mbpsほど

では、次の2ステップに沿って、最適なネット環境を選んでいきましょう。

  1. 自宅でのインターネットの用途を選ぶ
  2. スマホのデータ容量を選ぶ

ステップ1. 自宅でのインターネットの用途を選ぶ

まずは、インターネットの用途に応じて、「自宅で光回線・テザリングのどちらを利用すべきかどうか」を選びましょう。

選び方のポイントは以下の2つです。

  • 自宅でとにかく快適な回線を使いたい場合:光回線がおすすめ
  • SNS/Youtubeなどを使えれば十分な場合:テザリングの方が料金を安く抑えられる

それぞれ解説していきます。

自宅でとにかく快適な回線を使いたい場合は光回線がおすすめ

「自宅の回線をとにかく快適にしたい!」という方は、通信速度とデータ容量に優れる光回線がおすすめです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
テザリング
モバイル回線
通常プラン大容量プラン
通信速度
(実測値)

平均200Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
データ容量

無制限
×
スマホの容量まで

実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)
月額料金

3,000~4,000円程度

0~500円程度

1,500円程度

3,000~4,000円程度
回線工事×
回線工事が必要

回線工事不要

回線工事不要

回線工事不要
持ち運び×
自宅だけ

外出先でも

外出先でも

外出先でも利用可
(ポケット型Wi-Fiの場合)

例えば、自宅で高画質の動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどを快適に利用したい場合、回線速度としておよそ30Mbps以上必要となります。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

テザリングやモバイル回線の平均速度は約20Mbpsですので、これらの用途には適しておらず、光回線が必須と言えるでしょう。

また、これらの用途は通信容量もかなり必要となってきますので、通信容量が完全に無制限という点においても、光回線が最適です。

SNS/Youtubeなどを使えれば十分な方はテザリングの方が料金を安く抑えられる

一方、インターネットを利用するメインの用途がSNSやYoutubeの場合は、必要な通信速度が10Mbps程度なので、テザリングやモバイル回線でも十分に利用可能です。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

これらの用途であれば、テザリングが最も料金を安く抑えられるので、自宅用の回線としてテザリングをおすすめします。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

テザリング
光回線
モバイル回線
通常プラン大容量プラン
月額料金

0~500円程度

1,500円程度

3,000~4,000円程度

3,000~4,000円程度
通信速度
(実測値)

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均200Mbpsほど

平均20Mbpsほど
データ容量
×
スマホの容量まで

実質無制限
(速度制限あり)

無制限

実質無制限
(速度制限あり)
回線工事
回線工事不要

回線工事不要
×
回線工事が必要

回線工事不要
持ち運び
外出先でも

外出先でも
×
自宅だけ

外出先でも利用可
(ポケット型WiFiの場合)

ステップ2. スマホのデータ容量を選ぶ

ステップ1では、「自宅で光回線・テザリングのどちらを利用すべきかどうか」を選びました。

次のステップとして、スマホの利用に必要なデータ容量を把握して、「通常のスマホプラン・大容量プランのどちらが適しているのか」を選びましょう。

それぞれおすすめな人の特徴は、以下の通りです。

通常プラン(20GB以内)がおすすめな人大容量プラン(20GBより多い容量)がおすすめな人
  • 現在、スマホのデータ利用量が20GBに収まっている
  • Youtubeなどの動画サービスは1日あたり1時間以内
  • 現在、スマホのデータ利用量が20GBを超えている
  • スマホの回線を利用して、毎日Youtubeなどで動画を1時間以上視聴する
  • 外出先でテザリングを使い、PCやタブレットで作業する

スマホの必要なデータ利用量を把握する上で、以下の2点をチェックしてください。

  1. 現在のスマホで利用しているデータ量を確認
  2. 用途別のデータ量の目安から計算

現在のスマホで利用しているデータ量を確認

まずは、以下の方法であなたが1ヶ月で使っているデータ量を確認しましょう。

  • iOSの場合「設定」→「モバイル通信」→「現在までの合計」
  • Androidの場合:「設定」→「接続」→「データ使用量」

もし現在20GB以上のデータ量を利用しているのであれば、大容量プランを選ぶことをおすすめします。

現在のデータ量が20GBよりも少なく、これからも利用習慣が大きく変わらないのであれば、データ量に合った通常プランを選びましょう。

用途別のデータ量の目安から計算

また、現時点でのインターネットの利用習慣が大きく変わる可能性がある方は、以下の表を元に目安を計算しましょう。

-スマホの方はスクロールできます-

月の契約容量

ネット閲覧
(0.3MB)

LINE無料通話
(1分/0.3MB)
テキストメール
(1回/0.005MB)
YouTube標準画質
(1分/10MB)
GoogleMap
(732KB)
1GB1日約100回1日約110分1日約7千回1日約3分1日約40回
3GB1日約300回1日約330分1日約2万回1日約9分1日約120回
8GB1日約800回1日約8801日約5万回1日約24分1日約320回
10GB1日約1,000回1日約1,100分1日約7万回1日約30分1日約400回
20GB1日約2,000回1日約2,200分1日約14万回1日約60分1日約800回

たとえば、「スマホの回線で、毎日1時間Youtube(標準画質)を視聴する」と、月額のデータ量が20GBになりますので、大容量プラン・通常プランのどちらにするかの基準にできます。

まとめ

この章では、あなたに最適なネット環境の選び方を解説してきました。

結論、ネット環境を選ぶ際には、以下のフローチャートに沿って「光回線」「テザリング(大容量プラン)」「テザリング(通常プラン)」の組み合わせの中から選びましょう。

ネット環境の選び方

それぞれどのサービスを選べばいいのかについては、上記フローチャートの結果に応じて読み進めてください。

3.【一人暮らしにおすすめ】回線別の一番お得なサービス

この章では、「光回線」「テザリング(大容量プラン)」「テザリング(通常プラン)」のそれぞれについて、どのサービスを選べばいいのか解説します。

3-1. スマホキャリア別で最もお得な光回線

結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。

実質月額料金とは

実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。

たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。

なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。

《実質月額料金で注目したい2つの要素》

  • スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
  • キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)

というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。

例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。

ドコモ光セット割ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo

そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。

また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。

したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。

とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスには特典内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。

そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。


【参考】主要光回線25社の利用料金調査

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック・特典工事費事務手数料
docomo_ロゴドコモ光3,825円
(2,725円)
3,825円
(2,725円)
1,100円/月キャッシュバック:60,000円
月額500円(6ヶ月間)
0円3,300円
auauひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月最大114,000円実質無料※13,300円
auビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
1,100円/月戸建て:59,000円
マンション:56,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auコミュファ光
(東海エリア限定)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月最大93,000円実質無料0円
auSo-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料3,500円
auauひかり ちゅら
(沖縄エリア限定)
4,029円
(5,129円)
3,194円
(4,294円)
1,100円/月実質無料3,300円
au@TCOMヒカリ4,041円
(4,591円)
2,611円
(3,161円)
1,100円/月40,000円実質無料3,300円
auメガ・エッグ
(中国エリア限定)
3,784円
(4,334円)
3,056円
(3,606円)
1,100円/月戸建て:40,000円
マンション:20,000円
実質無料3,300円
auピカラ光
(四国エリア限定)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月30,000円0円0円
aueo光
(関西エリア限定)
3,695円
(4,481円)
2,732円
(3,518円)
1,100円/月戸建て:10,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料3,300円
au@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
1,100円/月15,000円実質無料3,300円
auBBIQ
(九州エリア限定)
3,805円
(4,355円)
3,093円
(3,643円)
1,100円/月戸建て:30,000円
マンション:20,000円
実質無料880円
auAsahiNet光4,402円
(4,909円)
3,192円
(3,799円)
1,320円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
auDTI光4,046円
(5,366円)
2,718円
4,038円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auJ:COM光3,660円
(4,210円)
4,073円
(4,623円)
1,100円/月6,000円相当
(QUOカードPay)
実質無料3,300円
SoftBankNURO光2,525円
(3,625円)
2,147円
(3,247円)
1,100円/月戸建て:60,000円
マンション:25,000円
実質無料3,300円
SoftBankソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
1,100円/月47,000円実質無料3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
UQモバイルauひかり2,193円
(3,329円)
1,057円
(2,193円)
858円/月92,000円実質無料※13,300円
Y!mobileソフトバンク光4,257円
(4,895円)
2,717円
(3,355円)
1,650円/月47,000円実質無料3,300円
iijmioIIJmioひかり4,358円
(5,018円)
3,258円
(3,918円)
660円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
DTI SIMDTI光5,201円
(5,366円)
3,873円
(4,038円)
165円/月戸建て:36,000円
マンション:34,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
LIMBO@TCOMヒカリ4,371円
(4,591円)
2,941円
(3,161円)
220円/月40,000円実質無料3,300円
NifMo@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
220円/月15,000円実質無料3,300円
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
7,064円4,388円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
エキサイト光4,827円3,727円実質無料1,100円
ぷらら光5,830円4,418円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
U-NEXT光5,445円4,323円26,400円3,300円
おてがる光4,800円3,700円実質無料3,300円
とくとくBB光5,343円4,243円5,000円実質無料3,300円
楽天ひかり5,854円4,663円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円

※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。

もっと見る

もっと見る


この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。

あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北(宮城県) / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

なお、より詳しく光回線の選び方について知りたい方は『【全19社比較】光回線の最安ランキング|お得な回線を選ぶ方法を解説!』の記事にて解説しています。

3-2. 大容量のテザリングができるおすすめプラン

結論、テザリングを20GBよりも多い容量で利用しようと考えてる方は楽天モバイルが最もおすすめです。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表の通りとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅵで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は最大3,278円です。

料金プランRakuten UN-LIMIT Ⅵ
SIMタイプ音声通話
データ容量無制限
月額基本料金3,278円
国内通話0円

ただし、月間データ容量が無制限になるのは、国内の楽天回線エリアのみとなります。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでなので注意しましょう。

UN-LIMIT Ⅵ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

パートナー回線エリアで、データ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbps に制限されます 。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので、注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用しましょう。

なお、2021年の4月1日からは下記の通りお得な段階料金に自動で変更となります。

なんと1GBまでは月額料金0円で利用できます。

その後、3GBまで1,078円/月、20GBまで2,178円/月、20GB超過後は容量無制限で3,278円で利用できます。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

楽天モバイルのお得なキャンペーンは、以下の通りです。

プラン料金3カ月無料キャンペーン

プラン3カ月無料キャンペーン

今申込むとプラン料金が3カ月間無料になります。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵの最大月額は3,278円のため、3カ月で9,834円が節約できます

しかも、最低利用期間や解約金が一切ないため、かなりお得なサービスと言えます。

ポイント還元キャンペーン

25,000キャンペーン

楽天モバイルでは、最大25,000ポイントキャンペーンも実施しています。

具体的なキャンペーン内容は、以下の通りです。

  • 誰でも5,000ポイント還元
  • 対象製品プランセット購入で最大20,000ポイント還元

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる場合もあるため、上記から申し込みましょう。

3-3. データ容量20GBまでのおすすめスマホプラン

20GB以内の通常プランで十分な方は、以下のフローチャートに沿ってスマホプランを選びましょう。

格安SIMランキング

-スマホの方はスクロールできます-

格安SIM公式ページ
楽天モバイルhttps://network.mobile.rakuten.co.jp/
ahamohttps://www.ahamo.com/
NURO Mobilehttps://mobile.nuro.jp/
イオンモバイルhttps://aeonmobile.jp/

なお、より詳しく格安SIMの選び方について知りたい方は、こちらの記事『【2023年9月版】格安SIMおすすめランキング|速度・料金で徹底比較』にて解説しています。

ahamoの手続きに関する注意事項
注意事項
サービス全体ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。
サポートahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は「ahamoWebお申込みサポート」(税込3,300円)をご利⽤ください。
なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。
端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)」を別途お申込みください。
お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。
お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。
オンライン⼿続きサイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。
月額料金機種代⾦が別途かかります。
国内通話料金5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。
海外パケット通信15⽇を超えて海外で利⽤される場合は速度制限がかかります。国内利⽤と合わせての容量上限です。
端末のご契約ご利⽤端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利⽤いただくことはできません。ご利⽤中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。
SIMカードのご契約MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。

4.一人暮らしのWi-Fiに関するQ&A

一人暮らしのWi-Fiに関して、よくある質問をまとめました。

  1. 一人暮らしにWi-Fiは必要?
  2. 通信費を節約するには?
  3. Wi-Fiルーターはどこに置けばいい?
  4. Wi-Fiルーターはどうやって設定すればいい?
  5. 繋がらない、遅い時はどうすれば?
  6. 未成年の一人暮らしでもネット回線(Wi-Fi)は契約できる?
  7. Wi-Fiルーターのレンタルってどうなの?
  8. テザリングでインターネットを利用するには?

この章では、一人暮らしのWi-Fi利用でよくある質問等をまとめています。

Wi-Fiルーターの設置場所や設定についても解説しているので、困った際には参考にしてみてください。

4-1.一人暮らしにWi-Fiは必要?

一人暮らしでも自宅でWi-Fiをする人は年々増えており、いまでは大半の方の家にWi-Fiが設置されていると言っても過言ではありません。

ここまで家でWi-Fiを使う人が増加したのは以下のようなメリットがあるからです。

特に3つ目の節約というところが大きく、家では使い放題のWi-Fiに繋ぐことでスマホのデータ容量を大幅に削減できることに多くの方が注目しています。

一人暮らしの方でも、ついついスマホのデータ量を購入してしまう方大きめのパックを契約しているという方は思い切ってWi-Fiを導入してみれば月々のコスト削減に繋がるかもしれません。

口コミ・評判

Wi-Fiを導入して劇的に節約できたN・M さん(21歳)の声
独り暮らしで、スマホ代も自分で払っていたせいか、データの追加がルーズになり、多い時では月に8GB(8,000円分)追加したこともありました。
友人の勧めで光回線を契約し、家ではWi-Fiに繋ぐようにしてからは、データの追加が1回もなくなりました。スマホとセット割りで契約したので月に払っているお金は3,000円ちょっとかなり節約できました。
キャッシュバックももらえたので、以前から欲しかったiPadを購入。趣味の映画鑑賞、マンガなどがもっと楽しくなりました。

もしかしたら無料でWi-Fiを使えるかも?

マンションやアパートで一人暮らしをしている人の場合、下記のような物件であれば、無料でWi-Fiを使える可能性もあります。

  • Wi-Fi完備アパートorマンション・・・Wi-Fiが元から付いている
  • インターネット完備アパートorマンション・・・ルーターを用意すればWi-Fiが使える

以下でそれぞれについて解説します。

Wi-Fi完備アパートorマンション

Wi-Fi完備のアパートやマンションとは、何も契約しなくてもWi-Fiが使える物件のことです。

一般的に、契約時の説明で「Wi-Fi完備」などと言われていれば当てはまっている可能性が高いので、管理会社などに確認をしてみましょう。

Wi-FiのIDとパスワードは入居時の書類に入っていたり、申請が必要なケースもあります。

すでにWi-Fiルーターが設置されているものもあれば、下記のようにコンセントとWi-Fiルーターが一体化されているものもあります。

出典:PRTIMES

ただし、備え付けのインターネット(Wi-Fi)は速度が遅い・繋がりにくい可能性が高いため、入居前に確認しておくことをおすすめします。

インターネット完備アパートorマンション

インターネット完備のアパートやマンションではWi-Fiは初期実装されていないものの、ネットだけは無料で使えるものが多いです。

そのため、別途Wi-Fiルーターだけ用意すれば、インターネットが使えるようになります。

こちらも契約の時に「ネット無料」などと言われた場合はこのケースの可能性が高いです。

忘れてしまった場合は、管理会社などに確認してみましょう。

無料で使えるネットやWi-Fiの注意点

どちらのケースも、ネットを使うお金は家賃に含まれているので月額料金なしでWi-Fiを使えます。

しかし、無料で使えるインターネットには「遅い」という声が非常に多いのが実情です。

無料なので使ってみてストレスを感じるのであれば、ご自身で契約してしまった方がいいかもしれません。

4-2. 通信費を節約するには?

一人暮らしでWi-Fiを利用する際に、なるべく費用を抑える方法は以下の3つです。

  • 用途や使用頻度を確認して最適なプランで契約する
  • キャッシュバックや割引キャンペーンを利用する
  • スマホを格安SIMに乗り換える

特に、光回線やモバイル回線を契約する際には、「自分が何のためにWi-Fiを利用し、どのくらいの通信容量が必要なのか」をしっかり把握しておくことが重要です。

はじめに上記を確認しておかなければ、たくさんある通信量を利用せずに無駄に高いネット使用料を支払うことになりかねません。

また、スマホ(携帯)代を見直すことでWi-Fiを含めた通信費を大きく節約できるため、「格安SIMとは?プロおすすめの正しい選び方と初心者がお得に契約する方法」を参考に、格安SIMへの乗り換えも検討することをおすすめします。

4-3. Wi-Fiルーターはどこに置けばいい?

Wi-Fiルーターはなるべく家の中心に置きましょう。

メーカーが◯LDK用などと紹介しているものは家の中心におくことを想定したものです。

仮に家の端っこに置いてしまったら電波が弱い、ということにもなりかねません。

一人暮らしのワンルームの場合も、なるべく家の中心に来るように置いておけば、トイレなどにもしっかり電波が届くので便利に使えます。

もしも家の中心に置いても電波が弱い場合は、Wi-Fiルーターをもう少し電波の強いものにするなど工夫してみましょう。

4-4. Wi-Fiルーターはどうやって設定すればいい?

機器にもよりますので、用意したWi-Fiルーターの説明書を確認しながら設定していきましょう。

このページで紹介したバッファーロー製のWi-Fiルーターを利用する方は、基本的に以下の方法で繋がります。

  1. コンセントに差し、電源をつける
  2. Wi-Fiルーターを光回線などのルーターに繋げる
  3. スマホやパソコンでの簡単な設定

最近のWi-Fiルーターは設定しやすくなっていて、説明書でもイラストも交えながらわかりやすくまとまっています。

上記からもチェックできるので、説明書を参考に設定をしていきましょう。

IDとパスワードは?

出典:Aterm

IDとパスワードに関しては、ルーターの側面や、同梱されている別途カードなどに書かれています。

ネットワーク名:SSID、パスワード:暗号化キーと表示されているものを使えば接続できます。

4-5. 繋がらない、遅い時はどうすれば?

Wi-Fiは繋がったものの、電波が途切れる、繋がらなくなった、遅いなどの悩みを持った時の対処法をいくつか紹介します。

対策① Wi-Fiルーターの配置を考える

先ほども紹介した通り、Wi-Fiは家の中心にくるように置きたいです。

また、障害物などに電波を妨害されないように棚の上などできるだけ高い位置においた方が繋がりやすくなります。

対策② アクセスポイントを変える

一つのルーターに大量の端末がつながると、遅くなる可能性があります。

ルーターによっては複数のアクセスポイントを使えるので、たくさんの端末を使う時は複数のアクセスポイントを使い分けることで繋がりやすくなる可能性があります。

Wi-Fiルーターに接続するためのIDが複数あれば、アクセスポイントが複数あるということです。別のアクセスポイントに繋いで確かめてみましょう。

対策③ 電波干渉を受けない工夫をする

電子レンジやコードレス電話機などは電波を出しているため、それがルーターの近くにあると電波干渉を引き起こす可能性があります。

そのため、そういった家電と離れた場所にWi-Fiルータを移動させましょう。

実はWi-Fiの電波には以下の2つの周波数帯があり、2.4GHzは多くのWi-Fiや家電製品で使われ干渉を受けやすいです。

  • 2.4GHz
  • 5GHz

そのため、5GHzのWi-Fiを使えるルーターに切り替えれば電波干渉を受けにくくなります。

先ほどおすすめした「11ac」対応のWi-Fiルーターであれば5GHzを使えますが、もし5GHz非対応のルーターを使っている方がいれば対応のWi-Fiルーターの購入を検討しましょう。

対策④ ルーターの再起動を行う

ルーターを再起動すればサクサク動くようになることもあります。

お持ちのWi-Fiルーターの説明書などで手順をみながら再起動してみましょう。

対策⑤ 中継器を置いてみる

中継器を置くことで、以下のようにより広い範囲でWi-Fiを使えるようになります。

家全体に電波が届かない..ということであれば中継器を置くことで改善できる可能性が高いです。

中継器もWi-Fiルーターのようにいいものほど値段は高くなりますが、3,000円以内で変えて、設定も簡単、11acの規格にも対応している私が最もおすすめの中継機を紹介します。

TP-Link Wi-Fi 無線LAN 中継器

  • Amazon価格:2,100円(税込)

TP-Link Wi-Fi 無線LAN 中継器」は、3,000円以下で購入でき、11acの規格が使える中継器です。設定も2分で簡単にでき、3年保証もついている、私が調べた限り最もコスパのいい中継器です。

対策⑥ ルーター以外のポイントを見直す

Wi-Fiルーター以外にも、光回線やプロバイダなどの問題も考えられます。

ここまで対策をしてダメだった場合は「図解でわかる光回線の速度の仕組みと速度を上げる方法まとめ」を参考に他の方法を試してみましょう。

4-6. 未成年の一人暮らしでもネット回線(Wi-Fi)は契約できる?

結論から言うと、未成年(18歳以上)でも契約できるネット回線(Wi-Fi)はありますが、以下どちらかでの契約となります。

  • 親権者名義での契約
  • 本人名義の場合は「親の同意書」が必要

基本的にはインターネット回線の契約は、契約者本人名義のクレジットカードが必要になるため、クレジットカードがない場合は親名義で契約するしかありません。

もちろん、回線会社や契約場所(ネット等)によってはクレジットカードがなくても契約することはできますが、本人名義の場合は「同意書」かその場で親への確認の電話が必要になります。

なお、他のサイト等では「未成年でも契約できる」と記載しているところもありますが、公式サイトの注意事項には「承諾を断る場合もある」とされているので、注意しておきましょう。

4-7. Wi-Fiルーターのレンタルってどうなの?

ポケット型WiFiルーターのレンタルとは、端末を購入せずに期間を決めて1日から利用できるサービスで、特に初期費用や契約手続き等も必要ないため、旅行などの数日間での利用であればおすすめです。

レンタルWi-Fiルーターは最安500円/日程度で利用することができ、「1日」もしくは「1ヵ月」単位と借りる期間によって金額が異なります。

レンタルWi-Fiについては「国内・海外別!Wi-Fiルーターのおすすめレンタル先とお得に利用するための全知識」で詳しく解説していますが、数日程度の利用期間であればレンタルした方がよいですが、より長期的に利用したい場合は、長期契約がおすすめです。

4-8. テザリングでインターネットを利用するには?

テザリングの利用について、料金や手続き・スマホでの操作手順を解説していきます。

テザリングの料金

キャリアごとのテザリング利用料金は、以下の通りです。

テザリング基本料金
ドコモ無料
au多くのプランで無料ですが、一部550~1,100円かかるので「こちら」で確認しておきましょう。

「データ定額20/30」「U18データ定額20」などの大容量のプランでは1,100円になります。「データ定額1/2/3/5」などは無料ですが、それ以外の一人暮らしの方がよく使うプランの場合550円になるケースが多いです。

ソフトバンク多くのプランで無料ですが、一部500~1,100円かかるので「こちら」で確認しておきましょう。

「データ定額 20GB/30GB」などの大容量のプランでは1,100円になりますが、一人暮らしの方が使うようなプランの場合ほぼ全て「永年無料」「2年間無料」なので安心して使いましょう。

※価格はすべて税込

ただし、上記はあくまでも「テザリング機能を使うためのお金」で、データ通信量に応じたお金は別途かかります。

また、5GB、7GBなど月々の容量が決まっている方が多いと思いますが、テザリングは基本的にこの容量を使って通信をします。

そのため、使いすぎはスマホの速度制限につながるので注意しましょう。

テザリングの利用に関する手続き

テザリングに関して、始めるためには手続きが必要なキャリアがあるため、チェックしておきましょう。

使っているスマホテザリングの始め方
ドコモそのまま始められます
au契約時に申し込んでいなければ「My au」or「ソフトバンクショップ」or「電話(157)」からの手続きが必要になります。
ソフトバンク契約時に申し込んでいなければ「My softbank」、「auショップ」、「電話(157)」からの手続きが必要になります。

以上のようにドコモ以外の方は少し手間はかかりますが、3分あれば手続きができるので他の方法よりも簡単です。

格安SIMの時は要注意

格安SIMの場合、端末によってテザリングができるものとできないものに分かれます。

基本的に格安SIMはドコモかauの回線を使っているかと思いますが、どちらの回線を使った格安SIMかによって以下のようにテザリングができるかどうかが変わってきます。

SIMフリードコモ端末au端末
AndroidiPoneAndroidiPoneAndroidiPone
ドコモ系回線××
au系回線××××

※一部のスマホのみ可能です。

以上のようにできるできないがありますのでお持ちの端末や格安SIMを確認してみましょう。

また、格安SIMは使いすぎると速度制限になり、解除するためには容量を追加することになりますが、割高になりやすいです。

そこで、事前に大きめのプランにしておくか、思い切ってポケット型WiFiなどに切り替えてしまった方が後々後悔しにくいです。

テザリングの操作手順

各キャリアへテザリングの申し込みが終わった方は、スマホでの設定が必要になります。

iOSの場合

  1. 「設定」を選択
  2. 「モバイルデータ通信」を選択
  3. 「インターネット共有」を選択
  4. 「インターネット共有」をオン(緑色)にする
  5. 「Wi-FiとBluetoothテザリングをオンにする」を選択
  6. 「”Wi-Fi”のパスワード」を選択
  7. 「”Wi-Fi”のパスワード」を設定
  8. 使いたい端末で 「○○のiPhone」を選択し、パスワードを入力

iPhone デザリングの方法

Androidの場合

  1. 「設定」を選択
  2. 「ネットワークとインターネット」を選択
  3. 「アクセスポイントとテザリング」を選択
  4. 「Wi-Fiテザリング」を選択
  5. 「アクセスポイント名」を入力
  6. 「セキュリティ」を選択
  7. 「アクセスポイントのパスワード」を設定
  8. 使いたい端末で アクセスポイント名とパスワードを入力

まとめ

この記事では、一人暮らしのネット環境の選び方について解説してきました。

結論、一人暮らしのネット環境は以下のフローチャートに沿って選びましょう。

ネット環境の選び方

光回線を契約する場合は、スマホセット割が月々の支払い金額を大きく左右しますので、以下のように現在のスマホに合わせて最安の回線を選びましょう。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東北(宮城県) / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く)NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

また、テザリングを利用するために、20GBより多い大容量のスマホプランを検討する場合は楽天モバイル(月額3,278 円)をおすすめします。

楽天モバイルは、テザリングを容量無制限で利用できる唯一のプラン『Rakuten UN-LIMIT Ⅵ』を提供しており、他社の大容量プランと料金を比較しても、圧倒的にコスパの良いプランとなっています。プラン3カ月無料キャンペーン

20GBまでの通常プランをお探しの方は、以下のフローチャートに沿って選べば、最もお得な回線が見つかります。

格安SIMランキング

あなたがこの記事を通して、少しでも快適なネット生活を送ることを祈っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る