「povoはどこの会社が提供している?」
「povoはどこの回線?」
povoは2021年にサービスが開始された格安スマホキャリアです。基本料0円のベースプランにオプションをトッピングしていく形式で、自分の好きなようにプランを組めます。
しかし「povoはどこの会社が提供しているの?」「povoはどこの回線?」と疑問に感じている人も多いと思います。
そこでこの記事では、povoの運営会社や通信品質を徹底解説しています。料金体系についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
目次
povoを提供しているのはauでお馴染みのKDDI
povoを提供しているのはKDDIです。ドコモの格安プラン「ahamo」に対抗する形で2021年にサービスが開始され、若年層を中心に人気があります。
サービス開始当初は月額2,728円の定額プランでしたが、現在は基本料金からオプションを追加していくトッピング制になりました。
月ごとに支払う金額を調整できるので、データ消費量の変動が激しい人やサブ回線を安く使いたい場合におすすめです。
povoアプリダウンロードはこちらpovoはauと同じ回線が使われている
povoはMVNOではなくMNOに分類される
MNO | MVNO | |
---|---|---|
自社回線 | 保有している | なし |
料金 | 普通 | 安い |
通信品質 | 高い | 低い |
povoは他社回線を借り受けるMVNOではなく、自社回線のMNOに分類されます。au・UQモバイルと同じくKDDIのブランドの一つで、auと同じ回線が使われています。
MNOのメリットは通信回線が安定している点です。エリア拡大や設備投資を頻繁に実施しているので、通信品質が高く保たれています。
一方でMVNOは大手キャリアから借りている回線網をユーザーで分け合って利用するため、速度が遅くなりがちです。ストレスなくネットを使いたい人はMNOを選びましょう!
- MNOの例
- ・povo
- ・UQモバイル
- ・ahamo
- ・LINEMO
- ・ワイモバイル
- ・au
- ・ドコモ
- ・ソフトバンク
- ・楽天モバイル
au回線は通信業界で評価が高い
au回線は通信業界で評価が高いです。モバイル調査会社のOpensignal社が2024年に発表した「モバイル回線のユーザー体感レポート」で全18部門中13部門で1位を獲得しました。
レポートでは、速度が速く遅延が少ない回線として評価されています。スムーズにネットを使いたい人はau回線のサービスを選びましょう。
povoの通信速度はauと大差ない
下り平均速度 | 上り平均速度 | |
---|---|---|
povo | 91Mbps | 14Mbps |
au | 105Mbps | 15Mbps |
UQモバイル | 94Mbps | 14Mbps |
ソフトバンク | 102Mbps | 19Mbps |
ドコモ | 155Mbps | 13Mbps |
※参考:みんなのネット回線速度
povoの通信速度はauと大差ありません。下り平均速度は91Mbps、上りは14Mbpsです。
下りはダウンロードのことでメール受信・SNS閲覧・動画視聴が含まれます。上りはアップロードのことでメッセージ送信・SNS投稿が主な例です。
速度が求められるスマホのオンラインゲームでも30~50Mbpsあれば充分なので、povoは問題なくネットが使えます
povoの時間帯別の平均速度
午前中 | 昼 | 深夜 | |
---|---|---|---|
下り | 93Mbps | 73Mbps | 110Mbps |
上り | 16Mbps | 12Mbps | 16Mbps |
Ping値 | 60ms | 59ms | 53ms |
時間帯別の平均速度をまとめました。ネットを使う時間帯によって繋がりやすさが変わります。午前中は職場で仕事している人が多く利用者が少ないので、速度が安定しやすいです。
一方で昼ごろは休憩時間にスマホを使う人が増えるので、回線が混雑します。午前中に比べると通信速度は遅いです。
また、ネットワークの応答速度を表すPing値も、平均速度と同様にユーザーが増える時間帯で遅くなります。ちなみにpovoだけでなく、ほかのキャリアでも同様の傾向が見られます。
povoの通信エリアはauと同じ
povo2.0プランは、auの通信プランを提供しています。エリアや最大速度などauと同等の品質でご利用いただけます。
引用:povo
povoの通信エリアはauと同じです。離島や山林地帯を除いたほとんどのエリアで4G回線が使えます。人口カバー率は99%なので、繋がりにくいケースは少ないです。
また、関東エリアや札幌・仙台・名古屋・博多などの地方都市では、5G回線が利用できてスムーズにネットを楽しめます。
ちなみに、povoは海外ローミングに対応していて、世界160以上の国と地域でもデータ通信できます。WiFiレンタルや現地SIMカードを申し込む必要がないので便利です。
5Gの基地局数が業界No.1
povoは5G基地局が全国に9.4万ヶ所あり、主要通信キャリアで最も多いです。2023年に人工衛星との通信干渉による規制が緩和されて、急速に5Gエリアが拡大されています。
関東地方を中心に、電波が遠くまで届きやすい周波数帯「sub6」の基地局数が増えて、通信速度も向上しました。
料金を抑えたいけど、速度も妥協できない人はau回線のpovoを選べば間違いないです。
povoの周波数帯はauと同じ
周波数帯 | 特徴 | |
---|---|---|
B1 | 2.0GH | ・全国で利用されている ・ダウンロードが速い |
B3 | 1.7GHz | ・都市部で使われている |
B11 | 1.5GHz | ・対象エリアが限定的 |
B18 | 800Mhz | ・障害物に強く電波が届きやすい |
B28 | 700MHz | ・障害物に強く電波が届きやすい ・基地局が少ない |
B41 | 2.5GHz | ・都市部で使われている |
B42 | 3.5GHz | ・4G回線の中で最も速い周波数帯 |
周波数帯 | 特徴 | |
---|---|---|
B1 | 2.0GH | ・全国で利用されている ・ダウンロードが速い |
B3 | 1.7GHz | ・都市部で使われている |
B11 | 1.5GHz | ・対象エリアが限定的 |
B18 | 800Mhz | ・障害物に強く電波が届きやすい |
B28 | 700MHz | ・障害物に強く電波が届きやすい ・基地局が少ない |
B41 | 2.5GHz | ・都市部で使われている |
B42 | 3.5GHz | ・4G回線の中で最も速い周波数帯 |
※参考:auの対応周波数帯一覧
povoの周波数帯はauと同じ上記7つです。状況に応じて最適な周波数帯を自動で選んで通信できます。
例えば、B3は都市部で使われていて、より高速な通信が可能です。また、B28は障害物に強く建物の中でもスムーズにネットを使えます。
繋がりやすさと月額料金の安さを重視する人はpovoの契約を検討しましょう。
povoはau回線を基本料金0円で使える
使える機能 | 料金 | |
---|---|---|
ベースプラン | 通話 SMSの送受信 低速通信 | 月額0円 |
トッピング | データ追加 (1GB~使い放題) | 250円~24,800円 |
通話かけ放題 | 月額550~1,650円 |
povoはau回線を基本料金0円で利用可能です。ベースプランに「トッピング」と呼ばれるデータ追加や通話かけ放題などのオプション機能を追加していきます。
半年に1回でもトッピングを購入すれば、契約を維持できて最安だと180日間で250円しかかかりません。また、通話かけ放題プランも月額550円で業界最安級です。
通信料金を節約したい人や頻繁に通話する人に向いています。
povoアプリダウンロードはこちらpovoの会社に関するよくある質問
povoの運営しているのはどこ?
A.
povoはKDDIが運営しています。auやUQモバイルに続く新しいKDDIのブランドで高品質な回線をリーズナブルに利用可能です。
基本料金が0円で必要な機能を追加していく仕組みなので、自分の使い方に合わせてプランを組めます。
少しでも月の固定費を削減したい人は、povoへの乗り換えがおすすめです。
povoはどこの回線を使っている?
A.
povoはauと同じ回線を使っています。一般的な格安SIMのように回線を借り受けているのではなく、自社回線なので通信が安定していて快適です。
通信速度・エリアについても、auと変わりません。大手キャリアと同じ品質を安く使いたい人におすすめです。
auやUQモバイルと何が違う?
A.
povoは料金体系やサポート体制がau・UQモバイルと違います。povoは追加するオプションに応じて月額料が変化しますが、auとUQモバイルは定額です。
また、通話かけ放題プランもpovoのほうが安く利用できます。頻繁に電話する人におすすめです。
ただし、povoは店舗でのサポートが受けられません。ショップで申し込みたい人はauかUQモバイルを選びましょう。
povoはどんな人におすすめ?
A.
povoは費用を抑えたいけど、通信速度も妥協したくない人におすすめです。auと同じ回線なので快適にインターネットを楽しめます。
また、基本料金が0円なのでサブ回線として利用している人も多いです。
povoはKDDIが運営しているので安心して利用できる【まとめ】
povoはau・UQモバイルを提供しているKDDIが運営しています。UQモバイルに続く新しいKDDIのサブブランドでauの回線を安く利用できます。
他社の格安SIMだと通信速度が遅くなるケースが多いですが、povoは自社回線を使っているので、遅延が起きにくいです。
お得なキャンペーンも定期的に実施しているので、安くて安心できるキャリアに乗り換えたい人はpovoを契約しましょう。
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