「開通工事をしなくていい」「誰でも簡単に接続できる」「データ容量が無制限」などと聞いて、Home Wi-Fiが気になっていませんか?
結論、Home Wi-Fiは、誰でも自宅で簡単にインターネット環境を整えられるので便利ですが、長期的な料金・通信速度の面であまりおすすめできません。
そのため、通信速度や月額料金などの要素を比較すると光回線、テザリングなどのインターネット回線の方が優れており、おすすめです。
そこでこのページでは、長年の通信機器販売の経験をもとに、Home Wi-Fiを契約する前に知っておくべき注意点と筆者が本当におすすめする2種類のインターネット回線を、以下の流れで解説します。
すべて読めば、Home Wi-Fiを選ぶべきでない理由がわかる上に、代わりのおすすめなインターネットはどれなのかしっかりと理解できます。
1. Home Wi-Fiの3つの注意点
「Home Wi-Fi」は、NUROmobileが提供している据え置きWi-Fiサービスです。
出典:Home Wi-Fi
Home Wi-Fiは、光回線のように開通工事をしなくていいので、端末が家に着いたその日からすぐにインターネットの利用を開始できます。
また、Home Wi-Fiは、データ容量が無制限なので、月額2,880円(税込3,168円)の安さで動画やゲームを存分に楽しむことができます。
このように、機能性や価格が優秀に見えるHome Wi-Fiですが、実は契約前に知っておくべき3つの注意点があります。
- 使用場所:自宅でしか使えない
- 通信速度:遅くて安定しにくい
- 料金:月額料金が4年目から跳ね上がる
これらの点に関して、「光回線(ソフトバンク光)」「モバイルWi-Fi(UQWiMAX「WX06」)」「据え置きWi-Fi(Home Wi-Fi「L02」)」を比較し、下記の表にまとめました。
使用場所 | 通信速度 | 年間実質料金 | |
光回線 | × 自宅のみ | ◎ 最大1Gbps | 〇 40,440円 |
モバイルWi-Fi | ◎ 自宅・外出先 | ◯ 最大867Mbps | 〇 39,000円 |
据え置きWi-Fi | × 自宅のみ | × 最大150Mbps | ◎ 35,693円 |
※年間実質料金= 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
※通信速度=下り最大速度
Home Wi-Fiは、光回線やモバイルWi-Fiに比べて、自宅でしか使用できない上に通信速度が圧倒的に遅いので通信サービスとして低評価ですが、契約から3年目までの年間実質料金は最も安くてお得です。
以下では、3つの注意点に関して、それぞれ詳しく解説します。
1-1.使用場所:自宅でしか使えない
Home Wi-Fiを契約する前に知っておくべき使用場所に関する注意点は、「自宅でしか使えない」ことです。
使用場所 | |
光回線 | × 自宅のみ |
モバイルWi-Fi | ◎ 自宅・外出先 |
据え置きWi-Fi | × 自宅のみ |
たしかに、Home Wi-Fiは、自宅のコンセントに挿すだけで、簡単にインターネットを楽しむことができて便利ですが、その反面で、常時コンセントがない外出先では使用することすらできません。
したがって、Home Wi-Fiは、自宅以外でも自分専用のWi-Fiを必要とする場合は選ぶべきではないので注意してください。
1-2.通信速度:遅くて安定しにくい
Home Wi-Fiを契約する前に知っておくべき通信速度に関する注意点は、「遅くて安定しにくい」ことです。
通信速度 | |
光回線 | ◎ 最大1Gbps |
モバイルWi-Fi | ◯ 最大867Mbps |
据え置きWi-Fi | × 最大150Mbps |
※通信速度=下り最大速度
Home Wi-Fiは、下り通信速度が150Mbpsで、他のサービスと比較して、圧倒的に遅いです。
また、公式ページに記載があるように、大量のデータを連続して送受信すると一時的に通信制限にかかり、通信速度が遅くなります。
引用:NUROmobile
また、使用場所の電波の届きやすさや3日間の累計データ通信量が10GBえを超えた場合も、通信速度が不安定になりやすいです。
したがって、Home Wi-Fiは、通信の速度や安定性を重視する場合は選ぶべきではないので注意してください。
1-3.料金:月額料金が4年目から跳ね上がる
Home Wi-Fiを契約する前に知っておくべき料金に関する注意点は、「月額料金が4年目から跳ね上がる」ことです。
年間実質料金 | |
光回線 | 〇 40,440円 |
モバイルWi-Fi | 〇 39,000円 |
据え置きWi-Fi | ◎ 35,693円 |
※年間実質料金= 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
Home Wi-Fiは、契約後36カ月間の年間実質料金は、他のサービスと比べて、5,000円程お得です。
しかし、これは2,000円割引キャンペーンを適用した場合の料金であり、キャンペーン適用期間である36ヵ月を超えた後は月額4,880円(税込5,368円)となり、年間実質料金が67,526円に跳ね上がります。
したがって、Home Wi-Fiは、3年以上同じサービスを継続して利用したい場合は、選ぶべきではないので注意してください。
1-4.ちなみにHome Wi-Fiのメリットは?
Home Wi-Fiには、冒頭で述べた通り、メリットもあります。
- 開通工事をしなくていい
- 誰でも簡単に接続できる
- データ容量が無制限(3日間の累計通信データが10GBを超える場合を除く)
- 契約3年目まで実質月額料金がお得
ただし、据え置きWi-Fiなので自宅でしか使用できない上に、通信速度が圧倒的に遅いので通信サービスとして低評価せざるを得ず、ポータブル性や速度を犠牲にしても上記を大事にしたいという方以外はおすすめしません。
どうしてもHome Wi-Fiを使いたい方は、下記より申し込みましょう。
・nuromobile「Home Wi-Fi申し込みページ」:http://mobile.nuro.jp/entry/homeWi-Fi/
2.ホームルーターをおすすめしない2つの理由
Home Wi-Fiをはじめとして、工事不要で即日からインターネットが開通するホームルーターは、一見すると便利なように見えます。
ですが、現在では以下の2つの理由からあまりおすすめできるものではありません。
それぞれの理由について、以降で詳しく見ていきましょう。 ホームルーターは通信速度と容量の面で光回線に劣っており、以下の特徴に当てはまる方は光回線をおすすめします。 光回線がおすすめな人 実際にホームルーターを光回線と比較してみると、同じ価格帯にもかかわらず、光回線の通信速度・容量がホームルーターよりも優れていることが分かります。 ※ 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』を参考にしています。 以降で、ホームルーターの通信速度とデータ容量のそれぞれについて詳しく見ていきましょう。 ホームルーターは、ルーターまでの通信を無線で行うため、有線で通信を行う光回線と比べて通信速度がかなり劣っています。 以下の表は用途別の必要な回線速度の目安ですが、ホームルーターの平均的な通信速度(10~40Mbps程度)では、特にオンラインゲームなどの用途で利用される方にとって、ストレスがかかる可能性が高いです。 実際、ホームルーターについてSNS上での評判を見てみると、「ホームルーターが遅くてイライラする!」といった声が見受けられます。 この前SoftBank行った時に無料でソフトバンクエアー最新のに変更できるしそっちのがサクサク使えますって言われて変えたけどここ1ヶ月くっそ遅いのなに?普通にゴミなんやけど。クソと一緒に粗大ゴミで出したい ソフトバンクエアーから光回線に乗り換え完了? そのため、「快適な速度でインターネットを使いたい」という方は、光回線の方がおすすめです。 通信容量の面を見ても、月々のデータ量が完全無制限で使い放題の光回線に比べて、ホームルーターは回線の混雑状況に応じて速度制限がかかってしまいます。 実際、SoftBankの公式HPでは、速度制限の条件について以下のように記載されています。 サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。 出典:SoftBank公式 以上のように、ホームルーターではネットワークの混雑状況に応じた速度制限がかかるため、「容量を気にせずにネット使いたい!」という方にはお勧めできません。 ホームルーターは料金と利用の手軽さの面でテザリングに劣っており、以下の特徴に当てはまる方はテザリングをおすすめします。 テザリングがおすすめな人 実際に、ホームルーターとテザリングを比較してみると、工事不要の回線としてはテザリングの方がお得であることが分かります。 ※ テザリングの料金は、今のスマホ料金から大容量プランに乗り換えるのに必要な金額の目安を表記しています。 ホームルーターはテザリングと通信速度・データ容量の面であまり変わりません。 それにも関わらず、ホームルーターはテザリングよりも月々の支払料金が多くなってしまいます。 テザリングは大容量のプランに切り替えてSIMを差し替えるだけなのに対して、ホームルーターは新しい機種代金が発生するため、より多くのコストがかかってしまうのです。 以上のように、工事不要のインターネットを探している方は、「料金」・「利用の手軽さ」・「外出先での利用」の3つのメリットがあるテザリングをおすすめします。 以上で見てきたように、ホームルーターは次の2つの理由からおすすめできません。 光回線、テザリングがおすすめな人の特徴を踏まえて、あなたに合った回線を選びましょう。 なお、光回線・テザリングそれぞれでおすすめなサービスを次の箇所で解説していますので、適宜読み飛ばしてください。理由1. ホームルーターは通信速度・容量で光回線に劣る
ホームルーター 光回線 通信速度(下り実測値) △
10~40Mbps〇
100~300Mbpsデータ容量 △
実質無制限
(速度制限あり)〇
無制限月額料金 △
3,000~4,000円程度△
3,000~4,000円程度
※ ホームルーターの月額料金は、キャッシュバックや機種代・手数料を含めた2年間の実質月額料金で表記しています。ホームルーターの通信速度
ホームルーター 光回線 通信速度(下り実測値) △
10~40Mbps〇
100~300Mbps用途(目的) 必要な通信速度の目安 メール 1Mbps~ SNS 5Mbps 動画視聴(標準画質) 10Mbps ビデオ会議 30Mbps 動画視聴(高画質) 40Mbps オンラインゲーム 50~100Mbps
マンション設備の関係でADSL回線だけど安くなったし早くなった??
固定費これで月2000円ほど下がる?
てか解約するだけで10分くらい電話してた…今後はお知らせ要らないってちゃんも言えて良かった!ホッ? pic.twitter.com/dYyxfZzcYUホームルーターの通信容量
ホームルーター 光回線 データ容量 △
実質無制限
(速度制限あり)〇
無制限通信速度の制限について
理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る
ホームルーター テザリング(大容量プラン) 月額料金 △
3,000~4,000円程度〇
1,500円程度利用の手軽さ △
新たな契約が必要〇
普段使っているスマホのみで使える外出先での利用 ×
自宅でしか使えない〇
外出先でPC・タブレットなどで作業可通信速度(下り実測値) △
10Mbps~40Mbps△
10Mbps~40Mbpsデータ容量 △
実質無制限
(速度制限あり)△
実質無制限
(速度制限あり)
※ ホームルーターの月額料金は、キャッシュバックや機種代・手数料を含めた2年間の実質月額料金で表記しています。
※ 通信速度(実測値)は『みんなのネット回線速度』を参考にしています。まとめ
光回線がおすすめな人 テザリングがおすすめな人
3.25社を徹底比較【2023年9月】おすすめの光回線7選
ホームルーターに代わりおすすめできる通信手段の一つ目に光回線があります。
結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。
実質月額料金とは
実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。
なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。
《実質月額料金で注目したい2つの要素》
- スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
- キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)
というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。
例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。
ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo
そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。
また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。
したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。
とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスには特典内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。
そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。
【参考】主要光回線25社の利用料金調査
←上下左右にスクロールできます→
お使いの スマホ | 光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック・特典 | 工事費 | 事務手数料 | ||
ドコモ光 | 3,825円 (2,725円) | 3,825円 (2,725円) | 1,100円/月 | キャッシュバック:60,000円 月額500円(6ヶ月間) | 0円 | 3,300円 | |
auひかり | 1,951円 (3,329円) | 815円 (2,193円) | 1,100円/月 | 最大114,000円 | 実質無料※1 | 3,300円 | |
ビッグローブ光 | 3,931円 (4,592円) | 2,822円 (3,484円) | 1,100円/月 | 戸建て:59,000円 マンション:56,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 | |
コミュファ光 (東海エリア限定) | 2,428円 (3,198円) | 2,204円 (2,974円) | 1,100円/月 | 最大93,000円 | 実質無料 | 0円 | |
So-net光プラス | 4,296円 (4,846円) | 3,086円 3,636円) | 1,100円/月 | 50,000円 | 実質無料 | 3,500円 | |
auひかり ちゅら (沖縄エリア限定) | 4,029円 (5,129円) | 3,194円 (4,294円) | 1,100円/月 | - | 実質無料 | 3,300円 | |
@TCOMヒカリ | 4,041円 (4,591円) | 2,611円 (3,161円) | 1,100円/月 | 40,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
メガ・エッグ (中国エリア限定) | 3,784円 (4,334円) | 3,056円 (3,606円) | 1,100円/月 | 戸建て:40,000円 マンション:20,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
ピカラ光 (四国エリア限定) | 3,530円 (4,219円) | 2,357円 (3,046円) | 1,100円/月 | 30,000円 | 0円 | 0円 | |
eo光 (関西エリア限定) | 3,695円 (4,481円) | 2,732円 (3,518円) | 1,100円/月 | 戸建て:10,000円(商品券) マンション:3,000円(商品券) | 実質無料 | 3,300円 | |
@nifty光 | 4,735円 (5,285円) | 3,411円 (3,961円) | 1,100円/月 | 15,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
BBIQ (九州エリア限定) | 3,805円 (4,355円) | 3,093円 (3,643円) | 1,100円/月 | 戸建て:30,000円 マンション:20,000円 | 実質無料 | 880円 | |
AsahiNet光 | 4,402円 (4,909円) | 3,192円 (3,799円) | 1,320円/月 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 880円 | |
DTI光 | 4,046円 (5,366円) | 2,718円 4,038円) | 1,320円/月 | 戸建て:20,000円 マンション:17,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 | |
J:COM光 | 3,660円 (4,210円) | 4,073円 (4,623円) | 1,100円/月 | 6,000円相当 (QUOカードPay) | 実質無料 | 3,300円 | |
NURO光 | 2,525円 (3,625円) | 2,147円 (3,247円) | 1,100円/月 | 戸建て:60,000円 マンション:25,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
ソフトバンク光 | 4,345円 (4,895円) | 2,805円 (3,355円) | 1,100円/月 | 47,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
お使いの 格安SIM | 光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | ||||
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック | 工事費 | 事務手数料 | ||
auひかり | 2,193円 (3,329円) | 1,057円 (2,193円) | 858円/月 | 92,000円 | 実質無料※1 | 3,300円 | |
ソフトバンク光 | 4,257円 (4,895円) | 2,717円 (3,355円) | 1,650円/月 | 47,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
IIJmioひかり | 4,358円 (5,018円) | 3,258円 (3,918円) | 660円/月 | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 0円 | |
DTI光 | 5,201円 (5,366円) | 3,873円 (4,038円) | 165円/月 | 戸建て:36,000円 マンション:34,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 | |
@TCOMヒカリ | 4,371円 (4,591円) | 2,941円 (3,161円) | 220円/月 | 40,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
@nifty光 | 4,735円 (5,285円) | 3,411円 (3,961円) | 220円/月 | 15,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | |||||
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック | 工事費 | 事務手数料 | ||
スマホセット割 なし | フレッツ光 東日本 | 7,064円 | 4,388円 | - | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 880円 |
エキサイト光 | 4,827円 | 3,727円 | - | - | 実質無料 | 1,100円 | |
ぷらら光 | 5,830円 | 4,418円 | - | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 0円 | |
U-NEXT光 | 5,445円 | 4,323円 | - | - | 26,400円 | 3,300円 | |
おてがる光 | 4,800円 | 3,700円 | - | - | 実質無料 | 3,300円 | |
とくとくBB光 | 5,343円 | 4,243円 | - | 5,000円 | 実質無料 | 3,300円 | |
楽天ひかり | 5,854円 | 4,663円 | - | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 880円 |
※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み
表の補足説明
・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載
※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。
もっと見る
もっと見る
この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。
あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。
上記の光回線には申込窓口が複数あり、特典・キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。←スマホの場合は左右にスクロールできます→
おすすめ光回線 | 提供エリア | 最安申込窓口 |
auひかり | 【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く) 【マンション】全国(沖縄県を除く) | GMOとくとくBB (プロバイダ) |
ドコモ光 | 全国 | GMOとくとくBB (プロバイダ) |
ソフトバンク光 | 全国 | GMOとくとくBB (代理店) |
NURO光 | 北海道 / 東北(宮城県) / 関東 / 東海 / 関西 / 中国 / 九州(一部地域を除く) | NURO光 (公式特設サイト) |
コミュファ光 | 愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県 | アウンカンパニー (代理店) |
ピカラ光 | 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 | NEXT (代理店) |
@TCOMヒカリ | 全国 | @TCOMヒカリ (公式サイト) |
4.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
2つ目のおすすめな通信手段として、大容量のテザリングが可能なSIMプランを契約する事が挙げられます。
結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。
大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由
- 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
- 【価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
- 【速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速
実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。
なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。
また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。
-スマホの方はスクロールできます-
SIM | テザリングで利用したい容量 | 平均速度 | |||||
30GB | 40GB | 50GB | 60GB | 無制限 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
楽天モバイル | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 19.0 | 5.9 |
docomo | 7,205 | 7,205 | 7,205 | 7,205 | - | 26.2 | 4.2 |
au | 7,238 | - | - | - | - | 50.8 | 5.6 |
SoftBank | 7,238 | - | - | - | - | 45.9 | 5.6 |
エキサイトモバイル_Flat | 4,158 | 5,258 | 6,358 | - | - | 3.8 | 3.9 |
エキサイトモバイル_Fit | 4,400 | 7,700 | 11,198 | - | - | 3.8 | 3.9 |
イオンモバイル | 4,378 | 5,478 | 6,578 | - | - | 3.7 | 2.6 |
DTI SIM | 4,730 | 6,050 | 6,050 | - | - | 8.5 | 3.0 |
NifMo | 4,730 | 6,050 | 6,050 | - | - | 2.7 | 2.8 |
QTモバイル | 3,300 | - | - | - | - | 1.6 | 5.6 |
スマモバ | 3,828 | - | - | - | - | 1.7 | 5.0 |
HISモバイル | 6,567 | - | - | - | - | 5.8 | 2.9 |
LIBMO | 7,238 | - | - | - | - | 3.5 | 5.9 |
BIGLOBEモバイル | 8,195 | - | - | - | - | 4.7 | 1.4 |
※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。
上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。
それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。
楽天モバイル
出典:楽天モバイル
『楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。
日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。
また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。
また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。
月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。
出典:楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | |||
SIMタイプ | 音声通話 | ||
国内通話 | 0円 | ||
月間データ容量 | 0~3GB未満 | 1,078円/月 | |
3GB以上~20GB未満 | 2,178円/月 | ||
20GB以上~無制限 | 3,278円/月 |
※料金はすべて税込み
ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。
国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | ||
国内 | 楽天回線エリア | 制限なし |
パートナー回線エリア | 5GB/月 | |
海外 | - | 2GB/月 |
なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。
また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。
そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。
楽天モバイルのお得なキャンペーン
最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。
お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン
出典:楽天モバイル
『Rakuten最強プラン』を初めて申し込むと、3,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。
お持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能であれば、機種変更の必要がありませんので、簡単に楽天モバイルを利用することができます。
楽天モバイルで利用できるかどうかは『ご利用製品の対応状況確認』ページで確認できますので、楽天モバイルを検討中であれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。
なお「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となっていますので、注意してください。
<キャンペーンコード>
1526
<申し込み条件>
- 下記のいずれかの方法で『Rakuten最強プラン』に申し込む
- 新規
- 乗り換え(MNP)
- プラン変更 - 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
- 対象製品を使って「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
<キャンペーン期間>
2022年7月1日(金)0:00~終了日未定
<ポイント付与日>
「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元
出典:楽天モバイル
『Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象iPhone(15・14・13・SE)を購入し、お持ちの対象iPhoneを下取りに出すと、最大で19,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。
還元されるポイントは、購入と下取りの条件によって次のように異なります。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
キャンペーンの達成条件 | もらえる楽天ポイント |
対象iPhone※1の購入& 初めてのプラン申し込み | 9,000ポイント |
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で対象iPhone※1の購入& 「スマホ下取りサービス」で対象iPhone※2の下取り | 5,000ポイント |
対象iPhone※1の購入& 対象iPhone※2の下取り | 5,000ポイント |
還元される合計ポイント | 最大19,000ポイント |
対象iPhone
※1:iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)※2:iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X
なお「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」とは、本体代の支払いに「48回払い」を選択すると、24回分を払った時点で最新の製品に機種変更が可能になり、残りの支払いは不要になるサービスです。
最新機種をお得に手に入れたいなら、こちらのキャンペーンを利用するとよいでしょう。
ちなみに「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はキャンペーン対象外ですので注意してください。
<キャンペーンコード>
1526, 1819, 1899, 2004
<申し込み条件>
- 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
- 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
- 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
- 「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して対象iPhone※1を新規購入する
- 『スマホ下取りサービス』を利用して、お持ちの対象iPhone※2を下取りに出す
- 14日以内に、お持ちの製品を発送する
- 「スマホ下取りサービス」の査定完了メールを確認する
<キャンペーン期間>
2023年9月12日(火)9:00~終了日未定
<ポイント付与日>
「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与
他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。
楽天モバイル公式
楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。
5.まとめ
このページでは、Home Wi-Fiがおすすめできない理由から、ホームルーターに代わる速度や料金面でより優れた光回線・大容量テザリングについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
結論、Home Wi-Fiの他にもコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるホームルーターは便利ですが、同じく手軽でかつ月額料金画より優れている光回線や大容量テザリングに対応したSIMの契約の方がおすすめです。
このページを参考に、あなたがより手軽に、かつお得にWi-Fiが使えるようになることを心より願っています。