飯田産業の坪単価はどのくらい?住宅の工法や性能などを徹底解説!【2024年】

飯田産業の坪単価はどのくらい?

「飯田産業の坪単価はどのくらい?」

「30坪の総額や40坪の総額はいくら?」

飯田産業は、住宅の引渡し実績が46,000棟以上あるハウスメーカーで、耐震等級3級などを満たす、高品質の注文住宅が建てられるのが魅力です。しかし、高品質な注文住宅が建てられる分、価格が高くないか心配ですよね。

この記事では、飯田産業の坪単価はもちろん、工法や実例なども解説しています。口コミや評判も記載している」ため、飯田産業で建てれば良いか判断できます。

ハウスメーカー大学プロフィール
ハウスメーカー大学@編集部
30代の注文住宅編集部。後悔を残したメンバー&これからマイホーム購入を考える選抜メンバーで、詳しさは業界トップ級だと自負してます。

飯田産業の坪単価は45〜60万円程度【総額目安】

建坪数本体価格
25坪(約83平米)1,125〜1,500万円
30坪(約99平米)1,350〜1,800万円
35坪(約116平米)1,575〜2,100万円
40坪(約132平米)1,800〜2,400万円
50坪(約165平米)2,250〜3,000万円

飯田産業の坪単価は、45〜60万円程度です(当社調べ)。他大手ハウスメーカーは、約80万円の坪単価が多いため、坪単価としては安い部類に入ります。

飯田産業の坪単価には、設計費用や住まい保険、ライフラインの工事、地盤調査費などのすべての工事費が含まれています。他社では、坪単価に含まれているのは建築費のみのハウスメーカーもあるので、どれだけ安いかがわかります。

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人気ハウスメーカーとの坪単価比較

ハウスメーカー坪単価構造
飯田産業約60万円木造
タマホーム約50万円木造
アキュラホーム約65万円木造
クレバリーホーム約65万円木造
ユニバーサルホーム約65万円木造
一条工務店約70万円木造
日本ハウスHD約70万円木造
トヨタホーム約80万円鉄骨
ヤマダホームズ約80万円木造
ミサワホーム約80万円木造
住友不動産約80万円木造
住友林業約85万円木造
三井ホーム約85万円木造
大和ハウス約90万円鉄骨、木造
セキスイハイム約90万円鉄骨、木造
積水ハウス約90万円木造、鉄骨
パナソニックホームズ約90万円鉄骨
スウェーデンハウス約90万円木造
へーベルハウス約100万円鉄骨

飯田産業の坪単価は、45~60万円程なので、タマホームやアイダ設計と同じくらいの水準です。安く注文住宅を建てたい人にとっては、魅力的な会社といえるでしょう。坪単価にすべての工事費、諸経費が含まれていることを考えるとなおさらです。

飯田産業のコスパがよいのは、飯田グループ全体で木材製造や設計、施工などを一括で請け負っているためです。特に分譲住宅の分野では、日本一のスケールメリットを生かして低価格を実現しています。

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飯田産業の概要|低価格で品質の高いハウスメーカー

飯田産業 概要

坪単価45〜60万円
会社設立1977年7月8日
構造木造
居住タイプ平屋、2階建て、3階建てなど
保証期間初期保証は10年(最長30年)
引渡し実績数46,000棟以上
関連記事飯田産業の評判口コミ
公式サイト飯田産業公式

飯田産業は、高品質かつ、耐久性に優れた家を建てられるハウスメーカーです。引き渡し実績数は、46,000棟以上を超え、確かなノウハウと実績を持っています。

飯田産業がおすすめな人

  • 価格を抑えて注文住宅を建てたい人
  • 土地探しから始める人
  • 実績豊富なハウスメーカーに依頼したい人
  • 耐久性に優れた家に住みたい人
  • 分譲住宅に住みたい人

飯田産業についての評判・口コミ

飯田産業の坪単価に対する評価は、まちまちです。Twitterの口コミにあるように「安いのに耐震性が高い」など、コスパのよさを評価する声もあれば、「材質が悪い」「注文住宅だと追加費用が高くなる」などの声がありました。

また、工事の騒音対策、近所への連絡などの対応についての不満も、ちらほらみられます。家を建てる際は近所への配慮も大切なので、この点はやや不安なところです。

飯田産業の性能

I.D.S工法

I.D.S工法とは、飯田産業オリジナルの「木造軸組-パネル工法」のことで、木造軸組工法と構造用合板パネル工法のよいところを合わせ持っています。木造軸組工法の自由度の高さと、構造用合板パネル工法の耐久性を両立しているのが特徴です。

飯田産業の住宅では、阪神・淡路大震災級の地震でも倒壊しない、構造躯体の倒壊等防止の耐震等級3を取得しています。また、木材の腐朽などにも強く、劣化対策等級3級も獲得しているので、安心して長く住めるでしょう。

スケルトンフィル

飯田産業の住宅は、スケルトンフィルに対応しているので、特に2世代、3世代と住み続けて欲しいと考えている人に向いています。また、将来的に家族構成やライフスタイルが変わるかもしれないので、リフォームの自由度を残しておきたい人にもおすすめです。

スケルトンフィルとは、「スケルトン(建物の構造体)」と「インフィル(間取り、設備、内装など)」が分離した建築手法です。

この建築手法は飯田産業のオリジナルではありませんが、後からライフスタイルに合わせて間取り、設備、内装などを変更しやすいことで人気の工法です。

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飯田産業で建てるメリット

  • 価格が安い
  • 土地情報が豊富
  • 実績があり、工期が短い

価格が安い

ハウスメーカー坪単価(目安)
飯田産業約60万円
アキュラホーム約65万円
ヘーベルハウス約100万円
住友林業約85万円
一条工務店約70万円

飯田産業の坪単価は、45〜60万円程度で、大手ハウスメーカーに比べると安い水準です。さらに飯田産業の坪単価は、すべての工事費や諸経費を含めた総額表示なので、シンプルにシミュレーションできるでしょう。

大手ハウスメーカーは坪単価80万程の所が多いうえに、解体工事費や地盤改良工事費などの費用は別途なのが一般的です。

土地情報が豊富

分譲地のメリット分譲地のデメリット
  • ・きれいに区画整理されている
  • ・インフラが整っている
  • ・手ごろな坪単価
  • ・区画の位置によっては設計しづらい
  • ・駅から遠い場合が多い
  • ・近所づきあいが大変

飯田産業は、首都圏を中心に、全国61箇所の拠点があり、豊富な土地情報を持っています。また、グループ各社と提携して土地を仕入れてもいます。

特に飯田グループ全体の分譲住宅はシェアトップクラスで、2019年は日本の分譲住宅の約3割に相当する41,619棟を販売しています。

人気の理由は、土地の仕入れから設計、施工、アフターサービスまでグループ全体で一気通貫することで、ローコストかつ高品質な住宅を実現していることです。

実績が豊富で工期が短い

飯田産業の戸建分譲住宅の販売実績は、年間4,800棟以上あります。これを東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の新築戸建分譲住宅のトータルと比べると、16棟に1棟が飯田産業の家という計算になります。

さらに、オリジナルの注文住宅でありながら、飯田産業なら最短49日の工期で完了することも魅力です。他のハウスメーカーの工期が3~4ヶ月かかるのに比べると、いかに工期が短いことがわかります。

飯田産業で建てるデメリット

  • 保証が短い
  • 定期点検の回数が少ない
  • 断熱性に不安がある

保証が短い

飯田産業の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に関する長期保証は10年間です。保証が充実しているヘーベルハウスや大和ハウスなどと比べると、見劣りします。

また、有料オプションに加入しても、最大30年までしか延長できません。この点も、60年まで延長できるメーカーや永年保証のメーカーと比べると短く感じるでしょう。

また、保証が切れてしまうと、売却する際の家の価値に影響が出る可能性があるのも心配なところです。

定期点検の回数が少ない

飯田産業の定期点検は、2年目までとなっていて、他社に比べて少ない回数です。そのため、定期点検をしっかりしておきたい場合は、飯田産業のアフターサービスにやや不安を感じるかもしれません。

例えば、大和ハウスの定期点検は、30年目までとなっています。また、セキスイハイムの場合は、2年目まで定期点検があり、5年目から各5年ごとに60年間定期診断を行ってくれます。

断熱性に不安がある

飯田産業の窓は、一般的な仕様なので、断熱性にこだわる人は満足できない可能性があります。

飯田産業で使用しているのは、標準的に使われているペアガラスです。現在はペアガラスよりも性能のよいLow-Eガラスがあり、一条工務店や積水ハウスなどはこれを標準仕様にしています。

また、飯田産業の窓のサッシはローコスト住宅で多いアルミサッシを使用していますが、 アルミ樹脂複合サッシに比べると、断熱性能は劣ります。積水ハウスや大和ハウスなど多くのハウスメーカーでは、アルミ樹脂複合サッシを採用し、断熱性を高めています。

ペアガラス
  • ・2枚のガラスの間に空気の層がある
  • ・断熱と結露防止の効果がある
Low-Eガラス
  • ・低放射の特殊な金属膜で外側をコーティングしたガラス
  • ・断熱と結露防止に加えて遮熱性がある
  • ・夏は涼しく、冬は暖かい
  • ・西日や紫外線対策にもなる
アルミサッシ
  • ・熱伝導率が高いため、夏は熱く冬は寒くなりやすい
アルミ樹脂
複合サッシ
  • ・熱伝導率が低く、断熱性が高い
  • ・複合構造で音も伝わりにくい

飯田産業でどんな家が建つ?

実例1|こだわりを追求した家

飯田産業 実例1

アーチ壁のポーチや大容量のシューズインクロークなど、住む人のこだわりが詰まった住まいです。このように、個性的な注文住宅も実現できる好例といえるでしょう。

実例2|視界が広がる気持ちいい空間の家

飯田産業 実例2

東京都のSさん宅は、キッチンからリビング全体が見渡せる広々とした空間が印象的です。料理をしていても、小さな子どもが目に入るので、何かと安心できそうです。さらにリビング上部は吹き抜けになっていて、解放感と明るさがあります。

吹き抜けリビングは、2階の様子が自然にうかがえるのもメリットです。子どもが一人で過ごす時間が増えても、ちょうどいい距離感で子育てできそうです。

実例3|工夫して想像以上の広さを実現した家

飯田産業 実例3

都心の狭小地に家を建てる際は、いかに面積を上手に使うかがポイントです。東京都のSさんは3階建てをリーズナブルな価格で建てられることを条件に探した結果、飯田産業に決めたといいます。

設計段階から二人三脚で家づくりを進めてきたので、狭さを感じることはなく、とても快適とのことです。床やキッチン、仕切りなどをナチュラルな木目材で統一して広さを感じさせる工夫なども真似したいところです。

飯田産業の街並みモデルハウス

飯田産業は実際に販売している住宅を「街並みモデルハウス」として公開しています。飯田産業は住宅展示場を構えておらず、年間4,800棟もの住宅を販売する飯田産業ならではのスタイルです。

街並みモデルハウスを見学するメリットは、実際の家づくりに近いサイズや設備になっていることです。

住宅展示場の住宅は建坪が大きく、設備やインテリアも最高級仕様なので、イメージがわきにくい人も多いです。しかし、街並みモデルハウスなら、家族が暮らしているイメージがしやすいというメリットがあります。

飯田産業のバーチャルモデルハウス

近くに街並みモデルハウスがない場合や、仕事が忙しくてスケジュールが合わない場合などは、バーチャルモデルハウスを利用をおすすめします。スマホやパソコンを使って、360°のVR空間をいつでも自由に隅々まで体験できます。

間取り図だけではイメージしにくいことも、バーチャルモデルハウスなら、室内にいるようにして確かめられるでしょう。

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飯田産業の坪単価・特徴まとめ

飯田産業の坪単価・特徴まとめ

  • 坪単価は45〜60万円ほど
  • 大手ハウスメーカーと比較すると坪単価は安い
  • 実績が豊富で土地探しから依頼できる

飯田産業の坪単価は、45〜60万円ほどで、コスパの高さが人気のハウスメーカーです。工期が短く、実績がある飯田産業は、断熱性や保証期間などのデメリットを補填できるポテンシャルがあります。

低価格で高品質かつ、耐久性に優れた家を建てたい人は、飯田産業を検討してみてはいかがでしょうか。

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