断熱等級7のハウスメーカー12選!断熱性能を高めるメリット・デメリット

断熱等級7を実現できるハウスメーカー12選!

「断熱等級7の家を建てられるハウスメーカーは?」

「断熱性能7のメリットやデメリットが知りたい」

断熱等級7の家は、1年を通して快適に暮らせる、省エネ性能の高い住宅です 。近年の住宅業界では、CO2の削減に向けた省エネ対策のため、断熱性能の高い家が続々と登場しています。

しかし、ハウスメーカーごとに住宅の費用やデザイン、間取りは様々です。断熱等級7の家を建てたいと思っても、どのハウスメーカーを利用すべきか悩んでしまいますよね?

そこで、この記事では、各ハウスメーカーが提供している断熱等級7の住宅について詳しく解説しています。断熱等級7の家を建てるメリット・デメリットについても解説しているので、断熱性能にこだわって家を建てたいという人は参考にしてください。

断熱等級7の家を建てられるハウスメーカー

アキュラホーム|剛木造 超断熱の家 プレミアム

アキュラホーム|剛木造 超断熱の家 プレミアム

出典:アキュラホーム

アキュラホームでは「剛木造 超断熱の家 プレミアム」を建てることで、耐熱等級7を実現できます。3DLKの物件で、リビングの吹き抜けにオープン階段を設けた、開放感のある内装が特徴です。

独自の「剛木造」と呼ばれる構造を採用しており、断熱性だけでなく、耐久性や気密性にも優れています。「剛木造 超断熱の家 プレミアム」は、地震建替保証付きで1,610万円(税抜)から建てられます。

剛木造 超断熱の家 プレミアムの特徴

  • 「子育てエコホーム支援事業」の補助金対象
  • 断熱等級4よりも電気代が年間約2.8万円お得
  • トータル35年の長期保証あり
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一条工務店|断熱王

一条工務店 断熱王

出典:一条工務店

一条工務店は「断熱王」というオプションを設けることで、断熱等級7を実現できます。「断熱王」は商品名ではなく、あくまでオプション名です。「グラン・スマート」「アイ・スマート」などの注文住宅で適用できます。

断熱王の特徴は、超断熱玄関ドア「DANNJU(ダンジュ)」を導入している点です。一般的な断熱ドアよりも2倍以上の厚みがあり、壁並みの断熱性を誇ります。2023年度には、省エネ大賞にも選ばれている優れた製品です。

他にも、高性能ウレタンフォームやトリプルガラス樹脂サッシなど、一条工務店独自の優れた断熱材を使用しています。

断熱王の特徴

  • 太陽光発電と蓄電池で電気の自給自足を実現
  • 土間下に断熱材を敷いて玄関の断熱性能を向上
  • 高性能な独自の換気システムを搭載

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タマホーム|笑顔の家

タマホーム 笑顔の家

出典:タマホーム

タマホームの「笑顔の家」は、断熱等級7と同等の性能を誇るheat20 G3の基準をクリアしている住宅です。断熱性・気密性を備えた「ダブル断熱工法」により、季節問わず快適な環境を実現しています。

タマホームの「笑顔の家」は高耐候・高耐久仕様で、メンテナンスにかかるコストを大幅に削減できるのが特徴です。35坪のフルスペック仕様で、2,900万円から家を建てられます。また、予算に応じて住宅のカスタマイズも可能です。

笑顔の家の特徴

  • 太陽光発電パネル4.98kWを標準搭載
  • 耐震等級3(最高等級)を取得
  • 全熱交換型24時間換気システムあり

※省エネ基準の住宅と比較

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日本ハウスHD|断熱 最高等級7の家

日本ハウスHD|断熱 最高等級7の家

出典:日本ハウスHD

日本ハウスHDの「断熱 最高等級7の家」は、最高水準の断熱性能を誇る住宅です。壁や窓、床の断熱性能に力を入れており、季節を問わず快適な室内環境を実現しています。

平成28年度の省エネ基準(断熱等級4相当)と比較すると、光熱費の負担を半減できるのが特徴です。日本ハウスHDの住宅には檜が使われており、耐久性の高さや外観の美しさも兼ね備えています。

断熱 最高等級7の家の特徴

  • 外壁にも断熱材を採用して外気を遮断
  • 土間断熱で床下からの冷気や熱を遮断
  • 断熱性能を示す認定証を新築全棟に発行

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ダイワハウス|xevoGranWood(シーヴォグランウッド)

ダイワハウス|xevoGranWood

出典:ダイワハウス

ダイワハウスの「xevoGranWood」では、断熱等級6・7に対応した住宅仕様を用意しています。建物全体を断熱材で包み込む「外張り断熱工法」を採用しており、外気の影響を極力受けないようにしているのが特徴です。

また、ダイワハウスの「xevoGranWood」では、熱を反射させる「遮熱」技術を壁や窓に加えることで、より高い断熱性を確保しています。遮音性にも優れているため、静かで落ち着いた暮らしができます。

xevoGranWoodの特徴

  • 遮熱技術を加えた外張り断熱工法
  • 自然の風や日差しを活かした省エネ設計
  • 創エネできる太陽光発電システムあり

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パナソニックホームズ|カサート平屋 断熱等級7モデル

パナソニックホームズ|カサート平屋 断熱等級7モデル

出典:パナソニックホームズ

パナソニックホームズの「カサート平屋 断熱等級7モデル」は、1年を通じて快適な暮らしを目指した、断熱性が高い平屋の住宅です。新開発の「樹脂サッシ」を採用することで、最高水準の断熱性を実現しています。

パナソニックホームズの「カサート平屋 断熱等級7モデル」では、独自の構造技術によって開放感のあるワイドな大空間を実現できます。地熱を活用した換気システムによって、冷暖房の稼働を少なくできるのも特徴です。

また、生活スタイルに合わせてワンフロアの間取りを自由に設計できるのも良い点です。パナソニックホームズの「カサート平屋 断熱等級7モデル」は、3.3㎡あたり100万円台から家を建てられます。

カサート平屋 断熱等級7モデルの特徴

  • 標準仕様の約1.5倍の高性能断熱材を採用
  • 断熱等級4よりも年間光熱費を約25%削減可能
  • 間取りの自由度が高い

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住友不動産|断熱最高等級7の家

住友不動産|断熱最高等級7の家

出典:住友不動産

住友不動産では「断熱最高等級7の家」を提供しています。最高水準の断熱性に加えて、高いデザイン性を兼ね備えた注文住宅です。

住友不動産の「断熱最高等級7の家」では、断熱性・気密性に優れた「2×6工法」を導入しています。既存の「2×4工法」よりも断熱性をさらに高めた工法で、寒い地域でも快適に暮らせる住宅を実現しています。

断熱最高等級7の家の特徴

  • 断熱等級4よりも冷暖房費を約34%削減できる
  • 太陽光発電・蓄電池を初期費用0円で設置可能
  • グッドデザイン賞を受賞

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エースホーム|nelio(ネリオ)

エースホーム|nelio(ネリオ)

出典:エースホーム

エースホームでは「nelio(ネリオ)」を建てることで断熱等級7を実現できます。北海道・沖縄を除き全国で販売されているシリーズで、2階建てと平屋の住宅を選択できます。

エースホーム「nelio(ネリオ)」は、凹凸のないシンプルなデザインが特徴です。北欧に和を融合した「ジャパンディ」スタイルを導入しており、安らげる空間を実現しています。

nelio(ネリオ)の特徴

  • 高い耐震性と断熱性を両立
  • 生活導線に優れた人気の間取りプランあり
  • 災害時でも自宅で電気や水を確保できる

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無印良品の家|窓の家

無印良品の家|窓の家

出典:無印良品の家

無印良品の家の「窓の家」は、断熱等級7に対応している高断熱仕様の家です。ZEH基準を超える高い断熱性や省エネ性を実現しており、環境にやさしい住宅を建てられます。

無印良品の家「窓の家」では、地域特有の風の流れや日差しを活かした省エネ設計を導入することで、快適な空間を実現できるのが特徴です。また、独自の工法によって、開放感のある大開口や吹き抜けも取り入れられます。

窓の家の特徴

  • 断熱等級5よりも光熱費を45%削減できる
  • 年間の冷暖房費を2.9万円ほど安く抑えられる
  • 最高ランクの耐震等級3にも対応

ひまわりほーむ|プレミアム仕様

ひまわりほーむ|Premium仕様

出典:ひまわりほーむ

ひまわりほーむでは、プレミアム仕様のオプションを追加することで断熱等級7を実現可能です。ひまわりほーむの最上級仕様で、各地域に適した断熱仕様の住宅を提供しています。

ひまわりほーむでは基礎断熱にも力を入れており、外気の影響を受けず、1年中快適な室温を保てるのが特徴です。柱と土台にはシロアリに強い無垢ヒノキが使われており、耐久性にも優れています。

プレミアム仕様の特徴

  • 断熱等級4よりも暖房の負荷を約75%削減可能
  • 制震ダンパーによって高い耐震性を実現
  • 自然素材の使用して健康リスクを低減

旭化成ホームズ|Asu-haus(アスハウス)

旭化成ホームズ|Asu-haus(アスハウス)

出典:Asu-haus

旭化成ホームズでは「Asu-haus(アスハウス)」を建てることで、断熱等級7を実現できます。屋根や外壁、床、開口部に独自の「ASU-断熱工法」を採用しており、全館の室温を快適に保っています。

Asu-haus(アスハウス)では、シンプルな切妻屋根と葺きおろし屋根を採用しており、古民家の懐かしさと新しさを演出しているのが特徴です。家庭用エアコン1台稼働での全館空調によって、省エネかつ快適な環境を実現しています。

Asu-haus(アスハウス)の特徴

  • 平屋・2階建てに対応している木造戸建住宅
  • 全熱交換型の常時換気システムあり
  • 全邸耐震等級3・耐風等級2を取得

カーディナルハウス|CARDINAL HOUSE BES-T019

カーディナルハウス|CARDINAL HOUSE BES-T019

出典:カーディナルハウス

カーディナルハウスの「CARDINAL HOUSE BES-T019」は、土屋ホームが提供している断熱等級7の新しい構法です。2022年度の省エネ大賞で最高賞を受賞しており、業界最高水準の断熱性・気密性を兼ね備えています。

「CARDINAL HOUSE BES-T019」で家を建てた場合、国の省エネ基準と比べて暖房の一次エネルギーを51%、光熱費は年間10万円ほど削減可能です。床下の基礎断熱もこだわっており、断熱性に加えて住まいの耐久性も実現しています。

CARDINAL HOUSE BES-T019の特徴

  • 断熱等級7の基準を超えるUA値0.19を実現
  • 高断熱住宅に適した全館暖房換気システム
  • 耐震等級3(最高等級)の基準をクリア

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断熱等級7とは?

断熱等級7は、住宅の断熱性能を示す最高レベルの指標です。2022年10月に新しく追加された等級で、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。

断熱等級7の家は省エネ性能も高く、光熱費を大幅に削減できるのが特徴です。省エネ基準とされている断熱等級4と比べると、エネルギー消費量を40%ほど削減できます。

そもそも断熱等級とは

断熱等級とは、国土交通省が制定した住宅の断熱性能を表す指標で、冷暖房にかかる一次エネルギーをどれほど削減できるかを示したものです。等級が高いほど外の暑さや寒さが室内に伝わりにくくなり、エネルギーの消費を抑えられます。

また、断熱性能を表す別の指標として、一般社団法人が提唱している「HEAT20」もあります。G1・G2・G3の3つのグレードで、断熱性能を評価している指標です。heat20のG3は、断熱等級7と同等の断熱性能があると考えられています。

断熱等級はUA値とηAC値で決まる

断熱等級は、UA(ユーエー)値とηAC(イータエーシー)値を基に設定される指標です。8つの地域区分ごとに基準が決まっており、その水準をクリアすることで断熱等級が設定されます。

UA値とは?

UAは「外皮平均熱貫流率」のことで、室内と外気の熱の出入りのしやすさを表す指標です。

UA値が低いほど熱の出入りが少なく、断熱性能が高いことを意味します。断熱等級は、主にUA値を基に設定されることが多いです。

▼地域区分ごとのUa値の基準(タップで開閉)
  • 1
    (夕張等)
    2
    (札幌等)
    3
    (盛岡等)
    4
    (会津若松等)
    5
    (水戸等)
    6
    (東京等)
    7
    (熊本等)
    8
    (沖縄等)
    等級70.200.200.200.230.260.260.26
    等級60.280.280.280.340.460.460.46
    等級50.400.400.500.600.600.600.60
    等級40.460.460.560.750.870.870.87
    等級30.540.541.041.251.541.541.81
    等級20.720.721.211.471.671.672.35

    参考:国土交通省

ηAC値とは?

ηACは「冷房時の平均日射熱取得率」のことで、室内にどれほどの日射熱が入るかを示した数値です。ηAC値が低いほど太陽の熱が入りにくく、冷房効率が高いことを表します。

ただし、ηAC値で断熱等級が決まるのは一部の地域のみです。

▼地域区分ごとのηAC値の基準(タップで開閉)
  • 1
    (夕張等)
    2
    (札幌等)
    3
    (盛岡等)
    4
    (会津若松等)
    5
    (水戸等)
    6
    (東京等)
    7
    (熊本等)
    8
    (沖縄等)
    等級73.02.82.7
    等級63.02.82.75.1
    等級53.02.82.76.7
    等級43.02.82.76.7
    等級34.03.84.0
    等級2

    参考:国土交通省

断熱等級7が新しく追加された背景

断熱等級7が新しく追加された背景には、脱炭素社会の実現に向けた取り組みがあります。温室効果ガスの削減を図るため、国土交通省は従来の省エネ住宅の基準を見直し、約23年ぶりに新しい等級が設置されました。

従来の断熱等級は、4が最高クラスでしたが、建築物省エネ法の改正によって等級は7まで追加されました。2025年4月以降に建てる新築物件は、すべて断熱等級4以上が義務化されます。

また、2030年以降には、新築物件において断熱等級5以上の義務化も決定しました。断熱等級7の家は、現段階で省エネ性能に最も優れた住宅で、地球温暖化の防止や環境保護に貢献できます。

耐熱等級7はオーバースペック?

断熱等級7の家はオーバースペックという意見も多く見られます。現在、日本で推奨されている省エネ住宅の「ZEH」は断熱等級が5で、等級7ほどの性能は必要ないのではないかと考えられているためです。

ZEHとは、太陽光発電や省エネルギー設備などを導入して、日常生活のエネルギー収支を0以下にする家を指します。ZEH住宅でも十分な省エネ性能を誇るため、実際に断熱等級7の家を建てている人は少数派です。

断熱等級7の家に関する口コミ・評判

  • 今から家を建てるなら断熱等級7の家にすべき
  • 光熱費が抑えられるなら実質無料
  • 光熱費が値上げするなら断熱等級7が良かった

実際の口コミでは「今家を建てるなら断熱等級7の家がおすすめ」「実質無料で快適な家に住める」といった意見が多く見られました。

社会情勢の影響によって電気代が高騰しており、断熱等級の低い家を建てて後悔している人も多いようです。

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断熱等級7の家を建てるメリット

1年中快適に過ごしやすい

断熱等級7の家は、1年中快適に過ごしやすいのがメリットです。外気温の影響を受けにくく部屋の温度を一定に保てるため、1年を通して快適な環境で生活できます。

廊下や冷暖房のない場所でも気温差が少なく、どの季節でも部屋間の移動が快適です。夏場に部屋が暑くて寝付けなかったり、冬場に布団からなかなか出れないといった生活の些細な悩みを改善できます。

光熱費の負担を抑えられる

断熱等級7の家は、光熱費の負担を抑えられるのが良い点です。断熱性能が高い家なら、設定温度を高くせずとも冷暖房を少しつけるだけで部屋の温度が快適になります

また、断熱性能の高い家は保温性にも優れているため、冷暖房をずっとつけなくても、温かさや涼しさが長時間持続します。冷暖房を少ない稼働時間で済ませられるため、省エネに取り組みやすいのもメリットです。

断熱等級ごとの冷暖房費の目安

冷暖房費の目安(年間)
断熱等級416万円
断熱等級513万円
断熱等級69万円
断熱等級72.5万円

劣化しにくく家が長持ちしやすい

断熱等級7の家は、劣化しにくく家が長持ちしやすいのがメリットです。断熱性能の高い家は、外気の影響を受けにくいため結露が発生しにくく、柱が腐ったりカビが生えるなどのリスクを軽減できます。

補助金制度を利用しやすい

断熱等級7の家を建てるメリットは、補助金制度を利用することで費用を安くできる点です。日本では省エネ住宅を促進しており、断熱性能の高い家を建てる際に受けられる補助金が充実しています。

例えば、2024年現在では「子育てエコホーム支援事業」を実施しており、省エネ性能の高い家を建てることで、国から80~100万円の補助金を受けられます。

ほかにも「地域型住宅グリーン化事業」「ZEH支援事業」など、様々な補助金制度を実施しています。補助金を受けられる条件は制度によって異なるため、ハウスメーカーに確認してみると良いでしょう。

断熱等級7の家を建てる際に利用できる補助金一覧

内容
子育てエコホーム
支援事業
【対象】
省エネ性能の高い住宅の新築
・子育て世帯
(18歳未満の子どもがいる世帯)
・若者夫婦世帯
(夫婦いずれかが39歳以下の世帯)
【補助金】
・長期優良住宅 100万円/戸
・ZEH住宅 80万円/戸
地域型
住宅グリーン化事業
【対象】
地域の中小工務店のグループで省エネ性能に優れた木造住宅の新築
【補助金】
140万円/戸 等(限度額)
ZEH支援事業【対象】
・新築戸建住宅を建築(購入)個人
・新築戸建て住宅の販売者(法人)
【補助金】
・ZEH :55万円/戸+α
・ZEH+:100万円/戸+α
LCCM住宅
整備推進事業
【対象】
LCCM住宅の要件を満たした新築戸建住居を建築
【補助金】
・140万円/戸(限度額)

遮音・防音性に優れている

断熱等級7の家は、遮音・防音性にも優れているのがメリットです。壁の隙間が少なく気密性の高い構造になっているため、騒音を防いだり室内の音が外に漏れにくいという特徴があります。

断熱等級7の家であれば、仮に道路沿いに家を建てたとしても、エンジンや走行音をあまり気にせずに生活できるでしょう。音漏れも少ないため、子どもやペットがいる家庭でも安心して生活できます。

ヒートショックを予防できる

断熱等級7の家では、冬場に起こりやすいヒートショックを予防できます。断熱性能の高い家では、部屋の移動による気温の変化が少ないため、身体への負担がかかりにくいです。

ヒートショックとは、急激な気温の変化によって血圧が変動して、心臓や血管の疾患を引き起こす症状です。血圧の大きな変化によって、心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクが高まります。

ヒートショックは、冬場の入浴後に発症するケースが多いと言われています。断熱等級が高い家であれば、冬場でも家の中の温度差が少ないため、未然にヒートショックを防ぎやすいです。

将来のリフォーム費用を考えずに済む

断熱等級7の家を建てておけば、将来のリフォーム費用を考えずに済みます。住宅の断熱性能の向上に伴い、今後新たな等級が設定される可能性があるためです。

建築物省エネ法が改正される2022年6月まで、断熱等級は4が最高クラスでした。しかし、改正後は新しく等級が7まで追加され、等級4は2025年以降の新築住宅の必須条件となりました。

同じように、現在の最高ランクである断熱等級7も、基準が変わって将来的に型遅れになってしまうことも考えられます。

断熱等級7の家を建てるデメリット

建築費用が高額になりやすい

断熱等級7の家は、建築費用が高額になりやすいデメリットがあります。保温性や気密性に優れた建築材料を厳選しているため、普通の注文住宅よりも費用が割高になりやすいです。

断熱等級7の家にするには、初期費用が370~430万円ほどかかると言われています。断熱等級6の費用相場は120~180万円のため、比較すると2倍以上の差があります。

ただし、断熱等級7の家は初期費用が高い分、冷暖房費を大幅に削減しやすいです。長い目で見れば、元が取れると考えて良いでしょう。

断熱等級ごとの費用相場

初期費用の目安
断熱等級460~70万円
断熱等級580~100万円
断熱等級6120~180万円
断熱等級7370~430万円

内装や間取りが制限される場合がある

断熱等級7の家を建てるデメリットは、内装や間取りが制限される場合がある点です。断熱等級7を実現するには気密性の確保が必要で、大きな窓や吹き抜けの空間などがあると、外気の影響を受けやすくなってしまいます。

また、断熱性能の高い家は木造住宅が中心です。鉄骨住宅は熱を伝えやすく、断熱性を確保しにくいのがデメリットです。実際に、2024年5月現在、鉄骨住宅で断熱等級7を実現している住宅はありません。

断熱等級7の家は構造やデザインの自由度が低いため、理想のイメージがあっても建築プランが制限されてしまう場合があります。

健康被害のリスクがある

断熱等級7の家では、健康被害のリスクが考えられます。断熱性能の高い家は気密性に優れている反面、部屋の空気が外に逃げにくいという特徴があるためです。

十分に喚起できないと、室内に悪い空気がとどまってしまい、ハウスダストによるアレルギーやシックハウス症候群などを患うリスクがあります。

断熱性能の高い家に住むなら、計画的に換気をすると良いでしょう。24時間の換気システムを導入している住宅も多いですが、それだけでは空気の入れ替えが不十分な可能性が高いです。

断熱性能の高い家で起こりやすい健康被害

症状の内容
シックハウス
症候群
家具や建材に使われている化学物質などを長時間吸い込むことで、頭痛やめまいなどの症状が出る健康被害。
ハウスダストくしゃみや鼻水、目のかゆみなどのアレルギー反応、喘息、皮膚炎など。
一酸化炭素中毒一酸化炭素を吸い込むことで起こる中毒反応。激しい頭痛や吐き気、最悪の場合は死に至る。(石油・ガスストーブなどを使用した場合)

まとめ

断熱等級7の家を建てられるハウスメーカーは増えています。費用やデザイン、間取りなどはハウスメーカーによってことなるため、自分の生活スタイルに適した注文住宅を選択するのがおすすめです。

断熱等級7の家を建てる際、どのハウスメーカーを使うか悩んだ際は、スーモカウンターに相談しましょう。家づくりの予算や理想の間取りを考慮して、最適なハウスメーカーを紹介してくれます。

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