【注文住宅】家が建つまでの期間は?流れや注意点を解説
「注文住宅が完成するまでの期間は?」
「注意すべきポイントは?」
注文住宅を完成させるまでには、土地探しから契約、工事から完成まで、多くの手順を踏んでいきます。しかし、注文住宅が完成するまでの期間や、注意・意識するべきポイントが何か気になりますよね。
そこでこの記事では、注文住宅を建てるまでの大まかな流れを解説しています。それぞれの段階で注意すべき点も掲載しているので、注文住宅を建てる参考にしてください。
- ハウスメーカー大学@編集部
- 30代の注文住宅編集部。後悔を残したメンバー&これからマイホーム購入を考える選抜メンバーで、詳しさは業界トップ級だと自負してます。
目次
注文住宅が完成するまでの期間と流れ
- 情報収集・資金計画【3〜6ヶ月】
- 土地探し・ハウスメーカー探し【1〜2ヶ月】
- 契約
- 契約後打合せ【1〜3ヶ月】
- 着工【1ヶ月】
- 竣工【3〜4ヶ月】
- 完成
情報収集を開始してから注文住宅が完成するまでの期間は、少なくとも1年はかかります。注文住宅では、間取りやデザインを自由に決められるため、どうしても打ち合わせの回数が多くなりがちです。
依頼先のハウスメーカーや間取りがなかなか決まらないと、予定がどんどんずれ込み、完成まで期間が延びていきます。
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情報収集・資金計画【3〜6ヶ月】
インターネットで情報収集
まずは、インターネットなどで情報収集を行います。特に力を入れたいのが、パートナーとなるハウスメーカー探しです。注文住宅づくりは、自分たちの希望を叶えてくれるハウスメーカーと出会えるかが、成功のカギを握ります。
ハウスメーカーを検索する際は、おおよその坪単価や、得意なデザイン、アフターサービスの違いなどに着目してください。すでに建てたい家のイメージが決まっている人は、希望するイメージが得意なハウスメーカーから探す方法もあります。
ある程度ハウスメーカーを絞り込めたら、最寄りの住宅展示場サイトなどをチェックしたり、一括でハウスメーカーの資料を請求できるサービスなどを利用します。また、各ハウスメーカーのサイトから、VRでモデルハウス見学をおすすめします。
雑誌で情報収集
インターネットだけではなく、住宅情報雑誌など、書籍や雑誌での情報収集も同時に行いましょう。雑誌は、総合的な情報が網羅されていますので、家づくりのことだけでなく、資金計画の立て方など、全体像をつかむという点でおすすめです。
基本的な知識については書籍でも学べますが、最新情報をキャッチできる点では雑誌の方が役立ちます。また、住宅雑誌には、実際に注文住宅を建てた人の実例が掲載されているため、具体的なイメージをつかみやすいです。
地元のハウスメーカーや工務店の情報も掲載されているので、問い合わせやイベントへの参加の際にも役立ちます。
実際に展示場に足を運ぶ
インターネットや雑誌で、ある程度の情報収集ができたら、実際に最寄りの住宅展示場に足を運んでみましょう。
家づくりの場合、現場に行って自分の目で確かめることがとても大切です。各ハウスメーカーのサイトでは、VRでのモデルハウス見学ができますが、実際に外壁や床の材質、空間の広さまでは、インターネット上では体感できません。
住宅展示場で確認したい一番大事な点は、家づくりのパートナーとなる営業マンとの相性を、実際に話して確かめることです。注文住宅の家づくりは、担当の営業マンとの二人三脚で進めていきますので、担当者との相性はとても重要になります。
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土地探し・ハウスメーカー探し【1〜2ヶ月】
土地探しとハウスメーカー探しは同時に行う
注文住宅での家づくりは「土地探し」と「ハウスメーカー探し」から始まります。この2つは同時に行うと効率よく家づくりが行えます。
希望の間取りが叶えられる土地なのか、家にかかる予算とのバランスがとれているかなど、完成する家を想定しながら土地探しを行う必要があります。
ハウスメーカーでも土地探しはできるので、建物目線で良い土地を探してもらうのがおすすめです。2〜3社くらいまでハウスメーカーを絞ったら、土地探しも依頼できるのか相談しましょう。
資金計画について相談する
あらかじめ資金計画を立てるのも大切です。注文住宅は、自分たちの希望やこだわりを実現する事ができる反面、想定していた予算が膨らむ傾向があります。
住宅にかかる費用は、建物本体の工事費や土地の価格以外に、外構や設備にかかる附帯工事費、ローン会社に支払う諸経費なども必要です。
建物本体の工事費だけでなく、諸経費も含めていくらまで予算を出せるかを考えましょう。ハウスメーカー探しをする際は、最初に資金計画について相談をして、いくら予算をかけられるのか決めておくと、スムーズに家づくりを進められます。
敷地調査を行う
建築予定となる土地が決まると、次に土地の「敷地調査」を行います。土地の正確な面積や形状、土地と周辺の高低差や水道、ガス管の位置などを把握します。また、法的な制限や登記情報なども精査していきます。
契約前の敷地調査は簡易的なものが多く、無料で行えるところが多いですが、調査費用がかかる場合もあります。調査費用が必要な場合は、5~20万円程度が相場です。
間取り・見積りなどの比較をする
候補となるハウスメーカーに間取り・見積りを提案してもらい、比較検討しましょう。
ハウスメーカーを比較する際は、2〜3社ほどに絞って見積もりを出してもらうのがおすすめです。4社以上となると比較検討する時間や労力が大きくなります。
住宅ローンの検討をする
購入する土地やハウスメーカー候補がある程度決まった段階で、住宅ローンの検討を始めましょう。有力候補となるハウスメーカーの提携先や、普段利用している金融機関などを比較してみてください。
住宅ローンの審査申し込みの際にはさまざまな書類が必要となるので、書類集めの準備もこの段階で始めておきましょう。
ショールームで設備の確認をする
契約前までに、ショールームで住宅設備を確認しましょう。住宅設備のオプション料は大きな金額でありませんが、色々なオプションをつけていくことコストが大幅にアップします。
予算の範囲内でベストの選択をするためには、事前に最新設備や、気になる設備など、自分の目で見て把握しておきましょう。
確認しておけば、予算オーバーを想定した方が良いのか、どこか削るべきかを、契約前にある程度検討する余地があります。
ハウスメーカーとの契約
請負契約を結ぶ
土地とハウスメーカーが決まった後は、工事を請け負うハウスメーカーと「請負契約」を結びます。
請負契約の際には、契約内容の確認と合意のほか「契約約款(やっかん)」の読み合わせがあります。契約約款とは、工事などの取り決めについて記されているものです。住宅工事など、トラブルが生じた場合に、契約約款の内容が重要になります。
契約約款を確認しておきたい場合は、事前に契約約款だけをもらうのも可能です。契約解除の条件や不可抗力による損害に対する保証、遅延損害金など、重大な影響のある項目については確認を行い、疑問点などは担当の営業マンに聞きましょう。
契約後のスケジュールを確認する
契約に際しては、契約後の打合せや、工事のスケジュールなどもしっかり確認しましょう。間取りや仕様選びなどいつまでに確定しないといけないのか、判断のリミットを把握しておく必要があります。
契約後打合せ【1〜3ヶ月】
契約後は、本格的な家づくりがスタートします。イメージ通りの家を叶えるためには、理想の家に近い実物をたくさん見るのがおすすめです。契約したハウスメーカーのモデルハウスを確認して、間取りや部屋の広さなど参考にしましょう。
モデルハウス以外に、ハウスメーカーが実際に建てた家を見せてもらう、入居者見学会などもあります。また、個人的にも担当の営業マンに見学できる家はないか確認しましょう。
着工・竣工(完成)【4〜6ヶ月】
工事着工前の打ち合わせが終わり、間取りや設備が決まった段階で、ハウスメーカーが建築確認の申請などを行います。その後、着工から4〜6ヶ月ほどで完成・引き渡しとなります。
着工して約1ヶ月後には上棟となり、エアコンやコンセントの位置などを確認します。上棟とは、柱や梁などの基本構造が完成した後に、屋根を支える棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
注文住宅を最短で完成させるためには
注文住宅を最短で完成させるためのポイントは、契約前の土地探しや、ハウスメーカー選びをスムーズに行えるかにあります。比較検討に時間をかけたからと言って、良い家づくりができるとは限りません。
実際に理想的な家づくりの決め手となるのは、予算に合ったプランニングができているか、担当の営業マンとの相性の良さが大きく関わってきます。
注文住宅づくりでは、予定通りいかないことや、細かな変更が多いため、自分たちの要望に対して柔軟に対応してくれる担当者の存在が欠かせません。
補助金のスケジュールを確認
各県の自治体などが実施している、補助金のスケジュール確認も忘れないようにしましょう。例えば、エネルギー効率の良い家を対象とする「ZEH補助金」や、子育て世帯の新築住宅を対象とする「こどもみらい住宅支援事業」などが代表的です。
このような補助金は、申請期間が決まっていたり、先着順のものもあるため、いつでも申請できるようにしておく必要があります。また、利用できる補助金制度については、ハウスメーカーの担当者が代理で行ってくれます。
まとめ
注文住宅づくりは、土地探し、ハウスメーカー探しから契約、工事完成まで少なくとも約1年はかかります。
できるだけスムーズに進めるために、土地探しとハウスメーカー探しを同時に進めることや、住宅ローン・補助金などの準備を事前に進めるのが大切です。これらのポイントを押さえて、効率よく理想の家づくりを進めていきましょう。
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