ヤフー株式会社(以下ヤフー表記)は、1996年1月にアメリカのYahoo! Inc.と日本のソフトバンク株式会社の共同で設立された、ソフトバンクグループの連結子会社だ。
そんなヤフーは新卒就活でも人気の企業であるが、第二新卒でも就職は可能かはあまり知られていない。そこで今回は「ヤフーは第二新卒で転職は可能か?」について詳細を述べる。
2016年から始まったポテンシャル採用の詳細や難易度、転職に有利な人の特徴も記載している。
なお、ヤフーをはじめ、大手企業へ第二新卒で転職したい方がまず登録すべきなのは、マイナビエージェントだ。
大手企業を中心に各業界の優良求人が多く掲載されている。サポート体制にも優れているため、転職活動を優位に進められるだろう。
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- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
ヤフー株式会社の特徴
ヤフー株式会社は、1996年1月にアメリカのYahoo! Inc.と日本のソフトバンク株式会社の共同で設立された、ソフトバンクグループの連結子会社だ。
従業員数は、2018年12月時点で、連結で12,849名、単体で6,618名。平均年齢は35.9歳である。
1996年4月に開設した国内初のポータルサイト「Yahoo! Japan」を運営し、インターネット広告をはじめ、eコマースや決済金融関連サービスなど様々なインターネット関連サービスを提供している。
1996年にサービス提供を開始以来、情報技術で人々や社会の課題を解決する「課題解決エンジン」をミッションに掲げている。インターネットやスマートフォンの急速な普及を背景に、大きく成長してきた。
2000年には、日本で史上初の株価1億円を突破し、株価1億6790万円と、日本株史上最高値を記録した。
2018年には、ソフトバンク株式会社との合弁会社であるPayPay(ペイペイ)株式会社を設立し、スマートフォン決済サービス「PayPay」の提供を開始した。
2019年10月に、Yahoo! JAPAN事業、金融系グループ経営管理事業を新設する分割準備会社にそれぞれ承継し、持株会社体制へ移行予定である。商号をZホールディングス株式会社に変更すると発表した。
ヤフーは、国内ネット企業の中で最も勢いのある企業であると言っていいだろう。ヤフーを創業し、日本を代表するネット企業に育てた故井上雅博元社長が2012年に退任。宮坂学社長にバトンタッチした。
その背景には、ヤフーが硬直的で安定的な「大企業」に変化してしまったことがあった。それに危機意識を感じたソフトバンクの孫正義社長が、経営陣の変更を決断したと言われている。
確かに、当時の安定的に収益を上げていたものの、新規事業の立ち上げが遅行し、社内の組織は硬直していた。
インターネットの中心がスマートフォンに取って代わることが明確になり、LINEやDeNA、グリーをはじめとする多くのネットベンチャーが台頭する中で、さらなる成長を追い求めるための賭であったと言っても良い。
筆者は、結果的にヤフーは賭けに勝ったと捉えている。
宮坂社長以下、川邊健太郎氏、小澤隆生氏、宮澤弦氏、松本龍祐氏といったメンバーが経営ボード入りしたが、彼らはいずれも元々ベンチャー企業を創業し、成功していた面々であった。
そのようなメンバーが、「爆速」を経営のキャッチコピーにヤフーを推進することで、ヤフーのベンチャー魂は息を吹き替えしたのである。
その後、楽天やアマゾンに対して手も足も出なかったヤフーショッピングは、日本を代表するECサイトに進化。スマホ対応にも成功し、ニュース等のコンテンツでも優位を保っている。
また、高級ホテルに特化した宿泊予約サービス「一休」を買収したり、決済代行サービス「PayPay」と合弁企業を設立するなど、外資系企業も含めた企業との資本提携や企業買収も積極的に進めている。
これらの状況を考えた際に、筆者としては、ヤフーへの転職を強くお勧めしたい。なぜなら、成長に向けたテーマが明確化しているものの、これから事業で成果を上げにいくタイミングに、一番の成長のチャンスがあるからだ。
また、新たなサービスは、AIを活用しながら、ビッグデータを形成し、新しいUXをユーザーに提供するものになるはずだ。
だから、エンジニアやデザイナーにとっても、技術的、デザイン的に大きなチャレンジができる環境が揃っている。
ヤフーへの転職を考えているなら、マイナビエージェントなどの転職サービスに登録して、最新の情報やヤフーへの転職ノウハウを得るべきだ。
マイナビエージェントは業界専門のアドバイザーがいるので、転職活動に役立つだろう。
ヤフーへの第二新卒での転職はできる?ポテンシャル採用とは?
ヤフーへの第二新卒での転職は可能である。
ヤフーでは2016年10月から「新卒一括採用」を廃止し、新卒・既卒・第二新卒関係なく30歳以下の方を対象とした「ポテンシャル採用」をおこなっている。
このポテンシャル採用は一般の「キャリア採用」と違い、就業経験の有無に左右されない特徴がある。第二新卒での転職を検討している方は、ぜひとも活用したい制度である。
名称 | ポテンシャル採用 | キャリア採用 |
---|---|---|
雇用形態 | 新卒・既卒・就業者 (応募時30歳以下かつ入社時18歳以上) |
各ポジションに求められるスキル、資質を有する方 |
選考時期 | 通年 | 通年 |
入社時期 | 4月、10月 ※選考時期により異なるため各職種の募集要項をご確認ください |
随時 |
研修 | 新卒研修有り | 集合研修はなし ※配属部署により異なる |
給与 | 就業経験の有無にかかわらず、ポテンシャル採用と同一基準にて決定 | ご経験やスキルを考慮し決定 |
面接形式 | オンライン | オンライン |
ポテンシャル採用の難易度は?
Yahoo!のポテンシャル採用に挑戦してみようかな
面白そう
実際どうなんやろう?
難易度鬼高くない?笑笑
チャンスはあるとはいえ
— ノーン#クローン病 (@____jmgg) October 21, 2020
Yahooのポテンシャル採用の難易度は高いと考えていいだろう。
実務未経験で応募できる入口の広さかつ人気企業であることから、応募者数が多く、競争が激化している。
採用人数は公表されていないので具体的な倍率は不明だが、受かったらラッキー程度に考えておくと良い。
ヤフーへの応募方法
ヤフーへの応募方法は大きく分けて3つ存在する。
企業HPから応募する
1つ目の方法はヤフーの企業HPから直接応募をおこなう方法である。
ヤフーでは通年採用をおこなっているためいつでも応募可能であるが、HPからの応募はおすすめできない。
その理由としては選考フローが難化し、採用確率が低下してしまうからである。
よほどの自信があるケースでもない限り、企業HPから応募するメリットはないため推奨しない。
転職サイトの求人から応募する
2つ目の方法は転職サイトの求人を通して応募する方法である。
こちらの方法のメリットとしては転職サイトを通すことで、1次選考にとなる書類審査の通過率が上昇することである。
あわせて選考フローが簡略化されることも多く、面接回数が減少する傾向がある。
しかし、欠点として非公開求人を見つけることができない。
大企業であればあるほど非公開求人が増加する傾向があるため、求人サイトを利用する際は注意したい。
転職エージェントの紹介で応募する
3つ目の方法は転職エージェントの紹介で応募する方法である。
こちらの方法のメリットは1次選考の突破率が上昇すること、選考フローの簡略化が期待できる。
加えて非公開求人の紹介に期待が持てる。
大企業を中心に企業の採用活動は採用コストの増加している。
望んでいる人材を採用できないケースが続いているため、近年では転職エージェントのような採用の専門家に依頼するケースが増えている。
転職エージェントでは企業の非公開求人を多数扱っており、ヤフーのような大企業の非公開求人も取り揃えている。
転職エージェントに登録し非公開求人を紹介してもらうことが、第二新卒で転職するのに適している方法と言える。
第二新卒で転職を検討している人はぜひとも転職エージェントを活用しよう。
ヤフーを代表とするECサイト運営の会社への転職には、マイナビエージェントのような転職エージェントがおすすめだ。
特に、マイナビエージェントは20代から高い支持を受けている転職エージェントだ。応募書類や面接対策の手厚いサポートが受けられるので是非利用しよう。
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ヤフーへ第二新卒で転職するメリット
ヤフーへ第二新卒で転職するメリットは2つある。
事業領域の伸びが期待できる
ヤフーは国内有数の規模のインターネットサービスプロバイダーであり、メディア(広告含む)・コマース・決済等多岐にわたるサービスを提供している。
これらの事業領域はスマートフォンの進化とともに成長したビジネスであり、サービス規模が大きさから今後も成長が期待できる。
また、サービスを通して得られるマルチビッグデータ(多様かつ大量のデータ)をもとにサービスの改善や新しい事業や収益機会の創造ができると言われている。
新たな事業につながる期待もあり、多くの成長が期待できる分野である。
風通しのよい社風
ヤフーではフリーアドレス制が導入されていて、働く場所を日々変更できる環境が整っている。
普段とは違う人物と交流することで多くの意見を引き出し、上司部下関係なく意見を交わすことができる風通しのよさがメリットである。
また社内のグローバル化にも力を入れており国内外の人材が採用されているため、固定観念に捕らわれない発想が生まれやすいのも特徴だ。
このように風通しのよい空間も魅力的である。
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ヤフー株式会社の事業内容
ヤフー株式会社の事業は、メディア事業とコマース事業、ビジネス事業とに分けられる。
メディア事業
メディア事業は、日常に欠かせない多様なメディアサービスを提供することで多くの利用者を集め、広告により収益を上げている。
メディアサービスでは「Yahoo! JAPAN」トップページや「Yahoo!ニュース」などを提供しており、広告サービスでは、ディスプレイ広告や検索連動型広告などを提供している。
コマース事業
コマース事業は、eコマース関連サービスや会員向けサービス、決済金融関連サービスなどを提供している。ヤフー株式会社における売上高構成比で最も大きい割合を占めている事業だ。
また、2018年10月に、ソフトバンクとヤフーが共同出資して設立したPayPay株式会社が運営する、QRコード・バーコードスマホ決済サービスPayPayの立ち上げに成功した。
PayPayと「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」が連携し、オフラインでのPayPayの利用とヤフーのeコマースでの利用の相乗効果を見込んでいる。
以下に、ヤフー株式会社のeコマースと決済関連サービスのサービスの一部を列挙する。普段の生活の中で目にしたことのあるものばかりだろう。
eコマース関連サービス
- ヤフオク!
- Yahoo!ショッピング
- Yahoo!トラベル
決済関連サービス
- Yahoo!ウォレット
- Yahoo!カード
これら金融・ショッピング以外にも無料で楽しめるブラウザゲームの提供や占い、電子書籍の「ebookjapan」といった多くのサービスを提供している。
コマース事業は今後も成長が期待されている電子マネーやネットショッピングを中心とした事業であり、ちょっとした時間つぶしもおこなえる幅の広い事業である。
ビジネス事業
ビジネス事業はヤフーの集めた膨大なビッグデータを利用した事業領域であり、近年話題となっているマーケティング手法への応用が期待できる事業である。
柱となるデータソリューションでは「Yahoo!JAPAN」の利用者から集まった顧客情報を企業や地方自治体に提供し、効果的な事業活動を支える助けをおこなっている。
この情報は災害時といった緊急時にも役立てられており、地域ごとに不足している物資や機材の把握や提供に役立てられている。
またマーケティングソリューションでは検索履歴や購入履歴から、顧客に最適な商品提案がおこなえるように膨大なデータを管理している。
「Yahoo!JAPAN」で検索した内容に関連した広告が現れるようになるターゲティング広告もこの事業を応用したものであり、今後も最先端のマーケティング手法として技術提供をおこなうことが予想される。
またLODGEと呼ばれるヤフー本社内のイベントスペースを提供しており、多くのイベントを開催して交流を深めている。
ビジネス事業は高い専門性を兼ね備えた事業であり、今後も注目が予想されるビッグデータを研究したい人におすすめしたい事業である。
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ヤフー株式会社の強み
国内有数の規模のインターネットサービスプロバイダーであること、メディア(広告含む)、コマース、決済等、多岐にわたるサービスを提供し、ビジネスの規模が大きいことが最大の強みだ。
また、サービスを通して得られるマルチビッグデータ(多様かつ大量のデータ)をもとにサービスの改善や新しい事業や収益機会の創造ができることも強みである。
ヤフー株式会社出身の起業家・経営者
新卒・中途に関わらずヤフー株式会社を経て起業している人は多数いる。以前、当サイトにてヤフー株式会社出身の起業家の記事を掲載した。
こちらを参考にしてほしい。
ヤフー株式会社の募集職種
ヤフー株式会社の募集職種は、エンジニア職、デザイナー職、ビジネス職と多岐にわたる。
どの職種についても、応募時30歳以下で新卒/既卒/就業経験の有無に関わらず応募可能な「ポテンシャル採用」の枠があるのが特徴だ。
また、豊富な知識と経験・実績を持ち即戦力として事業をひっぱり成長を加速できる人材を、募集の職種に限らず「オープンポジション」として募集もしている。
なお、求人の動向については日々変動しているため、最新情報はエージェントに確認が必要だ。
現在募集している職種を以下に列挙する。
ビジネス職
- ビジネスコース ポテンシャル採用枠
- (企画提案営業、経理、法務、企業戦略、IR、人事、メディア編集、アライアンス業務等)
- コーポレートスタッフ部門 IR
- コーポレートスタッフ部門 法務
- コーポレートスタッフ部門 内部監査室 システム監査/業務監査
- コーポレートスタッフ部門 CEO社長室 秘書
- コーポレートスタッフ部門 人事担当
- アナリシス&マーケティング部門 データアナリスト
- サービス企画&ビジネス開発部門 プロダクトマネジャー
- サービス企画&ビジネス開発部門 ビジネス開発
- サービス企画&ビジネス開発部門 サービス・プロモーション企画
- サービス企画&ビジネス開発部門【コマース】サービス企画(プロデューサー)
- サービス企画&ビジネス開発部門【コマース】プロモーション企画
デザイナー職
- デザイナーコース ポテンシャル採用枠
- (UI/UXデザイン、ビジュアルデザイン、マークアップ/フロントエンド実装等)
- デザイナー
エンジニア職
- エンジニアコース ポテンシャル採用枠
- 【データフォレスト】データサイエンティスト
- 【データフォレスト】フロントエンド/バックエンドエンジニア
- 社内情報システムエンジニア
- 【テックラボ】研究開発エンジニア
- 【コマース】セキュリティー企画
- セキュリティー監視(インシデント/リスクアセスメント)
- サービス・プラットフォーム開発エンジニア
- 動画エンジニア
- ビッグデータエンジニア
- 研究部門【Yahoo! JAPAN研究所】研究員
- 【ゼットラボ】基盤研究開発エンジニア
- システム企画
- アプリ開発エンジニア
- システム企画(カスタマーサポート)
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ヤフー株式会社の社風・カルチャー
自由度が高く、フラットな組織で年齢に関係なく仕事がまかされる環境だ。前向きに自ら率先して業務をおこなえる人、周りに積極的に声をかけ協力して成果をあげることができる人が活躍している。
マネジメントポジションで転職した人は、ヤフーの規模を活かしてより大きな成果をあげる可能性がある。
若手で転職する人は部署の雰囲気や上司との相性に依存する。基本的には、意欲が高く、自ら動ける人が活躍しているが、それがあまりに強すぎると空回りする危険もある。
とはいえ、結果を出さなければ、より大きな裁量は得られず、下請け的な業務をずっと行うことになってしまうので、積極的に上司や周囲の人をうまく巻き込み自分を認めてもらうことが重要だといえる。
ヤフーへの転職で受かりやすい人は?
ヤフーは国内最大手のポータルサイトの1つであり、知名度の高さから採用難度が高い企業である。
第二新卒もキャリア採用同様就職難度が高く、対策をせずに転職活動に臨むのは避けるべきである。
そこでヤフーへの転職で受かりやすい人の詳細を述べる。
ヤフーへの転職で有利な業界・職種は?
ヤフーは多くの機能を持ったポータルサイトであり、その運用には複数の技術を組み合わせておこなっている。
検索エンジンの開発やポータルサイトのデザインといった業務は専門性が高く、ポータルサイトそのものについて仕組みを理解する必要がある。
そのため、検索エンジンを開発するSE職やポータルサイトの仕上げを担当するデザイン・広告業界が転職で有利となる業界となる。
ポテンシャル採用もおこなっているため必須ではないが、アピールできる経験がある場合は積極的にアピールすることをおすすめする。
未経験からでも転職できる?
ヤフーでは通年でポテンシャル採用をおこなっており、未経験からの転職は比較的おこないやすい。
しかし、ポテンシャル採用には年齢制限が存在するため転職をおこなう場合は早めに動くことをおすすめする。
キャリア採用については年齢制限はないものの、業界経験者を中心とした採用であるため注意が必要である。
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ヤフーが求める人物像は?
ヤフー株式会社は、日本のあらゆる課題をインターネットの力で解決し続けていくために、「従業員がどのような価値を大事にし、いかに仕事をすべきか」を、「All Yahoo! JAPAN」「個のチカラ」「発見・提案・改善」「圧倒的当事者意識」「やりぬく」の5つのヤフーバリューとして掲げている。
ヤフーが求める人物像は、ヤフーのミッションである「情報技術で人々や社会の課題を解決する」に共感し、この「ヤフーバリュー」を発揮できる人材だ。
「個のチカラ」「圧倒的当事者意識」からも分かるように従業員の自主性を重要視する会社であり、新たな事柄に積極的に挑戦できる人物をアピールすると評価が高まる。
持っていると有利なスキル・資格は?
ヤフーに転職するときに直接有利となるスキルや資格は存在しない。
しかし、グローバルビジネスを展開していることもあり社内でも英語でコミュニケーションを取る機会が多い。
TOEICやTOEFLといった英語の資格があると、入社後のコミュニケーションに苦労せずに済みそうである。
他にも基礎的なプログラミングや検索エンジンのアルゴリズムといった知識が必要となるため、情報系の資格があると有利に働くこともある。
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ヤフーの選考内容
ヤフーの選考フローはエントリーシート・適性検査および面接のみのシンプルなものとなっている。
実際の詳細は下記の流れとなる。
エントリーシート・適性検査
エントリーシートは一般的な職務経歴書や履歴書と同様である。
適性検査は希望職種によって異なるが、SPIのような問題集を想定していただければ問題ない。
面接
面接では主に業界理解度、意欲、協調性やコミュニケーション能力がチェックされる。
希望者には対面ではなくWeb面接でおこなわれることもある。
ヤフーに転職するには転職エージェントがおすすめ
ヤフーのような大手企業のほとんどが転職エージェントに依頼し、求人の掲載をおこなっている。
その目的は転職エージェントを通して採用活動をおこなうことで、希望した条件の人材を確実に採用するためである。
非公開求人といった求人も存在し、条件のよい求人も多く出回るため転職エージェントを利用しない手はない。
転職サービス | 特徴 |
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20代・若手に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
評価 | ★★★★★ |
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求人数 | 非公開 |
得意領域 | 未経験、既卒・第二新卒 |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
対応エリア |
全国
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マイナビエージェントは、若手の求職者に人気の大手転職エージェントです。2023年のオリコン顧客満足度調査では、転職エージェント全体で1位を獲得しています。
志望業界ごとに専任のキャリアアドバイザーがいるので、未経験の業界に転職をしたい第二新卒にも的確なサポートが可能です。
さらに、面接が苦手な方に向けて模擬面接を実施しています。利用回数に制限はなく、夜間や土曜日の相談も受けているため、働きながらでも安心して面接対策をしてもらえます。
マイナビエージェントの評判と口コミ
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どの年代でもおすすめの転職エージェント
(出典:リクルートエージェント)
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- 公開・非公開求人数が業界トップクラス
- 経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート
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得意領域 | 幅広い業界・年代に対応 |
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※2023年12月時点
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ヤフーの企業情報
業績
ヤフーの売上および経常利益は下記の通りである。
年度 | 売上(百万円) | 経常利益(百万円) |
2020年 | 1,205,846 | 142,615 |
2019年 | 1,052,943 | 152,276 |
2018年 | 954,714 | 140,528 |
2017年 | 897,185 | 185,810 |
従業員数
6,993名(2020年3月31日)
平均年齢
35.7歳(2020年3月31日)
平均勤続年数
公開情報なし
平均年収
四季報によると、ヤフー株式会社の平均年収は766万円(平均年齢35.7歳)だ。
業界内でも平均的な年収だと言える。
平均残業時間
部署によって差はあるが、ヤフーの平均残業時間は30〜40時間程度だ。
また、先にも述べたように、土曜日祝日振替特別休日や育児短時間勤務制度、介護休暇制等、様々な休暇制度も整っているため、ワークライフバランスの取りやすい環境といえる。
職種
- ビジネス職
- デザイナー職
- エンジニア職
各職種についての詳細は求人内容にて詳しく解説をしているため、そちらを参照して欲しい。
福利厚生
ヤフー株式会社は、福利厚生がユニークで充実している。
独自の休暇制度
インプットやリフレッシュをする時間を大切にし、メリハリのある働き方ができるよう、以下のようなヤフー独自の休暇制度が用意されている。
- 土曜日祝日振替特別休日
- 年次有給休暇
- 積立有給休暇
- 特別休暇
- 課題解決休暇
- 勉学休職制度
- サバティカル制度
- ノーマライゼーション休暇
- 介護休暇
コワーキングスペース・社員食堂・カフェの充実
東京本社にはコワーキングスペース(LODGE)がある。また、カフェ、社員食堂がそれぞれ2カ所ずつあり、ミーティングや仲間とのコミュニケーションの場として利用されている。
このスペースは社外の人でも利用できるため、ヤフー株式会社の雰囲気を知りたい場合には、一度利用してみるのもいいだろう。
育児・介護サポート制度
全社員が出産や育児・介護をしながら仕事を続けていけるために、さまざまな制度を導入しており、制度の利用者も増えている。
以下制度の一部を列挙する。
- マタニティー休暇:5労働日以内(産前休暇取得まで)
- ヤフー出産休暇:産前休暇の前に7日間
- 産前産後休暇:産前6週間(多胎妊娠の場合14週間)~産後8週間
- 育児休業:子どもが1歳に達するまで。保育所等への入所が決まらない場合は2歳に達するまでの間で延長可能
- 育児短時間勤務:子どもが小学校を卒業するまで、1日の所定労働時間を5時間までに短縮する制度
- 育児時差出勤:子どもが小学校を卒業するまで、1日あたり1時間半までの時差出勤を認める制度
- 企業内保育所「HUTTE(ヒュッテ)」:本社が入居する東京ガーデンテラス紀尾井町内に企業内保育所を設置
- ベビーシッター補助制度:特定のベビーシッターサービス利用時に補助を行う制度
- 子どもの看護休暇:小学校就学前の子どもの人数に応じて休暇が付与される
- 配偶者の出産に伴う特別休暇:出産予定日の1週間前から出産日の後1カ月以内で3労働日以内
- 介護休暇:要介護状態にある対象家族の人数に応じて付与される
- 介護短時間勤務:最長5年まで、1日の所定労働時間を5時間までに短縮する制度
- 介護時差出勤:最長5年まで、1日あたり1時間半までの時差出勤を認める制度
- 介護休業:要介護状態にある対象家族1人につき、最長1年間まで
- えらべる勤務制度:育児介護を抱えている社員に対し、働き方の選択肢を増やす制度
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編集後記
ヤフー株式会社への転職を検討する上で、知っておくべきことを記載した。考えるべきことが明確になったのではないだろうか。
なお、ヤフー株式会社をはじめ、事業会社に転職したい方がまず登録すべきなのは、マイナビエージェントだ。ヤフーは勿論、他のメガベンチャーも含めて、多くの優良企業の主要ポジションが募集されている。
また、転職の際にはキャリアコンサルタントと面談し、アドバイスをもらうことが重要だ。特に、ヤフーのようなメガベンチャーの場合は、どうすれば内定できるか、多くのノウハウが転職エージェントに蓄積されている。
特に、3年目以降の社員は、ハイキャリアの転職や年収アップ交渉に定評のあるビズリーチに、若手社員は第二新卒に強いハタラクティブに相談してみると良いだろう。
マイナビエージェントに登録後、これらのエージェントの面談に参加することを強くお勧めしたい。