「仕事が出来ないから転職しようと思います」という相談をよく受ける。こうした転職は批判されがちだ。
このブログでも再三書いているが、一つの場所で結果を出せない人はどこに行っても大成しない。つまり、仕事が出来ないから転職したところで、次の職場でも結果を出せないことがほとんどだ。
しかし、理由によっては今すぐ転職すべき場合もある。職種は様々なので、あなたに合うものがあれば、合わないものもある。合わない職種に固執したところで給与は伸びないし、昇進も見込めない。
今回のブログでは、転職すべき人のパターンに関してまとめたので参考にしてほしい。
なお、転職活動を始める際は、必ず求人サイトとエージェントに登録することをおすすめする。転職活動は情報戦なので、集められるだけ集めた方があなたにとってより良い選択肢を見つけることができる。
おすすめの求人サイトはビズリーチだ。ビズリーチは企業側からスカウトを受けられる。結果が出せていないと自信が出ずに踏み止まってしまうと思うので、向こうからスカウトを待って、自信をつけてから転職に臨もう。
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- キャリハイ@編集部
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目次
仕事が出来ない人のタイプ
ひとことで「仕事が出来ない」と言っても、いくつかのタイプに分類される。タイプによって、とるべき対策が変わってくるので、自分が以下のどれに当てはまるのかを考えてみてほしい。
(自分では出来ているつもりだが)評価されない場合
意外と多いのが、自分では周りに負けじと結果を出しているつもりだが、役職や給与に全く良い反映がない場合だ。
企業および部署にもよるが、評価する重要なポイントがあり、そこから外れる場合はどんなに結果を出しても評価されない。たとえば、営業数字が評価の全てを占める企業で、部下の教育を頑張っても結果は変わらない。
あまり成果を出せていない場合
自分でも成果を出せていないと感じている場合が2パターン目だ。
相性はあれど、その部署でどんなに頑張ってもなかなか結果が出せない人がこれに当てはまる。いわば人並みのタイプである。
周りについていけず、足を引っ張っている場合
同期や後輩にも遅れをとっており、周りの足を引っ張っている場合が3パターン目だ。
この場合は、そもそも仕事の基礎がわかっておらず、結果以前に当たり前の行動が取れていないことが多い。ちなみにこのタイプの人は、他責にしてなかなか転職をしないケースが多く、人事が手を焼く。
とはいえ自分がこれだと客観的に認識出来ているだけでも、だいぶマシな方だろう。
今の仕事が向いていなくて仕事が上手くいかないなら、転職を視野にいれるべきだ。転職を少しでも考えているなら、まずはビズリーチへの登録をおすすめする。
ビズリーチは、ヘッドハンターからスカウトが来る仕組みなので、自分から積極的に行動しなくても転職活動を進められる。
スカウトの数で自分の市場価値を測ることもできるので、ぜひ登録してみよう。
転職する前に考えておくべきこと
先ほどのそれぞれに関して、転職する前に考えておくべきことをまとめた。タイプによって対応は全く異なるので、チェックしておいてほしい。
評価されない場合
(自分では出来ているつもりだが)評価されない場合に当てはまる人は、下記の4点を自分に問うべきだ。
本当に成果を出せているのか
成果というのは、企業によっても上司によっても解釈が異なる。
自分では結果が出ていると思っていても、全く売上以外のことにコミットしていなかったり、受注したは良いが、クレーム案件ばかり発生させてしまったりしていることがある。
企業が求めている基準を、自分が網羅的に達成出来ているか。あるいは、企業が求めている唯一の基準(売り上げなど)を満たせないまま他のことに力を注いでいないかを改めて見直してほしい。
評価者に伝わっているのか
組織体制上、直属の上司とこまめな接点がない場合、上司に成果が伝わっていない可能性もある。
上司と距離があり、かつ中間管理職が不在な企業だと、上司は売り上げ成績しか見ることが出来ないので、そこが未達成だとどうしても評価が偏ってしまう。
自分の部署を改めて見返し、自分の成果が正しく評価される環境だったかを考えてみよう。
周りと比べて評価されているか
自分個人としては納得のいく評価がされていないとしても、同期と比べればしっかり評価されていることがある。
実力主義な企業であれば良いが、日系の企業だと結果を出してもそこまで大きく評価は変わらない。
実際、自分以外に結果を出せている人も、同じくらいにしか評価されていないことがある。改めて、自分以外の人に相談してみて、結果を出した人の評価体制を詳しく調べると良いだろう。
もしかしたら、あなたは評価されている部類かもしれない。
結果は出せているのに、評価されていない
上記のいくつかを検討した結果、あなた自身がしっかり結果を出しているのに、評価されていないと思う場合は、転職活動をした方が良い。
評価制度は、形式上定められているものの、実際に評価するのは人間なので、そこが不平等だと感じるのであれば環境を変えた方が好ましいだろう。
ただし、自身が正しく評価される企業を見つけることは意外と難しい。自分の感覚で探すのではなく、必ずエージェントに登録してサポートしてもらおう。
エージェントは、企業との信頼関係がしっかり結ばれているので、内部でどんな人が評価されているのかを把握している。自分の予想で企業を選ぶよりも、第三者の意見をもらいながら決断する方が良いだろう。
ちなみに、業界が決まっていないならば広くアドバイスをもらえるマイナビエージェント、コンサル出身者の場合はアクシスコンサルティング。年収アップを狙いたい人はリクルートダイレクトスカウトがおすすめだ。
転職エージェントは複数併用することで、効率的に転職活動が進められる。王道のビズリーチと併せて、自分に合った転職エージェントを複数利用しよう。
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あまり成果を出せていない場合
次に、あまり成果を出せていない場合に当てはまる人は、下記の2点を自分に問うべきだ。
なぜ成果を出せていないのかを分析する
もし他の部署や企業を経験したことがある人は、その時と比較してみよう。
仕事には向き不向きがあるので、営業では結果が出せなかったがマーケティングでは活躍出来るなどのケースは大いに起こりうる。
もし、自分が結果を出せている職種が他に明確にあるというならば、今の部署が不向きだと言える。社内異動するか、転職するのが良いだろう。
一方で、種類の異なる部署も経験したが、どこでも結果が出せなかったという人がいれば、単に仕事の基礎が分かっていないと考えられる。
その場合は、社内で評価されている人の仕事の仕方や努力の仕方を徹底的に真似た方が良い。
仕事との相性が悪いだけなのか、自分が仕事できないだけなのかで全く対応は異なるので、自分で分析してみよう。
転職する意味があるのかを整理しよう
転職するとしても、転職先で懸念が払拭されなければ転職する意味はない。
今の企業で自分が評価されないと感じるのであれば、自分の経歴やスキル、人柄が評価される企業を選ぶべきだ。
そのためには、今の企業で何が理由で評価されなかったのか、転職先はどうして評価してくれると感じるのかを言語化しておこう。
なお、ビズリーチに登録すると、自分の経歴・スキルを評価してくれる企業からスカウトを受けることができる。
その際に年収やポストも提示されるので、自分がそこに転職することでどんなメリットを享受できるのか、知ることができるだろう。
ちなみに、もしそうした企業が上手く見つからないのであれば、転職を急ぐ必要はない。転職というリスクを背負った上で、評価が変わらないのは、あまりにも非効率的なので、慎重に進めよう。
周りについていけず、足を引っ張っている場合
最後に、周りについていけず、足を引っ張っている場合に当てはまる人は、以下の点を改めて考えて、転職するかを決断してほしい。
仕事の出来を改善できる見込みはあるか
自分なりに仕事ができない理由を分析し、もし改善できる余地があれば、その企業で再チャレンジするのが良いだろう。
仕事に対するマインドがしっかりとあれば、異動して仕事内容を変えるだけで結果が出るかもしれない。
一方で、その企業内での異動が難しかったり、異動したとしても評価制度に自分がフィットしないと感じたりする場合は、転職を急ごう。
評価されない期間が長いと、評価されないことに慣れてしまい、結果を出しにくくなってしまう。
早めに環境を変え、キャリアを立て直そう。
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自分が仕事できない理由を分析し、転職するかを決断しよう
今回は、仕事ができない人のパターンに分けて、とるべき対応をまとめた。結果として、自分がどんな理由で仕事できないのかによって、今後のキャリアは全く異なるので、しっかりと振り返って分析してほしい。
なお、転職するべきだと感じた場合は、一人で闇雲に進めるのではなく、第三者から客観的意見をもらえるようにしよう。おすすめなのは、求人サイトとエージェントからアドバイスをもらうことだ。
おすすめの求人サイトはビズリーチである。ビズリーチは企業側からスカウトを受けられるため、自分の経歴やスキルを評価してくれる企業を効率的に見つけることができるし、自分の市場価値を知ることができる。
また、エージェントも必須で登録しよう。直接、自分の経歴やスキルを伝えることで、よりマッチ度の高い企業や、あなたを評価してくれる企業を教えてくれるかもしれない。おすすめは、あなたの特徴に合うところを選ぶことだ。
もし、まだ広く業界を見て検討したいならば、マイナビエージェントがおすすめだ。
コンサルに転職したいと考えている人は、経験の有無にかかわらずアクシスコンサルティング。年収アップを狙っている人はリクルートダイレクトスカウトが良い。
情報を最大限集めながら、自分に合う企業を見つけられるように頑張ってほしい。
今日は以上だ。