仕事のモチベーションが全くない原因は?解決手順や体験談を紹介

仕事のモチベーションが全くない原因は?

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社コレックが制作しています。

「仕事のモチベーションが全くない原因は?」

「仕事のモチベーションを上げる方法を知りたい」

仕事をするのは生きていく上で必須です。しかし、モチベーションが上がらず、何をやってもやる気が出ない…

そこでこの記事では、仕事のモチベーションが全くない原因を解説します。モチベーションアップの方法や解決手順・体験談などを紹介。転職の際の注意点なども掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

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「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。

目次

仕事のモチベーションが全くない・やる気が出ない原因

仕事のモチベーションが全くない・やる気が出ない原因

  • 希望する仕事が出来ていない
  • 給与に不満がある
  • 仕事で成果が出ない
  • 職場の人間関係が悪い
  • 激務でプライベートが充実しない
  • 自分の将来に疑問を感じる

 希望する仕事が出来ていない

仕事のモチベーションが全くない、やる気が出ない原因は「本来やりたかった仕事を任せてもらえない」「希望とは異なる業務内容だった」という場合です。

興味のない仕事をしていると、負荷や難易度に関わらずモチベーションが保てません。なお、職場によっては部署異動の希望を出せる場合がありますが、必ずしも希望通りに事が運ぶとは限りません。

「希望する仕事が出来ていない状況が現時点に限ったことなのか」あるいは「将来にわたって続くことなのか」を見極めて、今後のキャリアの見通しを立てておく必要があります。

 給与に不満がある

任されている仕事に対して給与が明らかに釣り合っていないと、仕事に対するモチベーションは下がる傾向にあります。給与は、提供する労働力への対価なので、少ないと自己の評価が適正でないという不満が生まれます。

また、仕事ができないのに、給与を多く貰っている人の存在も問題です。仕事は能力が高い人に集中しやすいため、より不公平に感じてしまうでしょう。

給与への不満は、仕事のモチベーションに直結しやすい重要な要因の1つといえます。

 仕事で成果が出ない

「努力を続けていても成果として表れない」「評価されない」といった状態が続くと、「頑張っても意味がない」と感じる原因となります。

自分自身の能力や適性が仕事内容とマッチしていなかったり、市場環境が悪いと、努力が成果に繋がらず、モチベーションが下がってしまいます。

努力が空回りしやすく、頑張っても成果が出ていると実感できないため疲弊しがちです。モチベーションも下がるので、一層成果が出にくくなるという、悪循環に陥ることも考えられます。

 職場の人間関係が悪い

上司や同僚との人間関係は、仕事に対するモチベーションに直結しやすい要素といえます。職場の人とは毎日のように顔を合わせるため、気にしないように努めていても、少なからず影響を受けるものです。

結果的に環境に引きずられてしまい、仕事そのものへの意欲が削がれる原因となりかねません。単に気が合う人がいないというレベルではなく、パワハラやいじめの被害に遭っている場合は、この傾向がより顕著になります。

本来なら協力して仕事を進めていくべき上司や同僚が、逆に仕事への集中力を阻害する直接的な原因となってしまうため、仕事へのモチベーションは急激に低下しやすいのです。

 激務でプライベートが充実しない

「仕事があまりにも激務でプライベートの時間が確保できない」「楽しんでいる余裕がない状況」が続くと、モチベーションが低下しやすくなります。

オンとオフの切り替えができてこそ、集中して仕事に取り組むエネルギーを充足させられます。しかし、職場と自宅を往復するだけの生活になっているようでは、モチベーションが下がるのも無理はないでしょう。

時間の使い方を工夫してプライベートの時間を捻出できれば、モチベーションを回復させられます。プライベートが充実しない原因がどこにあるのか、見極めることが大切です。

自分の将来に疑問を感じる

「現状のまま仕事を続けていくことで明るい将来が待っているのか」といった、自分の将来への疑問も、モチベーションが下がる要因となります。

将来に向けたキャリアの見通しが立たなかったり、そもそも昇給が見込める給与体系になっていなかったりすると、モチベーションの維持は徐々に難しくなるでしょう。

自分の将来に疑問を感じてしまう原因を突き止め「どうすれば疑問を解消できるのか」を考えていく必要があります。将来に対する疑問を抱えたまま、時間だけが経過することのないよう注意しましょう。

現職でモチベーションが上がらない場合

現職で仕事のモチベーションが上がらないと感じる人は、転職を考えましょう。転職の際は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

中でも、マイナビエージェントは求人数が非常に多く、転職者の希望に沿った求人を紹介してくれます。

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仕事のモチベーションをなくしてしまった人の体験談

仕事のモチベーションをなくしてしまった人の体験談

 給料だけが働く理由になっている

働く主な理由が「給料」になっていると、仕事に対するモチベーションを見失いやすいです。給料がなかなか上がらなかったり、負っている責任に対して給与が少ないと感じたりすると、仕事への意欲が下がる可能性があります。

仕事の対価として給与を受け取るのは、働く上で重要な目的の1つです。一方で給料を受け取ることだけが目的化してしまうと、高いモチベーションの維持は難しくなります

給料だけが働く理由にならないように注意が必要です。仕事へのモチベーションが下がっていると感じたら「給料をもらうこと」のみが働く目的になっていないか、振り返ってみましょう。

 仕事にやりがいを見出せない

仕事の内容や目的への納得度が低いために、やりがいを見出せずモチベーションが下がってしまう場合があります。

仕事を通じて誰かの役に立っていると分かったり、自分が貢献することで会社のためになっていると実感できたりすることは、意欲的に仕事を続けていく上で重要な要素の1つと言えます。

どうしても仕事にやりがいを見出せないようなら、自分自身の適性や、本当に取り組んでみたい仕事について、改めて考える時期が来ているのかもしれません。

 理不尽な扱いを受けた

職場で理不尽な扱いを受けることが、仕事へのモチベーションを下げる要因となったケースもあるようです。

明らかに多すぎる仕事量を任せられたり、本来なら責任を負うべきではないことで叱責されたりするなど、納得がいかない出来事が続けば、ストレスから心身に不調をきたす原因にもなりがちです。

職場でのこうした扱いは、上司との人間関係や、職場環境そのものに起因しているケースが少なくないため、すぐに改善される見込みが薄い場合もあります。

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【年齢別】仕事のモチベーションをなくす原因

【年齢別】仕事のモチベーションをなくす原因

 【20代】労働環境・労働条件

20代で仕事のモチベーションが上がらない原因として多く見られるのが、「職場環境」「労働条件」です。職場では若手として扱われることが多い20代にとって、上司や先輩社員との相性は、職場環境を大きく左右する要因です。

周囲の社員から投げかけられた一言が、モチベーションの低下に直結するケースも少なくありません。労働条件に関しては、「給与が低い・上がらない」といった理由から、モチベーションを失いやすい傾向があります。

20代は異業種への転職も比較的容易であり、現在の職場に不満があれば転職という選択もしやすい年代です。納得度の低い職場環境・労働条件に耐えることは徒労だと感じる人がいても、決して不自然ではありません。

【30代】キャリアの再検討

30代で仕事へのモチベーションが下がる原因として、「キャリアの再検討」が挙げられます。仕事に慣れ、役職に就く人も現れ始める年代であり、現在の職場で昇進を目指すか、別のキャリアを検討するか考える人は多いです。

ちなみに、昇進することで逆に手取りが下がる場合もあり得ます。管理職に昇進しても仕事の責任は重くなる一方で、残業手当が支給されなくなり、結果的に年収が下がる場合もあるのです。

キャリアを再検討し、現状とは別の道を選択することを考え始める人がいても、不思議ではありません。実際、転職成功者の平均年齢は31.7歳(※)と、30代で別のキャリアを選ぶ人も多いです。

※参考:コロナでどう変わった?転職成功者の平均年齢調査【最新版】|doda

 【40代】立場の変化・目標の喪失

40代で仕事へのモチベーションが低下しやすい原因として、「立場の変化」「目標の喪失」が挙げられます。40代は、管理職などの役職に就く人が多くなる時期です。

自身の担当業務を着実にこなせば評価された頃とは異なり、部下が挙げた成果が自身の評価となります。立場が変化したことで、これまでにない挫折感を味わう人も多くなる年代です。

また、40代はキャリアの見通しがつくようになる年代ともいえます。40代の時点で管理職になっていない人は、今後も昇進しない可能性が高いため、何を目標に据えて働いていけばよいのか分からなくなりがちです。

【50代】生活環境の変化

50代で仕事へのモチベーションを失いやすい原因として、「生活環境の変化」が挙げられます。子供の成長・独立により、子育てや教育費としてかかっていた出費が減っていく時期です。

積極的に仕事をこなす必要性が減ったり、定年後の人生を考える時期に入ったりしたことで、仕事以外の生きがいや喜びを見つけたいと感じる人が増えていきます。

目の前の仕事にがむしゃらに取り組んできた40代までとは、心境が大きく変化する年代と言えるでしょう。

仕事のモチベーションを上げるための9つの手順

仕事のモチベーションを上げるための9つの手順

  • 1.モチベーションがない・やる気が出ない原因を探る
  • 2.原因の所在を明らかにする
  • 3.改善に向けて細かく目標を立ててみる
  • 4.目標達成の度に自分にご褒美をあげる
  • 5.最悪のシナリオを想定した行動を意識する
  • 6.同僚に相談する
  • 7.友達や知り合いに相談する
  • 8.生活習慣を変えてみる
  • 9.退職・転職を考える

1.モチベーションがない・やる気が出ない原因を探る

まずは「なぜモチベーションがないのか」「やる気が出ないのか」について原因を探りましょう。原因が不明のままでは対策を講じられないので、原因の特定が先決です。

なお、原因の見極めが難しいようなら、具体的にどんな場面でやる気が起きないと感じるのか、最近の出来事を思い出してみるのも1つの方法です。上司からの小言や、興味のない仕事内容などが想定されます。

モチベーションが下がっている原因は、1つとは限りません。複数の要因が絡み合って、やる気が削がれているケースも考えられるため、慎重に原因を見極めることが大切です。

2.原因の所在を明らかにする

次に原因の所在を明らかにしていきます。思い当たる原因が会社や就業環境など外的要因なのか、自分自身の取り組み方や考え方といった内的要因なのかによって、対処法も変わるからです。

例えば「職場の人間関係が悪い」という原因は一見すると外的要因のように思えます。しかし、実際には同僚に対してネガティブな感情を抱いてしまい、マイナスな先入観に囚われている可能性もあるのです。

主な原因が内的なものであれば、今すぐに対処することも可能です。一方、外的要因の場合は、自分から働きかけて変えられることは何かを、考えておく必要があります。

3.改善に向けて細かく目標を立ててみる

原因とその所在が明らかになったら、改善に向けた目標を立ててみましょう。目標を立てる際には一度に解決しようと試みるのではなく、問題をできるだけ小さな単位に区切っておくことが大切です。

それぞれの問題を1つ1つ解決していくための目標を立て、まずは小さな目標から達成していくことをおすすめします。自分から同僚に話しかけ、問題解決の手伝いをするなど、1つ1つの目標は簡単に達成できる内容で構いません。

職場の人間関係そのものを一挙に改善するのは困難ですが、目標を細かく立てることで実践しやすい改善策を講じられるのです。

4.目標達成の度に自分にご褒美をあげる

細かく分けた目標を1つ達成する度に、自分にご褒美をあげましょう。例えば、苦手な同僚に自分から話かけることを目標に掲げた場合、実際に話しかけられたらランチを少し豪華にしてみると良いです。

ご褒美が行動するための直接的な動機となり、実践しやすくなる効果が期待できます。また、ご褒美によって小さな達成感を得られ、次の目標を達成することへのモチベーションにも繋がります。

自分にご褒美をあげるタイミングや内容は、自分自身でコントロールできるため、周囲の環境や人からの評価に左右されずに実践しやすいです。こうして着実に目標を達成し、本来の問題点の解決へと近づけていきましょう。

5.最悪のシナリオを想定した行動を意識する

小さな目標を解決するのを断念しないためには、最悪のシナリオを想定した行動を意識することが重要です。人は危機的な状況を無意識に避けようとするため、最悪のシナリオを想定すれば「今やるべきこと」に集中できます。

たとえば、現状のまま職場の人間関係が全く改善されないばかりか、さらに悪化した場合に、どのような事態が待ち受けているのかをイメージしてみてください。

これまで以上に仕事がしにくくなり、毎日出社するのさえ億劫になる可能性があります。そのため、現状以上に事態を悪化させないように、努力する必要があることを認識できるでしょう。

6.同僚に相談する

モチベーションが上がらないことについて、信頼できる同僚に相談してみるのもおすすめの方法です。人に話すことで思考が整理され、自分が今悩んでいることの本質が何かが分かる場合があります。

その場で解決策が見つからなかったとしても、誰かに話すことで気分がすっきりしたり、気持ちが落ち着くことは少なくありません。

その際にどう乗り切ったのか、モチベーションが回復するきっかけが何だったのかを聞けば、解決のヒントを得られる可能性もあります。1人で悩まずに、まずは同僚に相談してみましょう。

7.友達や知り合いに相談する

同僚に相談しにくいようなら、社外の友達や知り合いに相談するのも1つの選択肢です。社内の事情を詳しく知らない人ほど、中立な立場で悩みを聞ける可能性があります。

特にモチベーションが上がらない原因が自分自身にある場合は、客観的な立場から指摘してもらえるかもしれません。

仕事に対する考え方や、友人自身がやる気がなくなった経験がある場合、解決方法を参考にできるので、業界や職種を問わず相談してみることをおすすめします。

8.生活習慣を変えてみる

日々の仕事にあまり変化が感じられないようなら、生活習慣を変えてみましょう。体を動かす時間を意識的に設けたり、早めに就寝して、翌朝に読書をする習慣を取り入れたりすることをおすすめします。

ささいなことでも、生活習慣が変わることで気分転換になったり、新たな気づきを得られたりする可能性があるからです。例えば、朝30分早く起きて読書をするだけでも、1ヶ月で15時間程度を読書に充てられます。

これまでと比べて、インプット量が増えることで情報感度が高まり、職場でのものの見方や考え方に変化がもたらされるかもしれません。

9.退職・転職を考える

ここまでに紹介してきた方法を試してもモチベーションが上がらない・やる気が出ないようなら、働く環境が自分に合っていない可能性があります。

環境を変えることで、新たなモチベーションが湧いてくることは十分に考えられるため、退職・転職という選択も視野に入れてみましょう。転職の際は、転職エージェントの利用がおすすめです。

第二新卒や20代~30代前半の人はマイナビエージェント、ハイクラスを目指す人はビズリーチがおすすめです。転職エージェントに希望を伝えれば、希望に沿った求人を紹介してもらえます。

退職・転職が必要な理由

退職・転職が必要な理由

仕事の成果に繋がらない

モチベーションが低い状態のまま仕事を続けている限り、優れた成果を挙げることは困難です。指示されたことだけを義務的にこなす人と、自発的に仕事を見つけていく人との間には、身につく知識やスキルに大きな差があります。

仕事で成果が挙がらないと、成功体験から新たな学びを得る機会も失ってしまいます。結果として、仕事で成果が出ないためにますます仕事が面白くなくなり、モチベーションがさらに下がってしまうでしょう。

モチベーションが上がらない・やる気が出ない環境に身を置き続けることは、成長機会の損失に繋がるだけでなく、モチベーションが下がり続ける環境を自ら選ぶことでもあるのです。

同僚や後輩との差が開いて惨めな思いをする

モチベーションが上がらない状態で仕事を続けていると、モチベーションが高い同僚や後輩との差が日に日に開いていきます。

これまで一緒に働いてきた同僚や、自分よりも後に入社してきた後輩が高く評価されるのを横目に見ながら、仕事をすることになります。場合によっては、後輩が自分よりも早く昇進して上司になってしまうでしょう。

こうした状況を一切気にすることなく、自分の担当業務に集中するのは容易ではありません。多くの人は惨めな思いをすることになる可能性が高いと考えられます。

精神的に病んだり体を壊したりする

モチベーションが低下すると、目の前の仕事に取り組むことが苦行のように感じられます。手近な休日や給料日だけを楽しみに仕事をするのは、短期間なら可能ですが、長期間続けるのは不可能に近いです。

嫌なこと・興味のないことを強制的に続けなくてはならない状況が続くと、人は精神的に病んだり体を壊したりしやすくなります。結果的に、転職したくても健康上の理由から、すぐには実行に移せなくなる可能性もあるのです。

心や体に不調のサインが表れる前に、モチベーションが上がる環境へと、移ることをおすすめします。現状、すでに不調の予兆が表れ始めているようなら、とくに注意が必要です。

退職・転職を選択する際の注意点

退職・転職を選択する際の注意点

十分に退職後・転職後をイメージする

現在の職場環境や仕事内容への不満を理由に転職に踏み切ると「隣の芝生は青い」と感じやすくなります。どの職場でも現状よりはモチベーションが上がるはず、などと都合よく解釈してしまう可能性があります。

勢いで退職を決めてしまうのではなく、退職後・転職後に待ち受けている状況を、しっかりとイメージしておきましょう。一般的に、退職してから転職先を探すよりも、在職中に転職活動をしておくほうが成功率は高まります。

退職・転職することでもたらされる結果を十分に考え、慎重に決断を下すことが大切です。現在の状況から「逃げる」ことが最優先にならないように注意しましょう。

退職・転職するメリット・デメリットを把握する

退職・転職することで得られるメリットだけでなく、被る可能性のあるデメリットも把握しておきましょう。たとえば、転職先を吟味せずに選ぶと、転職先でも同じようにモチベーション低下に悩む可能性があります。

また、転職にはリスクが伴います。転職後の待遇や職場環境が、現在よりも改善することもあれば、逆に悪化することもあるのです。

当面の給与や年収だけでなく、退職金や福利厚生、仕事内容などの条件を総合的に検討し、メリットがデメリットを上回る可能性の高い職場を選ぶ必要があります。

カウンターオファーへの対策を行う

退職するなら、確実に退職するための対策を講じておきましょう。転職先が決まった段階では、転職活動はまだ完了していません。業務の引継ぎや有休の消化などを行う必要があります。

ただし、場合によっては、退職を申し出た際に引き留められることも想定されます。給与アップや配属の変更といった、カウンターオファーを提示される可能性もゼロではありません。

引き留められて退職を見合わせると、職場に居づらくなることもあり得ます。カウンターオファーを提示された場合の対策を講じておくことに加え、家庭の事情など、そもそも引き留めにくい退職理由を考えておくことが大切です。

円満退職のために計画的に業務引き継ぎを行う

退職する際は、可能な限り円満退職を目指すほうが得策です。退職して別の職場に移ったとしても、前職の関係者とどこかで再び関わり合う可能性があります。

今後のキャリアに支障をきたさないようにするためにも、円満退職を目指すことを基本的なスタンスとしてください。円満退職のカギを握るのが業務引き継ぎです。

最後まで責任を持って引き継ぎに対応してくれた退職者には、悪い印象を抱かない人が多いものです。あらかじめ業務引き継ぎの計画を立て、計画に沿って着実に引き継ぎを進めましょう。

退職・転職が難航した時の最終手段を把握しておく

退職・転職が想定通りに進むとは限らないため、万が一難航した場合の最終手段を把握しておきましょう。たとえば、退職を強く引き留められて、退職日が確定しないといったケースです。

本来、労働者から雇用契約解除の申し出があったにも関わらず、雇用者側の都合で受理しない行為は認められていません。あまりにも退職が難しいようなら、退職代行サービスを利用しましょう

退職代行サービスとは、退職手続きを代行してもらえるサービスです。ただし、退職代行サービスを利用すれば、前職の関係者とは縁が切れてしまいます。あくまでも、退職が著しく難航した場合の最終手段と捉えてください。

転職を成功させる秘訣

転職を成功させる秘訣

転職理由を明確にする

現在の仕事を辞めたい理由だけでなく、転職する理由も明確にしておくことが非常に重要です。転職後に実現したいことや具体的な目標を定めておくことで、選考時に志望動機を伝える際にも役立ちます。

今の仕事を勢いで辞めてしまい、後悔するのを防ぐためにも、転職理由を明らかにしておくことが大切です。職場環境や仕事内容への不満をどう改善するかを考えれば、ポジティブな転職理由を見つけられ、転職先の印象が良いです。

不満点を改善できる可能性の高い職場を転職先として選ぶことで、仕事に対するモチベーションも回復しやすくなります。

経験・スキルを可視化する

転職活動を始めるにあたって、これまでの経験や体得してきたスキルを可視化することは、欠かせないプロセスです。経験・スキルを明確にすれば、転職後のミスマッチを防げます

また、人材を募集する企業は、応募者が具体的に何ができる人物なのか、どのようなスキルを発揮できるのかを知りたいと考えています。経験・スキルを客観的に分析し、把握すれば効果的なアピールが可能です。

転職後に「やりたいこと」を考えるのも重要なポイントですが、実現するための経験・スキルがあることの確認も忘れないようにしましょう。

企業研究を行う

転職を成功させるには、企業研究を入念に行っておく必要があります。求人情報や企業ホームページを隅々まで見ておくのはもちろん、複数の口コミサイトをチェックして、企業の評判を詳細に把握しておくことが大切です。

企業研究を通じて収集した情報は、応募書類の作成や面接対策にも役立ちます。志望動機や自己PRが、企業の求める人物像とマッチしているほど、採用される確率も高まるからです。

企業が求める経験・スキルと、自分自身の強み・長所が重なる部分を見つけ、重点的にアピールできるように準備しておきましょう。

複数の転職エージェントに登録する

登録する転職エージェントは、複数確保しておくことをおすすめします。転職エージェントは各社に強みや得意とする分野があるため、最初に登録した転職エージェントが、自分にとって適している保証はありません。

複数の転職エージェントを並行して利用することで、得られたアドバイスを比較検討しやすくなる効果も期待できます。20~30代におすすめなのは、マイナビエージェントハタラクティブです。

どちらも求人数が多く、自身のモチベーションを上げられる企業が見つかる可能性が高いです。なお、年収を上げたい人には、ハイクラス求人が多いビズリーチがおすすめです。

転職を考え始めた人におすすめの転職エージェント

転職サービス 特徴
ビズリーチビズリーチ
マイナビエージェントマイナビ
エージェント
リクルートエージェントリクルート
エージェント
レバテックキャリアレバテック
キャリア
アクシスコンサルティングアクシス
コンサルティング

ビズリーチ

年収アップにおすすめの転職サービス

ビズリーチ イメージ

(出典:ビズリーチ)

ビズリーチのポイント

  • 求人の3分の1が年収1,000万円以上
  • 企業やヘッドハンターからスカウトされる
  • 優良企業と直接コンタクトが取れる
評価 ★★★★★
求人数 90,369件
得意領域 ハイクラス
雇用形態 正社員
対応エリア 全国

▼拠点(タップで開閉)
  • (渋谷1/渋谷2/渋谷3/大阪/名古屋/福岡/静岡/広島)

※2023年8月時点

ビズリーチの特徴

ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。登録すると過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージが届きます。

スカウトは厳選された優良企業やヘッドハンターから直接届きます。キャリアに自信がある求職者におすすめの転職エージェントです。

また、ビズリーチでは税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランで、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえます。まずは、無料プランから利用してみましょう。

ビズリーチの評判と口コミ

男性アイコン
ニックネームさん|20代後半|男性|ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)|2021.10.13
良い点
|自身のキャリアアップに繋がった
ビズリーチに掲載されているものは専門的でハイクラスな求人が多く、自身が望むようなキャリアアップにかなり繋がりました。また、ハイクラスな業務内容なため、前職よりも大幅に年収をアップすることに成功しました。
悪い点
|転職先が決まるまでに時間がかかった
基本的に企業からスカウトされるのを待つ形式なため、スカウトをもらえなければ、転職先が見つかるまでに時間がかかりました。私自身若手ということもあり、あまりアピールできる実績がなく、スカウトが来るまでに時間がかかりました。
男性アイコン
たかしさん|20代後半|男性|製造業|2021.05.07
良い点
|ヘッドハンターの数が多い
とにかくヘッドハンターの数が多く、誰を選んでいいのか迷うぐらいたくさんのヘッドハンターからのスカウトがありました。自分のやりたことと照らし合わせながらヘッドハンターを選べるのは良いと思いました。また、専門分野に特化したヘッドハンターもいて専門性を求める人には良いサービスだと思いました。
悪い点
|アフターフォローが今ひとつ
アフターフォローがもう少しあっても良いのではないかと思いました。登録後ビズリーチの担当から電話があり、今後の進め方などの説明がありましたが、それ以降何も連絡がなく、困った時にどこに問い合わせていいかわからなかったです。

マイナビエージェント

20~30代の転職なら断トツでおすすめ

マイナビエージェント イメージ

(出典:マイナビエージェント)

マイナビエージェントのポイント

  • 20代に信頼される転職エージェントNo.1
  • 登録者の80%が34歳以下
  • 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
評価 ★★★★★
求人数 非公開
得意領域 未経験、既卒・第二新卒
雇用形態 正社員、契約社員
対応エリア 全国

▼拠点(タップで開閉)
  • (東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡)

※2023年8月時点

マイナビエージェントの特徴

マイナビエージェントは、若手の求職者に人気の大手転職エージェントです。新卒就職で最大手のマイナビが運営し、着実に実績を積んできています。

志望業界ごとに専任のキャリアアドバイザーがいるので、業界の情報を踏まえて応募書類の添削や面接対策を丁寧にサポートしてくれるのが魅力です。

さらに、面接が苦手な方に向けて模擬面接を実施しています。利用回数に制限はなく、夜間や土曜日の相談も受けているため、働きながらでも安心して面接対策をしてもらえます。

マイナビエージェントの評判と口コミ

男性アイコン
そーさいさん|20代前半|男性|WEB業界|2021.01.31
良い点
|ヒアリングが丁寧でした
初回の面談時、まだ自分の中で転職の軸が定まっておらず、一からお話をすることになりました。 今の仕事の話で嫌なことや楽しいこと、大学時代の話や就職活動の時の話などを聞きながら、自分が何を大切にしているのか、なにが嫌なのかが明確になり、軸ができてきました。
悪い点
|レベル感が合わなかった
期待をしてくれたのかもしれませんが、あまりに自分の身の丈に合わないような、ハイレベルの案件を紹介されました。(英語が全くできないのに、自動車会社で海外の市場調査をする仕事など)「ちょっと挑戦的だけど、提案してみました」と言っていましたが、挑む気にならないぐらいのレベルの乖離がありました。
男性アイコン
ahoyさん|20代後半|男性|調理師・栄養士|2021.01.25
良い点
|転職エージェントの中では一番良かった。
大手と呼ばれるエージェントの中では一番親身で希望通りの求人を紹介してもらえました。担当者の方のレスポンスも早く、ストレスが無かったです。転職活動は上昇だけを目指して行っていたのでかなり贅沢な内容で探していましたが最後まで丁寧な対応でした。
悪い点
|後々に
後々に自分で見つけた求人の方がもしかして好条件ではって思うところがありました。勿論内情はしらないですしエージェントの方はプロですのでネットで拾えた求人より質は高いと信じていますが、そこだけが若干引っかかっている部分ではあります。
男性アイコン
しんさん|20代前半|男性|事務員|2021.01.16
良い点
|求人の多さ
求人は多く,他サイトと比較しても多く感じました。最初の希望だけは来てもらえた。メールで事前対応をしてもらったのですがそこは普通で特に不満な点はなかった。その他でいい点は特になかった。私自身の本位とは全くかけ離れた対応が目立った。
悪い点
|対応がひどい
面談を行ったが,私の目的を聞いても全く親身になってくれず,露骨にため息もつかれ最悪だった。志望する業界に対する知識不足感が素人目でも分かり,不信感が募るばかり。話し方も上から目線で偉そうで最低な対応。

リクルートエージェント

業界トップクラスの転職エージェント

リクルートエージェント

(出典:リクルートエージェント)

リクルートエージェントのポイント

  • 公開・非公開求人数が業界トップクラス
  • 経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート
  • 書類の添削や面接対策が手厚い
評価 ★★★★★
求人数 596,882件
得意領域 幅広い業界・年代に対応
雇用形態 正社員
対応エリア 全国

▼拠点(タップで開閉)
  • 丸の内/立川/北海道/宮城/栃木/埼玉/千葉/神奈川/静岡/愛知/京都/大阪/兵庫/岡山/広島/福岡

※2023年12月時点

リクルートエージェントの特徴

リクルートエージェントは、求人数・転職実績ともに国内トップクラスの転職エージェントです。非公開求人数も20万件以上を誇り、豊富な選択肢の中から自分に合った転職先を探せます。

書類添削や面接対策が充実しており、選考を通過しやすい書類の書き方や企業が見る面接のポイントなど、転職成功率を高めるサポートが受けられるのが強みです。

キャリアアドバイザーの丁寧なヒアリングや、求職者に寄り添ったアドバイスなども評判が良く、年齢や業界を問わずおすすめの転職エージェントです。

リクルートエージェントの評判と口コミ

男性アイコン
27歳|男性
良い点
|転職サポートが丁寧
どのような職を探しているのか、最初の面談で細かいところまでしっかりと確認して下さります。こちらの希望条件等ふまえた上で、よい条件の求人をその日のうちにいくつか提示してもらえ、その中から選ぶことも可能です。
また、面接対策など転職で不安なところのサポートも個別で対応していただけるので安心して転職活動ができます。
悪い点
|専門職の求人は少なめ
好条件の求人が多く、求人数も多いため、求職側としては助かるサービスではありますが、専門職の求人についてはやや少なめでした。分野に特化した求人でなくても、今までの経験を活かせる現場で働ければよいという方は問題ないかもしれません。
女性アイコン
32歳|女性
良い点
|理想の求人に巡り合えた
大手ということで求人数が多く、色々な企業を比較して受けたい企業を選ぶことができました。
また、求人も毎日10件以上紹介してくれるため、検索では見つけられなかったような企業についての気づきもあり良かったです。聞いたことあるような大手企業の紹介も多かった印象です。
悪い点
|地方在住の大卒以外だと使いにくい
地方在住で学歴は専門学校卒業だからなのか、登録したものの「紹介できる求人がありません」とメールが来ただけでした。
地方といってもリクルートエージェントの地方支社のある市に住んでいるのですが、東京などに比べると求人の数は大幅に少ないと思います。

まとめ

仕事に対するモチベーションが下がる・全くなくなってしまうのは、決して珍しいことではありません。まずはモチベーションが低下した原因を探り、改善するためのアクションを講じましょう

対策を講じても改善が期待できそうになければ、転職という選択をするのも1つの考え方です。ただし、現状の不満を解消することが主な転職理由にならないよう、退職・転職後のイメージを明確にしておく必要があります。

転職の際は、マイナビエージェントハタラクティブに登録しておくと良いでしょう。転職するかしないかの相談相手にもなるので、仕事のモチベーションが上がらず悩んでいる人におすすめです。

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