「ホワイト企業に転職するにはどうするべき?」
「ブラック企業との見分け方は?」
ホワイト企業に転職したいと考える人は多いと思います。近年ではブラック企業が問題視され、「もしかしたら自分は良くない環境で働いているかもしれない…」と不安に思っているかもしれません。
しかし、転職サイトやリクルートページからは実態を見抜くことは難しいです。そこで当記事では、ホワイト企業の定義を行い、実際にホワイト企業に転職するための具体的な方法を記載しています。
ホワイト企業の見つけ方がわからない人向けに、完全無料で利用できるおすすめ転職エージェントも紹介します。結論、大手かつ優良企業が網羅されていて、転職成功率が断トツに高い「マイナビエージェント」には登録しておくべきです。
マイナビ エージェント |
|
リクルート エージェント |
|
ビズリーチ |
|
- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
ホワイト企業に転職したい際にやるべきこと
ホワイト企業の定義化を行う
ホワイト企業と言っても、人によってホワイトの定義は異なります。定時に帰れれば良いという人もいれば、年間休日が120日以上ないと嫌な人もいて、月の手取りが35万以上ないと困るという人もいます。
さらには、自分の自由に仕事が出来ればどんなに忙しくても構わないというケースもあります。はたから見ればブラックとも定義し得る場合もあるので、自分にとってのホワイトを言語化しておきましょう。
転職エージェントには、細かな条件や理想のイメージを伝えることで、自分の希望するホワイト企業に出会いやすくなります。
自分にとってのストレス要因を明らかにする
ストレス要因 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
ノルマや求められる成果 | 16.7% | 12.2% |
労働時間が長い。残業が多い | 16.2% | 12.4% |
待遇(給与や福利厚生など)が悪い | 5.0% | 5.6% |
職場の人間関係 | 29.3% | 43.3% |
お客様との人間関係、クレーム | 13.0% | 9.9% |
裁量権のなさ | 3.0% | 2.3% |
責任が重い | 4.3% | 4.3% |
やりがいや面白みを感じられない | 7.1% | 4.8% |
社風が合わない | 1.8% | 2.3% |
成長できない、キャリアアップできない | 3.4% | 3.0% |
2021年に832名を対象に行なった、ストレスを感じる要因ランキングです。ランキングを参考に、自分にとってストレスの要因は何なのかをあぶり出しましょう。
例えば人間関係がストレスになる場合は、エージェントに職場環境や離職率、平均勤続年数について教えてもらうことが可能です。ストレス要因を把握して、それを改善できる会社は自分にとってのホワイト企業と言えるはずです。
成長産業や成長企業を調べておく
ホワイト企業に転職しても、財務状況が圧迫すれば良い職場でなくなる可能性もあるため、情報収集は大切です。いま伸びている企業体であれば、転職時以降も待遇が良くなっていく可能性があります。
例えば、コロナ禍において飲食などのサービス業界は打撃を受けたので、今後しばらくは立て直しに時間がかかります。一方でIT系企業は、飛躍的に成長しているので、転職がおすすめできます。
しかし、投資家でさえ、将来大きく伸びるであろう企業を見極めることが難しいのが事実です。企業見極めのプロであるマイナビエージェントなどの転職エージェントに、自分の思う業界の今後を聞いて答え合わせを行いましょう。
ホワイト企業を目指すなら転職エージェントの利用がおすすめ
転職エージェントを使うべき3つの理由
- 業界のプロが最適な転職先を紹介してくれる
- 転職サイトにはない非公開求人へアクセスできる
- 転職活動の全面的なサポートを受けられる
ホワイト企業へ転職し、理想の働き方を実現したいなら転職エージェントの利用がおすすめです。あなたの経験やスキルに基づいて、最適な求人を紹介してくれます。
また、書類の添削や面接対策など、転職活動に必要なサポートを受けられます。転職への不安を解消し、ホワイト企業への入社を叶えるためにも、転職エージェントを利用してみましょう。
マイナビ エージェント |
|
リクルート エージェント |
|
ビズリーチ |
|
ホワイト企業の見つけ方
IR情報から企業状況を把握
自分でホワイト企業を見つけるには、IRを確認するのが現実的です。IR情報は、客観的に企業実態がわかるように数字を整理したものであり、事実を確認できます。
「IR情報なんて見方がわからない…」という人もいるかもしれませんが、直近3年分の売上と利益を見て、下がり続けていなければ一定の安心材料になります。
IR情報以外では、市販されている「会社四季報 業界地図」などを見ると、伸びている業界伸びていない業界がわかるため、ホワイト企業を見つける指標になります。
Openworkなどの口コミサイトをチェック
企業の口コミサイトである「Openwork」や「転職会議」を見るのも、ホワイト企業探しに役立ちます。口コミサイトは、退職した人や今勤務している人が、会社の評価をしています。
ネットに転がっている情報や求人票だけでは発見できない、企業のリアルな実態が書いてあるため、本質を見抜きやすいのが企業口コミサイトの利点です。
世間的に評価の高い企業でも、評価制度に難があったり、有給は付与されるが休みづらかったりと、求人情報だけ見ていては分からない情報を見つけることが可能です。
業界に詳しいエージェントから情報をもらう
ホワイト企業を見つける確実な方法は、希望する業界や企業に詳しい転職エージェントに、IRや口コミサイトから得た情報が正しいかぶつけてみましょう。
大手のエージェントであれば、一般では見つけることのできない「隠れ優良企業」についても教えてもらえます。転職エージェントは、企業人事部とのやりとりを通じて、社風や制度も熟知しています。
おすすめは複数の転職エージェントの併用
業界や企業の情報に詳しいキャリアコンサルタントを効率的に見つけるには、複数の転職エージェントを併用するのがおすすめです。
まず、サポートが手厚い「マイナビエージェント」には必ず登録しておきましょう。あわせて、ハイクラスの非公開求人が豊富な「ビズリーチ」にも登録しておくといいです。
ビズリーチには、年収アップの実績が豊富な転職エージェント、キャリアコンサルタントが在籍しています。多くのスカウトメッセージを受け取ることができるので、紹介文で業界の知見、経験が豊富そうな人を選んで面談することができます。
ビズリーチ |
|
ホワイト企業入社におすすめの転職エージェント・サイト
転職サービス | 特徴 |
---|---|
マイナビ エージェント |
|
ビズリーチ |
|
レバテック キャリア |
|
アクシス コンサルティング |
|
マイナビエージェント
20代〜30代の転職に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
主な特徴 | |
---|---|
おすすめ年代 | |
求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
|
マイナビエージェントのメリット
- 20代~30代の若い世代に強い
-
マイナビエージェントは、若手向けに差別化を図っている転職エージェントです。登録者の80%以上が34歳以下で、20代に信頼される転職エージェントNo.1にも選ばれています。
若い世代に特化していることもあり、掲載求人は、未経験募集にも積極的な企業が多いです。
- 業界に特化したキャリアアドバイザー
-
マイナビエージェントは、各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーを設けています。専任だからこそ、深い情報をキャッチアップしてくれるため、ピッタリな求人紹介や最適な面接対策を実現しています。
業界だけではなく、女性向けや第二新卒向けなどの属性別キャリアアドバイザーや、関西・東海・九州などエリア特化のキャリアアドバイザーも配属しています。
- 転職サポートが無期限
-
マイナビエージェントは、転職サポートに期限を設けていません。多くの転職エージェントは、最大3ヶ月などの期限があるため、転職活動が長引くとサービスを受けられなくなることもあります。
無期限で転職活動できる安心感があるので、早急に転職先を決めなければならないという焦りがありません。納得いくまで転職先を吟味できるので、入社後のミスマッチも感じにくいでしょう。
マイナビエージェントのデメリット
- ハイクラス求人は少ない
-
マイナビエージェントは、ハイクラス求人が少ないです。年齢制限は無いものの、登録者の80%以上が34歳以下なので、若手向けの求人が多い傾向にあります。
30代後半の方や、高年収を重視した転職活動をしたい方は、優良企業から直接オファーが来る「ビズリーチ」や、年収800万円超の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
- 担当者のサポートにばらつきがある
-
マイナビエージェントは、担当者によってサポートのばらつきがあります。業界ごとの専任キャリアアドバイザーを設けているからこそ、業界の経験値や知識量がサポートの質に反映されやすいです。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアドバイザーの徹底サポートが受けられることです。担当者が合わないと感じたら、早いうちに変更の相談をしましょう。
マイナビエージェントの評判と口コミ
ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
---|---|
おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
|
ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
-
ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
-
ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
-
ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
-
コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査によると、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
-
ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
-
ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
ホワイト企業探しの注意点
数字のマジックに騙されない
採用をミッションにしている人事は、とにかく採用する母集団(応募する人数)を増やそうと努力します。その結果、自社の良い数字だけを主張して、悪い数字を隠す企業もいるので注意しましょう。
例えば、設立以来従業員数300%アップを謳いながら、離職率が30%を超えるような環境であることは伏せている場合があります。良い面だけでなく、自社の悪い面も包み隠さず伝えてくれるか否かも、求人票や面談で見抜くべきポイントです。
給与表記に注意する
給与表記を見るだけで、企業の採用姿勢がわかることもあります。例えば、月収23万~40万といった幅のある給与表記は、ブラック企業によくある求人手法です。
給与の高さから応募者を募り、実際に入社すると月収23万円スタートが当然…このように初任給に10万以上の差がある場合は、ホワイトではない可能性があるので気をつけましょう。
自分一人で探さない
ホワイト企業を探す場合に、自分だけで情報収集すると、どうしても偏った情報になりがちです。ネットの情報だけでは新しいもの古いものが混合していたり、そもそも何から調べてよいかわからないのも当然です。
転職サポートが手厚いマイナビエージェントに相談すれば、自分にあった企業探しを必ず手伝ってくれます。
他にもビズリーチに登録すれば在職中であっても、直接企業から連絡を貰えるチャンスが手に入ります。転職サイトを見るだけでは、転職活動が前に進みにくいので必ず第三者の力を借りましょう。
マイナビ エージェント |
|
ホワイト企業を見つけるには情報収集が必須
ホワイト企業に転職するために必要なこと
- 自分の定義するホワイトを言語化
- ネットで集められる範囲の情報を収集
- エージェントに相談して企業を紹介してもらう
ホワイト企業に転職しやすくするためには、3段階の手順を踏みましょう。転職エージェントは、求職者の理想とする企業を効率的にピックアップし、ネットには載っていない情報も教えてくれます。
納得のいく企業と出会うためにも、必ず「マイナビエージェント」や「ビズリーチ」に登録して、エージェントを活用すべきです。転職エージェントは大手から個人まで多くの種類がありますが、今回紹介したエージェントであればノウハウも実績も充分です。
利用するにも一切費用はかからないうえに、在職中でもおすすめ企業をリストアップしてくれるため、自分の市場価値を把握する意味でも活用をおすすめします。
マイナビ エージェント |
|