「Wantedlyは悪評が多いって本当?」
「Wantedlyを使った転職はバレる?」
Wantedly(ウォンテッドリー)は、スタートアップやベンチャー企業の募集に特に強みを持つビジネスマッチングSNSです。給与や待遇以外の条件として、やりがいや裁量重視で働きたい若手転職者にも最適です。
しかし、Wantedlyの評判のなかには、勤め先にバレてしまうといった意見やブラック企業が紛れているなどの悪評も耳にすることがあるため、不安に感じている方も少なくないでしょう。
当記事では、Wantedlyの使い方や評判・口コミの整理を通して、使うべきサービスかを判断できるようにまとめています。メリット・デメリットなども徹底解説しているので、使うときの参考にしてください。
マイナビ エージェント |
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ビズリーチ |
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レバテック キャリア |
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
結論:Wantedlyは20代~30代の転職者におすすめ
おすすめ年代 | 20代~30代 |
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募集数 | 80,986件 |
得意分野 | スタートアップ・ベンチャー企業 |
会員数 | 330万人 |
費用 | 無料会員:0円 プレミアム会員:3,278円(税込) |
便利機能 | 各種SNSとの連携機能 企業からのスカウト機能 スマホ向け専用アプリを提供 |
運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
ベンチャーやIT分野に強い転職サイト
Wantedlyは、ベンチャーやスタートアップ企業の募集に特に強みを持つ転職サイトです。4万社以上の登録企業数を誇っているため、多くの案件から募集企業を選ぶことができます。
また、エンジニアやマーケターなどのIT系の募集が大半を占めているため、未経験からITベンチャーでキャリアアップを積んでいきたい場合におすすめの転職サービスです。
利用者330万人で20代~30代の若手が中心
Wantedlyは、330万人以上の利用者のうち7割以上は20代~30代で構成されているのが特徴です。成長産業であるITやWEB領域での募集が多いため、若い世代が集まりやすいサービスと言えます。
他社の転職サイトとは異なり、徹底的に若手求職者をフォーカスしたサービスであるため、仕事をするうえで、ビジョンや価値観などを重視したいミレニアム世代やZ世代の転職にも最適です。
ビジネスマッチングSNSとしての側面が強い
Wantedlyには、他の転職サイトにはないビジネスマッチングSNSとしての側面があります。SNSのような感覚で企業に連絡を取ることができるため「まずは話を聞いてみたい」という場合でも問題ありません。
運営コンセプトの「シゴトでココロオドルひとをふやすこと」にもある通り、本格的な書類選考や面接などは後回しにして、まずはカジュアルに企業の雰囲気や仕事内容などを気軽に相談することができます。
業界トップクラスの豊富な公開募集数も魅力
Wantedlyでは、80,986件もの募集を公開しているため、業界トップクラスの豊富な募集数が魅力です。業界最大手のリクナビNEXTが掲載している約50,000件と比較しても、圧倒的な掲載数を誇っています。
また、Wantedlyでは、IT系や情報通信系の募集案件を幅広く網羅しています。デザイナーやエンジニアなどのIT分野に興味がある場合には真っ先に登録しておきたい転職サイトの一つです。
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Wantedlyをおすすめできる人・できない人
Wantedlyをおすすめできる人
こんな人にはおすすめできる
- 20代~30代の若手転職者におすすめ
- やりがいやキャリアアップを重視したい人
- 未経験の分野にチャレンジしていきたい人
- IT系や情報通信系での転職に興味がある人
- ベンチャーやスタートアップに興味がある人
Wantedlyは、ビジネスマッチングSNSとしての役割が強いため、他社の転職サイトよりも、自身の考えているキャリアビジョンや業務内容のすり合わせに多くの時間を割くことが可能です。
また、ベンチャーやスタートアップの募集を幅広く掲載しているため、少数精鋭の環境で裁量を持って働きたいという方や、未経験から新しい職種にチャレンジしてみたいという方にもおすすめです。
Wantedlyをおすすめできない人
こんな人にはおすすめできない
- 50代以上のシニア向け募集を探している人
- 給与面や待遇面を軸に転職活動を進めたい人
- 年収600万円以上のハイクラスに絞っている人
- 書類添削や面接対策をアドバイザーに頼りたい人
Wantedlyは、SNSと同じ感覚で企業と連絡を取ることができるため、やりがい重視の転職に適しています。しかし、キャリアプランが曖昧なままでは転職後のミスマッチを招く恐れもあるため注意が必要です。
キャリアアドバイザーと相談しながら転職活動を進めたいということであれば、転職サイトへの登録だけではなく、ビズリーチやマイナビエージェントなどの転職サービスの併用がおすすめです。
属性別のおすすめ転職エージェント
属性 | サービス名 | 特徴 |
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20代~30代 | マイナビ エージェント |
若年層の転職に特化 |
ハイクラス | リクルート ダイレクト スカウト |
年収600万円以上に特化 |
IT・Web | レバテック キャリア |
初回提案内定率90% |
転職エージェントとは、内定まで専属のエージェントがつく転職支援サービスのことです。Wantedlyへの登録に加えて、他社の転職エージェントを併用することで転職の成功率がアップします。
Wantedlyのメリット
企業との気軽なコミュニケーションが実現
Wantedlyは、あくまでもビジネスマッチングSNSとしての側面が強いため、他社の一般的な転職サイトよりも、企業の担当者と気軽なコミュニケーションを図ることが可能です。
職場の雰囲気や具体的な仕事内容から、給与や待遇といった聞きづらい条件面まで、本来の面接では聞きにくいことでも、チャットやオンライン面談を通してカジュアルに質問することができます。
キャリアプランを重視したマッチングに最適
Wantedlyは、仕事へのやりがいやビジョンへの共感を重視したビジネスマッチングサービスとなっています。給与や待遇などの条件よりも、やりがいやキャリアプランを重視したい転職者におすすめです。
また、掲載されている募集情報などは、すべて企業の採用担当者が入力を行っています。企業の雰囲気や社風、経営方針などをリアルに感じることができることも大きなメリットの一つです。
エンジニアなど専門職の未経験採用が充実
Wantedlyは、ITやWEB領域での募集が大半を占めているため、エンジニアやデザイナー、マーケターやプログラマーなど、一般的な転職サイトと比較して専門職の募集が多い傾向にあります。
また、ベンチャー企業が多いため、実務経験がない場合であっても、スキル次第では専門職として採用される未経験採用が多くあります。面接時には意欲やポテンシャルをアピールすることが重要です。
スカウトやオファーを受け取ることが可能
Wantedlyには、企業から転職者に向けて直接スカウトを送ることができるスカウト機能が搭載されています。待っているだけで思いもよらない企業からスカウトされることもあるため積極的に活用しましょう。
自身のプロフィールページを充実させたり、別途有料のプレミアムプランに入会したりすることによって、スカウトが来る確率を各段に上げることができるため、積極的に狙っていくのがおすすめです。
閲覧履歴によって最適な表示にする
Wantedlyでは、機械学習を用いて、ユーザーが過去閲覧した募集などの情報を基に、ユーザーごとに最適な順序で募集を表示させる機能を提供しています。
使うほどにユーザーに合った募集が表示されやすくなり、より効率的な募集探しが可能になります。
Wantedlyのデメリット
掲載募集が探しにくい
Wantedlyでは、企業側の月間掲載数に上限が設けられていないため、同じ募集が重複して登録されていたり、過去の募集が検索結果上に残っていたりなど、掲載募集数が実態と乖離している傾向にあります。
自社の募集が埋もれてしまわないよう、同じ募集でも定期的に新しいページを用意する企業も多いため、募集自体が見づらくなっている点は、あらかじめ理解しておきましょう。
給料や条件などを事前に確認できない
Wantedlyでは、給与や福利厚生などの条件の記載が禁止されています。SNSのような感覚でコミュニケーションを取りながら進めていくサービスであるため、給与や福利厚生を優先する転職には不向きです。
自分に合った企業をじっくりと見つけられることがメリットである反面、短期間で終わらせたいようであれば、スカウトが来やすくなるプレミアムプランに加入するか、転職エージェントの併用を検討するべきです。
ハイクラス向けの募集案件が比較的少ない
Wantedlyでは、年収600万円以上のハイキャリア向け募集が比較的少ない傾向にあります。要因としては、企業側の掲載料金が月額10万円と格安であるため、資金力のないベンチャー企業が多いことが考えられます。
ただし、割合としては少ないだけで、過去には事業責任者クラスの採用も数多く行われています。検索時は職種で絞るだけでなく、キーワードを使い効率的に募集を探しましょう。
採用コストをかけられないスタートアップがメインであるため、収入のアップや待遇の改善を目的とした転職であれば、ビズリーチやDODAなどのハイクラスに強い転職サイトとの併用がおすすめです。
質の悪い募集が紛れている
Wantedlyでは、質の悪い募集が紛れていることがあります。ベンチャーやスタートアップ企業が多いことから、少数精鋭のチームで業務が多岐にわたることが考えられます。
Wantedlyでも募集のチェックはしていますが、ベンチャーメインのため、待遇などの質は良くないものも紛れています。
カジュアル面談を通して給与や労働時間を確認することはもちろん、複数の転職サイトや転職エージェントに登録し、業界内での平均的な待遇を調べるなど、危ない募集を見分けるための工夫が必要です。
会社にアカウントがバレてしまう恐れがある
Wantedlyは、アカウントさえあれば誰でも転職者のプロフィールにアクセスすることができます。上司が部下の名前をWantedlyで検索するだけで、アカウントを見つけることが可能です。
勤め先にWantedlyのアカウントがバレたくないということであれば、プライバシー設定をオフにしたり、公開範囲を限定したりなど、職場の人間に見つからないような対策を講じる必要があります。
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Wantedlyが会社にバレない5つの方法
1.勤務先の企業をブロックする
Wantedlyには、特定の企業からのスカウトを拒否するための非公式のブロック機能が存在します。アカウント設定ページにある「スカウトの受け取り」から「スカウトに表示させない企業を追加」に進みます。
スカウトに表示させない企業に勤め先の企業を追加しておくことで、相手は自分のプロフィールを検索することができなくなるため、現職にバレたくない場合には忘れずに設定しておくことがおすすめです。
2.プライバシー設定をオフにする
Wantedlyでは、自分のプロフィールが検索されたときに、検索結果に表示させないようにすることができます。アカウント特定の難易度も上がるため、こちらもマストで設定しておきたいところです。
ほかにも、プロフィールの更新を通知しないようにしたり、あしあと機能で自分が訪れたことがわからないようにしたりなどで対策が可能です。不安な場合はすべての設定をオフにしておくのがおすすめです。
3.公開範囲を自分のみに設定する
Wantedlyでは、連絡先や生年月日、習得言語などの基本情報を設定することができます。一部の項目については、デフォルトで「一般公開」となっている場合があるため「自分のみ」に変更しておきましょう。
特に、電話番号や住所・メールアドレスなどの連絡先は、Wantedlyで繋がっているフォロワー(つながり)にも自動で公開されてしまうため、安易なフォロー承諾は避けておくのが無難です。
4.本名を匿名で登録する
Wantedlyでは、アカウントを登録するときに匿名での登録を行うことができます。登録後に名前を変更することもできるため、絶対にバレたくないということであれば匿名で登録するのが一番です。
しかし、匿名のまま放置してしまうと、企業からのスカウトやオファーが極端に減ってしまうため、転職を優先するようであれば、なるべく本名での設定をしておくように心がけましょう。
5.転職エージェントを併用する
Wantedly経由での身バレがどうしても怖いということであれば、Wantedlyは業界分析や企業選びの目的のみで使い、本命は転職エージェントや転職サイトを使うという方法がおすすめです。
プロフィールページへの入力は、登録に必要な最小限の項目のみに留めておくことで、アカウントがバレる心配もなくなるため、他社サービスとの併用も視野に入れながら上手に使い分けていきましょう。
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Wantedlyで転職を成功させる3つのコツ
プロフィール画面から自己紹介を充実させる
Wantedlyには、自身の経歴やスキルを企業に紹介するためのプロフィールページが設けられており、ページの充実度に応じて「ウォンテッド・スコア」が上昇していく仕組みになっています。
ウォンテッド・スコアは、ランキング形式ですべてのユーザーへ公開されるため、上位にランクインすることで企業からのオファーやスカウトが来る確立を上げることが可能です。
ここがポイント!
- 伝わりやすい文章を心がける!
- プロフィールページは、企業ごとに提出するES(エントリーシート)とは異なり、すべての訪問者が同じページを訪れることになるため、経歴やスキル、仕事への考え方などは簡潔かつ抜け漏れがないように入力しましょう。
1日1回以上のログインで訪問履歴を確認する
Wantedlyには、自分のプロフィールを見た人物を確認することができる「あしあと機能」が搭載されています。90日間で最大6人(有料会員は上限なし)の訪問者を確認することができます。
また、自分が誰かのプロフィールページを訪れたときに本名やプロフィールがバレたくないということであれば、プライバシーの設定ページから非公開設定に切り替えることも可能です。
ここがポイント!
- こまめなログインが大切!
- プロフィールページには、最低でも1日1回以上のこまめなログインを心がけましょう。気になる企業や人物が訪問していた場合には、積極的にコンタクトを取るようにし、人脈を広げていくのがおすすめです。
プレミアムプランへの会員加入を検討する
Wantedlyでは、基本料金無料で利用することができるフリープランのほかに、月額料金3,278円(税込)を払うことで転職活動を有利に進められる「プレミアムプラン」を提供しています。
プレミアムプランに加入することで、企業からのスカウトが増えたり、訪問者履歴の上限が解除されたりなどの恩恵を受けることができるため、短期決着を見越した転職活動におすすめです。
ここがポイント!
- 急いで転職したいときにおすすめ!
- プレミアム会員になることで、企業からのスカウトを通常会員よりも10倍ほど増やすことができるため、次の職場をすぐに見つけたい場合や、転職活動に時間をかけたくない場合などには加入を検討しましょう。
Wantedlyの良い評判・口コミ
〇良い口コミ | ・未経験でも専門職を目指せる ・面談までの対応がスピーディ ・オファーやスカウトが多い |
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Wantedly
活動期間45日間(有料会員)
(実際動いたのは10月25日~11月15日)
エントリー13社
スカウトメール8社
面談6社
内定2社29歳未経験でもエンジニアを目指せる。
— On (@en19920409) November 17, 2021
やばい…wantedly手応えでてきて面談が入りまくってるのは良いんだけど、急きょ職務経歴書つくらなきゃになった:天使の笑顔:2日以内に:天使の笑顔::天使の笑顔:
カジュアル面談が多いから最終段階まで大丈夫だろ〜〜!とチンタラしてた自分への罰がくだりました…何とか頑張ります……:天使の笑顔::天使の笑顔::天使の笑顔::ハート::火:
— かおりん:芽:KAORI NASU (@kaorin_0224) December 19, 2021
Wantedly便利だな~
しっかりプロフィール書けば、自分のスキルに合った企業さんから直接スカウト来て、カジュアル面談ができるからです。
これをきっかけに企業調査をすると「こんなビジネスやってるんだな」と新しい発見ができます。#ブログ初心者と繋がりたい#駆け出しエンジニアと繋がりたい— ぽこら|テレワーカー (@MNlxun4TshrLtFq) March 21, 2021
Wantedlyの悪い評判・口コミ
✘悪い口コミ | ・掲載企業の質にバラつきがある ・給与や条件が記載されていない ・会社にバレていいねを押される |
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いまの会社に転職するまでの間、Wantedlyでプレミアムスカウトを何件かいただき、カジュアル面談を受けたことがあるけど、カジュアル面談の中でやっぱり無かったことにして下さいとか言われたことがあり、何だこの会社は、、、って思ったことはあったな。しかもめちゃくちゃ横柄で感じの悪い会社だった
— Makoto Kida:注射器::注射器: @株式会社ルートゼロ所属 SES企業のWeb系エンジニア (@routezero_mkida) November 28, 2021
なんか最近インディードやwantedlyの募集が怪しいのが多いw
情報が詳しく書いていない募集や会社の口コミが少ないor悪いとこの募集は仕事内容が魅力的でも申し込めないなぁ。— あいふぁ@ゲーム実況YouTuber (@TvEifer) September 2, 2021
LinkedInとかWantedlyとかで自分の勤めている会社の人事に発見されていいねを押されるときほど気持ちの悪いものはない。企業単位でブロックできないものか。
— (野党共闘)政権交代を目指す、自公維は嫌いです (@yW7z8f1qjLrmqBl) June 19, 2021
マイナビ エージェント |
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ビズリーチ |
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レバテック キャリア |
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口コミの実態調査|業界人しか知らないWantedly
Wantedlyの募集案件は品質が低い?
求職者 |
Wantedlyの募集案件は品質が低いって本当ですか? |
専門家 |
ビジネスマッチングSNSとなっているため、なかには品質の低い企業なども存在しています。 |
Wantedlyは、単なる転職サイトではなく、ビジネスマッチングSNSとしての側面が強いため、経営資金・待遇面で劣るベンチャー企業の募集があります。
やりがいや経験、成果を出した際の高い報酬などがベンチャーの魅力ですが、ただの安い労働力として募集されている可能性もあります。
Wantedlyでは募集に問題やガイドライン違反がないか、機械と人間の目で全てチェックしていますが、自身でも口コミや評判から企業の実態を把握しておくことが重要です。
Wantedlyは給料が記載されていない?
求職者 |
Wantedlyには給料などの条件面が一切記載されていないって本当ですか? |
専門家 |
はい、本当です。Wantedlyでは、募集ページに給与を記載することは禁止事項とされています。 |
Wantedlyでは、募集ページに給料などの条件を記載することは禁止事項とされています。そのため、給料の確認などは、面談や選考のフローを通して質問をしていく必要があるでしょう。
Wantedlyの掲げる「シゴトでココロオドルひとをふやす」というコンセプトにもある通り、まずはカジュアルに面談を行い、仕事へのビジョンや価値観を共有して欲しいというのが狙いです。
Wantedlyは会社にバレることがある?
求職者 |
Wantedlyを使った転職活動は勤め先にバレやすいって本当ですか? |
専門家 |
おおむね本当です。しかし、プライバシー設定をオフにするなどで見つからないように対策することもできます。 |
Wantedlyには、他社の転職サイトにはないSNSとしての役割もあるため、あしあと機能やスカウト機能などから自身のアカウントが勤め先にバレてしまう可能性が高いサービスです。
しかし、プライバシー設定をオフにしたり、あしあとの設定を見直したりするなど、ある程度の対策で会社にバレるリスクを最小限に抑えることもできるため、そこまで気にする必要はありません。
転職エージェントと併用して転職を成功させる
転職サービス | 特徴 |
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マイナビ エージェント |
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ビズリーチ |
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レバテック キャリア |
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アクシス コンサルティング |
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Wantedlyの他に、必ず転職エージェントにも登録しましょう。転職エージェントは、転職サイトと違い、自分にピッタリに企業を紹介してくれたり、面接の調整を代行して行う転職のプロです。
転職エージェントは大小併せて数百社ありますが、大手2社を利用するだけで、転職の成功率を上げることができます。
専門家 | 転職エージェントの利用は、「理想の転職」に欠かせません! |
マイナビエージェント
20代〜30代の転職に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
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マイナビエージェントのメリット
- 20代~30代の若い世代に強い
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マイナビエージェントは、若手向けに差別化を図っている転職エージェントです。登録者の80%以上が34歳以下で、20代に信頼される転職エージェントNo.1にも選ばれています。
若い世代に特化していることもあり、掲載求人は、未経験募集にも積極的な企業が多いです。
- 業界に特化したキャリアアドバイザー
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マイナビエージェントは、各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーを設けています。専任だからこそ、深い情報をキャッチアップしてくれるため、ピッタリな求人紹介や最適な面接対策を実現しています。
業界だけではなく、女性向けや第二新卒向けなどの属性別キャリアアドバイザーや、関西・東海・九州などエリア特化のキャリアアドバイザーも配属しています。
- 転職サポートが無期限
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マイナビエージェントは、転職サポートに期限を設けていません。多くの転職エージェントは、最大3ヶ月などの期限があるため、転職活動が長引くとサービスを受けられなくなることもあります。
無期限で転職活動できる安心感があるので、早急に転職先を決めなければならないという焦りがありません。納得いくまで転職先を吟味できるので、入社後のミスマッチも感じにくいでしょう。
マイナビエージェントのデメリット
- ハイクラス求人は少ない
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マイナビエージェントは、ハイクラス求人が少ないです。年齢制限は無いものの、登録者の80%以上が34歳以下なので、若手向けの求人が多い傾向にあります。
30代後半の方や、高年収を重視した転職活動をしたい方は、優良企業から直接オファーが来る「ビズリーチ」や、年収800万円超の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
- 担当者のサポートにばらつきがある
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マイナビエージェントは、担当者によってサポートのばらつきがあります。業界ごとの専任キャリアアドバイザーを設けているからこそ、業界の経験値や知識量がサポートの質に反映されやすいです。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアドバイザーの徹底サポートが受けられることです。担当者が合わないと感じたら、早いうちに変更の相談をしましょう。
マイナビエージェントの評判と口コミ
ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
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ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
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ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
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ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
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ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
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コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査によると、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
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ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
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ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
Wantedlyの登録から内定までの流れ
Wantedlyの登録はめんどう?
転職しようと思って、Wantedlyを開いても会員登録が面倒…という経験は筆者もしています。しかし、10分で終わる作業なうえ、必要なものはメールアドレスだけなので簡単かつスピーディです。
プロフィールの入力などは、一見すると大変そうですが、ほとんどが選択形式なのでスーっと入力できます。UI(画面のデザイン)もシンプルに設計されているので、操作に迷う心配もありません。
Wantedlyの登録方法
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STEP1
公式サイトからメールアドレスを登録する
公式サイトのトップからメールアドレスを入力します。TwitterやFacebookなどのSNSを利用した新規登録も可能ですが、登録後の解除ができないため、メールアドレスでの登録がおすすめです。
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STEP2
氏名とパスワードを入力する
氏名とパスワードを登録します。転職活動が会社にバレたくないという場合には、本名ではなく偽名を登録することも可能です。また、名前は登録後に変更することもできます。
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STEP3
生年月日を入力する
生年月日を入力します。氏名やパスワードと同様に、生年月日についても後から変更することができるため、バレるのが怖いという場合には、適当なものを設定しておきましょう。
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STEP4
興味のある分野を3つ以上選択する
選択肢の中から興味のある分野を3つ以上選択します。入力した内容によって運営からおすすめされる募集が変わってくるため、自分の興味関心があるジャンルを選択しましょう。
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STEP5
職歴と学歴を入力する
勤務している会社の名前や卒業した大学名を入力します。こちらも後から変更することができるため、入力が面倒な場合やバレるのが怖い場合には、ひとまず適当なものを入力しましょう。
職歴について
職歴の入力は「会社名・組織名」「所属・役職」「在籍期間」の3つの項目が必須です。画面左下にある地球のマークをクリックすることで、公開範囲の設定ができます。
学歴について
学歴の入力は「学校名」「学部・学科・専攻」「在籍期間」の3つの項目が必須です。画面左下にある地球のマークをクリックすることで、公開範囲の設定ができます。
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STEP6
転職や副業の温度感を選択する
転職や副業に対する志望度を選択します。ここで設定した項目については、採用の可否に影響を与えることはないため、自分の志望度にあてはまるものを正直に選択しましょう。
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STEP7
登録完了
ひと通りの入力が終われば登録は完了です。トップ右上にあるプロフィールをクリックすることで、自身のプロフィールページに飛ぶことができます。まずは自己紹介を充実させましょう。
Wantedlyのプロフィールの作り方
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STEP1
ユーザーIDを登録する
プロフィールページに初めてアクセスすると、ID登録を促す画面に遷移します。転職活動に影響を及ぼすものではなく、後から変更することも可能なため、任意のIDを入力しましょう。
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STEP2
書くべき内容を考える
プロフィールページに書くべき内容を考えます。運営が伝えている通り、それぞれの段階で何を想い、どう行動したのかをシンプルに説明するように意識しましょう。
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STEP3
自己紹介と今後の展望を記入する
プロフィールページの自己紹介を充実させます。今の仕事内容を簡潔に書くことはもちろん、自身のキャッチコピーや好きな言葉を入れるなど、担当者が読みたくなるような文章を心がけましょう。
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STEP4
職歴や学歴を追加する
職歴や学歴を追加します。登録時に設定していない場合は空欄になっているため、ここから新しく設定することが可能です。部署名や役職名などもしっかりと記入しておきましょう。
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STEP5
仕事で取り組んだ内容を説明する
仕事で取り組んだことを記入します。自身の制作物や携わったプロジェクトはもちろん、社内表彰の受賞歴や資格の有無など、自分のスキルをわかりやすく伝える工夫を心がけましょう。
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STEP6
アイコンとカバー画像を設定する
自分の名前をクリックするとアイコンやカバー画像を設定するメニューが現れます。顔写真の有無は採用やスカウトの可否にも直結するため、必ず忘れずに設定しておきましょう。
Wantedlyの募集の探し方と内定までの流れ
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STEP1
条件を絞って検索する
いよいよ転職活動のスタートです。まずは条件を絞って募集を探してみましょう。興味のある企業を見つけた場合、そのままエントリーするか「あとで見る」に追加します。
募集検索をするときのポイント
募集検索をするときは、条件を絞りすぎないことがポイントです。なぜなら、条件を絞りすぎてしまうと該当する募集も絞られすぎてしまうため、かえって理想の募集に出会える確率が下がります。
幅広い募集に目を通すことで、挑戦してみたいと思える職種が見つかることもあります。絶対に譲れない条件と譲歩できる条件を精査しておくことで、良い募集に出会える確率が上がります。
キーワードから絞る方法もおすすめ
転職希望の業種が特に決まっていない場合には、左側のメニューからキーワードを設定する方法もおすすめです。職種を選択すると関連したキーワードが候補として出現します。
マーケティングやプログラミングなど、選択する職種によって出現するキーワードが異なるため、さまざまなパターンを試してみることで、転職のヒントを得ることができます。
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STEP2
気になる企業を見つける
気になる企業を見つけたら、募集ページの「話を聞きに行きたい」ボタンをクリックし、エントリーを行います。画面左上からエントリー数なども確認できるため、人気度の指標として便利です。
企業からのオファーが少ない場合
企業からのオファーが少ない場合は、条件を絞りすぎているか、プロフィールがイマイチな可能性が考えられます。条件を緩めたり、プロフィールを見直したりなどで工夫しましょう。
有料のプレミアムプランに加入することで、通常会員よりも約10倍ほどスカウトの可能性を上昇させることができるため、急いで転職したい場合には、転職期間だけの加入もおすすめです。
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STEP3
エントリーの志望度を選択する
エントリーの温度感や志望度を3段階の選択肢から選択します。早く選考まで進みたいということであれば「今すぐ一緒に働きたい」を選択し、企業へのエントリーを行います。
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STEP4
自己紹介を記入する
エントリーが完了すると、自己紹介の記入を促す項目が現れます。すでにプロフィールから設定している場合は不要ですが、記入していない場合は忘れずに追加しておきましょう。
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STEP5
企業からの返信を待つ
企業からの返信は、画面右上の吹き出しマークをクリックすることで確認が可能です。新着はベルマークの通知欄にも表示されるため、返信が来たら素早く反応しましょう。
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STEP6
応募・選考・面接
企業からの返信を受け取った後は、いよいよ面談へと進みます。転職者の温度感によって、カジュアル面談から始まる場合もあれば本選考から始まる場合もあるため、事前に準備しておきましょう。
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STEP7
内定・入社・調整
無事に内定を獲得した後は、入社日の調整を行います。複数社から内定をもらっている場合、内定辞退の連絡は、なるべく電話やメールなどで丁寧に行うことを心がけましょう。
初めての転職で不安な方へ
- 転職経験がない方は転職サイトだけでなく転職エージェントを併用するのが転職成功のポイントです。
- 募集のピックアップから、面接対策、書類添削、入社日の調整や退職交渉のアドバイスまでサポートしてもらえます。
マイナビ エージェント |
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Wantedlyの退会とアカウント削除の方法
Wantedlyの退会は、設定ページの「個人アカウントの管理」から行います。最下部にある「個人アカウントを削除」のボタンを押すだけで完了するため、手続き自体もカンタンです。
退会理由を記載したり、数分で終わるアンケートの回答を求められたりしますが、スキップが可能です。しかし、一度退会すると再び使うときに最初から登録することになるため、メリットは少ないと言えます。
オファーやメールが面倒な場合には、同じ画面にある「メールの通知設定をする」から、すべてのチェックボックスを外すだけで済むため、強いこだわりがなければ、放置しておくのがおすすめです。
【Q&A】Wantedlyのよくある質問
Wantedlyは新卒やフリーランス向けの募集サイトですか?
そんなことはありません。Wantedlyでは、新卒や中途、フリーランス向けの案件など、幅広い募集が掲載されているため、既卒や転職者にも自信を持っておすすめできます。
古い募集が掲載されていて実際には応募できないって本当ですか?
おおむね本当です。Wantedlyには終了した過去の案件が削除されずに残っている場合があります。最終更新日を確認することで、募集中の案件を見分けるようにしましょう。
応募した企業から返信が来ないなんてことはありますか?
残念ながら一部あります。担当者が少ない企業などは大量の求職者から連絡が来ると対応できなくなってしまいます。しばらく待っても連絡が来ないようであれば再度メッセージを送りましょう。
Wantedlyには40代向けのシニア募集も掲載されていますか?
もちろん掲載されています。メインターゲットは20代~30代の若手求職者ですが、40代のユーザーも全体の2割ほどを占めているため、キーワード検索を活用するなどで探してみましょう。
Wantedlyで給与の交渉やテレワークの交渉は可能ですか?
可能です。まずはカジュアルに面談を行い、先方の提示する条件をヒアリングしましょう。希望にそぐわない場合は、採用担当者に希望を伝えることで承諾してくれることがあります。
Wantedlyから迷惑メールが届くことはありますか?
運営からのメールが届くことはあります。仕事の紹介や自己紹介の記入を促すメールが届くため、邪魔な場合は設定項目からオフにするか、迷惑メールフォルダに仕分けしておきましょう。
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まとめ
Wantedlyは、ベンチャー企業やIT分野での転職に特化した若手向けのビジネスマッチングSNSです。やりがいやキャリアプランなど、企業とのマッチング度合いを重視する場合におすすめです。
SNSとしての側面が強く、転職活動が本格化していない段階でも「まずは話を聞いてみたい」という選択肢が用意されているため、自分のペースでカジュアルに面談を設定することが可能です。
ただし、Wantedlyだけでは面接の対策や書類の添削ができません。プロフィールの書き方や自己PRに迷ったときには、他社の転職エージェントを併用することで、死角のない転職活動を行うことができます。