栃木県の企業12社の平均年収ランキング！市町村別や年齢別の年収も紹介

「栃木の企業の平均年収は？」

「栃木にある年収の高い企業が知りたい」

栃木県は、平均年収が475万円で全国では15位です。日本全体の平均年収である458万円(参考：国税庁)を上回っています。

特徴としては自動車・航空・産業用等の輸送用機械、医薬・医療関連が充実しており、製造品出荷額等は約8.2兆円です。栃木県で転職を考えている人は、どの企業に転職したら良いのか気になる人もいるでしょう。

そこで、この記事では栃木県の企業の年収をランキング形式で紹介しています。栃木県で転職先を探している人は、是非参考にしてください。

また、キャリアアップを狙うならレベルの高い転職エージェントの利用がおすすめです。「ビズリーチ」や「マイナビエージェント」のようなユーザー満足度が高いサービスを使えば、転職成功率は大幅に上がります。

栃木県の平均年収ランキング【企業別】

企業名	年収	業種	平均年齢	平均勤続年数	従業員数	設立
レオン自動機	721万円	機械	46.1歳	22.7年	678名	1963年3月
マニー	682万円	精密機器	42.3歳	15.4年	366名	1956年5月
藤井産業	679万円	卸売業	41.1歳	15.6年	668名	1955年12月
ナカニシ	657万円	精密機器	40.6歳	10.8年	1,004名	1981年6月
栃木銀行	602万円	銀行業	40歳	17.4年	1,402名	1942年12月
仙波糖化工業	581万円	食料品	40.8歳	16.1年	336名	1947年7月
グランディハウス	564万円	不動産業	39.2歳	8.4年	465名	1991年4月
カワチ薬品	545万円	小売業	35.7歳	12.7年	2,542名	1967年4月
カンセキ	517万円	小売業	45.6歳	20.8年	332名	1975年2月
SCAT	513万円	情報・通信業	42.9歳	16.02年	113名	1969年12月
大日光・エンジニアリング	512万円	電気機器	41.3歳	12.2年	241名	1979年9月
ムロコーポレーション	505万円	車・輸送用機器	39.1歳	15年	664名	1953年4月

※各社の有価証券報告書から抜粋

栃木県の企業を各企業の有価証券報告書を基に12位までまとめました。1位はレオン自動機で721万円、2位はマニーで682万円です。

1位：レオン自動機(平均年収721万円)

企業名	レオン自動機
業種	機械
平均年収	721万円
平均年齢	46.1歳
平均勤続年数	22.7年
従業員数	678名
設立年月日	1963年3月
所在地	〒320-0071 栃木県宇都宮市野沢町2-3
公式サイト	https://www.rheon.com/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1985年3月15日)

栃木の企業別年収ランキングのトップは「レオン自動機」で、平均年収721万円です。

レオン自動機は、世界ではじめてお饅頭やクロワッサンの自動成形機を開発しました。レオンの機械は世界127の国と地域に輸出されおり、国内で532件の特許を取得しています。

また、DX化に向けて基幹システムを刷新しました。設計・生産・購買・顧客管理などの情報を連動させて、コストダウンや生産性向上などに取り組んでいます。

レオン自動機の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	721万円
2022年	668万円
2021年	648万円
2020年	716万円
2019年	713万円

前年の平均年収が668万円だったため、上昇傾向にあります。5年間で比較すると、2021～2022年に600万円台に下がりましたが、2023年に700万円台に回復しています。

2位：マニー(平均年収682万円)

企業名	マニー
業種	精密機器
平均年収	682万円
平均年齢	42.3歳
平均勤続年数	15.4年
従業員数	366名
設立年月日	1956年5月
所在地	〒321-3231 栃木県宇都宮市清原工業団地8番3
公式サイト	https://www.mani.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (2001年6月29日)

栃木の企業別年収ランキングの2位は「マニー」で、平均年収682万円です。

マニーは医科と歯科の医療機器メーカーです。「手術用縫合針」「眼科ナイフ」「針付縫合糸」などの微小手術機器を主に生産しています。

世界一の品質を追求しており、他社が真似できない「独創技術」がマニーの強みです。競争が激しい医療機器市場において、高い技術力の維持・向上が重要と考えているためです。

マニーの平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	682万円
2022年	613万円
2021年	629万円
2020年	620万円
2019年	742万円

前年の平均年収が613万円だったため、上昇傾向にあります。5年間で見ると、2020年から減少傾向でしたが、2023年で600万円後半まで回復しました。

3位：藤井産業(平均年収679万円)

企業名	藤井産業
業種	卸売業
平均年収	679万円
平均年齢	41.1歳
平均勤続年数	15.6年
従業員数	668名
設立年月日	1955年12月
所在地	宇都宮市平出工業団地41番地3
公式サイト	https://www.fujii.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (1991年10月3日)

栃木の企業別年収ランキング3位は「藤井産業」で、平均年収679万円です。

藤井産業は「電設資材」「電気機器」「工作機械」「情報機器」「土木建設機械」などの販売している企業です。

また、建設資材の施工や再生可能エネルギー発電といった事業も展開しています。地元で名の知れた会社であること、在庫数の多さが藤井産業の強みです。

藤井産業の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	679万円
2022年	650万円
2021年	676万円
2020年	649万円
2019年	646万円

前年の平均年収が650万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移で見ると2023年が最も高く、700万円台に迫る数字を出しています。

4位：ナカニシ(平均年収657万円)

企業名	ナカニシ
業種	精密機器
平均年収	657万円
平均年齢	40.6歳
平均勤続年数	10.8年
従業員数	1,004名
設立年月日	1981年6月
所在地	〒322-8666 栃木県鹿沼市下日向700番地
公式サイト	https://www.nakanishi-inc.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2000年7月19日)

栃木の企業別年収ランキング4位は「ナカニシ」で、平均年収657万円です。

ナカニシは「削るテクノロジー」を核に「歯科医療機器」「工業用切削」「研削機器」「外科医療機器」で成長してきた企業です。優れた品質と信頼性が評価され、世界で140カ国以上の販売実績があります。

海外法人と駐在員事務所を合わせて15拠点を持つまで成長しており、売上高の海外比率が80％を占めるようになりました。

ナカニシの平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	657万円
2022年	577万円
2021年	540万円
2020年	575万円
2019年	567万円

前年の平均年収が577万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移を見ると、2023年が最も高く、唯一の600万円後半まで上がりました。

5位：栃木銀行(平均年収602万円)

企業名	栃木銀行
業種	銀行業
平均年収	602万円
平均年齢	40歳
平均勤続年数	17.4年
従業員数	1,402名
設立年月日	1942年12月
所在地	栃木県宇都宮市西2-1-18
公式サイト	https://www.tochigibank.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1982年10月1日)

栃木の企業別年収ランキング5位は「栃木銀行」で、平均年収602万円です。

栃木銀行は、栃木県宇都宮市に本店を置く第二地方銀行です。2022年に創業80周年を迎え、「お客様第一主義」をモットーに質の高い金融サービスを提供しています。

県内の事業者や中小企業に対して積極的に資金の供給をしており、地域密着型金融の実現と地域経済の活性化に取り組んでいます。

栃木銀行の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	602万円
2022年	587万円
2021年	571万円
2020年	586万円
2019年	588万円

前年の平均年収が587万円だったため、上昇傾向にあります。5年間で比較すると500万円後半を推移していましたが、2023年で600万円台に上がりました。

6位：仙波糖化工業(平均年収581万円)

企業名	仙波糖化工業
業種	食料品
平均年収	581万円
平均年齢	40.8歳
平均勤続年数	16.1年
従業員数	336名
設立年月日	1947年7月
所在地	〒321-4361 栃木県真岡市並木町2丁目1番10
公式サイト	https://www.sembatohka.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (1994年11月16日)

栃木の企業別年収ランキング6位は「仙波糖化工業」で、平均年収581万円です。

仙波糖化工業は加工食品の色や味、風味づくりなどをてがける食品原料メーカーです。カラメル色素や即席麺の粉末スープ、フリーズドライのブロック野菜などを製造しています。

創業商材であるカラメル製品は国内シェアトップを誇ります。糖を独自の焙焼技術で加熱し、用途に応じて液状製品と固形製品に作り分けています。

仙波糖化工業の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	581万円
2021年	584万円
2020年	568万円
2019年	587万円
2018年	608万円

前年の平均年収が584万円だったため、下降傾向にあります。5年間の推移で見ると若干上がり下がりをしながら、500万円後半から600万円台をキープしています。

7位：グランディハウス(平均年収564万円)

企業名	グランディハウス
業種	不動産業
平均年収	564万円
平均年齢	39.2歳
平均勤続年数	8.4年
従業員数	465名
設立年月日	1991年4月
所在地	〒320-0811 栃木県宇都宮市大通り4丁目3番18号
公式サイト	https://www.grandy.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (2005年12月6日)

栃木の企業別年収ランキングの7位は「グランディハウス」で、平均年収564万円です。

グランディハウスは北関東を中心に不動産事業を展開している企業です。土地の仕入れから建物の設計、建築、販売、リフォーム、賃貸などすべてを「自社一貫体制」で提供しています。

「ホームビルダーランキング」栃木県12年連続1位に認定されているので、評判が良く地域に根づいた不動産会社だと言えます。

グランディハウスの平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	564万円
2022年	546万円
2021年	530万円
2020年	521万円
2019年	518万円

前年の平均年収が546万円だったため、上昇傾向にあります。5年前と比べると2023年の平均年収が最も高く、2019年から50万円ほど上昇しました。

8位：カワチ薬品(平均年収545万円)

企業名	カワチ薬品
業種	小売業
平均年収	545万円
平均年齢	35.7歳
平均勤続年数	12.7年
従業員数	2,542名
設立年月日	1967年4月
所在地	〒323-0061 栃木県小山市卒島1293
公式サイト	https://www.cawachi.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (2000年9月21日)

栃木の企業別年収ランキングの8位は「カワチ薬品」で、平均年収545万円です。

カワチ薬品は関東や東北を中心にドラッグストアを展開している企業です。他社のドラッグストアより2～4倍広い売場面積の「メガ・ドラックストア」という、独自の店舗戦略をおこなっています。

店舗には調剤薬局が併設されており、前もって処方箋をアプリやFAXで送れば来店時間に合わせて薬が受け取れます。ドラックストアにとどまらず、地域に密着した医療機関としてサービスを提供しています。

カワチ薬品の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	545万円
2022年	540万円
2021年	541万円
2020年	548万円
2019年	548万円

前年の平均年収が540万円だったため、上昇傾向にあります。ただ、5年間で540万円台をキープしているので、大きな変動は少ない企業のようです。

9位：カンセキ(平均年収517万円)

企業名	カンセキ
業種	小売業
平均年収	517万円
平均年齢	45.6歳
平均勤続年数	20.8年
従業員数	332名
設立年月日	1975年2月
所在地	栃木県宇都宮市西川田本町三丁目1番1号
公式サイト	https://www.kanseki.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (1991年9月18日)

栃木の企業別年収ランキングの9位は「カンセキ」で、平均年収517万円です。

カンセキは栃木県を中心に「ホームセンターカンセキ」や「業務スーパー」などの小売業を展開している企業です。アウトドアストア「WILD-1」は仙台から博多までのエリアまで拡大しています。

「ホームセンターカンセキ」は日用品や日曜大工用品の販売にとどまらず、ペットショップやリフォームといったサービスも提供しています。2020～2022年はコロナ禍の巣ごもり需要で売上高が上昇しました。

カンセキの平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	517万円
2021年	533万円
2020年	565万円
2019年	537万円
2018年	530万円

前年の平均年収が533万円だったため、下降傾向です。5年間の推移で見ると2023年が最も低く、2020年よりも約50万円下がりました。

10位：SCAT(平均年収513万円)

企業名	SCAT
業種	情報・通信業
平均年収	513万円
平均年齢	42.9歳
平均勤続年数	16.02年
従業員数	113名
設立年月日	1969年12月
所在地	栃木県小山市城東1-6-33
公式サイト	https://www.scat.inc/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2016年12月27日)

栃木の企業別年収ランキングの10位は「SCAT」で、平均年収513万円です。(旧:ティビィシィ・スキヤツト)

SCATは、美容サロン向けのITソリューションや中小事業社向けの経営サポート、有料老人ホームの運営などを展開しています。

美容サロン専用管理システムを販売した際に、美容業界で始めてタッチパネル式のパソコンを採用しました。簡単操作と多才な管理システムが好評となり、美容業界の地位を築きました。

SCATの平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	513万円
2022年	516万円
2021年	519万円
2020年	533万円
2019年	539万円

前年の平均年収が516万円だったため、下降傾向です。過去5年間では2023年が最も低く、2019年から26万円減少しました。

栃木県の平均年収

栃木県の平均年収は475万円で全国15位

令和4年賃金構造基本統計調査によると、栃木県の平均年収は475万円で、全国では15位の位置づけです。全国的に平均上回る年収で、産業的には全国トップクラスのものも存在しています。

都道府県の平均年収ランキング

都道府県	平均年収
東京	599万円
神奈川	539万円
大阪	524万円
愛知	519万円
兵庫	502万円
滋賀	496万円
茨城	489万円
千葉	486万円
奈良	484万円
広島	482万円
三重	481万円
埼玉	480万円
京都	479万円
静岡	478万円
栃木	475万円
岐阜	472万円
福岡	471万円
和歌山	458万円
山口	455万円
群馬	455万円
岡山	455万円
福井	454万円
山梨	454万円
宮城	454万円
長野	451万円
石川	449万円
香川	446万円
富山	443万円
徳島	435万円
大分	431万円
新潟	428万円
熊本	423万円
佐賀	422万円
愛媛	418万円
福島	417万円
長崎	417万円
北海道	415万円
高知	414万円
島根	411万円
鳥取	403万円
鹿児島	397万円
秋田	396万円
山形	392万円
岩手	392万円
宮崎	383万円
青森	380万円
沖縄	375万円

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参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

栃木県は、製造品出荷額等約8.2兆円で様々な産業がバランスよく集積しており、中でも自動車・航空・産業用等の輸送用機械、医薬・医療関連が充実しています。

栃木県で年収が高い企業に務めたいなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。ビズリーチやマイナビエージェントには、ハローワークに掲載されていない非公開求人が多数あります。

担当者によって紹介してもらえる求人が変わるため、複数の転職エージェントを併用するのが年収アップ実現の近道になります。

栃木県の平均年収【年齢別・男女別】

年齢	男性	女性
～19歳	266万円	253万円
20～24歳	355万円	308万円
25～29歳	433万円	358万円
30～34歳	480万円	356万円
35～39歳	533万円	371万円
40～44歳	565万円	378万円
45～49歳	606万円	388万円
50～54歳	654万円	412万円
55～59歳	636万円	398万円
60～64歳	443万円	309万円
65～69歳	377万円	283万円
70歳～	314万円	343万円

参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

栃木県の年齢別・男女別の平均年収です。男性なら35～39歳代から年収500万円台になり、45～49歳から600万円台になっています。女性は50～54歳で平均年収が400万円を超えます。

もし、栃木県で転職を考えているなら、栃木の転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。下記の記事で解説しているので、参考にして下さい。

▶栃木県の転職エージェントおすすめランキング

栃木県で平均所得が多い市町村ランキング

市町村	平均年収
下野市	383万円
宇都宮市	364万円
小山市	335万円
高根沢町	335万円
上三川町	329万円
壬生町	323万円
さくら市	320万円
佐野市	312万円
野木町	310万円
那須塩原市	309万円

参考:令和4年度　市町村税課税状況等の調｜総務省

栃木県で平均所得が多い市町村は、下野市の383万円です。下野市はかんぴょうの生産量が日本一で、ほうれん草や玉ねぎ、イチゴなどの栽培も盛んです。

幹線道路や鉄道などの交通網に恵まれているので、物流拠点としての発展が期待されています。

栃木県での年収アップに強いおすすめの転職エージェント

転職サービス	特徴
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まとめ

栃木県の企業の平均年収をランキング形式でまとめました。1位はレオン自動機で721万円、2位はマニーで682万円でした。

栃木県は、製造品出荷額等約8.2兆円で様々な産業がバランスよく集積しており、中でも自動車・航空・産業用等の輸送用機械、医薬・医療関連が充実しています。栃木県で転職を考えている人は、企業選びの参考にしてください。

転職を考えるなら、ビズリーチなどの転職エージェントを利用しましょう。転職の手厚いサポートがあり、キャリアの悩み相談から面接対策まで、幅広く対応しています。