「転職で応募しすぎたとなるのは何社?」
「応募する求人の目安が知りたい」
初めての転職で、気になった企業に手当たり次第応募してしまう人は多いです。気づけば面接に追われ「応募しすぎた」と感じることも…。
しかし、本当に応募しすぎているのか、内定を貰える目安はどれくらいなのか、わからない人も多いですよね。
この記事では転職で「応募しすぎた」となってしまうのは何社なのか解説します。応募しすぎたときの対処法や、転職に失敗しないためのコツも記載しているので、ぜひ参考にしてください。
また、効率よく理想の仕事を見つけたいなら転職エージェントを頼りましょう。「ビズリーチ」や「マイナビエージェント」のようなユーザー満足度が高い転職支援サービスを使えば、転職の成功率は大幅に上がります。
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
転職で「応募しすぎた」とならない応募数
10社程度なら応募しすぎではない
10社程度なら、応募しすぎではありません。マイナビの調査によると、内定を1社もらうために、10社以上応募している人が多いからです。
転職で有利とされる20代でも、内定を貰うためには10社ほどの応募が必要です。ちなみに、年代やスキルによって「応募しすぎた」のラインは変わります。
例えばスキルのない30代や40代は、転職が厳しくなるため、20社ほどでも応募しすぎではありません。
各年代別の応募数と内定数の平均値
年代 | 平均応募数 | 平均面接数 | 平均内定数 |
---|---|---|---|
男性20代 | 10件 | 4.4件 | 1.7件 |
男性30代 | 7.4件 | 3.2件 | 1.5件 |
男性40代 | 8.2件 | 3.6件 | 1.4件 |
男性50代 | 11.4件 | 3.8件 | 1.4件 |
女性20代 | 10.8件 | 3.7件 | 1.4件 |
女性30代 | 7.1件 | 3.1件 | 1.6件 |
女性40代 | 5.4件 | 2.9件 | 1.2件 |
女性50代 | 5.9件 | 2.1件 | 1.3件 |
全体 | 8.6件 | 3.5件 | 1.5件 |
※2022年に転職した正社員が対象
出典:転職動向調査2023年版(2022年実績)|マイナビ
上記は、マイナビが実施した「転職動向調査」の結果です。多くの年代で、内定をもらうためには10社以上の応募が必要なことがわかります。
とは言っても、内容を吟味せずに10社応募しても意味がありません。自分に合った企業かどうか、確認をしながら求人を選びましょう。
企業選びに悩むなら転職エージェントを頼ると効率的
求人を絞り込めないなら、経験豊富な転職エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。転職のプロが、自身のスキルと希望の条件に合った求人を紹介してくれます。
特におすすめのサービスは「ビズリーチ」です。ハイクラスな求人情報が豊富で、経験や資格を生かして収入アップも狙えます!
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面接に行けないほど応募しすぎた場合の対処法
優先度の高い企業から面接を受ける
求人に応募しすぎた場合、優先度の高い企業から面接を受けましょう。希望企業から内定をもらえれば、すぐに転職活動を終えられます。
また、順番を意識せずに面接を受けると、優先度の高い企業が後回しになる可能性があります。その分、転職活動期間も伸びて体力的にも辛くなるので、面接予定は考えていれるべきです。
面接に行けない企業には断りを入れる
応募しすぎた時は、選考に進まずに断りを入れるのも手です。面接に行けないほどの求人に応募しているなら、興味の薄い企業も多数あるでしょう。
一度、応募した求人をよく見返して、志望度を考えるべきです。20代や30代前半なら10社、30代後半以上なら15社程度を目安に、企業を絞り込むのがおすすめです。
また、断りを入れる際は、電話かメールで企業に連絡を入れましょう。企業側も、転職者の面接のために予定を立てているので、連絡もせず辞退するのは迷惑が掛かります。
転職で応募しすぎてはいけない理由
短期間に面接が集中してしまう
転職で応募しすぎてはいけないのは、短期間に面接が集中してしまうからです。短期間で多くの企業と面接をするのは、精神的にも肉体的にもストレスが溜まります。
もちろん、応募した全ての企業の書類選考に通るわけではありません。とはいえ、人によっては1日に複数社の面接を受けたり、仕事終わりに応募先に行ったりする必要があります。
ちなみに、マイナビの調査結果では、面接に進んだのは応募した企業のうち約40%です。10件に4件ほどは通ると考えて、余裕を持った転職活動をするべきです。
準備期間が足りずに企業研究や面接対策が甘くなる
転職で応募しすぎると、準備期間が足りずに企業研究や面接対策が甘くなってしまいます。毎日面接が入っていては、希望企業についてじっくり調べる時間もとれません。
志望度の低い企業のせいで、本命の対策が疎かになるのは元も子もないです。転職は事前準備が大切なので、応募数を減らして、希望企業の対策に力を入れましょう。
自身に合わない企業に応募する可能性がある
応募した求人が、自身に合わないものばかりの可能性もあります。内定がもらえるか不安なあまり、求人の情報をよく確認せず応募する人はいます。
自身の希望と合わない企業は辞退すればいいですが、連絡を1社1社入れるのは非常に面倒です。無駄な時間を取ってしまうので、できる限り最初から求人を選定して応募するようにしましょう。
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応募しすぎて転職に失敗しないためのコツ
転職の軸を設定する
求人に応募しすぎて失敗しないためには、転職の軸を設定しましょう。年収や勤務地など、譲れない条件をいくつか決めて求人を確認すれば、自然と応募数も絞れます。
反対に、軸がないと、手当たり次第に沢山の求人に応募してしまうかもしれません。興味の薄い企業にしか受からず、満足度の低い転職になる可能性も高いです。
転職の際は、自身の希望と合致した企業を選べるように、軸をしっかりと設定してから臨みましょう。
一度に応募する数に上限を付ける
転職に失敗しないために、一度に応募する数に上限を設けましょう。上限があることで、より求人を確認しながら企業の選定ができます。
応募数は、20代から30代前半の人なら10社、未経験業種・職種を狙う人や30代後半以降の人は20社を目安にすると良いです。
また、どうしても挑戦したい企業がまだあるなら、応募済求人の結果が出てから追加で応募するのも可能です。自分が対応可能な求人数を考えて、無理のない範囲で転職活動をしましょう。
転職エージェントに相談しながら予定を立てる
転職に失敗しないためには、転職エージェントに相談するのも有効です。転職エージェントなら、沢山の求人の中から希望に沿ったものを紹介してくれます。
また、面接の日程も余裕をもって組んでくれます。自分で予定を立てづらい人は、ぜひ利用して無理のない転職活動をしましょう。
特におすすめなのは、マイナビエージェントです。豊富な転職支援ノウハウがあり、充実したサポートが受けられます。自力での転職に行き詰っている人は、登録して相談だけでもしてみると良いです。
転職エージェントによって書類通過率や内定獲得率は変わる
転職エージェントに書類添削を頼む
書類通過率を上げたい人は、転職エージェントに書類添削を頼みましょう。書類添削では、書類の書き方だけでなく、伝えるべき経験やスキルを教えてもらえます。
転職エージェントは、企業とのつながりが深いので、求められているものを把握しています。転職のプロにアドバイスを貰いつつ、応募企業に刺さる内容の書類を書きましょう。
転職エージェントと面接対策をする
内定獲得率を上げたい人は、転職エージェントと面接対策をするべきです。模擬面接では、印象の良い話し方や身だしなみ、マナーなど様々な点からアドバイスがもらえます。
過去の質問から、どういう人材を企業が求めているのかも教えてくれるので、内定獲得率は大きく上がるでしょう。面接対策は1人ではできないため、面接が苦手な人は転職エージェントの利用がおすすめです。
おすすめの転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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ビズリーチ |
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マイナビ エージェント |
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レバテック キャリア |
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ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
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ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
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ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
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ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。
スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
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ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。
より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
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コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査を実施しました。
そこで、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
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ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
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ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
マイナビエージェント
20代〜30代の転職に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
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マイナビエージェントのメリット
- 20代~30代の若い世代に強い
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マイナビエージェントは、若手向けに差別化を図っている転職エージェントです。
登録者の80%以上が34歳以下で、20代に信頼される転職エージェントNo.1にも選ばれています。
若い世代に特化していることもあり、掲載求人は、未経験募集にも積極的な企業が多いです。
- 業界に特化したキャリアアドバイザー
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マイナビエージェントは、各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーを設けています。
専任だからこそ、深い情報をキャッチアップしてくれるため、ピッタリな求人紹介や最適な面接対策を実現しています。
業界だけではなく、女性向けや第二新卒向けなどの属性別キャリアアドバイザーや、関西・東海・九州などエリア特化のキャリアアドバイザーも配属しています。
- 転職サポートが無期限
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マイナビエージェントは、転職サポートに期限を設けていません。多くの転職エージェントは、最大3ヶ月などの期限があるため、転職活動が長引くとサービスを受けられなくなることもあります。
無期限で転職活動できる安心感があるので、早急に転職先を決めなければならないという焦りがありません。
納得いくまで転職先を吟味できるので、入社後のミスマッチも感じにくいでしょう。
マイナビエージェントのデメリット
- ハイクラス求人は少ない
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マイナビエージェントは、ハイクラス求人が少ないです。
年齢制限は無いものの、登録者の80%以上が34歳以下なので、若手向けの求人が多い傾向にあります。
30代後半の方や、高年収を重視した転職活動をしたい方は、優良企業から直接オファーが来る「ビズリーチ」や、年収800万円超の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
- 担当者のサポートにばらつきがある
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マイナビエージェントは、担当者によってサポートのばらつきがあります。
業界ごとの専任キャリアアドバイザーを設けているからこそ、業界の経験値や知識量がサポートの質に反映されやすいです。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアドバイザーの徹底サポートが受けられることです。担当者が合わないと感じたら、早いうちに変更の相談をしましょう。
マイナビエージェントの評判と口コミ
転職エージェントを利用するメリット
無料で利用可能
転職エージェントは、基本的に無料で利用可能です。利用者側には金銭的負担がなく、企業側から紹介手数料を報酬にしているため、就職先が決まっても決まらなくても、最初から最後まで無料です。
非公開の求人情報がたくさんある
転職エージェントは、企業のホームページや転職サイトでは掲載されていない非公開の求人情報が多数あります。就活時に募集がなかった企業の求人があったりと、就職先の幅が広いです。
自分にあった転職先に出会いやすい
転職エージェントは、年収や勤務地、職種など様々な希望条件に沿って転職先を提示してくれます。やりたい仕事が決まっていなくても、希望を丁寧に聞き、どういったキャリアを歩むべきかの相談に乗って貰えます。
就職のプロからの紹介なので、自分にあった転職先に出会いやすく、就活に対するモチベーションが上がりやすいです。
書類審査や合格するためのノウハウを聞ける
転職エージェントは、書類審査や面接などの方法論や戦略を教えてくれます。各業界の風習や傾向、様々な分野から合格事例を駆使したプロの教えは、就職する際の武器です。
一般的なアドバイスだけではなく、個々の業界や企業、面接の担当者の職位にまで合わせた書類・面接対策を受けられることもあり、高い転職成功率も期待できます。
面談から入社までのスケジュールを組んでくれる
就職したい企業と求職者の面談スケジュールや、内定後の入社までのスケジュールなどを転職エージェントが組んでくれます。過密な就職活動で手間を掛けずにスケジュールを調整できるため、精神的余裕が生まれます。
まとめ
転職の際は、10社程度なら「応募しすぎた」とはなりません。マイナビの調査によれば、内定を1つ貰うには、10社ほどの応募が必要です。
また、応募数の目安は年齢や能力によって変わります。転職がしやすいと言われる20代なら10社、スキルのない30代や40代なら20社以上が目安です。
ただし、適当に応募しても意味がないので、しっかりと自分に合った企業を選びましょう。ちなみに、求人選びで苦労しているなら、ビズリーチやマイナビエージェントのような転職サービスを利用するのがおすすめです。